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幽霊墓地で拾った石ころで警官にヤク中扱いされた18歳の話【海外のやらかし告白】

幽霊墓地で拾った石ころで警官にヤク中扱いされた18歳の話【海外のやらかし告白】 家族

2008年、卒業したての18歳。兄と幽霊墓地を巡ったあとの帰り道、夜のオハイオ州で警官に車を止められた投稿者。緊張のあまり「ポケットには石ころが何個かあるだけです」と正直に答えた瞬間、警官の目が「クリスマスのイルミネーション」のように輝いた——という、神経発達特性ゆえの“バカ正直さ”が引き起こした全力すれ違いコント。

※注:「neurodivergent(ニューロダイバージェント)」とは、定型発達ではない人の総称。ADHDや自閉スペクトラム症(ASD)など、感じ方や考え方の特性が多数派と違う人を指す言葉として、近年海外でよく使われている。

何をやらかした?

📌 幽霊墓地で拾った石ころをポケットに入れたまま、夜中に警官の職務質問に遭遇。「ポケットには何かありますか?」と聞かれて「石ころが何個かあります」とバカ正直に回答してしまい、警官に「ヤク中(クラック中毒者)」と本気で疑われた18歳女子の話。

事の発端

幽霊墓地で“お土産”を拾った18歳

2008年、高校を卒業したばかりの投稿者は、兄に連れられてシカゴで開催されたドラマ『スーパーナチュラル』のイベントへ向かった。両親なし、兄妹2人だけのドライブ旅行。当時の投稿者の見た目は「Hot Topic(米国の若者向けゴスファッション店)の商品を全部頭からかぶったような女子高生」。真っ黒のアイライン、ボリュームを盛りまくったブロンドの髪、派手な原色の服。

シカゴから心霊スポットへ寄り道

滞在中、投稿者は心霊好きの血が騒ぎ、兄を口説き落としてシカゴ郊外のバチェラーズ・グローブ墓地(Bachelor’s Grove Cemetery)へ寄り道させた。アル・カポネが死体を捨てたという伝説のある池の近くにある、米国でも有名な心霊スポットだ。普通なら怖がる場所だが、彼女は「最高にクール」とテンション爆上がり。買ったばかりのビデオカメラで撮影していたが、急に電池が異常な勢いで減って完全に沈黙。そのカメラはそれ以来、二度と起動しないまま今も家のどこかに眠っている。

記念に何か持ち帰りたかった投稿者。さすがに墓石のかけらは「呪われそうだから」やめておき、近くの干上がった川床から小石を数個と、地面に落ちていた割れた陶器のかけらをポケットに突っ込んだ。これが、のちのち警官の血圧を急上昇させる“ブツ”になる。

やらかしの一部始終

シャワーをサボったまま長距離ドライブへ

前夜は兄と夜遅くまでパーティーで騒いだ。「どうせ車に座ってるだけだし」とシャワーをサボって出発した投稿者の姿は、ニューヨークへの長距離ドライブが進むにつれて完成形へ近づいていった。アイラインは涙と汗で滲んで完全にアライグマ顔、盛った髪はぐちゃぐちゃの鳥の巣状態、上には黒の細ストライプが入った白の長いトレンチコート。

オハイオ州の夕暮れどき、運転を渋っていた兄がついに根負けして投稿者にハンドルを渡した。免許取り立て。兄は安心したのか助手席で即爆睡。投稿者は霧の立ち込める真っ暗なオハイオの道を一人で運転していた。

ヤク中疑惑の職務質問

後ろからすごい勢いで車が迫ってきたかと思うと、青と赤のパトランプが目の前で点滅。生まれて初めて警官に止められた投稿者はパニック。車を路肩に寄せた。警官はまず助手席側の兄に声をかけてきた。緊張で頭が真っ白になっていた投稿者は「兄に話しかけてるってことは、私には用がないんだ」と勝手に解釈し、ずっと黙ったまま座っていた。

