何年も手元に眠っていたイギリスのお札を、今度こそ使い切ろうとイングランドへ乗り込んだアメリカ人の投稿者。ところが手持ちの紙のお札はもう使えず、ロンドンのイングランド銀行(イギリスの中央銀行)で何時間も並んで新しいお札に交換するはめに。しかも、そのとき50ポンド札(1枚で約1万円前後)で受け取ったのが運の尽きでした。旅先のお金をめぐる、二段構えのやらかしです。
※注:イングランド銀行のお札は、2016年から2021年にかけて紙からプラスチック(ポリマー)製に切り替わった。紙の5ポンド札は2017年、10ポンド札は2018年、20ポンド札と50ポンド札は2022年9月末でお店では使えなくなっている。使えなくなった紙のお札も額面の価値は残っていて、ロンドンのイングランド銀行本店の窓口か郵送で、新しいお札などに替えてもらえる。
何をやらかした?
📌 手元に眠っていた古いポンド札を使い切ろうとイギリスへ。ところが紙のお札はもう使えず、イングランド銀行で何時間も並んで新札に交換。その新札を50ポンド札で受け取ったせいで行く先々の店で断られ、もう一度銀行に並んで10ポンド札に替えたものの、旅の終わりで1枚も使えないままアメリカへ持ち帰った
事の発端
手元に眠っていたポンド札の束
投稿者はアメリカに住んでいて、今から2年ほど前、休暇でイングランドを訪れました。手元には、5年以上前のイギリスのお札が束で残っていて、この旅でようやくそれを使えると楽しみにしていました。
着いた途端に「そのお札はもう使えない」
ところが現地に着くと、その古いお札はもう使えないと告げられます。イギリスのお札は紙からプラスチック製に切り替わっていて、古い紙のお札を新しいものに替えるには、ロンドン中心部にあるイングランド銀行の本店まで行くしかない、と言われたのです。
やらかしの一部始終
何時間も並んで、新札は50ポンド札で
投稿者はロンドン中心部まで足を運び、イングランド銀行の建物へ向かいました。何時間も待たされた末に、ようやく窓口の順番が回ってきます。投稿者が冗談めかして「銀行の小鬼たち」と呼ぶ窓口の職員が、古いお札とパスポート、記入した書類を受け取り、新しいお札に替えてくれました。
新しいお札をどう受け取るかと聞かれたので、投稿者は「何枚かは20ポンド札で、残りは50ポンド札で」と答えました。100ポンド札は無いそうなので、いちばん大きいお札で受け取ったわけです。
翌日、50ポンド札がどこでも断られる
翌日、買い物に出かけて50ポンド札で支払おうとしたところで、投稿者は思い知ります。行く先々で、50ポンド札を受け取ってもらえないのです。どうやら偽札が問題になっているらしい、という話でした。
結局、どこへ行ってもクレジットカードで払うことになりました。やっと使えると思っていたイギリスのお金は、使えないまま持ち歩くだけの荷物になってしまったのです。
その後
50ポンド札を小さいお札にくずしてもらえるのは郵便局だけ、と教えられた投稿者は、郵便局をいくつか回りました。しかし、どうやらそのサービスは地元の人向けで外国人は使えないらしく、どこでも断られてしまいます。
最後はもう一度イングランド銀行に足を運び、50ポンド札をすべて10ポンド札に替えてもらいました。ただ、そのころには旅も終わりかけていて、結局1枚も使わないまま帰国。投稿者はいま、アメリカで10ポンド札の束を抱えていて、それを使えるイギリス旅行が次にいつになるのかも分からないそうです。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
偽札が問題っていうより、めったに見かけないから、店の人が本物かどうか見分けられなくて受け取りたがらないんだと思う。こっちに48年住んでるけど、50ポンド札を見たのは人生で2回くらい。20歳の娘たちはたぶん一度も見たことがない。偽物をつかまされたら、5ポンド札とは損の大きさが段違いだしね。おまけに50ポンド札で買い物されて43ポンドもおつりを出したら、ほかのお客さん用の釣り銭がレジから半分消える。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
イギリスに34年住んでて、50ポンド札を見たのは2回だけ。イングランド銀行が100ポンド札を出してないのも、そもそも誰も必要としてないからだよ。たいていの買い物は20ポンド札で足りる。
3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
イギリス人として言わせてもらうと、それはさすがに言い過ぎ。店でもパブでもバーでも働いたけど、お札をチェックして問題がなければ普通に受け取ってたよ。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
結局は店によるんだよな。小さい個人商店はまず受け取らないけど、大手のスーパーやチェーン店ならたいてい大丈夫。レジの人が店長を呼んで確認することはあるけどね。物価も上がったし、50ポンドって昔ほどの大金じゃなくなってきてる。
5. やらかし名無しさん
イギリス生まれで、アメリカに30年以上住んでる。訛りはイギリスのまま。何年も前にイギリスへ行ったときの紙のお札が余ってて、1年くらい前に母に会いに帰ったとき、パブでそれを出したんだ。店員の女の子は、お札が紙からプラスチックに変わったことや交換のしかたを丁寧に教えてくれて、最後に小声でこう付け足した。「……で、何年くらい“中”にいたの?」 しばらく意味が分からなかったけど、イギリス訛りなのにお札が変わったのを知らない=何年か刑務所に入っていた人だと思われたらしい。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
これは笑った。長いこと海外にいただけなのに、出所したての人扱い。それでも交換のしかたを丁寧に教えてくれる店員さんの優しさがまたいい。
