ラスベガスのカジノで、光るタッチパネルの前に立った瞬間「これ、無料でお酒が出るやつじゃない?」とひらめいてしまった投稿者。氷を入れたカップを構えてボタンを押したら、本当にウイスキーが注がれた——のだが、その装置は客が触っていいものではなかった。フロアの奥から鬼の形相で歩いてくる女性スタッフ、響き渡る罵声、そして部屋に逃げ帰る一行。今回はそんな、酔った勢いの「自販機だと思った」事件をお届けする。
※注:ウェストゲート・カジノはラスベガスの中規模ホテル併設カジノ。フリーモント・ストリートはダウンタウン側の有名な飲み歩きエリアで、ストリップ大通りとは別の繁華街。
何をやらかした?
📌 ラスベガス旅行最終日の夜、カジノのバーで光るタッチパネル「Smartbar」を発見。客向けの無料ドリンク機だと思い込んでウイスキーを4ショット自分でついだ末、店員に見つかって大激怒される。
事の発端
ベガス最終日、ほろ酔いでカジノへ戻る
土曜の夜10時ごろ。投稿者は仲間3人とフリーモント・ストリートで夕方からハシゴ酒を楽しんだあと、宿泊先のウェストゲート・カジノに戻ってきた。最後の夜は部屋でゆっくり、ではなくお気に入りのスロットマシンで締めるのが恒例。仲間の2人は先にカードテーブルを物色しに行き、投稿者と兄はまずバーで一杯ひっかけてからスロットへ向かう段取りだった。
やる気のないバーテンを横目に、光るパネルを発見
ところがこのカジノのバーテンダーがどうにも遅い。注文してもなかなか来ないし、客の方を見もしない。「もういい、自分でなんとかしよう」とバーの裏側、ギャンブルフロア寄りに回り込んだとき、それは目に入ってきた——「Smartbar」「Press to Enter(押してスタート)」と表示された光るタッチパネル。横にはプラスチックカップの山と氷の入ったケース。投稿者の頭の中ではもう答えは出ていた。「これ、客がセルフで注ぐやつだ」と。
やらかしの一部始終
クレカ片手に画面タッチ、まさかのノーチャージ
カップに氷をすくって画面に向き合う。メニューには知ってる銘柄が並んでいる。投稿者はクラウン・ローヤル(カナダ産ウイスキー)を選び、念のためクレジットカードを手に持ったまま「2ショット」を入れて注文を確定した。ところが——シュッと出てきたのは1ショットだけ。しかも画面はカード提示を一切求めてこない。投稿者は兄を振り返って言った。「兄ちゃん、これマジで無料でお酒くれるやつだぞ」。1回1ショットの制限はあるみたいだが、ボタンを4回押せばグラスは満タンになる。後ろに並んでる客もいない。やらない手はない。
店員が目の前を通っても誰も止めない
注いでいる最中、少なくとも2人の店員が真横を通り抜けてバックヤードに出入りしていった。誰一人、こちらを止めない。投稿者は完全に「これは合法のサービスだ」と確信。グラスを満タンにしてスキップしながら友人のところに戻り、電話で「すごい発見をした!無料の酒サーバーを見つけたんだ!」と報告。当然信じない友人を引き連れて再び現場へ向かった。後で知ったことだが、お酒を飲まないもう1人の友人はその場に残り、別のバーテンダーに「無料のドリンクサービスってあるんですか?」とわざわざ確認しに行っていたらしい。返事は当然「ありません」。
2杯目を注ごうとした瞬間、地獄の女神が降臨
2人で機械の前に立ち、今度は友人のためにカナディアン・ウイスキーを選択。1ショット目はスムーズに出てきた。よし、もう1ショット——とボタンに指を伸ばしたそのとき、フロアの向こうから一人の女性スタッフが穏やかな足取りで近づいてきた。そして開口一番、彼女は微笑みも交えずにこう叫んだ。「あんたら一体何やってんの?頭おかしいの?」(実際にはもっとひどい侮辱語が使われていたが、ここでは伏せておく)。
その後
投稿者は呆然としつつ事情を説明しようとしたが、女性スタッフは注がれたばかりのウイスキーを引っつかみ、「警備呼ぶ前にとっとと消えな」と一喝。投稿者たちは慌ててその場を離れたものの、ちらちら振り返ると彼女は今度はバーの店員たちを猛烈な勢いで叱り飛ばしていた。「これ、宿泊先まで突き止められたら面倒だ」と察した投稿者は、すぐに部屋へ撤収。残りの夜は4人で部屋に閉じこもり、今しがた起きた騒動を肴に笑い続けたという。
後日談として、投稿者は翌朝チェックアウト後にこっそり戻って問題の機械を写真に撮影。ホテルの請求書もしっかり確認したが、ウイスキー4ショット分の追加請求は一切なかったとのこと。投稿者いわく「あの女性が普通の言い方で来てくれたら全額払う気だったのに、あの態度じゃ知らん顔させてもらう」。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
ベガスから巻き上げる側に回るやつ、久しぶりに見たわ。普段ベガスに巻き上げられっぱなしの人類を代表してお礼を言いたい。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
これ、巻き上げというより「強盗」じゃない?それも完璧に成功した強盗。最後の一手で詰めを誤ったタイプの。
3. やらかし名無しさん
そもそも「ここはスタッフ専用です」って表示が一切ないのがアウトだろ。客向けの光る画面があれだけ並んでるカジノで、これだけ何も書いてなかったらセルフだと思うのが普通。会社側の落ち度。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
