「やるべきことは全部やったのに、最後の仕上げだけ忘れてた」結婚前に弁護士と作った婚前契約書、5年後に銀行で写しを求められて…

「やるべきことは全部やったのに、最後の仕上げだけ忘れてた」結婚前に弁護士と作った婚前契約書、5年後に銀行で写しを求められて… 家族

結婚前に、弁護士に頼んで婚前契約書を作った。夫婦で長い時間をかけて話し合い、何を分けておくかも2人で決めていた。あとは署名するだけ――のはずが、2人とも「相手が手続きを済ませてくれた」と思い込んだまま5年。妻の事業ローンの借り換えで銀行に写しを求められ、初めて誰も署名していなかったことが分かった。

※注:婚前契約は、結婚する前に、離婚などの場合に財産をどう分けるかを2人で取り決めておく契約。日本ではなじみが薄いが、海外では、結婚前からの事業や相続する財産がある人などが結ぶことがある。結婚したあとで同じような取り決めをするのが「結婚後の契約」。公証は、公証人という立会人の前で本人が署名し、その署名が本人のものだと証明してもらう手続き。細かい決まりは国や地域によって違う。

何をやらかした?

📌 結婚の2か月前、弁護士が作った婚前契約書が届いた。投稿者は印刷して読み、メモを書き込んで台所のカウンターに置き、妻に「いつでも見られるよ」と伝えた。それから5年。妻の事業ローンの借り換えで、銀行から契約書の写しを求められた。投稿者は「妻が公証と提出を済ませた」、妻は「印刷した夫がやった」と思い込んでいて、実は2人とも署名すらしていなかった。書類は5年間、自宅の仕事部屋のフォルダに入ったまま。今から作り直すなら、費用も手間も増える「結婚後の契約」になる。

事の発端

結婚前に決めた「分けておくもの」

投稿者いわく、これは先月の出来事で、今もその後始末に追われている最中だという(投稿は2026年1月)。

投稿者と妻が結婚したのは5年前。式の前に、2人は婚前契約について長い時間をかけて話し合った。妻には、投稿者と出会う前に自分で立ち上げた事業がある。投稿者のほうは、祖父母から財産を相続することになっていた。この先ややこしいことにならないよう、いくつかのものは分けておこう。そこは2人の意見が一致していた。

弁護士に頼んで、書類はできあがった

2人は弁護士を探し、そろって相談に出向いて、どうしたいかをひととおり話した。弁護士は書類一式を作り、内容を確認して署名するようにと2人に送ってきた。

式の2か月ほど前のことだ。2人とも、結婚式の準備で手いっぱいだった。

やらかしの一部始終

台所のカウンターに置いた書類

投稿者は書類を印刷して読み通し、気になるところにメモを書き込んだ。それを台所のカウンターに置き、妻に「準備できてるから、見たいときにいつでも見て」と声をかけた。妻は「わかった」と答えた。

話はそこから、一気に先月まで飛ぶ。

銀行に写しを求められて

妻は自分の事業のローンを借り換えることになった。銀行からは、どの資産が妻個人のもので、どれが夫婦の財産なのかが分かる書類を出すよう求められた。妻が婚前契約のことを話すと、銀行はその写しを出してほしいと言ってきた。

妻は投稿者に電話をかけ、署名した書類をどこにしまったのかと尋ねた。投稿者は、妻が目を通したあと、公証を受けて提出するところまでやってくれたものだと思っていた、と答えた。ところが妻は妻で、印刷したのは投稿者なのだから、そこから先も投稿者がやっているものだと思っていた。

5年間、フォルダの中に

つまり、2人とも署名していなかった。どこにも、何ひとつ提出していなかった。2人そろって「相手が手続きを済ませてくれた」と思い込んでいたのだ。書類は5年間、自宅の仕事部屋にあるフォルダに入ったままだった。

その後

弁護士に相談すると、今からでも「結婚後の契約」なら結べると言われた。ただし、2人はすでに結婚しているので、婚前契約より費用も時間もかかるうえ、盛り込めることと盛り込めないことについての決まりも違ってくるという。しかも妻の事業はこの5年で大きく成長していて、守るべきものは当時よりずっと多い。話は前よりややこしくなっている。

それでも、夫婦仲が険悪になったわけではない。投稿者は本文をこう結んでいる。

「ケンカにはなっていない。でも、2人とも自分たちがバカみたいだと思ってる。気の重い話し合いもしたし、弁護士にもお金を払ったし、やるべきことは全部やった。それなのに、最後の仕上げだけ……忘れてた」

コメント欄では、「公証なら2人そろって公証人の前で署名するはずで、片方に任せられる手続きじゃない」という指摘が相次いだ。投稿者は「弁護士が、まだ公証人の前で署名しに行く必要があるって、もっとはっきり説明してくれるべきだった」と返したが、この返信には低評価が集まった。一方、「どう見ても夫婦チームのやらかし」というコメントには、「夫婦そろっての間抜けなミスだったけど、少なくとも2人の考えは今も同じだし、結婚後の契約でなんとかする」と答えている。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
どう見ても夫婦チームのやらかしだね。でも、まだ結婚後の契約って手が残ってるし、2人の考えが今も一致してるなら、まだ救いがあるよ。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
ほんとそれ。これ、何倍もこじれててもおかしくない話だった。「ケンカにはなってない、2人ともバカみたいだと思ってる」って、夫婦としてはむしろ健全だと思う。

3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
(投稿者)夫婦そろっての間抜けなミスだったけど、少なくとも2人の考えは今も同じだし、結婚後の契約でなんとかするよ。