7. やらかし名無しさん
50ポンド札って、イギリスじゃちょっと変な存在なんだよ。自分は30歳になるまで実物を見たことがなかった。1枚持ってるだけで、たいていの人には「現金で仕事を受けて税金をごまかしてる職人か、薬の売人か」って目で見られる。何も言わずに受け取ってくれるのを見たのは、カジノくらい。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
観光でやって来ただけの投稿者が、50ポンド札の束のせいで、知らないうちに怪しい人の仲間入り。それはお店の人も身構えるわ。
9. やらかし名無しさん
ちなみにイングランド銀行の公式サイトにも、「ガム1個を50ポンド札で買おうとして断られても、まったく合法」って書いてある。法律で決められた支払い手段(法定通貨)だからといって、店に受け取る義務があるわけじゃないんだよね。
10. やらかし名無しさん
正直、イギリスはもう現金そのものから離れつつある。自分はここ5年くらいお札に触った記憶がないし、カードしか使えない店でお年寄りが怒ってる動画がたまに出回るくらい。そもそも、なんで現金を持ってきたの? ちょっと調べれば、カードをかざすだけで払えるタッチ決済がほぼどこでも使えるって分かったはずなのに。
11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
いや、手元で眠ってたポンド札をやっと使えると思ったから持ってきたんでしょ。家に余ってる外国のお金って、使い切りたくなる気持ちはすごく分かる。
12. やらかし名無しさん
皮肉なのは、50ポンド札の偽札なんて、もともと受け取ってもらえないからそんなに出回ってなかったってこと(偽造されやすいのはむしろ20ポンド札。誰も二度見しないから)。それもプラスチックのお札に変わって解決した。で、そのお札の切り替えこそが、投稿者の苦労の始まりだったという。
13. やらかし名無しさん
ロンドンとその周辺でずっと暮らしてて、もう25年くらい現金を使ってない。数学者アラン・チューリング(第二次大戦の暗号解読で知られる人)の肖像の50ポンド札が出たとき、チューリングにちなんだアート作品と一緒に額に入れて飾りたくて探したんだけど、手に入るまで半年近くかかった。勤め先の経理の人にも「回ってきたら取っておいて」と頼んでたのに、何か月たっても1枚も来なかった。結局、クリスマスの集まりで父が財布に1枚持ってるのが分かったので、それを買い取った。現金はもう死んでるし、50ポンド札はそれ以上に死んでる。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
父親から50ポンド札を「買い取った」って、つまり50ポンド払ったんだよね? 何で払ったのかがいちばん気になる。まさか20ポンド札2枚と10ポンド札1枚?
15. やらかし名無しさん
イングランド銀行の窓口で何時間も待った?? 海外に住んでる親戚が、誕生日やクリスマスのたびにすごく古いイギリスのお札を送ってくるから、自分は年に2回は交換しに行ってる。でも毎回、入口の保安検査も含めて10分で出てこられるよ。前に2人以上並んでたことなんて記憶にない。
16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
紙の20ポンド札と50ポンド札が使えなくなった2022年の秋ごろは、窓口に長い列ができてたって話を聞いた。混み具合は時期によってだいぶ違うんじゃないかな。
17. やらかし名無しさん
アメリカに帰ってから、地元の銀行でドルに替えればいいだけでは? 次のイギリス旅行まで持っておく必要なんてないよ。
18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
両替は手数料やレートで目減りしがちだし、またイギリスに行くつもりなら取っておくのもアリだと思う。チャールズ国王の新しいお札が出たあとも、女王の肖像のお札はそのまま使えるらしいから、今度は大丈夫でしょ。
19. やらかし名無しさん
アメリカ人だけど、ロンドンのフラム地区にある普通の銀行(メトロ・バンク)にふらっと入ったら、50ポンド札をあっさりくずしてもらえたよ。何の問題もなかった。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
だよね。わざわざイングランド銀行まで戻らなくても、街なかの銀行や両替所でダメ元で聞いてみれば、なんとかなった気がする。
21. やらかし名無しさん
自分も似たようなことをやった。去年、25年ぶりにインドネシアに行ったとき、前回の旅で余ったルピアを持っていって「空港で両替しなくていいよ、タクシー代は自分が出すから」と仲間に得意げに言ったんだ。ところが運転手さんは、そんなお札を見たこともなかったみたいで、露骨に嫌な顔をされたよ。
22. やらかし名無しさん
「銀行の小鬼たち」で吹いた。ハリー・ポッターに出てくる、小鬼が働く魔法の銀行かよ。あと投稿者が「ダウンタウン・ロンドン」って書いてる、その時点でアメリカ人なのがバレバレ。こっちでそんな言い方をする人はいないよ。
まとめ
お札の切り替えと、受け取ってもらえない50ポンド札。二重の壁にぶつかった投稿者でした。海外の反応では、地元の人でも50ポンド札はめったに見ないという声が多く、断られる理由は偽札より「見慣れない」「釣り銭が足りない」ことだという指摘が目立ちました。「普通に受け取る」「大手チェーンなら大丈夫」という反論もあり、結局は店しだい。旅先で現金を受け取るなら小さいお札で、という教訓が残る話です。
元ソース: イギリスで50ポンド札を受け取ってしまった話


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