2019年、海外掲示板Redditに、身長188cmの元特殊部隊員がこんな失敗談を投稿しました。ルームメイトと2人でずっと気になっていたショールを手に入れ、さっそく巻いて飲みに出かけた。その夜を境に、2人そろって恋人との仲がこじれ始めたというのです。翌朝、彼女が「決定的な証拠」として突きつけてきたものとは――。
※注:ショールは肩にかけたり体に巻きつけたりする大判の布。日本と同じく海外でも、どちらかといえば女性が羽織るものというイメージが強い。『アウトロー』(原題 The Outlaw Josey Wales)は1976年のアメリカの西部劇で、クリント・イーストウッドが監督・主演し、南北戦争のあとにお尋ね者として追われるガンマンを演じた。
何をやらかした?
📌 身長188cmの元特殊部隊員が、ルームメイトと一緒に手に入れたショールを巻いて飲みに出た夜、部屋に来た彼女にぎょっとされ、翌朝「ゲイなの?」と問い詰められた。彼女の挙げた証拠は「ショールを持っていること」。数日後、2人の関係は終わり、ルームメイトも同じ夜に相手の女性とショールのことで大げんかしていた。2人そろって独り身に。それでもショールは暖かいので、これからも巻き続ける
事の発端
元特殊部隊、でも人なつっこい
投稿者はまず、自分のことをこう説明しています。人なつっこい性格で、ときどき女性っぽいところもある男。身長は188cm、少し前まで特殊部隊にいて、一緒に暮らすルームメイトたちもみな軍隊の経験者という、いかにも”タフな男”らしい経歴の持ち主です。その一方で手首は細く、男友達のひざにちょこんと座ったり、投げキッスを送ったりもする。「ゲイじゃない。これがおれなんだ」というのが本人の弁です。
頭から離れなかったショール
数週間前、投稿者はルームメイトの1人と買い物に出かけ、そのルームメイトが店でとてもかっこいいショールを見つけました。それ以来、2人ともどうにも頭から離れない。そして先週末、ルームメイトがもう一度店に行って、2人分を買ってきてくれたのです。
投稿者のショールは、羽織ると『スター・ウォーズ』の登場人物みたいになる一枚。ルームメイトのは、映画『アウトロー』の主人公のような一枚。本人いわく「本気でイケてるショール」でした。以下、このルームメイトは投稿者の呼び方にならって”ショール仲間”と呼びます。
やらかしの一部始終
バーでは大好評、ただし男たちには
ショールを手に入れて最初の夜、2人はさっそくそれを巻いて、気取らない安いバーへ飲みに出かけました。店にいた客たち(といっても男ばかり)からは大好評です。ところが、ショール仲間に誘われて、ある女の子とその友達がやってくると空気が変わります。彼女たちはこの自慢のショールにすっかり引いてしまい、妙な態度をとったり、あれこれ言ってきたりしたのです。
投稿者は「まあいいや」と流しました。そこへ彼女から電話がかかってきます。疲れているから、投稿者の部屋でのんびりしたいとのこと。投稿者は意地悪な女の子たちとショール仲間に別れを告げ、家に帰りました。
キスはショールを脱いでから
彼女が部屋に着いたとき、投稿者はまだショールを巻いたままでした。彼女もやはりぎょっとした様子で、ショールを外すまではキスすらしてくれません。それでもその夜は一緒に過ごし、2人で眠りにつきました。
翌朝の「ゲイなの?」
ところが翌朝、彼女は投稿者に「ゲイなの?」と聞いてきます。冗談ではなく真剣に、しかも問い詰めるような強い口調で。投稿者が「違うよ。もしそうなら、今ごろとっくに自分で気づいてる」と答えると、彼女は反論として”決定的な証拠”を突きつけてきました。投稿者がショールを持っている、という事実です。
「どんな男性を求めているのか」
彼女はそのまま気まずい様子で帰っていき、あとから謝りのメッセージを送ってきました。そこには、自分が「どんな男性を求めているのか考えないといけない」とも書かれていて、それから何日も連絡はありませんでした。
そして投稿の前日、投稿者は彼女を誘って外で会います。ところが彼女は言葉に詰まりながら、自分はたくましい男が好きだとか、南部で育ったからまだ”大都会”に慣れなきゃいけないとか、でもあれもこれもよくわからないとか、とりとめのない話を続けるばかり。さすがに侮辱されている気分になってきた投稿者は、最後に、ごく丁寧な言葉で、でもはっきりと彼女を突き放しました。
