海で一日中泳いだ翌日、目の奥がチクチクと痛みだした。ひどい日焼けの余波だろう——本人もそう思っていた。ところが昼どき、母が「結膜炎ね」と診断を下し、弟を薬局へ走らせる。戻ってきた小瓶の中身は、アルコール度数70%のハーブの薬液だった。母はそれを、薄めもせずに息子の目へ落とした。
※注:ここで出てくる「チンキ」とは、薬草をアルコールに漬け込んで成分を抽出した液体のこと。今回のものは度数70%、つまり消毒用アルコールとほぼ同じ濃さです。目に入れば化学熱傷(薬品によるやけど)を起こしかねません。絶対に真似しないでください。日焼けのあとに目の痛み・充血・まぶしさが出たときは、自己流の手当てをせず眼科を受診してください。
何をやらかした?
📌 海で猛烈に日焼けした翌日、目の痛みを「結膜炎」と誤診した母が、投稿者自身の小遣いで弟に買ってこさせた度数70%のハーブチンキを、そのまま目に点した。投稿者はすぐ洗い流したものの、全部流しきれたかどうかは本人にも分からないままでいる。
事の発端
塩水と直射日光で、肩が「軍服の肩章」になる
始まりは、海で塩水に浸かって泳ぎ倒した一日だった。翌日、投稿者の肩は真っ赤に染まり、左肩にいたっては水ぶくれがびっしり並んだ。本人いわく「まるで軍服の肩章みたいだ」。顔も深紅になってパンパンに腫れ上がり、鏡に映っているのはもはや人間というよりトマトである。
それでもこの時点では、まだ笑っていられた。日焼けは痛いが、そのうち治る。問題はここから先だった。
2日目、目が痛みだす
トマト生活2日目。今度は目が鋭く痛みはじめた。とはいえ耐えられないほどではなく、瞬きしてやり過ごしていたという。実際これは、顔が丸焦げになったことの副作用にすぎなかった。ただ、この家にはもう一人「診断する人」がいた。
やらかしの一部始終
母「結膜炎ね」
昼が近づくころ、母が息子の目の異変に気づき、結膜炎だと判断を下す。結論から言えば、それは外れだった。だが本当の問題は診断が外れたことではない。母がその「治療法」をどう決めたか、である。
母は息子に小遣いを出すよう求めた。理由は「あなた自身の健康のためよ」。そして弟を薬局へ走らせ、メハジキ(マザーワート)というハーブのチンキを買ってこさせた。投稿者の国ではよく使われる民間の薬草だという。つまり投稿者は、これから自分の目に起きることの代金を、自分の財布から前払いしたことになる。
昼食のあと、母はそれを目に落とした
家族そろって昼食を済ませたあと、母は瓶を手に取り、中身をそのまま息子の目に垂らした。薄めもせず、成分を確かめもせず、まっすぐに。次の瞬間、目はとんでもない勢いで焼けるように痛みだした。投稿者は飛び起きて洗面所へ走り、必死で洗い流す。それでも全部流しきれたのかどうかは、いまだに自分でも分からないという。
後で調べて判明したことだが、このチンキの中身は70%のエタノール。要するに消毒用アルコールとほぼ同じもので、目に入れば重い化学熱傷を起こしうる代物である。母が良かれと思って手に取ったその小瓶は、薬箱に入っていてよさそうな見た目をしていながら、中身は完全に別物だった。
その後
投稿者はこう書いている。「タイトルは釣りみたいに見えるだろうし、今のところ目は大丈夫そうだ。でも正直、明日も無事でいられるかは自信がない」。肩には水ぶくれ、顔は腫れ上がったまま、そして目は化学実験からの回復途中。何年か経てば笑い話になるのかもしれないが、本人はまだ笑えていない。
投稿の末尾には「英語は母語じゃないので、おかしな言い回しがあったらごめん。一部は翻訳を使った」と添えられていた。痛む目で翻訳しながら書き込んでいたのだとしたら、その根性だけは本物である。
※ くり返しになりますが、これは絶対に真似してはいけない手当てです。目にアルコールや薬用チンキを入れるのはやめてください。日焼けのあとに目の痛みや充血、強いまぶしさが続く場合は、様子見をせず眼科へ。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
頼むから日焼け止めを使ってくれ。そしてお母さんは医者じゃない。今回は危うく失明させかけているし、目に何か残っている可能性だってある。とにかく病院へ行ってくれ。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
本当にこれ。しかも「今すぐ」というところが大事だと思う。目のトラブルは、今日平気に見えても明日どうなっているか分からないから。
3. やらかし名無しさん
肌があれだけ焼けるなら、目だって同じだけ焼けてるんだよ。要するに角膜が日焼けしてる状態。目を閉じて冷たい濡れタオルを当てて休ませれば、日焼けと一緒に数日でマシになってくるはず。あとサングラスを買え、本当に。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
