仕事で毎月シンガポールに通ううち、現地で素敵な女性と出会って遠距離恋愛がスタート。順風満帆かと思いきや、ようやく重い腰を上げて取引先の部長の家に食事に招かれたその日、リビングのテレビ台に飾られた家族写真を見て血の気が引いた。そこに写っていたのは、隣の部屋で寝ている自分の恋人だったのだ。
※注:MRTはシンガポールの地下鉄。フードコートは現地で「ホーカーセンター」とも呼ばれる、屋台が集まった庶民的な食事スペースのこと。
何をやらかした?
📌 取引先の部長に半年間ずっと夕食の誘いを断り続けてきた29歳のコンサルタント。理由は「現地でできた彼女が忙しくさせてくる」から。ようやく食事に伺ったら、その部長こそが彼女の父親だった。隣室で寝ていた当の彼女と初対面のふりをして、人生でいちばん気まずい夕食を乗り切るはめに。
事の発端
毎月通う出張先で、部長と意気投合
投稿者は29歳の男性。ノルウェーの会社でコンサルタントとして働いていて、担当している取引先はシンガポールにある。8か月契約で、毎月1週間だけ現地のオフィスに飛ぶという働き方だ。最初の出張で、彼はチームの責任者である部長とすっかり意気投合した。その人は実は投稿者と同じ故郷の出身で、今はシンガポールに腰を据えているという。
「うちで夕飯でも」を断り続けた半年間
気が利く投稿者は、二度目の出張前に「地元から何か持っていこうか」と声をかけ、部長家族へのちょっとした手土産を運んでいった。部長は大喜びで「ぜひ家に夕食を食べに来てくれ」と誘ってくる。けれど当時の投稿者は本当に余裕がなく、丁重に辞退した。以降、部長は出張のたびに「夕飯はまだか」と誘い続けるのだが、投稿者はそのつど仕事を口実にやんわりかわし続けることになる。
やらかしの一部始終
地下鉄で交わした一瞬の笑顔
三度目の出張のこと。空港からホテルへ向かう地下鉄のなかで、投稿者は隣に立っていた25歳の美しいインド系の女性に目を奪われた。二人は自然と微笑みを交わし、そのまま別々の方向へ。ところがその晩、ホテルの隣のフードコートで一人夕食をとっていると、彼女がふらりと現れて真向かいに座ったのだ。投稿者が冗談めかして「ぼくを尾けてるの?」と聞くと、彼女は笑って否定。そのまま意気投合し、連絡先を交換して別れた。
帰りの便を遅らせてまで初デート
投稿者はメッセージのやりとりが大の苦手で、すぐには連絡しなかった。すると数日後、同じフードコートでまた彼女と鉢合わせ。「連絡くれなかったでしょ」とからかわれ、勢いで金曜のデートに誘ってOKをもらう。なんと彼は、彼女と過ごすためだけに金曜夜の帰国便を土曜の朝に変更までした。彼女が完璧に計画したロマンチックなデートで、二人は午前3時までシンガポールの街を歩き回った。投稿者の便は朝6時半。寝る間もないまま、二人は正式に遠距離恋愛を始めることになる。
「現地の彼女が忙しくしてくるんです」
それからというもの、投稿者はシンガポールに飛ぶたび、空いた時間をすべて彼女とのデートに費やした。相変わらず夕食に誘ってくる部長には、ついに「実は現地の女性と付き合い始めて、その彼女がぼくをかなり忙しくさせてくるんです」と打ち明けてしまう。今思えば、これがとどめの伏線だった。
その後
契約も7か月目に入ったこの週、彼女が数日体調を崩し「実家で休んで、家庭料理を食べてくる」と告げた。急に予定が空いた投稿者は、ここぞとばかりに部長へ「やっと例の夕食にお邪魔できます」と連絡。木曜に決まった。当日、何も知らない投稿者は部長の奥さんと和やかに談笑していた。やがて部長が家族の話を始め、「息子が一人、娘が二人いてね」とテレビ台の家族写真を指さした瞬間、投稿者の胃は床まで落ちた。長女こそが、ほかでもない自分の彼女。しかも当人は、すぐ隣の部屋で寝ていたのだ。投稿者はなんとか平静を装い、奥さんが「夕飯できたわよ」と娘の部屋をノックしに行く隙にトイレへ駆け込み、彼女に必死でメッセージを送った。「何があっても、絶対に何も反応するな」。やがて現れた彼女は、父親から投稿者を紹介されても一言も発さず、初対面のふりを完璧に演じきった。痛いほどの沈黙が張りつめる夕食をどうにか食べ終え、投稿者は一目散に退散。家を出た瞬間、彼女から「今の何!?」とメッセージが届き、電話ですべてを打ち明けた。契約と恋人、両方を吹き飛ばさずにどう切り抜けるべきか——投稿者は今も呆然としたまま、答えを探している。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
これはもう契約と恋愛を同時に爆破しかねない案件。よく無表情で夕食を完走したな、メンタル鋼すぎる。
2. やらかし名無しさん
ひと晩の夕食で、フラれて・クビにされて・出禁を食らう。それを全部同じ一人にやられる可能性があるの、字面が地獄すぎて笑った。
