配信を始めて2週間、視聴者ゼロだった夫に現れた「たった1人のファン」。正体は、ゲームも配信サイトも何も知らない妻だった

配信を始めて2週間、視聴者ゼロだった夫に現れた「たった1人のファン」。正体は、ゲームも配信サイトも何も知らない妻だった SNS・デジタル

コロナ禍の2020年。夫がTwitch(ツイッチ。ゲーム実況などを生配信できるサイト)で配信を始めたものの、見に来る人は1人もいませんでした。ゲームのことは何も分からない投稿者は、夫を応援しようと、こっそり自分のアカウントを作って配信を見続け、コメントまで書き込みます。すると夫は大喜び。見てくれる人が1人でもいると張り切る夫を前に、その1人が自分だとは、もう言い出せなくなってしまいました。

※注:Twitchの配信画面には、いま見ている人の数と、視聴者が書き込めるチャット欄が表示される。チャットの書き込みは、配信している本人にもその場で見える。

何をやらかした?

📌 2週間ほど前に配信を始めたものの、視聴者ゼロで落ち込んでいた夫。ゲームに詳しくない投稿者がこっそりTwitchのアカウントを作り、配信を欠かさず見てコメントもしたところ、正体を知らない夫は「たった1人のファン」に大喜びし、投稿者は今さら自分だと言い出せなくなった。悩みを海外の大型掲示板Redditに書き込むと、読んだ人たちが夫の配信に押し寄せ、秘密は思わぬ形でばれそうになる

事の発端

配信を始めたのに、見に来る人はゼロ

投稿の2週間ほど前のことです。投稿者の夫が、Twitchでゲームの生配信を始めました。ところが、配信を見に来る人は1人もいません。視聴者がゼロだったことに、夫はひどくがっかりしていました。

投稿者自身はゲームをしませんし、Twitchのこともまったく知りません。かけられる言葉といえば「残念だったね」くらいで、ただ夫の気持ちに寄り添うことしかできませんでした。

応援のつもりで、こっそりアカウントを作る

それでも、何か応援できる方法はないだろうか。そう思い立った投稿者は、Twitchについて調べ始めます。そして自分でアカウントを作り、夫の生配信を欠かさず見るようになりました。チャット欄に、何度かコメントも書き込んでみたそうです。

やらかしの一部始終

部屋に駆け込んできた夫

これが、夫をとびきり喜ばせました。夫は投稿者のいる部屋に走ってきて、見てくれている人がいる、コメントまでくれたと、一部始終を話して聞かせたのです。もちろん、その視聴者が妻だとは夢にも思っていません。

それからの夫は、ゲームをして配信するのが楽しみでしかたがない様子です。見ているのはたった1人。でもその1人は、自分のことを信じてくれている。夫はそう思っているのです。

こんなにうれしそうな夫は、いつ以来だろう

当時はコロナ禍のまっただ中。誰にとってもつらい日々が続いていて、夫がここまで生き生きしているのを見るのは、本当に久しぶりでした。だからこそ投稿者は、今さら「あれは私なの」とは言えなくなってしまいます。

「ああもう、本当に気がとがめる。よかれと思ってやったのに、今は夫に隠しごとをしているみたいで。たった1人のファンが最初から私だったと知ったら、夫がどれだけがっかりするかと思うと怖い」。投稿者はこう打ち明け、この秘密は墓場まで持っていくしかない、と書き込みました。

その後

ところが、話は投稿者の思いもよらない方向へ進みます。投稿は大きな反響を呼び、読んだ人たちが「旦那さんのチャンネルを教えて。秘密は守るから」と次々に言い出しました。投稿者がコメント欄で夫のチャンネル名を明かすと、夫の配信に見に来る人が一気に増えたのです。投稿者のもとには、夫から「急に見てくれる人がこんなに増えた」とメッセージが届きました。

