「……今の、くしゃみして……ついでに、した?」数秒の沈黙のあと、彼が毎日送ってくるようになった一言

「……今の、くしゃみして……ついでに、した?」数秒の沈黙のあと、彼が毎日送ってくるようになった一言 恋愛

「くしゃみは我慢するな」とはよく言われるが、我慢しなかった場合にどうなるかを身をもって示してしまった人がいる。24歳の女性が、付き合いはじめて数週間の相手の部屋で、人生最大級のくしゃみに襲われた。堪えようとして堪えきれず、盛大に一発。その勢いで膝が相手のお腹に入り、さらに、本人が最後まで言葉にできない「別の音」まで鳴った。部屋には、鼻をすする音と沈黙だけが残ったという。

何をやらかした?

📌 24歳の女性が、知り合って数週間の相手の部屋で、人生最大のくしゃみを堪えきれずに放出。その勢いで膝が相手のお腹に入り、ほぼ同時に、本人が最後まで言葉にできない別の音まで響き渡った。数秒の完全な沈黙のあと、相手は息ができなくなるほど笑い転げ、その夜はそこで終了。以来、相手からは毎日「ハクション」とだけ書かれたメッセージが届く。二人は、なぜかまだ続いている。

事の発端

まだ「付き合いはじめ」と呼ぶ時期だった

投稿者は24歳の女性。相手とは何週間か会っている程度で、まだお互いの素をどこまで出していいのか決めかねている、あの探り探りの段階だった。その日は二人で軽く飲んだあと、彼の部屋へ移動した。照明を落として、本人いわく「今回にかぎっては、何もかも本当にうまくいっていた」。わざわざ「今回にかぎっては」と書いてしまうあたりに事情がにじむが、ともかくそこまでは順調だったのである。

鼻の奥に、嫌な予感が集まってきた

ところが、いい雰囲気になったところで、投稿者は鼻の奥に異変を感じ取る。人生でいちばん激しいやつが来る、という確信だった。くしゃみというのは、来ると分かってから実際に出るまでの数秒だけ、妙に時間の流れが遅くなる。その数秒のあいだ、彼女は必死に考えた。今ここで出すわけにはいかない。絶対に堪える。本人の表現を借りるなら「自分の尊厳がかかっているかのように」堪えにかかった。

やらかしの一部始終

見事なまでに、完敗した

結果は、本人の言葉をそのまま借りれば「見事なまでの失敗」だった。堪えようとした反動なのか、出たくしゃみは想像をはるかに超えて大きく、全身が跳ねた。とっさに体じゅうに力が入り、膝が前へ飛び出して、相手のお腹に思いきり入ってしまう。そして——ほぼ同時に、まったく別の音が鳴った。その音が何だったのかを、投稿者は最後まで一度も言葉にしていない。書かれているのは「大きな音で」「響いた」の二点だけである。

二人とも、完全に固まった

相手は固まり、投稿者も固まった。部屋に残ったのは、まだ鼻をすすっている自分の音と、たった今ここで何が起きたのかを疑いようもなく示している「証拠」だけ。数秒のあいだ、どちらも一言も発せなかった。やがて相手が、ささやくような小声でこう尋ねてきたという。「……今の、くしゃみして……ついでに、した?」

色っぽく答えたつもりが、瀕死のカエル

ここで平静を装おうとしたのが、二度目の失敗だった。投稿者は自分なりに色っぽい声を作って「さあ、どうかしら」と返した。本人の自己評価によれば、実際に出てきたのは「瀕死のカエルのような声」だったという。鼻をすすったばかりの喉から色気が出るはずもない。相手はそこで限界を迎え、息ができなくなるほど笑い出した。つられて投稿者も笑ってしまい、笑った拍子に——例の音が、もう一度鳴った。さっきよりは小さめだったが、間違いなく鳴った、と本人は律儀に報告している。

その後

その夜は、そこで終わりになった。相手がまだ笑い涙を拭っている横で、投稿者は一言もしゃべらないまま服を着たという。会話がないのではなく、単純に何を言っても事態が悪化する種類の沈黙である。数週間かけて少しずつ距離を縮めてきた相手の前で、自分の体が勝手に全部やってしまった。帰り道の心境は、想像するに余りある。

ところが、話はそこで終わらなかった。その日を境に、相手からは毎日「ハクション」とだけ書かれたメッセージが届くようになったのである。事情を知らない人がその画面を見たら、何かの暗号だと思うだろう。責めるでもなく、蒸し返して笑いものにするでもなく、ただ毎日ひとこと。投稿者は自分の告白を「なぜか、まだ会っている」という一行で締めている。この「なぜか」の答えは、おそらく毎日届いているそのひとことの中にある。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
最後まで一度も、あの音の正体を言葉にできていないのが最高です。「別の音」「大きな音で」「響いた」の三点だけで押し通した。そこまで言えない相手から毎日ハクションが届いてるってことは、よほど気に入られてますよ。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
読んでいるこちらも、なんとなく察したうえで何も触れないという、妙な連帯感が生まれました。全員が分かっていて、全員が黙っている。この記事のいちばん平和なところです。

