明日は晴れの大学卒業式。ガウンとドレスがシワだらけなのに気づいた投稿者は、深夜にあわてて一番安いハンディ型スチーマーをゲット。「ほら見て、私すっごい大人」と意気揚々と電源を入れた次の瞬間、温まったかを確かめるために蒸気の噴き出し口に素手を突っ込んでしまう。卒業を翌日に控えた手のひらと足の甲に、見事な火傷を刻むことに。
※注:「スチーマー」は服のシワを蒸気でのばす、家庭用の小さな機械。アイロンの代わりに服にあてて使う、海外でも安いものは1500円くらいで売ってる定番アイテム。
何をやらかした?
📌 卒業式前夜、ドレスのシワをのばすために初めて買ったスチーマー。「温まったかな?」と蒸気の真ん前に手をかざして確認しようとした結果、両手と足を派手に火傷。卒業証書を受け取る写真に、痛々しい赤い跡がしっかり写り込むことになった。
事の発端
明日は人生でいちばん晴れがましい日のはずだった
投稿者は大学卒業を翌日に控えた女子学生。専攻は法学(リーガル・スタディーズ)で、物理の授業はまったく取ってこなかった。式の準備をしようとクローゼットからガウンとドレスを引っぱり出してみたら、両方とも見事にしわくちゃ。畳んでしまったままだったのか、ハンガーに掛けてあっても重力に負けていたのか、とにかく明日この格好で壇上に上がるのはちょっと無理、というレベル。
深夜の駆け込みで「いちばん安いやつ」を購入
気づいたのが夜だったので、近所のお店に走り込んで一番安いハンディ型スチーマーを購入。値段はだいたい15ドル(約2,300円)ほど。「やだ、私ってばちゃんと自分でなんとかしてる。これが大人ってやつ?」と一人でテンションを上げながら家に戻り、コンセントを差して通電開始。安物なので説明書もろくに読まずに、とにかくスイッチを入れて準備完了を待つ──ここまでは、誰がやってもおかしくない流れである。
やらかしの一部始終
「温まったかなー?」の確認方法が斜め上だった
数秒置いて、本人いわく「何も考えずに」噴き出し口に手のひらをかざしてしまう。ストーブが熱いかどうかを素手で触って確かめる人はあまりいないが、なぜか蒸気に関してはOKだと思ってしまった。次の瞬間、想像をはるかに超える熱がドンと押し寄せ、反射的にスチーマーを取り落とす。落としたスチーマーは見事に足の甲に当たり、噴き出し口が今度は足側を直撃。手と足、ダブルで盛大な火傷を負うことになった。
「だって沸騰したお湯の上って、そこまで熱くないじゃん?」
後から冷静になって振り返ると、なぜあんなことをしたのか自分でも分からない。本人の記憶の中では、鍋でお湯を沸かしているときに立ちのぼる湯気は、近づいてもそんなに熱くなかった気がする。たしかにパスタを茹でてる鍋の1メートル上でサッと手を動かしても、別に火傷はしない──だから蒸気もそんなもんでしょ、と頭のどこかで思い込んでいた。実際の蒸気は、もっとずっと凶悪だった。
その後
結果、明日の主役のはずだった手のひらと足の甲には、赤くてヒリヒリする火傷の跡がくっきり。応急処置として水道水をしばらく流し続け、痛みと闘いながら卒業式当日を迎えることに。ガウンのシワは無事のばせたかもしれないが、写真には赤くなった手がばっちり残ることになりそうだ。投稿者は「沸騰したお湯の蒸気って、自分が火傷するレベルでめちゃくちゃ熱いんだ。あと、熱いかどうかを触って確かめるのはやめろ。知ってるつもりでも、実際に焼かれるまで人は学ばない」と教訓を残してスレを締めくくった。
※注:火傷したらまず「冷たすぎない流水(15〜20℃くらい)で20分以上冷やす」のが世界共通の応急処置。氷を直接当てるのは逆効果。蒸気は同じ100℃でも、水の状態から気体になるときに大量の熱を「ためこんで」運んでくるので、同じ温度のお湯よりはるかに深い火傷になりやすい(潜熱、というやつ)。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
蒸気って、あの、何百万人の街に電気を送ってる発電所のあれ?昔の蒸気機関車を走らせてたあれ?うん、めちゃくちゃ熱いよあれは。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
いやー、私、蒸気機関の時代に生きてないんで、そのとき頭に浮かばなかったんですよ残念ながら。
3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
原子力発電所だって、結局やってることは「お湯を沸かして蒸気でタービン回す」なんだぞ。21世紀の最先端ですらこれ。
4. やらかし名無しさん
「沸騰しててもそんなに熱くなかった気がする」← この記憶がいちばん怖いんだが。投稿者の脳内、いったいどんなキッチンなんだ。
5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
たぶんパスタ茹でてる鍋の真上1メートルくらいを手でサッと横切る、みたいな経験しかなくて、そこから「蒸気=ぬるい」って結論にいっちゃったやつだと思う。
6. やらかし名無しさん
蒸気に含まれてるエネルギー量、ほんとに凄まじいからな。きちんと敬意をもって扱わないと、マジで死人が出るレベルのエネルギーだぞ。
7. やらかし名無しさん
ねぇ、ガスコンロが熱いかどうかも素手で触って確かめるタイプ?