帰り道、もう面と向かっていないからか、彼女から長い謝罪のメッセージが届きます。けれど要点をまとめると、ショールを着ていたせいで、もう前ほど投稿者に気持ちが向かなくなった、ということでした。
その後
あとでこの話をショール仲間にすると、なんと彼も、2人でショールを巻いて飲みに出たあの夜に、付き合っていた女性とショールが原因で大げんかになっていたことがわかりました。
それでも2人とも、ショールは巻き続けるつもりだそうです。理由は「暖かいから」。投稿の最後に添えた一行の要約は、「友達と呪いのショールを買ったら、2人そろって独り身になった」でした。
投稿が大きな話題になると、投稿者は追記でこう書いています。「彼女はいい子だよ。ただ、おれのノリが合わなかっただけ。腹を立てるほどのことじゃない、くだらない話さ」。コメント欄でも「彼女が悪い人だとは思っていない」と書き込んでいます。さらに「写真を見せろ」という声に応えて自分のショール姿の写真を追加し、次の追記ではショール仲間の写真も載せました。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
もし2人がこのままショールを巻き続けて、前よりもっと素敵な彼女ができたら、その話のタイトルは『ショールシャンクの空に』で決まりだな。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
はい、このスレのベストコメントはこれで決まり。もう探さなくていいよ、これ以上は出てこない。
3. やらかし名無しさん
言葉を2つ思い出した。ひとつは新兵訓練のときの教官(この人も特殊部隊の出身だったから、投稿者も気に入ると思う)の言葉。「ひざ当てでも傘でも、自分を楽にしてくれる物があるのに使わないやつは、使うやつより強くも偉くもない。むしろ、自分が雨に濡れて震えている間に、あっちは傘をさして乾いているんだから、ただのバカだ」。もうひとつは、どこで聞いたか忘れたけど「周りがみんな人の顔色をうかがっているときに、どう思われようと気にせず、自分のしたいことを堂々とやる。それがいちばん強い男だ」。暖かいなら、ショールは巻けばいいんだよ。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
うちの父親は昔から、兄が甘いカクテルを好むとか、男らしいことをしないとか、さんざんからかっていた。だから自分の番が来たときには、もう答えを用意してあった。「でも俺は男で、これは俺が自分で選んだことだ。だから男らしいんだよ」。毎回これで返してる。
5. やらかし名無しさん
もう間違いない。今日1日で見た「ショール」って言葉の数が、これまでの人生で見た分を超えた。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
一生分ならぬ、一”ショール”分ってやつだな。……すみません、言いたかっただけです。
7. やらかし名無しさん
ショールショールって言ってるのに、写真がないのはどういうこと!? 話を聞く限り、女の人が肩にかけるあれじゃなくて、西部劇のポンチョに近い感じがするんだけど。
追記:やった、写真が来た! いいショールだ。ちょっと……うらやましいかも。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
写真を見たら、完全に西部劇のほうだった。とくにショール仲間のほうは、今から列車強盗にでも出かけそうな雰囲気。あれのどこが”男らしくない”のか、さっぱりわからない。
9. やらかし名無しさん
これのどこがやらかしなの? かっこいいショールを手に入れて、見る目のない相手とは縁が切れた。完全勝利でしょ。呪いのショールどころか、相手の本音をあぶり出してくれる”祝福のショール”だよ。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
ほんとそれ。「南部育ちで、まだ大都会に慣れてない」っていうのは、要するに地元で見てきた狭い”当たり前”しか知らないってことだと思う。しかも一夜を共にした翌朝に、服1枚を理由に「ゲイなの?」と問い詰めるって、突っ込みどころが多すぎる。
11. やらかし名無しさん(>>9への返信)