3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
正直に言うと、途中まではもっと取り返しのつかない事故が起きたのかと思って、身構えながら読み進めていました。文章の流れが完全にそっち方面だったので。読み終わって心底ほっとしています。

4. やらかし名無しさん
これはやらかしではないと思います。体はときどき勝手なことをする、というごく当たり前のことを一緒に笑い飛ばしてくれる人を見つけた、という話です。膝がお腹に入ったところだけは、まあ、うっかりでしたが。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
膝の分を加味して、半分やらかし・半分幸運、くらいが妥当なところじゃないでしょうか。お腹に入ったほうは、たぶん実際そこそこ痛かったはずなので。

6. やらかし名無しさん
その瞬間は穴があったら入りたいのに、何年か経つと最高の持ちネタになる種類の出来事ですね。今の投稿者にとっては地獄でしょうが、五年後には自分から先に話し出していると思います。

7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
投稿者です。理屈では分かっているんですが、まだ全然恥ずかしいです。思い出すたびに枕に顔を埋めています。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
もう開き直ってしまいましょう。「くしゃみ膝落とし」として必殺技に登録しておいて、彼がちょっとうっとうしいときに構えを取ればいい。いい関係というのは、だいたいこういうものの上に建っています。

9. やらかし名無しさん
笑いすぎて息ができなくなって、それ以来毎日「ハクション」と送ってくる。この時点で答えは出ています。そういう反応ができる相手はそうそう見つからないので、離さないほうがいいですよ。

10. やらかし名無しさん
それで、ご結婚はいつになりますか。急かすつもりはないので、日取りが決まったら教えてください。この経緯を最初から知っている人間として、静かに楽しみにしています。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
披露宴のスピーチのネタとしても完璧ですからね。新郎側の友人が「二人のなれそめは、くしゃみでした」と切り出すところまで、はっきり見えました。

12. やらかし名無しさん
個人的に一番好きなのは、平静を装おうとして色っぽい声を作ったのに、出てきたのが瀕死のカエルだったところです。事故そのものより、そのあとの立て直しに失敗しているのが人間くさくてたまらない。

13. やらかし名無しさん
相手が引くでもなく、気まずそうにするでもなく、ただひたすら笑い転げたというのが全てだと思います。とっさの反応にはその人の素が出ますから、この人はたぶん、いい人ですよ。

14. やらかし名無しさん
作戦は失敗、しかし目的は達成、という珍しいやつですね。その夜そのものは終わってしまったけれど、関係のほうは明らかに一段階前へ進んでいます。損して得取るとはこのことです。

15. やらかし名無しさん
昔、当時付き合っていた相手の膝が同じように入ったことがあります。まともに食らって、数十秒くらい息ができませんでした。その場では誰も笑えませんでしたが、今では二人とも定番の思い出話にしています。

16. やらかし名無しさん
ブーブークッションの実演を、まさかこんな場面で披露されるとは相手も思っていなかったでしょうね。しかもアンコールつき。二度目のほうが小さかった、という報告まで律儀に書いてあるのが好きです。

17. やらかし名無しさん
一応補足しておくと、くしゃみを我慢するのは体にとってけっこう危ないことです。口も鼻も塞いだまま堪えると、行き場を失った圧力が耳や喉のほうへ逃げていって、まれに鼓膜などを傷めることがあります。この件では堪えきれなかったのが、結果的には正解でした。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
つまり投稿者は、自分の健康を守るために最善の選択をしたわけですね。膝と音のほうは、その代償として支払われた必要経費ということで処理しましょう。

19. やらかし名無しさん
結婚して26年になりますが、うちで一番笑った思い出は、だいたいそういう場面で起きたものばかりです。いちばん無防備なときに一緒に笑えない相手と、なぜ一緒にいるのかという話ですよ。出だしとしては最高だと思います。

20. やらかし名無しさん
結婚42年、今年で65歳になります。断言しますが、これはやらかしではありません。ああいう時間は、真剣で、情熱的で、そして本来はもっとふざけていていいものです。相手が笑って、今も冗談を送り続けていて、明らかにこれからも会いたがっている。答えはもう全部出ています。

21. やらかし名無しさん
毎日届く「ハクション」の一言、字面だけ見たらまったく意味不明なメッセージなんですよね。事情を知らない人がその画面を覗いたら、何かの暗号だと思うはずです。二人だけに通じる合言葉ができた、という意味では相当うらやましい。

まとめ

くしゃみを堪えようとして失敗し、膝が相手のお腹に入り、言葉にできない音まで響いて、あとには沈黙だけが残った。それでもコメント欄の総意は「これはやらかしではない」だった。むしろ、その場で笑い転げてくれる相手を見つけたこと、そして翌日から毎日「ハクション」だけが届く関係になったことのほうがよほど値打ちがある、という声が並んだ。結婚26年、42年という先輩たちまで出てきて、口をそろえて「そこで笑える相手なら大丈夫」と請け合っている。人生最大のくしゃみが縁結びになる日も、どうやらあるらしい。

元スレッド: 人生最大のくしゃみのせいで膝が相手のお腹に入り、何もかも台無しにした

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