「どこかでお会いしましたっけ?」しばらくぶりのカフェで、一度フラれた相手にそう聞いてしまった話

「どこかでお会いしましたっけ?」しばらくぶりのカフェで、一度フラれた相手にそう聞いてしまった話 恋愛

行きつけの店ができると、通ううちに顔だけ覚える相手が出てくる。いつも同じ時間帯にいる、あの人。話したことはないけれど、たぶん向こうもこちらの存在くらいは知っている——そんな距離の相手を、思い切って誘ってみたことのある人もいるだろう。今回の投稿者はその一歩を踏み出し、丁重に断られた。問題はその先である。しばらく経って店に戻ったとき、彼は相手の顔を思い出せなかった。

何をやらかした?

📌 行きつけのカフェで、同じく常連だった女性をデートに誘い、丁重に断られた投稿者。その後は旅であちこちを回り、店から足が遠のいた。久しぶりに顔を出すと、彼女がこちらを気にしている様子。ところが誰だったのかまったく思い出せず、「どこかでお会いしましたっけ?」と話しかけてしまう。返ってきたのは「一度あなたに誘われました」。以来、お気に入りの店に足が向かなくなった。

事の発端

共通点は「同じ店の常連」だけだった

投稿者にはお気に入りのカフェがあった。用がなくても寄ってしまう、通うこと自体が習慣になっているような店である。そういう店には、同じように通い詰めている顔がいる。彼が気になっていたのも、そんな常連のひとりだった。

ここで彼は、ひとつの推論を立てる。自分がこれだけ気に入っている店に、彼女も同じだけ通っている。ならば感覚の合う相手なのではないか——。冷静に読み返すと、根拠は「同じ店で同じ飲み物を買っている」の一点しかない。だが好意というのは、たいてい根拠より先に結論が出るものだ。

断り方はきれいだった

彼は彼女に声をかけ、デートに誘った。返事は「ノー」。ただし、感じの悪い断り方ではなかった。投稿者自身が「丁重に断られた」と書いているとおり、相手はきちんと言葉を選んで断ってくれている。恥ずかしくはあっても、恨みが残るような別れ方ではなかった。

そして彼は、そこできれいに引き下がった。食い下がりもせず、待ち伏せもせず、ただ日常に戻った。ここまでは、むしろ褒められていい振る舞いである。ほどなくして仕事や移動が立て込み、旅であちこちを回る生活が始まり、彼はしばらくその店から遠ざかることになる。

やらかしの一部始終

戻ってきた店で、視線に気づく

時間が流れ、生活が落ち着き、彼はふとあの店を思い出す。久しぶりに扉を開ける。においも、席の配置も、行列の流れも、以前のままだ。カップを受け取って席につくと、ひとつの視線に気づく。同じ店内にいる女性が、こちらを見ている。目が合っても、すぐには外さない。

彼の中で、その視線は「好意」に見えた。見覚えのある顔だという感触も確かにある。だが、どこで見た顔なのかが出てこない。同じ会社にいた人だったか、旅先で会った誰かだったか、それとも——。思い出せそうで思い出せない、あの一番落ち着かない状態のまま、彼は席を立った。

「どこかでお会いしましたっけ?」

彼女のところまで歩いていって、彼はこう切り出した。「どこかでお会いしましたよね?」。悪気はない。むしろ、こちらを見てくれている相手にきちんと応えたつもりだった。

返事は早かった。彼女の表情がすっと曇り、そして一言。「一度、あなたに誘われました」。
自分が誘った相手だった。断られた相手だった。しかも、その事実を本人の口から教えてもらう形で思い出したのである。店内の空気が一段階だけ重くなる、あの数秒。取り消すことも、言い直すこともできない。彼はもう、その場にいる理由をすべて失っていた。

その後

それ以降、投稿者はその店に行けなくなった。行けば彼女がいる可能性がある。いれば必ず気まずい。彼女のほうも、明らかに機嫌がいいとは言えない状態だという。好きだった店が、行くたびに緊張する場所に変わってしまった。彼自身は「これは自分が悪い」と、はっきり書いている。

彼女の側から見るとどうか。断ったのは自分だから、相手が引きずっていないこと自体はむしろ望ましい。それでも、面と向かって「どこかでお会いしましたっけ?」と聞かれるのは、また別の話である。自分が断ったやり取りが、相手の中では記憶ごと消えていた。しかもその確認作業を、静かにコーヒーを飲んでいた自分の席で、二度目としてやらされた。腹が立つ理由としては、じゅうぶんに筋が通っている。

とはいえ、これを「ひどい男の話」として片づけると、何も残らない。彼がしたのは、誘って、断られて、忘れて、思い出せないまま話しかけた、それだけだ。人の顔と名前と出来事が結びつかなくなる感覚は、たいていの人に覚えがある。今回はその小さな記憶の事故が、よりによって一番当たってはいけない相手に当たった、というだけの話である。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
もう一度行って、また忘れたふりをすればいいんじゃないか。三度目の「はじめまして」が決まった瞬間、これは事故じゃなく芸になる。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
ひどい提案なのに、正直それが一番きれいな終わり方な気もしてきた。店の隅の席を確保して見物したい。