大げんかの原因が、よりによってショールだからね。結婚したあとでこのレベルの話に出くわしてたらと思うとゾッとする。今わかってよかったよ。
12. やらかし名無しさん
うちの夫が急に私のショールを巻き始めても、大歓迎。ただし、私がその日巻くつもりだったら取り合いになるけどね。相手に”男らしい男”であることをそこまで求める人は、口に出している以上に根深い不安を抱えてるんだと思う。次は、服1枚で性的指向を疑ったりしない人を見つけてね。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
しかも相手は元特殊部隊だよ? その人を服ひとつで”男らしくない”と思うって……。念のため言っておくと、元特殊部隊だからゲイじゃない、という話じゃないし、ゲイだったとしても何も悪くない。服で男らしさは決まらない、ってこと。
14. やらかし名無しさん
ショール1枚で去っていくなんて、どっちの彼女も”ショール”もない……いや、しょうもない人たちだったってことだな。言った自分がいちばん寒いので、ショール借りて帰ります。
15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
投稿者です。あの夜はおれたちも、まさにこの手のダジャレまみれだったよ。あんたも一度1枚羽織ってみな。話を聞く限り、相当な”ショール”の素質がありそうだ。
16. やらかし名無しさん
みんな彼女に厳しすぎない? 人には好きなタイプってものがあって、彼女は投稿者のやることにピンとこなかった。それの何がいけないの? 言葉に詰まってたのも、たぶん傷つけないように気をつかいながら話してたからだと思う。好きな服を着るのは自由だけど、それを「侮辱された」と受け取るのはちょっと違う気がする。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
それに投稿者は、男友達のひざに座るし投げキッスもするって自分で書いてる。ショール1枚の話じゃなくて、全部ひっくるめての受け止め方だったんじゃないかな。とはいえ、真剣な顔でゲイかどうか問い詰めたのは、さすがにやりすぎだけど。
18. やらかし名無しさん(>>16への返信)
彼女の気持ちは、とっくに半分くらい離れかけてたんだと思う。ショールはただ、ちょうどいい”降りる口実”になっただけじゃないかな。どっちが悪いというより、そういう時期だったんだよ。
19. やらかし名無しさん
うちはインド北部のパンジャブ系で、冬はしょっちゅうショールを巻いてる。祖父がどこへ行くにも巻いていたショールを、今は自分が受け継いで使ってるくらい。それを知った女性から「素敵だね」と言われたことは何度もあるよ。住んでいる地域で、同じ布1枚の受け止め方がこんなに違うものなんだね。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
こっちは南部の出身だけど、地元じゃ狩りに行くときにショールを巻いてる男だっているよ。”南部育ち”を、何かを否定する理由に使わないでほしいな。
21. やらかし名無しさん
ひとつだけ気になる。本当に特殊部隊にいた人って、自分から”特殊部隊”とはあんまり言わない気がするんだよな。疑ってるわけじゃないけど、実はこれ、男性向けショールの会社を立ち上げる前振りなんじゃないかとにらんでる。社名はたぶん「ショール仲間」。
22. やらかし名無しさん
女性の服装で舞台に立つことで知られるイギリスのコメディアン、エディ・イザードの有名なセリフを思い出した。「これは女物の服じゃない。自分の服だ。自分で買ったんだから」。投稿者もそれでいいんだよ。好きな服を着て、自分らしくいればいい。
まとめ
ルームメイトと一緒に手に入れたショールを巻いた夜をきっかけに、2人そろって独り身になった元特殊部隊員。コメント欄は「むしろ完全勝利」という声とダジャレの応酬で盛り上がる一方、「好みは人それぞれ、彼女を責めすぎ」という冷静な意見も出ました。当の本人は彼女を悪く言うこともなく、暖かいショールをこれからも巻き続けるそうです。
元ソース: ショールを巻いたせいで、彼女との関係が壊れた

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