交際4年の記念日に向けて、外に出るとお尻が汗で蒸れると嘆く彼氏へ、高級パンツの定期便を贈ろうとした投稿者。サプライズがばれないよう、彼のパソコンでメールの設定をこっそりいじっていたところ、目の前に届いたのは「婚約指輪の発送通知」でした。2019年の夏、海外掲示板に投稿された、サプライズが二重にばれてしまった話です。
※注:アメリカなどでは、男性が婚約指輪を用意し、相手の前で片ひざをついて差し出すのが定番のプロポーズ。
何をやらかした?
📌 交際4年の記念に、蒸し暑さに悩む彼氏へ高級パンツの定期便を申し込んだ投稿者。彼のメールアドレスで登録したので、届いた領収メールを隠そうと、教えてもらっていたパスワードで彼のパソコンを開き、その会社のメールが自動で受信トレイから消える設定をした。仕上がりを確かめている最中に届いたのは、婚約指輪の発送通知。1時間もたたずに白状した投稿者に、彼は怒らず、「プロポーズのふり」でからかう仕返しを始めた。しかもパンツの発送通知も、結局は彼に見られていた
事の発端
交際4年の記念に、蒸れないパンツの定期便
投稿者が、付き合って4年になる彼氏、レイ(仮名)への記念のプレゼントを準備し始めたのは、投稿の3週間ほど前のことでした。
2人が暮らしているのは、ひどく蒸し暑い土地です(投稿者はコメント欄で、アメリカ南東部のフロリダだと明かしています)。この夏、彼は外に出るたびに、お尻や股のあたりが汗で蒸れてたまらないとこぼしていました。しかも付き合い始めてからずっと、同じブランドの綿のボクサーパンツを買い続けています。
そこで投稿者は、奮発してパンツの定期便を申し込むことにしました。届くのは、汗を吸ってすぐ乾き、ひんやりした肌ざわりで知られる、つるつるの高級素材(マイクロモダール)のパンツ。値は張りますが、お尻まわりがとにかく快適だと評判の品です。4年間の仲のよさへの感謝のしるしとして、そして日ごろ愛でている彼のお尻をいたわるためにも、ぴったりの贈り物だと思ったのです。
最初の1枚は記念日の当日に手渡せるように注文し、その後は毎月1枚ずつ届くように設定しました。申し込みには、彼のメールアドレスを使いました。最初の1枚を渡したら、アカウントごと彼に引き継げばいい。そうすれば、毎月の色や形は彼が自分で選べるし、合わないものがあっても簡単に返品できる、という考えでした。
指輪の好みは、1年以上前に伝えてあった
ちなみに2人のあいだでは、結婚の話はとっくに出ていました。投稿者がコメント欄で明かしたところでは、婚約指輪の好みは1年以上前に彼へ伝えてあったそうです。「一日じゅう身につけて眺めるものを、ほかの人に選ばせるなんて正気の沙汰じゃないので」。選んだのは、石の出どころに配慮した会社(人工的に育てた石か、ヴィンテージの石を扱う)で、店舗を持たず、ネットだけで売っているところでした。
そのうえで投稿者は、彼がいざ指輪を買うときも、そのことは絶対に自分には言わないでほしいと頼んでいました。驚きたかったからです。
やらかしの一部始終
領収メールを隠すため、彼のパソコンに「侵入」
ひとつだけ問題がありました。この買い物の領収メールが、彼の受信トレイに届いているのです。彼に見つかれば、サプライズは台なしです。
そこで投稿者は、彼の留守中に、こっそり彼のパソコンに「侵入」しました。といっても、彼が教えてくれていたパスワードを入れただけ。「私が悪さをするはずがないと、うかつにも信じてくれていたので」と投稿者は書いています。
メールを開いた投稿者は、すでに届いていたその会社からのメールをアーカイブ(消さずに、受信トレイから見えない保管場所へ移す機能)に移し、この先その会社から届くメールも、自動で既読になってアーカイブに回るように設定しました。「やり方がわかったのは、私が天才ハッカーだから(グーグルで調べました)」。
届いたのは「婚約指輪の発送通知」
見落としがないか、念のために自分の悪だくみの出来をチェックしていたときのことです。新しいメールが着信音とともに届き、投稿者の目に飛び込んできました。それは、婚約指輪の発送のお知らせでした。
投稿者はすぐさま彼のパソコンから離れました。もちろん、そのメールは開いていません。でも、もう手遅れです。秘密は知ってしまいました。
「みんな聞いて。心臓がストンと落ちて、お尻まで突き抜けていきました。私は一度死んで、今は幽霊としてこれを書いています」。
1時間もたたずに白状
見なかったことにして、秘密は墓場まで持っていくべきだったのかもしれません。でも、うれしさのあまり、とても胸にしまっておけませんでした。1時間もしないうちに我慢の限界が来て、投稿者はレイに電話をかけ、自分のしたことをおずおずと打ち明けました。
彼は怒りませんでした。ただ、サプライズを台なしにされて、がっかりしていたそうです。
その後
ここからが本題です。彼はまだプロポーズしていません。それでも、プロポーズはきちんと演出してやるつもりでいます。
