「注射器みたいなものと、がっかりした顔をもらってきた」歯を抜いたあとの注意書きを読まず、金属ストローの水筒で水を飲み続けた人のその後…

「注射器みたいなものと、がっかりした顔をもらってきた」歯を抜いたあとの注意書きを読まず、金属ストローの水筒で水を飲み続けた人のその後… 体調・身体

「つづりや文法の間違いは大目に見てほしい。英語は私の母語なので」。そんな自虐の一言で始まる、歯にまつわる失敗談が海外の掲示板に投稿された。投稿者は歯を1本抜いたあと、渡された注意書きを読まないまま、いつもの水筒に付いた金属のストローで水を飲み続けた。数日後に待っていたのは、強い痛みと発熱、そして歯医者の緊急予約だった。

※注:冒頭の一言は、英語が得意でない人がよく書く断り書き「母語ではないので」を、わざと逆にした冗談。また、この話に出てくる「ドライソケット」は、歯を抜いたあとの穴をふさぐ血のかたまりが取れてしまい、あごの骨がむき出しになって強く痛む状態のこと。歯を抜いたあとしばらくストローを使わないよう言われるのは、ストローで吸う力によって、このかたまりが外れるおそれがあるため、とされる。

何をやらかした?

📌 根の折れた歯を1本抜いたあと、術後の注意書きを読まずに、いつもの水筒の大きな金属ストローで水を飲み続けた。歯を抜いてから3日後にようやく注意書きを読んだが、「感染だろう」と思い込み、市販の痛み止めを飲んで様子を見た。週明けの月曜、強い痛みと寒気、発熱で歯医者に電話。歯を抜いた穴の写真を送ると、緊急の予約と、傷を縫う処置(縫合)、抗生物質が必要になった。

事の発端

長いこと行っていなかった歯医者

冒頭の冗談に続く一文は、「というわけで、私はバカだ」。投稿者は、歯医者にずいぶん長いこと行っていなかった。理由は皮肉まじりに、「健康保険に言わせると、歯は体の一部ではないらしいので」。

※ 投稿者の国は書かれていないが、アメリカなどでは、歯科は一般の医療保険とは別の契約になっていることが多く、歯の治療は自己負担が重くなりやすい。

そのつけで、いまは大がかりな歯の治療が必要になっている。最初の一歩が、根の折れた歯を1本抜くことだった。

忘れたかった処置と、本当に忘れた注意書き

歯を抜く処置は、ひどくつらかった。丸ごと忘れてしまいたい、と投稿者は思った。そして、すぐさま本当に忘れた。術後の注意書きごと。

やらかしの一部始終

いつもの水筒には、大きな金属のストロー

投稿者がふだん使っている水筒には、大きな金属のストローが付いている(本人いわく「ごみを減らす、くり返し使う、リサイクルする、とかいうあれ」)。

歯を抜いた翌日、その水筒に水を入れて仕事に出かけた。いつもどおり、一日で水筒2、3本ぶんの水をストローで飲んだ。この日は何ともなかった。

「治る途中ならふつう」と思った痛み

その次の日は、前の日より少し痛んだ。治る途中ならふつうのことだろう、と投稿者は思った。本人の感想は一言、「ふつうではなかった」。

3日後にようやく読んだ注意書き

歯を抜いてから3日後、ようやく注意書きを読むと、「ドライソケット」のことが書いてあった。鏡でのぞくと、血のかたまりは見当たらず、何か白いものが見える。「白いんだから、どう見ても感染でしょ?」。これも外れだった。

市販の痛み止めを飲んだ。この日は金曜日。そのうち自然に治るだろうと考えたが、本人いわく「先に結末を言うと、治らなかった」。

月曜、歯医者に送った1枚の写真

そして月曜、投稿した当日。強い痛みに、寒気、冷や汗、体の節々の痛み、発熱。おまけに口の中は「邪悪な味」がした。

歯医者に電話をかけた。何かに感染しただけで、抗生物質をもらえば済むと思っていたのだ。ところが、歯を抜いた穴の写真を送るように言われた。

投稿者いわく、「みなさん、あれはただの感染ではなかった。むき出しの骨を見たことが無い人には、おすすめしない」。

その後

投稿者は結末を、こうまとめている。「いまの私に必要なのは、緊急の予約と、縫合と、抗生物質。それから、説明を読んで理解する自分の能力の見直しだ」。

コメント欄には、歯医者を出たあとの本人の報告もある。「先生いわく、穴には食べ物がぎっしり詰まっていたそうだ。注射器みたいなものと、がっかりした顔をもらってきた」。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
「英語は私の母語なので」という書き出し、じわじわ来る。それはそれとして、災難だったね。自分が親知らずを抜かずにいる大きな理由が、まさにこれなんだ。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
それは親知らずを抜かない理由としては、ちょっともったいないよ。術後の注意を守っていれば、たいていは何事もなく済む。今回こうなったのは、投稿者さんが注意書きを読まなかったから。本人もそう書いているでしょ。

3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
昔の友だちは親知らずを抜いて、言われたことを全部守った。それでも、歯を抜いたところが全部ドライソケットになったよ。守っていても、なるときはなるらしい。