3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
『50回目のファーストキス』(毎朝記憶がリセットされる女性に、男が何度も恋をしなおす映画)方式でいこう。うまくいけば伝説の出会い話になるし、失敗しても彼女が別の店に移るだけだ。どちらに転んでも席は空く。

4. やらかし名無しさん
そんなに大事だろうかこれ。誘って、断られて、引きずらずに前へ進んだ。それだけの話だと思う。覚えていなかったことに腹を立てられても、そもそも知り合いですらない間柄だぞ。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
しかも二度目は誘ってすらいない。彼女がずっとこちらを見ているから声をかけただけで、口説いた場面がどこにも書かれていないんだが。

6. やらかし名無しさん
普通に通えばいい。あの店は彼女の持ち物ではないし、常連の権利は先に来た者のものでもない。コーヒーを飲みに行くだけなら、誰にも遠慮はいらない。

7. やらかし名無しさん
何度読み返しても、二回誘った箇所が見つからない。一回目は確かに誘った。二回目は「どこかで会いましたっけ」だ。これを二度目の誘いに数えるのは、さすがに自分に厳しすぎる。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
本人の中では「話しかけた=口説いた」で処理されているんだと思う。自意識が働きすぎて、実際より重い罪状を自分で作ってしまっている。

9. やらかし名無しさん
気まずくしているのは向こうの都合であって、こちらが店をひとつ手放す理由にはならない。どこかで「人にどう思われるか」を切り上げる線を引いておかないと、行ける店が年々減っていくぞ。

10. やらかし名無しさん
戻るのは賛成。ただし今度は口説かないこと。それさえ守っていれば、そのうち向こうも忘れて、元の空気に戻る。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
また忘れたら守れないのでは。忘れる、話しかける、思い出す、を延々と繰り返す仕組みがもう完成している。

12. やらかし名無しさん
次に二人とも店にいるとき、店員に伝える名前を「ハジメマシテ」にしてみてほしい。呼ばれるたびに空気が動く。聞き取りにくい発音にして何回か言い直させれば完璧だ。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
それはずるい。声を出して笑ったので全面的に支持する。ただし実行したら二度とその店に行けなくなる覚悟はいる。

14. やらかし名無しさん
同じ店の常連というだけで「趣味が合いそう」まで跳べる自信のほうが気になる。それは共通点というより、生活圏がたまたま重なっているだけでは。

15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
共通点ならこれだけある。コーヒーが好き。列に並べる。会計ができる。ここまで揃っていれば運命と呼んでいいと思う。

16. やらかし名無しさん
断ったのは彼女のほうだ。断られた側が引きずらずに忘れていた、というだけの話で、それで怒られるのは筋が違う気がする。覚えていてほしかったのなら、断らなければよかった——とまでは言わないけれど。

17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
そこまで読むのは深読みだと思う。静かにコーヒーを飲む時間を二度も中断された、それだけでうんざりする理由としては十分だろう。

18. やらかし名無しさん
人の顔を見分けられなくなる症状(相貌失認)というのが実際にある。程度には幅があって、配偶者の顔が分からない人もいれば、自分のように髪型が変わったり眼鏡を外されただけでお手上げになる人もいる。自分にとってスーパーマンとクラーク・ケントは本当に別人だ。

19. やらかし名無しさん
自分もやったことがある。バーで盛り上がって番号を聞いたら、すでに電話帳に入っていた。前に会ったときに飲みすぎていて、その日ごと記憶から抜け落ちていたらしい。彼女は最後まで黙って付き合ってくれて、あとで腹を抱えて笑っていた。

20. やらかし名無しさん
開き直ったほうがいい。次に見かけたら笑顔で近づいて、自分から先にネタにしてしまうこと。気まずさというのは、片方が気まずい顔をやめた時点で半分消える。

21. やらかし名無しさん
常連だと認識するくらい何度も見かけていた相手を、そこまできれいに忘れられるものなのか。そこだけが不思議で、さっきから読み返している。

まとめ

誘って断られたことよりも、そのあと相手を思い出せなかったことのほうが尾を引いてしまった一件。海外の反応では「そもそも二度目は誘っていない」「断った側が忘れられて怒るのは筋が違う」という擁護が目立つ一方で、「静かなコーヒーの時間を二度も邪魔された側の気持ちも分かる」という声も少なくなかった。ただ、どちらの立場からも共通して出ていたのは、店に行くのをやめる必要はない、という一点である。気まずさは片方が引き下がった時点で薄れていくもので、席がひとつ気まずいくらいで、好きだった店を明け渡すことはない。

元ソース: 同じ人を二度誘ってしまった話

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