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
いや、ガスコンロは触らないよ。ただ、もし今までの人生でガスコンロを一度も見たことがなかったら、たぶん触っちゃうと思う。今回の私はそういう状態だったってこと。
9. やらかし名無しさん
大学行ってたなら、水を蒸気にするのにどれだけエネルギーが必要か(気化熱ってやつ)、物理の授業で習わなかった?
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
法学部なんで、すみません、その授業はなかったんです。判例なら読めます。
11. やらかし名無しさん(>>9への返信)
大学卒業した20代の人間が、これを今日初めて知るっていうのが個人的にいちばん衝撃。
12. やらかし名無しさん
鍋から立ちのぼる白い湯気は、実はそんなに熱くない。空気にすぐ冷やされる上に、表面積が広いからね。ヤバいのは「過熱蒸気」のほう。圧力をかけてエネルギーを足し続けると、沸点をはるかに超えて、手をかざした瞬間に焼かれるくらい熱くなる。蒸気は本気で怒らせちゃいけないやつ。
13. やらかし名無しさん
ちなみにマメ知識。「ホットスチーム」って呼ばれるやつは、圧力と温度が高すぎて目に見えない蒸気になってる。触れた瞬間に火がついて、皮膚が骨まで焼け落ちるレベル。工場の蒸気配管が破裂するシーンで顔面に直撃するパニック映画あるじゃん?あれ、現実だと1000℃近くあるからね。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
2,300円のうちのちっこいスチーマー、頼むからそれにだけはならないでくれ……。
15. やらかし名無しさん(>>13への返信)
ちなみにツッコむと、蒸気は本来ぜんぶ目に見えないんだよ。私たちが「白い湯気」って呼んでるのは、蒸気がもう一度水に戻った細かい水滴。気体の状態の本物の蒸気は、透明で見えない。
16. やらかし名無しさん
火傷の応急処置、ちゃんとやった?冷たすぎない流水で20分以上が鉄則。氷は逆効果だからね。式の写真、痛そうな手で写る前に水道へ走れ。
17. やらかし名無しさん
卒業式、おめでとう。両手と片足に犠牲を払って手に入れた卒業証書、ある意味いちばん思い出に残る式になったね。
18. やらかし名無しさん
これ笑える話で済んで本当に良かった。スチーマーって本気で危険な家電のひとつなんだよ。特に子どもがいる家、絶対手の届かないところに置いてほしい。
19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
これマジで同意。うちの甥っ子、3歳のときに机に置いてあったスチーマー触りそうになって肝が冷えた。コードも垂らしちゃダメ、引っ張られて顔に落ちてきたら一発でアウトだから。
20. やらかし名無しさん
個人的には「スチーマー買って自分で服のシワをのばす」までは100点満点だと思う。そのあと噴き出し口に手を入れる発想だけが斜め上すぎて怖い。次は卒業証書のシワをアイロンで伸ばすときに、アイロン面を素手で触らないでね?
まとめ
卒業式前夜に「初めてのスチーマー」を買って、その熱を素手で確認してしまった法学部生のやらかし。スレでは「物理を取ってないにしても、蒸気機関車も原発も蒸気なのに……」というツッコミが多数ながら、「鍋の上の湯気は熱くないから油断しがち」という共感の声も多く、最後はみんなで「とにかく火傷の応急処置だけはちゃんとやれ」「卒業おめでとう」という温かいトーンで締まった。蒸気はぬるくない、というのは本当に、実際に焼かれるまで人は分からないらしい。
元ソース: 蒸気がこんなに熱いとは思わなかった話