投稿者は追記で、そのときの夫の様子も報告しています。夫は大はしゃぎなのに、平静を装おうとしているのがおかしくてたまらないそうです。本人は「こんなにコメントが来たのは初めて。チャットに追いつけないよ(笑)」と言っているのだとか。投稿者は「みんな最高! 私たち2人にとって、2020年でいちばんの日になりました」と喜んでいます。

ただ、これだけ人が集まれば、秘密が守られるはずもありません。投稿者は次の追記で「みんなとの秘密だったのに、夫の配信のチャット欄でこの投稿のことを書く人がいる。打ち明けないといけないかも」とこぼしています。

その次の追記によると、その夜、夫が配信を終えるのを待って、投稿者はすべてを打ち明けました。この投稿を見せると、夫は胸がいっぱいになった様子で、しばらく言葉が出なかったそうです。2人はそのまま、寄せられたコメントを朝4時まで一緒に読みました。

さらに次の追記では、夫が配信の予定表を作ったことも報告されました。月・水・金は夜の3時間、週末は長めに、週5日配信するそうです。来週あたりにはウェブカメラも届く予定で、投稿者は「そうしたら、みんなにも夫の素敵な顔を見てもらえる。もしかしたら私の顔もね(笑)」と結んでいます。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
あとは、旦那さんのチャンネル名をこっそり教えてくれれば完璧。フォローして見に行くよ。秘密は守れるタイプだから安心して。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
自分も秘密なら守れる。こういう心あたたまる話には弱いんだ。配信が始まったらすぐ分かるように、通知もオンにしておこう。

3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
今、配信を見に行ってきた。Twitchだから当然だけど、チャット欄の全員が開始早々、奥さんの投稿のことを本人に教えてたよ。

4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
まあ、これだけの人数がそろって秘密を守り通せるとは、最初から思ってなかったけどね。

5. やらかし名無しさん
自分のパートナーがこんな気の利いたことをしてくれたら、たぶん泣いちゃう。悲しい涙じゃなくて、「うそでしょ」って信じられない気持ちでこぼれる、うれし泣きのほう。

6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
自分がしてもらう側でも泣くと思う。好きなことのために、恋人が自分の時間を何時間も割いて付き合ってくれてたってことだから。チャット欄ではもう全部ばれてるし、自分の口から「あれは私だった」って伝えたほうがいいよ。

7. やらかし名無しさん
これを見てくれるといいんだけど。旦那さんには、なるべく早く正直に話したほうがいい。この投稿のことも含めて全部。そのうえで、こう伝えてあげてほしい。「これから来る人は、たぶんこの投稿がきっかけ。でも、そこから残ってくれる人は、全部あなたの力」。ネットで見つけてもらうには、誰かの後押しか、とんでもない幸運が要る。でも、見てくれる人をつなぎとめて増やしていくのは、本人の腕と熱意だけ。これから数週間でのぞきに来る人の大半は戻ってこないだろうけど、また来てくれる人は、投稿じゃなくて旦那さん目当てで来てるんだよ。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
投稿者です。本当にいいアドバイスをありがとう。まさかこんなに広まるなんて思ってなくて、応援してくれる人がこんなにいることに感謝しかない。でも、やっぱりもう打ち明ける時だと思う。今の夫はすごく喜んでるから、きっと受け止めてくれる気がする。

9. やらかし名無しさん
「この秘密は墓場まで持っていくしかない」と言いながら、世界中に向けて発表してるのは笑った。チャンネルを聞かれたら即答してるし、読んだ人が本人にばらしに行くって発想はなかったんだろうか。

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
本気で隠し通したいなら、落ち着いたころにこの投稿は消したほうがいい。旦那さんが自分のユーザー名で検索したら、たぶんここが出てくるから。それか、あえて残しておくのもあり。有名になったときに「最初のきっかけを作ったのは、気の利く奥さんだった」って見せられるからね。

11. やらかし名無しさん
「たった1人でも、自分を信じてくれている人がいる」って旦那さんの思い、べつに間違ってないよね。見ているのが誰かを勘違いしてただけで、信じてくれている人がいるのは本当なんだから。これのどこがやらかしなのか分からない。

