大学の清掃員として働く投稿者には、もう一つの顔があった。障害のある人たちの生活をサポートする仕事だ。その現場では「乱暴な頼み方」をされたとき、決まったセリフでやんわり返すよう訓練されている――「すみません、それが(人に物を)お願いする態度ですか?」。ある日、ガラス扉を磨いていた投稿者の背後から、教授が高圧的に用件を言いつけてきた。次の瞬間、口が勝手にあのセリフを再生してしまったのである。
何をやらかした?
📌 大学清掃員の投稿者が、上から目線で用件を言いつけてきた教授に対し、別の仕事で訓練された反射セリフ「それが人にお願いする態度ですか?」をうっかり返してしまった。言い終えてから自分の失言に気づいて慌てて謝罪。ところが教授のほうも非を認めて謝ってくれ、後日「人事に報告しないでくれてありがとう」とお礼を言う展開になった。
事の発端
二つの仕事を掛け持ちする投稿者
投稿者は大学で清掃員として働きながら、もう一つ別の仕事も持っている。障害のある人たちの日常を支援する仕事だ。利用者が乱暴な言い方で何かを要求してきたとき、支援者は感情的にならず、落ち着いた決まり文句で「お願いの仕方」を思い出してもらうよう研修を受けている。
染みついた決まり文句
その決まり文句が「すみません、それが(人に物を)お願いする態度ですか?」だ。利用者を責めるためではなく、丁寧な頼み方を優しく促すための言葉。毎日のように口にしているうちに、投稿者の中では半ば反射のように体に染みついていた。仕事のスイッチを切り替えるのは、思っているより難しい。
やらかしの一部始終
背後から飛んできた命令口調
その日、投稿者は大学のガラス扉を磨いていた。すると背後から教授が近づいてきて、こう言い放った。
「清掃員さん、私の部屋のゴミ箱を忘れてるわよ。片付けてちょうだい」。「お願い」でも「すみません」でもなく、完全に部下に指示を出すような物言いだった。
口が勝手に動いた瞬間
何かを考えるより先に、投稿者の脳は自動的にいつものモードへ切り替わってしまった。出てきた言葉はこうだ。
「すみません、それが(人に物を)お願いする態度ですか?」。ほんの一拍遅れて、自分が今どこで誰に向かって何を言ったのかを脳が理解した。相手は障害のある利用者ではなく、れっきとした大学教授である。血の気が引いた。
慌てての釈明
投稿者はすぐに謝り、「実はもう一つ別の仕事をしていて、そこでこう返すよう訓練されているんです。つい口が勝手に……」と必死で事情を説明した。すると教授は気を悪くするどころか、自分の言い方がきつかったことを認めて謝ってくれた。ちなみに、その日ゴミ箱の担当をしていたのは投稿者ではなく同僚だったというオチもついている。
その後
その場はお互いの謝罪で丸く収まったものの、投稿者は内心ずっと冷や冷やしていた。清掃員という立場で教授に「お願いの仕方」を説教してしまったのだ。後日、その教授とまた顔を合わせる機会があり、投稿者は思い切ってお礼を言った。「人事に報告しないでいてくれて、本当にありがとうございます」。教授は報告などしていなかった。むしろ自分の態度を反省していた側だったのだから。結果として、誰も傷つかず、ちょっとだけ世界の風通しが良くなった一件だった。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
そもそもの話、失礼な物言いに正しく返しただけの相手を、わざわざ人事に報告するような感じの悪い人っているの? 投稿者が怯える必要なんて1ミリもなかったと思うよ。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
それがいるんだよ。自分のきつい言い方を棚に上げて、やり返されたほうを「攻撃された」と感じる人。で、相手が黙るまで圧をかけてくる。脅威に感じたものを潰したいだけなんだけどね。
3. やらかし名無しさん
似た話。仕事のビデオ会議中、若い同僚が画面の向こうで「パパ! ドア開けてー!」って叫んだのね。そしたら俺の父親モードが発動して、思わず「……『お願い』は?」って返しちゃった。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
それで同僚はどうなったの(笑)。
5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
笑えるのが、本人も俺も状況を理解する前に、同僚が反射的に「お願いします!」って叫び返してたこと。大人だってたまには礼儀を思い出させてもらう必要があるんだな。
6. やらかし名無しさん