のぞき見をした投稿者への罰は、この「いつ来るかわからない」宙ぶらりんの状態でした。正式にプロポーズされるまで、婚約することは誰にも言ってはいけないと、彼に言い渡されています。2人で出かけるたびに「今夜こそかも」と思ってしまい、気が気ではありません。
先日、ビーチでのロマンチックなデートの終わりに、投稿者が「あーあ、今夜こそ絶対プロポーズされると思ったのに」とこぼすと、彼はこう返しました。「なんで僕が君にプロポーズするなんて思うの? そんなこと、君が知ってるはずないよね。だって僕は、それを自分のメールの中にこっそりしまってあるんだから!」
それ以来、彼はときどき「プロポーズのふり」をして投稿者をからかうようになりました。この前は台所に入ってくるなり、ふたのついた小さな箱を差し出してきました。開けてみると、中身は職場のネクタイピン。片ひざをついて、投稿者をじっと見上げて……「おっと、靴ひもを結ばなきゃ」というのも、もう何度もやられています。家族にも同僚にも、誰にもこのうれしい秘密を話せないまま、空振りのたびに投稿者の心臓はまたお尻まで落ちていくのでした。
もうひとつ、おまけがあります。投稿者はどこかでメールの設定をしくじっていました。パンツの発送通知は自動でアーカイブに回らず、彼は届いてから数時間のうちにそれを見てしまったのです。こうして、パンツのサプライズまでばれてしまいました。「私は天才ハッカーなんかじゃなかった。私の工作は、この家に災いしかもたらしませんでした」。
とはいえ、悪いことばかりでもありません。届いたボクサーパンツは、彼いわく本当にはき心地がいいそうです。そのさらさらの手ざわりには、投稿者も満足しているとか。投稿者は「もし本当に結婚できる日が来たら、お尻さらさらの旦那さんがもらえるわけで、それも悪くない」と書き、最後に要約としてこう添えています。「パンツの領収メールを隠そうとしたら、届く予定の婚約指輪のことを知ってしまった。これでもう一生、旦那さんはもらえない」。
投稿者はコメント欄にもたびたび顔を出しています。「その場でプロポーズされてたら、イエスって言った?」と聞かれると、「2年前に聞かれてても即イエスでしたよ。準備はとっくにできてます」。「誰にも言えなかった秘密をネットの片隅に吐き出せて、すっきりしました」とも書いていました。
そして投稿から2年あまりたった2021年11月、「遅くなったけど、プロポーズは思ってたとおりになった?」という質問に、投稿者はこう答えています。「はい、ちゃんと! 今はもう夫婦で、彼はうちの猫2匹にとって最高のパパです」。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
この話、最初から最後まで全部好き。お尻の汗対策のパンツから始まって、婚約指輪の発送通知にたどり着き、最後は彼の仕返しで終わる。こんな展開、誰にも予想できない。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
同じく。しかも彼がくだした罰が絶妙。怒りもせず、いつプロポーズするのかわからないまま、じわじわ焦らすっていう。いい人をつかまえたね。
3. やらかし名無しさん
うちも妻に同じことをしょっちゅうやってた。プロポーズが近いのは妻もわかってたから、からかい放題。いちばん効くのは、やっぱり靴ひも。片ひざをついて靴ひもを結んで、妻を見上げて「ねえ……お願いがあるんだ……起こしてくれない? 腰が痛くて」。何回やっても飽きなかった。
追記:いちばん反応をもらったコメントが、妻をからかった話になってしまった。ごめんよ。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
同じ手を使った人がほかにもいてよかった。自分は、彼女が「この人はからかってるだけで、本当はプロポーズする気なんてないんだ」と確信するまで続けた。で、彼女が「結婚したくないなら、しなくていいから!」と怒りを爆発させてる真っ最中にプロポーズした。あんなに怒りながら喜んでる顔は、後にも先にも見たことがない。最高の瞬間だったよ。興奮した彼女のひざが、自分の顔に入るまでは。
5. やらかし名無しさん
この話でいちばん好きなのは、わざわざ「レイ(仮名)」って名前をつけて紹介したのに、そのあと名前がほとんど出てこないところ。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
投稿者です。プライバシーを二重に守るためですよ。仮名をつけたうえで、その仮名もなるべく使わない。これで完璧です。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
この返しで確信した。彼の本名、たぶん本当にレイだ。仮名をつけたつもりで本名を書いちゃうあたり、さすがはグーグルで調べて覚えた天才ハッカー。
8. やらかし名無しさん
で……結局、彼のお尻の汗はおさまったの? 話の本筋より、そこがずっと気になってる。
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