12. やらかし名無しさん
これ、配信の視聴者を集めるための、ものすごく巧妙な作戦でしょ。お見事。脱帽です。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
自分も最初はそう思った。でも投稿者のアカウントをのぞいてみたら、どうも本物っぽい。こっちがひねくれすぎてるだけかもしれない。

14. やらかし名無しさん
水を差すつもりはないけど、Twitchには旦那さんと同じ境遇の人が山ほどいる。自分もその1人。気になるのは、1週間後に盛り上がりが落ち着いたとき、新しいフォロワーがどれだけ残ってるか。フォロワーは1,000人を超えたのに、実際に見てるのは3〜5人、なんてことになりがちなんだ。みんなで盛り上げるのは素敵だけど、最初からハードルを上げすぎた気もする。

15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
たしかに、数日はチャット欄もめちゃくちゃになると思う。でも落ち着いたころには、配信そのものを気に入った人が2、30人は残ってるんじゃないかな。きっかけとしては上出来だよ。

16. やらかし名無しさん(>>14への返信)
奥さんの投稿ひとつで、フォロワーが1万人だもんな。よかったとは思うよ。ただ、全力でがんばっても2桁のフォロワーにすら届かない人たちのことを考えると、ちょっと複雑。結局は運とめぐり合わせなんだと思い知らされる。

17. やらかし名無しさん
うちも娘に同じことをした。ただ、自分はすぐに打ち明けたよ。黙っていようかとも思ったけど、どうしても耐えられなくて。話したら娘はちょっとがっかりしてたけど、視聴者が1人いるのを見て、真っ先に「たぶんママだ」と思ったんだって。最後は、1人でも見てる人がいれば少しは助けになるかも、と言ってくれた。今でも娘が配信するときは、ほかのことをしながらでも見てる。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
うちの8歳の娘は、自分で作ったアニメの動画をYouTubeに上げてる。チャンネル登録者のうち、3人分くらいは自分だ。

19. やらかし名無しさん
あまり知られていない改造版のマインクラフトで行き詰まって、YouTubeで攻略を探したことがある。実況してる人は1人だけで、再生数は多くても100回くらい。その人のプレイのおかげで先に進めたから、「あの場面の進め方がうまかった。ずっと参考にしてる」ってコメントしたんだ。そしたら次の動画は、冒頭3分間ずっと「チャンネルをやめようと思っていたけど、あるコメントのおかげで続ける気になれた」って話で、温かくお礼を言われた。コメントなんてほとんどないチャンネルだから、自分のことなのは明らか。画面越しでも、人ってこんなに影響し合えるんだと思った。

20. やらかし名無しさん
友達が書いた二次創作の小説で、同じことをやった。ものすごく熱のこもった感想を、長々と書き込んだんだ。そしたら10秒後に友達からメッセージ。「今度上げる新作で、手伝ってくれた人として名前を載せたいから、ユーザー名を教えて」。あのときほど自分がまぬけに思えたことはない。

21. やらかし名無しさん
この気分をほかの人にも味わってほしいなら、nobody.liveってサイトがおすすめ。視聴者がゼロの配信者に、ランダムでつないでくれるんだ。すごくいい仕組みだと思う。

22. やらかし名無しさん(>>21への返信)
さっそく試したら、どこかの倉庫でやってる洗礼式の生中継につながった。どういう気持ちで見ればいいのか分からない。

まとめ

視聴者ゼロに落ち込む夫を、こっそり応援していた投稿者。正体を言い出せずに掲示板で相談したら、読んだ人たちが夫の配信に押し寄せ、秘密はチャット欄からあっさり漏れました。海外の反応には、身内や見知らぬ配信者をこっそり応援した体験談や「早く打ち明けたほうがいい」という助言が集まり、宣伝ではと疑う声も。打ち明けた夜、2人は朝4時までコメントを読んだそうです。

元ソース: 夫の生配信を見ていたのは自分だけ。この秘密は墓場まで持っていくしかなくなった

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