RSSヘッドライン

「イヤホン、何かおすすめある?」と客に聞かれ、自分のAirPodsを新品iPhoneに繋いだ販売員のその後…

「イヤホン、何かおすすめある?」と客に聞かれ、自分のAirPodsを新品iPhoneに繋いだ販売員のその後… 職場

携帯ショップで機種変更をしていたら、店員さんが「使い方は簡単ですよ」と自分のイヤホンを取り出して、その場で実演してくれた——親切な店員さんだな、で終わるはずでした。ところがその日、買ったばかりの大画面iPhoneに大写しになったのは、接続画面と、そこに堂々と並んだイヤホンの「名前」。数週間後、この店員は職を失うことになります。

※注:アメリカの小売チェーンでは、遅刻・欠勤や客からの苦情があるたびに「書面での注意記録」が人事に残り、これが一定数たまると解雇の理由になります(多くの州では、会社が理由を細かく問わずに解雇できる「随意雇用」が原則)。今回の話も、この仕組みが前提になっています。

何をやらかした?

📌 大手携帯キャリアのショップ販売員(当時23歳)が、客の新品iPhoneに自分のAirPodsをつないで「操作はこんなに簡単ですよ」と実演。すると画面いっぱいに、友人が勝手に付けたきわどい下ネタのデバイス名が表示された。夫は大爆笑したが妻が激怒して本社に苦情を入れ、もともと勤怠で注意記録が溜まっていた投稿者は、記録の累積を理由に解雇された。

事の発端

イヤホンを何個売れるかの社内コンペ

投稿者は当時23歳(今は26歳)、大手携帯キャリアの直営ショップで働く販売員でした。ちょうど店内では「iPhoneの機種変更にワイヤレスイヤホン(AirPods)を何セット付けられるか」という、軽いノリの社内コンペが行われていたそうです。海外の携帯ショップでは、付属品や追加回線を勧めるのは販売員の義務のようなもので、勧めなければ勧めないで注意されます。つまり彼は、ごく普通に仕事をしようとしていただけでした。

急ぐ妻と、無口な夫

そこへ来店したのが、40代後半から50代半ばと思われるご夫婦。用件はiPhoneの機種変更です。投稿者は最新モデルの違いや容量の選び方をひと通り説明し、データ移行の作業に入りました。ただ、妻の方はどこか帰りたそうにそわそわしており、夫は夫で表情の読めない「壁」のような人。移行の待ち時間はイヤホンを勧める絶好のタイミングなのですが、妻は「ご興味は——」の途中で毎回ぴしゃりと会話を切ってきます。投稿者もそこは察して、売り込みは一度で引っ込めました。

やらかしの一部始終

夫の方から「イヤホン、何かおすすめある?」

データ移行が終わりかけた頃、それまで黙っていた夫が、こう聞いてきたのです。「イヤホンって、何かおすすめある?」——販売員にとってこれ以上ないパスです。投稿者はAirPodsを取り出し、周囲の音を消してくれる機能や便利な点を説明しました。しかし夫は乗り気ではありません。「そういうのは、設定とかが複雑なんでしょう」。ここで投稿者の営業魂に火が付きました。いいえお客様、簡単さは今この場で証明できます。ちょうど夫のiPhoneは移行が完了したところ。彼は自分のポケットからマイAirPodsを取り出し、「接続のやり方をお見せしましょうか」と提案。夫は快諾し、妻は明らかに不服そうでしたが、そのまま実演が始まりました。

新品の大画面に浮かんだ、読み上げてはいけない名前

ペアリングの瞬間、買ったばかりの大きなiPhoneの画面に、太い文字でこう表示されました——所有者名として設定されていたのは、性的な意味の露骨な英語スラング。日本語に直訳したら、そのまま伏せ字になるレベルの下ネタです。しかも投稿者本人はその名前を知りませんでした。正確には、ずっと前に友人がふざけて設定したのを、すっかり忘れていたのです。凍りつく投稿者。そして夫は、あろうことか画面に顔を近づけて読もうとします。数秒フリーズしたあと、夫は爆笑しました。投稿者はいったん胸をなでおろします——が、その笑い声につられて妻が夫の肩越しに画面をのぞき込み、息をのみました。「プロ意識のかけらもない!」と大声で騒ぎ始め、その騒ぎを聞きつけた店長が駆けつけます。妻は店長に向かって投稿者への不満をまくし立て、画面を指差しました。画面には、例のイヤホン名がまだ誇らしげに表示されたままでした。