業を煮やした警官に「君はなんで何も話さないんだ?」と聞かれ、投稿者は素直に答えた。「お兄ちゃんと話したいのかと思って。だってお兄ちゃんの窓のところに来たから」。これがどうやら警官の癇に障ったらしい。即座に運転席側に回り込まれ、車から出るよう指示された。パトカーのボンネットに手をつかされ、ボディチェックに入る前に「ポケットに何か尖ったものは?刺さると危ないので」と聞かれる。

そこで投稿者は——あろうことか——本当のことを言った。

「いえ、お巡りさん。石ころが何個かあるだけです。

その瞬間、警官の目はクリスマスのイルミネーションのように輝いたという。光速でポケットに手を突っ込み、取り出した手のひらの上を凝視する警官。そこにあったのは——本当に、ただの石ころだった。投稿者は親切心で付け加えた。「あ、それと割れた陶器のかけらも」。「割れた陶器は尖ってるからマズかったかも」と思って言い添えただけだった。※1

※1 英語の「rock(ロック)」は俗語で「クラック・コカイン(固形のコカイン)」を指す。警官が「ポケットに石(rock)がある」と聞いた瞬間に色めき立ったのは、薬物所持の現行犯を確信したから。投稿者にはまったくその発想がなかった。

その後

パトカーの後部座席に座らされた投稿者は、本人確認の間に「お兄さんとの関係は?今日は何してたの?」と何度も質問された。緊張のあまり余計なことまで全部しゃべってしまい、海外ドラマ『スーパーナチュラル』の全エピソードを警官に解説し、シカゴのファンイベントの詳細から幽霊墓地で何をしてきたかまで、聞かれてもいない話を延々と披露してしまったという。

結局、警官の言い分は「霧の中で車が車線をはみ出していた」というだけ。警告だけで解放された。ようやく車に戻り、ルームミラーで自分の姿を初めて直視した投稿者。滲んだアイライン、鳥の巣ヘア、白のトレンチコート、震える手、ポケットの石と陶器のかけら。そこでようやくピンときた。「……あの警官、私のことヤク中だと思ったんじゃない?」。兄に小声でそう言ったあと、トラウマで運転続行不可能になり、残りの道のりは兄が運転して帰ったという。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
えっ、最後まで読んで初めて気づいた……警官が「rock=クラック」だと勘違いしたってこと?投稿者の正直さが完全に裏目に出てるの最高すぎるんだけど(笑)。私もたぶん同じ勘違いしてた、人のこと言えない。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
あなたのコメントを読んで、ようやく警官が何を疑ってたのか理解した……。診断済み(ADHD)の私からすると、これはもう完全に同志の話です。

3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
こっちも全力で気づかなかった。「石ころで何が悪いんだろ、警官うるさいな」って素で思いながら最後まで読んでしまった。投稿者と一緒に職質で連行されるタイプ。

4. やらかし名無しさん
警官の脳内シナリオを想像すると最高にウケる。「薬物発見の手柄キター!」→ ポケットから出てきたのが、ガチで河原で拾ったような石ころ。あの瞬間の警官の表情を見てみたかった。短絡しただろうな。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
たぶん警官の中では「待ってこいつまさか本当に石を拾うタイプの人間か?」って人生観が音を立てて崩れた瞬間だったと思う。

6. やらかし名無しさん
最初はメイクが滲んでるし、緊張してるし、どう見てもクスリやってる若者にしか見えなかったんだろうな。「兄」を名乗る男と二人連れって時点で警戒値MAX。で、結局見つかったのが石ころと陶器のかけらってどんなオチだよ(笑)。

7. やらかし名無しさん
こういう特性のある人向けに、車の書類を入れる「ブルー・エンベロープ」っていう青い封筒を配ってる州があるんだよね。「この封筒を渡してくる人はニューロダイバージェント。普通の応答ができないことがあります」って警官に伝わる仕組み。バージニア州のDMV(運転免許センター)が有名。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
へぇ、こんな制度あるんだ知らなかった。日本にも欲しい……。緊張すると言葉が出てこなくなる人、私も含めて結構いるから、こういうのが普及するといいな。