補足しておくと、お母さんに得体の知れない液体を目へ入れさせるのもやめたほうがいい。特に目には。何をどう考えたらその選択になるんだ。
5. やらかし名無しさん
アルコールと生理食塩水を、どうやったら間違えられるんだ…。瓶にはたいてい度数まで書いてあるはずなんだが。
6. やらかし名無しさん
これ「やらかし告白」じゃなくて「母がやらかしたので愚痴らせてくれ」って話だよな。投稿者側に非があるところ、日焼け以外にひとつも見当たらない。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
いや、そもそも日焼け止めを塗らなかった(か、塗り直さなかった)時点で投稿者もやらかしてる。真っ赤に焼けていなければ、母に目薬を差される機会だって生まれていない。
8. やらかし名無しさん
いわゆる民間療法ってやつだよ。もしちゃんと効くのなら、みんなそれをただの「医療」と呼んでいるはずなんだ。
9. やらかし名無しさん
メハジキのチンキって、そもそも飲むためのものじゃないのか?目に差す用途で売られていないものを、なんで目に入れさせてしまったんだ。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
しかも買いに行かされたのは弟なんだよな。家族総出で仕上げにいってるのがじわじわくる。母の思いつきが、家の中で誰にも止められていない。
11. やらかし名無しさん
何より最悪なのは、この拷問の代金を投稿者本人が小遣いから払わされているところだと思う。自腹で買った薬で自分の目が焼かれるって、どういう構図なんだ。
12. やらかし名無しさん
気の毒だけど、これで学べたことがひとつある。母親だからといって無条件に信じてはいけない。本人に悪気がなくても、知らないことを知らないまま実行すれば、人は普通に傷つく。信頼は勝ち取るものであって、続柄で自動的についてくるものじゃない。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
「盲信するな」という話が、今回ばかりは「盲」の字まで洒落になっていないのがつらすぎる。誰もうまいこと言おうとしてないのに、勝手に決まってしまった感がある。
14. やらかし名無しさん
一応かばっておくと、うちの親世代は「傷にはオキシドールをかけろ」で育ってきた人たちだよ。悪意でやってるわけじゃなくて、良かれと思って、自分が教わったことをそのまま次にやってるだけなんだ。
15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
それはそう。オキシドールだって、けっこう最近まで傷の手当てとして普通に受け入れられてた。医療の側が「切り傷や擦り傷に使うのはよくない」と言い出したのは、わりと最近の話なんだよな。
16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
効かないわけじゃないのが厄介なところで、生きている細胞を片っ端から殺すくらいにはよく効く。おかげで自分の細胞まで巻き添えにして、治りを遅らせてしまうという。
17. やらかし名無しさん
みんなちょっと一気に責めすぎじゃないか。一番痛い思いをしているのは本人だし、その本人がこうして正直に白状しに来ているわけで。母親だって鬼のつもりでやったわけじゃない。
18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
気持ちは分かるけど、目だけは取り返しがつかない場合がある。だから「大げさだ」で流さずに、みんなで病院に行けと言い続ける価値はあると思うよ。
19. やらかし名無しさん
大抵の母親は、こういうときちゃんと日焼け止めとサングラスを買ってくる。理由は単純で、そっちは実際に効くから。
20. やらかし名無しさん
海の照り返しをなめてる人が多すぎる。水面の反射と塩水で、地上にいるときの何倍も焼かれるんだ。真夏の海に日焼け止めなしで一日いたら、大人でも普通にこうなる。他人事だと思わないほうがいい。
21. やらかし名無しさん
読んでるだけで痛い。目が完全に元どおりになりますように。肩の水ぶくれも、潰さずにちゃんと冷やしてやってくれ。
まとめ
日焼けした顔の副作用で目が痛んだだけだったのに、母の「結膜炎」という診断と、度数70%のチンキという治療法が噛み合った結果、話は一気に化学実験になった。コメント欄は「良かれと思ってやっている世代なんだから母を責めるな」という声と、「良かれと思っていようが目にアルコールは論外、今すぐ眼科へ」という声で真っ二つ。ただ、全員が一致していた点がひとつだけある——日焼け止めとサングラスを買え、そっちは本当に効くから。


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