3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
解雇通知と別れ話と「もう来るな」を一人の人間から同時に受け取る権利、誰も欲しがらないやつ。
4. やらかし名無しさん
そもそもこれ何をやらかしたんだ? 出会いも交際も全部偶然で、本人に落ち度ないだろ。強いて言えば半年も上司の夕食を断り続けたことくらいでは。
5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
唯一のやらかしは、目の前で初対面のフリをするコント路線を選んだこと。普通に「あれ、写真の人ぼくの彼女に似てる…えっ本人?」でよかったのに。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
それな。せめて「フードコートで一度お会いしたことが」とでも言っておけば、後でいくらでも軌道修正できたのに、嘘の上塗りで彼女まで気まずい立場に追い込んでる。正直さが一番ラクだったはず。
7. やらかし名無しさん
どんでん返し: 投稿者が知らずに部長の娘と7か月付き合っていたんじゃない。部長が知らずに娘の彼氏を7か月雇っていたんだ。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
視点をひっくり返すとこんなに綺麗にハマるの、ちょっと感心してしまった。立場が完全に逆転してて草。
9. やらかし名無しさん
インド系のご家庭が、結婚の話でもない限り取引先の人を娘同席の夕食に招くのは珍しい。お父さん、最初から娘の誰かと引き合わせようとしてた説、わりと本気である。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
あんなに家に呼びたがってたの、それで全部説明がつくな。お見合いセッティングする前に本人同士が完成してたという。
11. やらかし名無しさん
まずは自分の会社の上司に正直に話したほうがいい。取引先と個人的な利害が絡む以上、担当を外される可能性はある。でも隠して後でバレるよりずっとマシだ。
12. やらかし名無しさん
映画なら何十回も使い古されたネタ。ここからは小細工せず、正直に直接話すのが正解。すでに一回コントをやっちゃったんだから、二度目はナシで。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
やらかしは一作品につき一回まで。続編を作るとだいたい興行収入が落ちる。
14. やらかし名無しさん
次会ったとき「ご家族、本当に素敵でした。美しい娘さんたちですね」とさらっと褒めておくといい。反応次第で、こちらから話を切り出す糸口が見つかるかも。
15. やらかし名無しさん
彼女に判断を委ねるのがいいと思う。家族に話す覚悟ができてるなら堂々と恋人として、まだなら今は伏せておく。どのみち契約はもうすぐ終わるんだし。
16. やらかし名無しさん
あの一瞬で完璧に初対面のフリができる彼女、これはもう一生添い遂げるタイプの逸材。あの無言の忠誠心よ。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
父親の前で眉ひとつ動かさず合わせてくれる人、結婚相手として満点すぎる。投稿者は気まずさより先にそこに感謝すべき。
18. やらかし名無しさん
契約は8か月だけなんだよね? それが終わったあとも彼女と付き合い続けるつもりなのか、そこを決めれば打ち明けるタイミングも自然と見えてくる気がする。
19. やらかし名無しさん
正直、フードコートで偶然二回も鉢合わせって出来すぎてない? シンガポールであの広いフードコートで同じ時間に再会する確率、ちょっとロマンチックすぎて逆に怪しい(笑)。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
ひどい言い方になるけど、最初の「偶然」からして仕込みだった可能性すらある。父親が娘を差し向けてたとしたら、もう壮大な縁談大作戦の完成形では。
21. やらかし名無しさん
打ち明けて、楽しんで、結婚して、子どもを持てばいい。将来その子が大きくなったとき、笑って話せる最高の馴れ初めエピソードになるよ。これは勝ち確の悩み。
まとめ
毎月の出張先でできた最愛の彼女が、半年間夕食を断り続けてきた取引先の部長の娘だった——という、ドラマより出来すぎた告白。海外の反応は「初対面のフリは悪手、正直が一番ラク」という助言派と、「父親が最初から縁談を狙ってた説」「あの無言で合わせる彼女は結婚確定の逸材」というニヤニヤ派にきれいに二分。気まずさは100点満点でも、見方を変えれば人生最高の馴れ初め話。墓穴を掘るのは一回まで、ということで。
元ソース: 知らないうちに取引先の部長の娘と付き合っていた話