俺が陪審員だったら投稿者は無罪。「明らかに客向けに見える設置をしてた側が悪い」で一蹴。
5. やらかし名無しさん
頭おかしいのは投稿者じゃなくて、そんな場所にあのデザインの機械を置いた設計者だと思う。せめてバーの内側に向けて設置するか、店員専用の暗証番号入力を挟むくらいのことはしないと、こうなるに決まってる。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
「1234」みたいなクソ簡単なパスコード画面ですらいいんだよ。「あ、これ自分用じゃないんだ」って客がワンクッション置けるだけでぜんぜん違う。それすらしてないのは怠慢。
7. やらかし名無しさん
ベガス「ピカピカ光る画面いっぱい用意したよ!押してね!特典いっぱいあるよ!」
投稿者「(光ってる画面を押す)」
ベガス「違うそうじゃない!!!」
完全に自業自得じゃん。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
カジノって「客に画面押させて金落とさせる」を商売にしてる場所だからな。「押すな」の方が圧倒的に少数派なんだから、押すな側にこそ目立つ警告を出さなきゃいけない。
9. やらかし名無しさん
30年くらい前にデトロイトのアメフト試合で似たことやった。第3クォーターで終了するビールスタンドが無人で開いてたから、友人が「これから栓を抜いて閉店作業しまーす」とか言いながら勝手に注いで配り始めて、警備に取り囲まれて全部捨てさせられた。逃げようとした友人がドアに足挟まれて捕まったの今でも忘れない。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
警備の足がドアに挟まった瞬間の表情、絶対ニヤニヤしてただろ。俺は大学のフットボール場で似たことやって、無人のアイス屋台のソーダカップを満タンに注いで寮まで持ち帰ったことある。誰も追ってこなかったから完全勝利。
11. やらかし名無しさん
そういえばカジノって、ギャンブルしてる客には基本ドリンク無料じゃなかったっけ?だとしたら、その女性スタッフの方が話のわかってない人だった気がする。
12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
ベガス周辺のカジノはセルフで注げる無料ドリンク台を置いてるところもある。あるカジノには無料ホットドッグおばさんがいて、帰り際に好きな具材で3個追加してくれた。あのおばさんとは結婚したい。
13. やらかし名無しさん
これ、英国のパブで同じもの設置したら数時間以内に「画面の下に頭突っ込んで直接ウイスキー流し込むやつ」が出現して即撤去案件になる。誰が客向けかなんて議論する隙もない。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
こっちにもアイルランド系がいるから事情は同じだ。撤去まで30分。
15. やらかし名無しさん
無料の酒と無料のショー(怒鳴り声)まで付いてくる、最高の旅じゃん。やらかしどこ?
16. やらかし名無しさん
あの手のタッチパネル、たぶん業務用の在庫管理連動型サーバー(注いだ酒の量を全部記録する機械)。本来は店員ごとの暗証番号を入れないと一杯も出ないようになってるはず。それが入力なしで4ショット出たってことは、誰かが画面ロックを解除したまま放置してた。あの女性スタッフが投稿者に金を請求しなかった本当の理由は、客から取り立てるためじゃなく、「どの店員が画面開けっぱで現場離れたんだ」って犯人捜しを始めたかったから。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
これだ。それで言うとあの店員、実は投稿者よりずっと深刻な状況。ネバダ州の酒類販売免許は店員個人に紐付いてるから、画面開けっぱで「客が未成年に酒を注げる状態だった」って事実そのものが規制違反になる。来週末にはあの画面、絶対カウンター内側を向くように設置し直されてる。
18. やらかし名無しさん
帰る前に証拠写真を撮りに戻ったの偉い。普通はそのまま忘れて終わるのに、ちゃんと現場を押さえてくる執念が記事として完璧。
19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
本人が「翌朝チェックアウトしてからあの女性に見つからないように戻って撮った」って書いてて笑った。逃亡犯みたいなムーブで草。
20. やらかし名無しさん
ホテルの請求書まで確認したっていう投稿者の慎重さ好き。「あとからウイスキー4杯分が来てたら震えるな」と思って読んでたから、何もなかったと聞いて一安心した。
21. やらかし名無しさん
あの女性スタッフが普通の口調で「お客さま、これスタッフ用でして」って言ってきたら投稿者も即謝って金払ってたって本人が書いてるの、すごく分かる。怒鳴られた瞬間に「じゃあ知らん顔するわ」ってスイッチ入るの、人類の普遍的なバグだと思う。
まとめ
ラスベガスのカジノで「客向けに見える光るパネル」を素直に押したらウイスキーが出てきた、という今回の事件。コメ欄の総意は「これは投稿者じゃなくカジノ側の設計ミス」で、業界に詳しい人からは「あれは店員ロック前提の機械、画面開けっぱだった店員の方が処分案件」という解説まで飛び出した。怒鳴られた瞬間に謝る気が失せた投稿者の心境にも共感が集まり、後味の悪さよりも「酔った夜の最高の話のタネ」として笑い話に着地した一件だった。