投稿者です。たぶん避けられないと思う。ようこそフロリダへ。郊外はじめじめ、お尻はもっとじめじめ! 正直に言うと、パンツは本当にはき心地がいいけど、お尻の汗はそのまま。この投稿のおかげで、おすすめのパンツ情報がどっさり届いているので、ぴったりのを探します。
10. やらかし名無しさん
ここでまさかのどんでん返しを予想。実はその婚約指輪、投稿者じゃない別の誰かに贈るためのものだった。
11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
投稿者です。せめてもの埋め合わせに、どうすればまだ私を驚かせられるか、彼にアドバイスし続けてるんです。いま思いついているのはこんな感じ。
・ほかの人にプロポーズする
・いっそ一生プロポーズしない
・指輪をサンドイッチに隠して私に食べさせ、私がよくかまずに飲み込んだら、指輪が体の中を通って出てくるまで一緒に待つ
・ほかの人に、私へプロポーズさせる
12. やらかし名無しさん
「正式にプロポーズされるまで、婚約のことは誰にも言っちゃいけない」
→そう言いつつ、世界じゅうのネットの住人に向けて発表する投稿者。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
まあ公平に見れば、投稿者は「婚約した」とはひと言も書いてない。「彼がプロポーズするつもりらしい」と書いてるだけだから……ぎりぎりセーフ?
14. やらかし名無しさん
笑いすぎて死にそう。誰も怒ってなくて、2人ともこの状況で遊んでるのがいい。彼の対応は完璧だよ。投稿者の「罪」をネタに、からかい倒してる。本気で驚かせたいなら、まずは何度も空振りさせて、角を曲がるたびに身構えるのをやめさせないといけない。この調子なら、あと1年は引っぱれるね。いや、もっといけるかも。
15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
投稿者です。やめて、本当にやめて。秘密を抱えてるのって、こんなにつらいんだから。あと1年なんて、絶対に耐えられない!
16. やらかし名無しさん
笑える話なのはわかるけど、教えてもらっていたパスワードで恋人のパソコンを開いて、メールの設定まで勝手にいじったのは普通にアウトだと思う。パスワードを教えたのは信頼してるからで、のぞいていいって意味じゃない。焦らされるくらいの罰は、受けて当然でしょう。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
そもそも、最初は自分のメールアドレスで申し込んで、パンツが届いてから彼のアドレスに変えればよかったのでは。それなら、彼のメールを開く必要もなかったのに。
18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
投稿者です。言い訳させてください、実はそれも試したんです! 予備のアドレスで試しにアカウントを作ってみたら、登録したアドレスはアカウントと一体になっていて、あとから変えられない仕組みでした。まったく意地悪な会社です。
19. やらかし名無しさん
ここは逆に、投稿者のほうからプロポーズして彼の裏をかくべき。どっちが先にひざをつくか、プロポーズの早い者勝ち勝負にしちゃえばいい。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
うーん、それはやめたほうがいいと思う。彼はプロポーズするのを楽しみにしてたのに、もうサプライズにはならない。そこへ先にプロポーズされたら、彼の計画は何ひとつ残らない。彼の楽しみまで奪うことはないよ。いつ、どこで言うのかで投稿者をからかわせて、さらさらのパンツで幸せにさせておいてあげて。
21. やらかし名無しさん
彼氏「今すぐパリ行きの飛行機に乗るぞ。実は僕はCIAのスパイで、ここにいたら2人とも命が危ない」
投稿者「パリね、スパイね。はいはい、わかってますって」(ウインク)
(シャンゼリゼ通りを駆け抜ける2人。背後からは敵のスパイの銃弾)
投稿者「今夜こそ、絶対プロポーズだと思ったのに……」
22. やらかし名無しさん
彼のやり方で正解だよ。自分は妻に、知らないうちに同じことをしてた。妻はクリスマスが大好きだから、プロポーズはクリスマスにした。ところが、自分が6月に指輪を注文したとき、発送のお知らせメールを妻が見ていたんだ。しかも黙ってた。だから妻は半年近く、もだえながらワクワクしてたらしい。それを打ち明けられたのは、婚約して1か月たってから。おかげで、なおさらいい思い出になったよ。
まとめ
交際4年の記念に贈るパンツの領収メールを隠そうと、彼のメールの設定をいじった投稿者。そこで婚約指輪の発送通知を見てしまい、パンツのサプライズまでばれる二重の失敗に。海外の反応は、怒らずに焦らし続ける彼に拍手を送る声が大半で、勝手にメールを開いたことをたしなめる声も。2年あまり後には「今はもう夫婦です」という報告が届きました。


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