9. やらかし名無しさん(>>7への返信)
2020年にコネチカット州で始まったばかりで、まだ歴史浅いんだよね。ただ急速に他州に広がってる。投稿者みたいな話が出るたびに紹介したくなる仕組み。

10. やらかし名無しさん
2008年か……エモ全盛期。アイラインばっちり、髪盛り盛り、Hot Topicでフルコーデ。あの時代の若者みんなあんな感じだったから、警官も「おっ、典型的なクラック中毒の出で立ち」って判断したのかもね。当時の流行を知らないと永遠に誤解されるやつ。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
2008年に戻りたい。あの頃は世の中もまだ希望があった気がする。今はみんな抗うつ剤飲んで生きてる。

12. やらかし名無しさん
私も似た話あるよ。空港で荷物を預けたら、X線検査で即フラグ立てられて、TSA(米国の空港保安局)の職員が30分かけてカバンから石を100個以上取り出してた。なんで石を持ってたかって?私が、欲しかったから(笑)。検査終わったあと全部詰め直して持ち帰った。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
「私が、欲しかったから」って理由が完璧すぎて笑った。ニューロダイバージェントあるあるすぎる。理由なんて要らない、「気に入ったから」が最強の正当化。

14. やらかし名無しさん
投稿者の正直さが本当に愛おしい。「尖ったものは?」って聞かれて「陶器も尖ってるかも」って後出しで申告するの、優しすぎる。普通は黙ってやり過ごすところを、相手の安全まで気を遣ってる。

15. やらかし名無しさん
最初に読んだとき投稿者を男性だと思い込んでたんだけど、女性だと知ってさらに面白くなった。アイラインと盛り髪の描写で気づくべきだったけど、あの時代は男もみんなアイライン入れてたから……(エモ世代の言い訳)。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
言われてみればエモ全盛期は性別関係なくみんなアイライン入れてたわ。そりゃ警官も「謎のアイライン人間」としか認識できなかったよね。

17. やらかし名無しさん
そのカメラ、絶対に何か憑いてるやつだよね。墓地で急に電池切れて、それ以降一度も起動しないって明らかに普通じゃない。中に映ってる映像を見たい気もするけど、見たら何か起こりそうで怖い。永遠に封印しておくのが正解。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
ミニDVDが入ったまま再生不能なの怖すぎる……。映像を取り出さないでそっとしておくのが一番。心霊スポットからの“お土産”は石だけにしておこう。

19. やらかし名無しさん
緊張すると逆に説明しすぎちゃう現象、私もやる。職質で『スーパーナチュラル』全話の解説始めるの、もはや天才。警官の方が先に「もういいです帰ってください」ってなったと思う。

20. やらかし名無しさん
最後に車内のミラーで自分の姿を見て初めて状況を理解するくだり、めっちゃリアル。私も家を出てしばらく経ってから「あれ?私今ヤバい格好してたかも」って気づくタイプ。鏡を見ない人間は皆ニューロダイバージェントの仲間。

21. やらかし名無しさん
警官の方も今でもこの夜のことを思い出すたびに「あの謎の女、本当にただ石を拾ってきただけだったのか……」って首をかしげてると思う。投稿者よりよほど警官の方がこの記憶を引きずってそう。

まとめ

幽霊墓地から拾った“お土産”の石ころと、緊張による全力のバカ正直さが合わさって、警官に薬物所持を本気で疑われてしまった投稿者。海外の読者からは「最後まで気づかなかった、私も同類」「正直すぎて愛おしい」と共感の嵐。神経発達特性ゆえの“素直さ”は時に身を滅ぼしかけるけれど、ちゃんと無事に解放されてよかった。緊張して説明しすぎる人、鏡を見ずに家を出る人、欲しいから石を持ち帰る人——あなたは一人じゃない。

元ソース: やらかし告白:警官にニューロダイバージェント全開で接してしまった話