いい大人の教授が、清掃員にちょっと言い返されただけで人事に泣きつくかもって構図、改めて文字にするとなかなかすごいな。しかも報告されなかったことにお礼まで言わなきゃいけないの? 職場の力関係というやつが透けて見える。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
いやマジで、ただクビになりたくなかっただけなんだよ……。立場が弱いと、正しいこと言った側がビクビクする羽目になる。
8. やらかし名無しさん
昔、大学で働いてたとき、ある教授と揉めたことがある(向こうは教授だって名乗りもしなかった)。あいつ、俺をクビにしようとしてきたよ。でも、機嫌を取らなかった以外に何も悪いことはしてないから、結局うやむやに。学校側はちゃんとした理由がないとクビにできないんだ。訴えられるのを本気で恐れてるからね。
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
自分の非を認めて謝れるって、それだけで結構な精神力がいるんだよね。今回の教授、ちょっと見直したわ。
10. やらかし名無しさん
ここは中世じゃないんだから、職業で人間の上下が決まるわけがない。投稿者は失礼な相手に「失礼ですよ」と伝えただけ。もし人事がそれで投稿者を罰したなら、今度はこっちが堂々と言い返していい話だよ。
11. やらかし名無しさん
本当に笑ったのは投稿者の釈明の中身。要は「あなたを、礼儀を学んでいる最中の人だと一瞬間違えました」って言ってるようなものだからね(笑)。
12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
しかもその理屈でいくと、礼儀を学んでる途中の人ですら丁寧にお願いするよう求められてるわけで。あの教授、あとで一人になってから少し考えたんじゃないかな。
13. やらかし名無しさん
やらかしでも何でもない。人は立場に関係なく、お互いを敬うべきでしょ。そもそも清掃員さんに横柄な態度を取る神経が分からない。
14. やらかし名無しさん
うちの職場では、清掃担当の人にいつも飲み物やお菓子を差し入れしてる。そのぶん、困ったときはすぐ助けてくれるんだ。偉そうにして気持ちよくなるより、頼れる仲間がいるほうが百倍得なのに、なんでわざわざ敵を作るかね。
15. やらかし名無しさん
俺は実際に大学の教授をやってる側だけど、投稿者は完全に正しいことをしたと思う。一部の教員は、もう少し自分を客観視する練習をしたほうがいい。肩書きで偉くなった気になっちゃう人が確かにいるんだ。
16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
現役の先生からこの意見が出るの、めちゃくちゃ重みあるな。博士号を取るほど勉強しても、人付き合いのマナーは別腹なんだよね。
17. やらかし名無しさん
誰もが一度は失礼な相手に言ってやりたいと思うセリフを、投稿者は反射でやってのけた。クビになるリスクさえなければ、これほど痛快なことはないよ。教授を一本取った気分、ちょっとうらやましい。
18. やらかし名無しさん
その教授、これから一生「自分の言い方ひとつで、相手が反射的にたしなめてくるレベルの態度を取っていた」って記憶を抱えて生きていくわけだ。投稿者、相手の頭の中に無料で住み着くことに成功したね。
19. やらかし名無しさん
明るい面を見よう。投稿者は「そのゴミ箱、あなたがいなくなった後もずっとそこにありますよ」みたいな、本気でやばい一言を言わなかっただけマシだよ(笑)。反射で出たのが説教の定型句で本当に良かった。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
それな。とっさに出る言葉って、その人が普段どんな気持ちで仕事してるかが出るよね。投稿者の口から「お願いの仕方」が出たってことは、それだけ丁寧に人と向き合ってる証拠だと思う。
21. やらかし名無しさん
仮に人事に呼ばれてた場合の会話を想像すると面白い。教授「彼に用件を頼んだら『それがお願いする態度ですか?』と返されました」、投稿者「障害のある方の支援の仕事でそう訓練されているんです。失礼な頼み方への決まった対応で」、人事「…………わかりました。今後はもう少し丁寧にお願いしてください(※教授に向かって)」。
まとめ
掛け持ちの仕事で体に染みついた決まり文句が、別の場面で勝手に発動してしまった一件。高圧的な教授に思わず「それがお願いする態度ですか?」と返した投稿者だが、慌てて事情を説明すると教授も非を認めて謝ってくれた。海外コメ欄は「やらかしどころか正しい対応」「現役教授だけど投稿者は正しい」と擁護一色。とっさに出た言葉が説教ではなく丁寧なお願いの促しだったあたり、投稿者の人柄がにじむ後味のいい告白だった。