4. やらかし名無しさん
ドライソケットは、人生でいちばん痛かった。腰にくる陣痛よりも、予定外に麻酔なしになったお産よりも痛かったよ。いまそれと闘っているなんて、本当に気の毒。

5. やらかし名無しさん
自分は歯を抜いたあと、水で思いきり口をゆすいだら、血のかたまりがすぽんと取れてドライソケットになった。あれは人生で指折りの痛み。電車にはねられたこともあるけど、いまだに怖いのはドライソケットのほうだよ。

6. やらかし名無しさん
注意書きは、もう一回読み直したほうがいいよ。血のかたまりは、ストローで吸う力だけじゃなくて、熱い飲み物でも溶けることがある、と書いてあるはず。歯の治療の長旅、うまくいきますように!

7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
投稿者です。うわ、そういえば毎朝、熱々のオートミール(麦のおかゆ)も食べてる……。私には本気で、大人の付き添いが必要だ。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
そんなあなたに、ぴったりのTシャツがある。胸に「弁解させて。誰も私を見張っていなかったんだ」と書いてあるやつ。しょんぼりした小さなドラゴンの絵が付いたのが、いちばんそれっぽいよ。

9. やらかし名無しさん
痛い思いをして学んだね。技術者の世界には「いいから説明書を読め」という昔からの合言葉があるけど、体のことならなおさらだよ。分かっているつもりでも、とにかく読む。早く良くなりますように!

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
投稿者です。これからは本気で、処置の前に注意書きをもらうようにしないと。夫についてきてもらうのは、私よりずっと話を覚えていてくれるからなんだ。痛くてつらい道じゃなく、楽な道で物を覚えられたら、ちょっと素敵なんだけどね。

11. やらかし名無しさん
説明書は困ってから開くもの、という人は多いと思う。自分もそう。しかも歯を抜いた直後は、口はしびれているし、一刻も早く帰りたいしで、紙を渡されてもカバンに直行なんだよね。読むのはだいたい、何か起きたあと。

12. やらかし名無しさん
注意書きを読むべきだったのは、そのとおり。でも自分が歯を抜いたときは毎回、歯医者さんが口頭でも説明してくれたよ。ストローは使わないこと、血のかたまりを外さないよう気をつけること、って。あなたの歯医者さんも、ひとこと念を押すべきだったと思う。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
歯科で働いている側から、ひとこと。処置の前に伝えるのを、ちゃんと思い出せる日もあるんだよ。でもね、紙でも渡しているのには、それなりの理由があるんだ(笑)

14. やらかし名無しさん
そもそも、注意書きは紙でもらえなかったの? いつでも何度でも読み返せるように、紙で渡すものでしょ。もらっていないなら、歯医者に苦情を言っていいと思う。

15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
投稿者です。いや、もらった。ちゃんともらったんだよ。私がバカだって話、もうしたっけ?

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
ごめん、笑っちゃった。でも安心して。うちは父が歯を抜く手術の専門医で、私はそこで働いていたこともあるのに、それでもドライソケットになったから。父に歯を抜いてもらった2日後に、親戚に会う長旅へ出たせいでね。穴はしばらく残るから、そこに食べ物をためないこと。ポテトチップスは禁止。あなただけじゃないよ。

17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
投稿者です。いま歯医者を出たところ。先生いわく、穴には食べ物がぎっしり詰まっていたそうだ。注射器みたいなものと、がっかりした顔をもらってきたよ。

18. やらかし名無しさん
ようこそ、ドライソケットへ。自分は注意を守ったのに2回なった。2回目は1回目よりずっと楽だったけどね。腐った肉みたいなあの味と、あごがドクドク脈打つ痛みは忘れられない。歯医者では、クローブ(香辛料の丁子)の油をしみ込ませた布を穴に詰めてもらったよ。

19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
投稿者です。ああもう、あの味……。私はもう二度と、物を食べられないかもしれない。

20. やらかし名無しさん
いちばん怖いのは、ストロー付きの水筒が「いつもの習慣」だったところだと思う。たとえ注意書きを読んでいても、朝は何も考えずに、いつもの水筒へ水を入れて出かけていた気がする。うちのも金属ストローだから、他人事じゃない。

21. やらかし名無しさん
これまで読んだ失敗談のなかで、いちばん怖かったかもしれない。読んだ記憶を頭から消してしまいたいくらい。しかも自分は、これから何本も歯を抜かなきゃいけない身。もう震えている。

22. やらかし名無しさん(>>21への返信)
投稿者です。ええ、私のことは「こうなってはいけません」という見本だと思ってください。

まとめ

歯を抜いたあとの注意書きを読まず、いつもの水筒の金属ストローで水を飲み続け、数日後に緊急の予約と縫合、抗生物質が必要になった、という告白でした。コメント欄には、ドライソケットを経験した人の「人生で指折りの痛み」という声や、「歯医者さんも口頭で念を押すべきだった」という意見が並びました。投稿者いわく、いま見直しが必要なのは「説明を読んで理解する自分の能力」だそうです。

元ソース: 歯を抜いたあとに、ストローで水を飲んでしまった話

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