1歳2か月の娘がベビーチェアでギャン泣きするようになった日、私は「もう成長しちゃったんだな」と勝手に判断した。フェイスブックのフリマに出すため、丸2時間かけて磨き上げ、家具を動かして写真撮影、そしてポエムみたいな出品文まで書き上げた。──そこに妻が現れた。彼女が引き出しから差し出したのは、私が一度も開いたことのなかった「取扱説明書」だった。
何をやらかした?
📌 娘がベビーチェアで暴れるから「卒業した」と思い込み、丸2時間かけて売る準備をしたら、妻に「それ調節できるからまだ使えるよ」と取説を渡された父親の話。
事の発端
娘がついにベビーチェアを卒業したと思った
娘は1歳2か月。最近はベビーチェアのベルトをよじ登って絶叫するようになっていた。「ああ、もうサイズが合わないんだな。卒業の時期だな」と私は判断した。先回りして動ける、デキる父親でいたかったのだ。物がたまる前に、フェイスブックのマーケットプレイスで売ってしまおう。買い手にはきれいな状態で渡したい。
本気の出品準備、丸2時間
カピカピになったサツマイモのカスをこすり落とすこと約1時間。光の当たり方が悪いと感じてソファまで動かした。出品文には「我が子の成長の節目に、次の家族へバトンタッチします」みたいな、なぜか妙に情緒的な一文を書き添えた。あらゆる角度から写真を撮るマルチアングル撮影会の真っ最中だった。
やらかしの一部始終
「家具で何やってんの?」
そこへ妻が部屋に入ってきて、こう聞いた。「家具をどうしようっていうの?」私は胸を張って答えた。「もう娘にはサイズが合わないから、フェイスブックで売って、代わりに食卓用のブースターシート(補助椅子)を買おうと思って」。
差し出された取扱説明書
妻は静かにこう言った。「それ、子どもの成長に合わせて調節できるベビーチェアだよ。今の娘にちょうどいいサイズになってる」。それ以上は何も言わず、ガラクタ入れの引き出しからスッと取り出したのは──私が一度たりとも開いたことのなかった、製品の取扱説明書だった。読んでみて愕然とした。このベビーチェア、ボタン1つで形が変わる、トランスフォーマーみたいな設計だったのだ。私が必要だったのは、新しい椅子じゃない。「説明書を読むこと」だった。
その後
その夜、設定を直したベビーチェアに座った娘は、まるで一人前みたいに私たち夫婦と同じ高さで食卓についた。生まれて初めての光景だった。私はその姿を見ながら、「ピカピカに磨き上げて売り飛ばそうとしていた1時間」のことを思い返していた。──たぶんこのベビーチェア、これから10年、いや、もしかしたらずっと家にあり続けるんだろうな。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
朗報があるよ。せっかくピカピカにしたそのベビーチェア、娘さんが食事中にまた全力でグチャグチャにしてくれるから安心して。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
そうか……俺の2時間の労働は、サツマイモの記憶として遠い昔話になるわけか。
3. やらかし名無しさん
そもそも「もう汚かったんだから、いい機会だったじゃん」って話よ。売る予定なくても掃除はする。
4. やらかし名無しさん
夫婦の共有物を妻に相談なく売ろうとするのは、毎回トラブルの種だぞ。掃除はえらい。けど何を売ろうとしてるかくらい確認しような。
5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
わかる。うちも子どもいるけど、毎日使ってるアイテムを相談なく売り飛ばすのは想像できない。許可じゃなくて「段取り」の話なんだよね。次のごはんは数時間後だぞ、代わりの椅子は用意できてるのか、って。
6. やらかし名無しさん
要するに、奥さんがちゃんと商品を調べて買ってきたベビーチェアを、夫が「合ってない」と勘違いして勝手に処分しようとしたわけよね。掃除以前にコミュニケーションがバグってる。
7. やらかし名無しさん
取説は絶対に読むタイプ。仕事でもプライベートでも、説明書を読まない人が「壊れた」と言って手放した中古品を安く買って、何度も得をさせてもらった。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
わかりみ。前に「動かない」っていう新品同様の商品を激安で買って、家で確認したら部品の左右を取り違えてただけ。直すのに2分かからなかった。
9. やらかし名無しさん
このやらかし、本質は「説明書を読まなかった」じゃなくて「妻に確認しなかった」だよ。娘さんがまだ椅子を使ってる段階で、卒業したかどうかも一言聞かないのは衝動的すぎる。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
しかも代わりも準備せずに、ね。ベビーチェアからいきなり大人用の椅子に座らせるつもりだったの?
11. やらかし名無しさん
「永遠に手放せなくなった」とか大げさすぎ。掃除しただけでしょ、何そんな悲劇に仕立てあげてんの。
12. やらかし名無しさん
そのベビーチェア、娘さんがおばあちゃんになっても座ってそうだな。
13. やらかし名無しさん
出品用の写真撮影で、普段の食事中にされた以上の念入りな掃除が施されたって事実、みんな気づいてる。
14. やらかし名無しさん
任務は失敗したが、結果は成功。娘さんはピカピカの椅子を手に入れ、お父さんは……まあ、ちょっとだけ威厳が残った。
15. やらかし名無しさん
「家具をどうしようっていうの?」って聞いてきたのが奥さんだったの読み飛ばしてて、1歳2か月の娘がそう問いただしてるのかと思ってた。
16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
1歳2か月の娘もまったく同じ疑問を抱いてたよ。ただ、まだ汚い言葉を使うのを許されてないだけ。
17. やらかし名無しさん
うちも昔、まったく同じ本棚をイケアで4つ買ったとき、3つ組み立て終わった俺が4つ目の説明書を熟読してたら妻に「もう3つ作ったんでしょ?なんで読むの?」って聞かれた。「3つともちゃんと読んで作ったからだよ」って答えた。説明書は毎回読む派なんだ。
18. やらかし名無しさん
2分で読める説明書を読まずに、2時間かけて働いた男。
19. やらかし名無しさん
ちなみにそのベビーチェア、有名な「成長に合わせて変形する系」のやつで、赤ちゃんイス→踏み台→普通の椅子に形を変えるんだよ。一生モノ。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
うちにもそれある。「赤ちゃん」だった子が今年13歳になった。まだ現役。
21. やらかし名無しさん
普段から週1で一緒に念入りに掃除してあげてくれよ、お父さん。
まとめ
「先回りして動けるパパ」になろうとしたら、実は妻のリサーチ済みの一品を勝手に売り飛ばそうとしていたという、ありがちで微笑ましい家庭のやらかし。海外の反応では「説明書読め派」と「妻に相談しろ派」が拮抗していたが、最終的には「ピカピカになったし結果オーライ」というオチに落ち着いた。週末DIY前にまず一息、説明書とパートナーへのひと声を忘れずに。