4. やらかし名無しさん
公証が必要な書類なら、2人とも公証人の前で署名しなきゃいけなかったはず。カウンターに置いて奥さんに任せただけじゃ、手続きを済ませたことにはならないよ。結局、どっちも署名してないんだから。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
しかも置いてあったのは、自分でメモを書き込んだ紙でしょ。署名したとも書いてない。奥さんがそれをきれいに刷り直して、公証人の前で2人分署名してくると思ってたの? 投稿者もその場にいなきゃいけないのに。書いてある流れのどこで「済んだ」と思えたのか不思議。

6. やらかし名無しさん(>>4への返信)
公証人をやってるけど、そこを知らない人は実は多いよ。その場にいない人がもう署名した書類を持ってきて、「母が委任状に署名したので、公証してもらえますか」なんて頼まれるのも珍しくない。公証はハンコを押せば書類が有効になるもの、と思われがちなんだよね。本当は、署名したのが本人で間違いないと確かめる手続きなんだけど。

7. やらかし名無しさん
2人で公証人の前で署名しなきゃいけないって、弁護士は最初に説明しなかったのかな。問題はそこだと思う。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
(投稿者)ほんとにそう。まだ出向いて、公証人の前で署名しなきゃいけないってことを、弁護士にはもっとはっきり言ってほしかった。

9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
2人とも大人なんだから、何をすればいいかくらい自分たちで確かめられたでしょ。奥さんに押しつけようとして、それがダメなら今度は弁護士のせい? いやいや……

10. やらかし名無しさん
なんで当時もっと真剣に取り組まなかったのか、正直よく分からない。そこまで時間を取られるものじゃないよ。自分も去年やったけど、頭の中で想像してたのとは全然違って、あっさり終わった。まあ5年前はどうだったか知らないから、ちょっと厳しすぎる見方かもしれないけど。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
式の2か月前で、2人とも準備に追われてたって書いてあるじゃん。あの時期に、書類のあと一歩が頭から抜け落ちるのは分かる気がするよ。

12. やらかし名無しさん
最近、結婚後の契約を結んだ者です(ついでに言うと弁護士。ただし専門はまったく別の分野)。この弁護士、ちょっと吹っかけてない? 結婚の前と後で盛り込める内容の決まりが違うなんて聞いたことがないし、あったとしても細かい話だと思う。中身が同じでいいなら、結婚したことと今の財産を反映して手直しするくらいで、1〜3時間の仕事じゃないかな。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
私も専門外の弁護士だけど、うちの州だと違いはあるよ。婚前契約なら財産や借金を正直に開示する義務はないけど、結婚後の契約だと、財産をすべて正直に開示しなきゃいけない。

14. やらかし名無しさん
これがドロドロの離婚の最中に発覚してたらと思うと、想像するだけで胃が痛い。5年間フォルダに入ってたのが、署名のない紙だったなんて。

15. やらかし名無しさん
この話の教訓。婚前契約を結ぶなら、結婚の届け出と同じように、結婚式の準備のやることリストにちゃんと入れておけってこと。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
届け出といえば、友達夫婦は結婚して20年後に離婚しようとしたら、どっちかが結婚の届け出をし忘れてて、そもそも法律上は結婚してなかったと分かったらしい。

17. やらかし名無しさん
そっちの国でどうなってるかは知らないけど、うちの国なら、いったん離婚して、婚前契約を結んでから再婚するって手もある。揉めてない離婚なら早いし安いし。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
(投稿者、このコメントを読んでしばし考える)「ねえ、いい知らせと悪い知らせがあるんだけど。いい知らせは、婚前契約、やっぱり結婚前に結べるかもしれないってこと!」

19. やらかし名無しさん
あえて逆のことを言うと、5年やってきて、この件でもケンカにならずに済んでるなら、いちばん大変な時期はもう越えてるんじゃない? 本当にまだその書類が要るのか、2人で考え直してみてもいいと思う。まあ、奥さんの事業がそこまで大きくなったなら、費用は払えそうだけど。

20. やらかし名無しさん
婚前契約なんて、うまくいかない前提で結婚しますって言ってるようなもんでしょ。うちは結婚して26年、財産は最初から全部いっしょくた。後悔なんてひとつもないよ。

21. やらかし名無しさん(>>20への返信)
今回のきっかけは離婚じゃなくて、奥さんの事業ローンの借り換えだよ。銀行に、どれが奥さん個人の資産なのかを聞かれたって話でしょ。離婚する気があるかどうかとは別の問題だと思う。

22. やらかし名無しさん
同じく、まったく同じミスをした。婚前契約を結ぼうと決めて、内容も合意して、署名以外の手順は全部やった。結婚して11年、結婚後の契約もまだ手をつけてない。そのかわり、個人のお金も事業のお金も全部別々にして、共通の口座を1つだけ作って2人で同じ額を入れ、家の出費は全部そこから払ってる。

まとめ

弁護士に婚前契約書まで作ってもらいながら、夫婦そろって「相手が済ませた」と思い込み、5年間署名しないままだった投稿者。コメント欄では「公証は2人とも立ち会わないとできない」という指摘が相次ぎ、弁護士のせいにした返信はたしなめられた。それでも目立ったのは、ケンカにならず「2人ともバカだった」と言い合える夫婦なら大丈夫、という声。書類は、最後のひと手間まで済ませて初めて「終わり」だ。

元ソース: 夫婦の大事な書類、相手が済ませてくれたと思い込んでいた話

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