その後

店長は画面を見て目を丸くしましたが、投稿者いわく「にやけそうになるのを必死でこらえていた」とのこと。とりあえず彼を奥へ追いやり、投稿者はバックヤードで息ができなくなるほど笑い転げたそうです。あまりに馬鹿馬鹿しい状況でした。しかし、笑い話で終わりませんでした。数週間後、妻が本社のお客様窓口に電話で苦情を入れ、投稿者には本社から正式な注意記録が付きます。彼はもともと遅刻・欠勤で注意記録が溜まっており、いわば薄氷の上に立っている状態。今回の一件がとどめとなり、記録の累積を理由にあっさり解雇されました。もっとも本人は、本命の仕事の選考結果を待っていた時期で、どのみち辞めるつもりだったとのこと。投稿者はスレッドに二つの追記も残しています。ひとつは「40〜50代を『おばさん』呼ばわりしたのは謝ります。ただ態度は年配そのものでした」。もうひとつは「押し売りだと言われますが、イヤホンの話を振ってきたのは夫の方です。断られた時点で売り込みはやめました。そもそも、あの名前が付いていること自体を忘れていたんです」。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
「年配のご夫婦」と書いておいて、括弧の中が「40代後半から50代半ば」なの、地味に心をえぐってくるからやめてくれ。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
まったく同じことを思った。来週40歳になる身としては、もう人生が終わった気分でいたのに、たった今その傷にもう一段深く刃が刺さった。

3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
安心してくれ、42歳になれば良くなる。「生命と宇宙と万物についての究極の答え」が手に入るからだ(※SF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』で、その答えが「42」とされているネタです)。

4. やらかし名無しさん
真面目な話、どういう思考回路をたどれば、そのイヤホン名を何年も放置できるんだ。私物だとしても、いつか誰かの画面に映る可能性は考えなかったのか。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
五年ほど前、当時の彼女のスマホの端末名を悪ふざけで下品なものに変えたんだが、彼女はずっと直さなかった。数年後、オンライン会議の参加者名としてその名前が全社に表示されていたよ。

6. やらかし名無しさん(>>4への返信)
うちの仕事用パソコンは今でも「男の隠れ家」って名前だし、外付けドライブの名前は口に出せない類のやつだ。デバイス名の下ネタは世界共通の風土病だと思ってる。

7. やらかし名無しさん
そもそも「イヤホン何かおすすめある?」と聞いてきたのは夫の方だぞ。押し売りだと責めてる人たちは本文を読み直したほうがいい。客が聞いたから答えた、それだけの話だ。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
勧めること自体は否定しないが、引き際を覚えるべきだとは思う。断られてるのに台本を最後まで読み上げる販売員は、本当に空気が読めていない。

9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
その台本、読まないと本人が注意記録を食らうんだよ。付属品や追加回線を勧めなかったという理由で、最悪クビまである。生活がかかってる人間に「空気を読め」は少し酷だ。

10. やらかし名無しさん
いちばん謎なのは妻の行動。夫は腹を抱えて笑ってるのに、わざわざ数週間かけて本社の窓口に電話するって、どれだけ根に持ってるんだ。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
夫より先に意味を理解してしまった自分が恥ずかしかった説を推したい。夫は数秒フリーズしてから笑い出したのに、妻は一目で読解して息をのんでるからな。

12. やらかし名無しさん
「プロ意識に欠ける」という指摘自体は正論だと思う。私物の機器を客の端末につなぐのは、多くの店で規則的にアウトだ。実演用のデモ機を使うべき場面だった。

13. やらかし名無しさん
とはいえ、それでクビは重すぎないか。悪意はゼロ、実害もゼロ、被害者は爆笑。せいぜい上司から「デバイス名を直せ」と言われて終わる程度の話だろう。

14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
解雇理由は今回の件そのものじゃなくて、勤怠で溜めていた注意記録の累積だよ。今回のはあくまで最後の一押し。真犯人は遅刻と欠勤だ。

15. やらかし名無しさん
店長が画面を読んで、笑いをこらえるために口をぎゅっと結んだという描写が全てを物語っている。この店長、内心では絶対にこの話を飲み会で十回は使ってる。

16. やらかし名無しさん
教訓:デバイス名は定期的に点検すること。イヤホンだけじゃなく、パソコン名、Wi-Fiの名前、ファイル共有時に表示される名前も全部だ。恥は忘れた頃にやってくる。

17. やらかし名無しさん
「操作はこんなに簡単ですよ」と言った直後に、店内でいちばん複雑で気まずい状況を作り出しているの、ある意味で才能だと思う。実演としては完璧に失敗している。

18. やらかし名無しさん
この掲示板でも屈指の、本物のやらかしだ。教訓はひとつしかない。何であれ、そういう名前を付けるな。私物であっても、だ。

19. やらかし名無しさん
救いは、本人が別の仕事の選考結果を待っていた時期だったこと。どのみち辞めるつもりだった職場を、最高に語り継げる形で去ったと考えれば悪くない。

20. やらかし名無しさん
40代の話に戻すが、私は今47歳で、この十年が人生で最高の時期だ。やりたいことをやれる余裕もあるし、他人の目を気にしない図太さも手に入る。だから来週40になる人、心配しなくていい。

まとめ

客に「操作は簡単です」と証明しようとして、代わりに友人のいたずらを全世界に証明してしまった販売員の話。コメント欄では「押し売りが悪い」「いや聞いたのは夫だ」「そんなことでクビは重すぎる」と意見が割れつつ、最も多かったのは「40〜50代を年配扱いするな」という抗議でした。デバイス名は、忘れた頃に一番見られたくない画面に出てきます。今すぐ確認しておきましょう。

元ソース: 私物のイヤホンを営業の実演に使ってクビになった話