故障して何度も止まる絶叫マシン。「降りたい人はどうぞ」と言われて、ほとんどの客は降りていった。それでも「今日の最後の一本だから」と座り続けた投稿者を待っていたのは、途中まで上がったまま止まってしまった安全バーだった。係員は「すぐ直します」と言っている。それなのに待ちきれず、バーの下から抜け出そうとした結果——頭が出たちょうどその瞬間、バーが首めがけて下りてきた。
※注:舞台は欧米などでおなじみの「移動遊園地(カーニバル)」。お祭りやイベントに合わせて、乗り物や屋台ごと期間限定でやってくる遊園地のこと。
何をやらかした?
📌 移動遊園地で、振り子のように揺れて一回転する絶叫マシンが故障。途中まで上がって止まった安全バーの下から、待ちきれずに抜け出そうとしたところ、頭が出た瞬間にバーが再び下りてきて、首が座席とバーの間に挟まった。ほどなくバーは上がり怪我もなかったが、一部始終は女子中学生のグループにしっかり撮影されていた。
事の発端
その日の締めくくりに選んだ絶叫マシン
投稿者は友人と一緒に、お祭りの会場に来ていた移動遊園地で遊んでいた。その日の最後に乗り込んだのは、振り子のように大きく揺れながら勢いをつけ、最後は360度ぐるりと回転してしまうタイプの絶叫マシンだ。
安全バーは、肩の上から体にかぶさってくる形のもの。油圧で動く仕組みで、下りるのも上がるのも機械が自動でやってくれる。乗客はみんな座席にしっかり固定され、いよいよ出発となった。
動かすたびに、妙な音を立てて止まる
ところが、揺れ始めたと思った矢先、乗り物はおかしな音を立てて止まってしまった。係員たちは「もう一度動かしてみます」と言う。再び動き出したものの、結果は同じだった。
これが4回か5回は繰り返されただろうか。やがて係員は、降りたい人は降りてかまわないと声をかけてくれた。乗客のほとんどは、その言葉に従って降りていった。投稿者いわく「賢かったのは、あの人たちのほうだった」。
しかし投稿者と友人は残った。なにしろ、これがその日最後の一本なのだ。ここまで来たら、何としても最後まで乗り切ってやる——2人はそう心に決めていた。
やらかしの一部始終
ついに運転中止、なのに安全バーが上がりきらない
そして迎えた、最後の挑戦。やはり乗り物はまともに動かなかった。係員は、この乗り物はどこかが故障しているので、全員降りてもらうしかないと告げた。
肩の安全バーがゆっくりと上がり始める。ところが、途中まで上がったところでぴたりと止まってしまった。係員たちはとても丁寧に「できるだけ早く直しますので」と声をかけてくれた。この忌まわしい鉄の怪物の檻から出られるのも、もうすぐのはずだった。
待ちきれずに、バーの下をくぐり抜けようとした
だが、投稿者はもうすっかり疲れていて、待つ気力が残っていなかった。とにかく早く家に帰りたい。そこで、本人いわく「どうしようもない愚かさと、身の程知らずの過信」に突き動かされ、肩の安全バーの下から体をよじって座席を抜け出そうとしたのだ。
頭が抜けた瞬間、バーが首の上に
本人の見立てでは、たぶんそのまま抜け出せていた。ところが、ちょうど頭がバーの下から出たその瞬間、安全バーが再び首めがけて下りてきた。投稿者の頭は、座席とバーの間にがっちり挟まれてしまった。
追い打ちをかけるように、乗り物がうなるような音を立て始める。投稿者は一瞬、走馬灯を見たという。首を90度に曲げたまま座席とバーに挟まれた自分を乗せて、この絶叫マシンが猛スピードで揺れ、逆さまになってぐるりと一回転する——そんな光景が頭をよぎったのだ。
幸い、想像したようなことは起きなかった。ほどなくしてバーは上がり、投稿者たちはようやく乗り物から解放された。
その後
しかし遊園地の神様は、思い上がった者への最後の罰をちゃんと用意していた。ふと横を見ると、女子中学生のグループがこの一部始終をしっかり撮影していたのである。
投稿者は「追い詰められた気持ちと、遊園地の熱気にあてられた錯乱状態で下した、信じられないほど愚かな判断だった」と振り返っている。怪我はまったくなかったものの、身の程はすっかり思い知らされたそうだ。
ちなみに投稿者がコメント欄で明かしたところによると、その動画は撮影していた女子中学生たちが、AirDrop(iPhoneなどで、近くにいる人に写真や動画を直接送れる機能)で本人に送ってくれたという。「一生大事にする」とのことだが、ネットに上げたらどんなコメントが付くか目に見えているので、公開するつもりはないそうだ。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
故障した乗り物で「降りてもいいですよ」と言われたら、降りる。今日また一つ、人生で覚えておくべき教訓が増えた。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
そこで残ると、ホラー映画の『ファイナル・デッドコースター』(遊園地の絶叫マシン事故から始まる、シリーズ3作目)の冒頭そのままの展開になっちゃうからね。
3. やらかし名無しさん
例の女子中学生たちへ。もしこれを見ていたら、その映像をぜひ提供してほしい。世界中が待ってる。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
しかもその子たち、撮った動画をAirDropで本人に送ってあげたんでしょ。晒すんじゃなくて本人に届けるって、優しいのか容赦ないのか分からん。
5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
優しさだと思うよ。こっそり笑いものにするより、よっぽど健全。本人も「一生大事にする」って言ってるし、ある意味いちばん平和な着地じゃない?
6. やらかし名無しさん
読んでるだけで首のあたりがキュッとなった。無事でよかった、本当に。怪我はなかったって最後に書いてあったから、安心して笑わせてもらった。
7. やらかし名無しさん
冗談抜きで運が良かったと思う。移動遊園地の乗り物で子どもが投げ出される事故は実際に起きてるし、あのタイミングで動き出してたらと思うとゾッとする。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
止まった乗り物は、係員が「どうぞ」と言うまで座ってるのが一番安全なんだよね。急に動いたとき、中途半端に体を出してる人が一番危ない。
9. やらかし名無しさん
昔、飛行機を「ちょっと早めに」降りようとしたことがある。だってちょうど自分の家の真上を飛んでたんだもん。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
D.B.クーパーさん、お久しぶりです(1971年にアメリカで旅客機を乗っ取り、身代金を持ったまま飛行中の機体からパラシュートで飛び降りて消えた男)。
11. やらかし名無しさん
「降りますか?」って聞かれたときは残ったのに、そのほんの数分後には待ちきれなくなってるの、人間らしくて好き。我慢するタイミングが完全に逆なんだよ。
12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
投稿者もコメント欄で「次こそ動くかもって期待につられて残っちゃった」って認めてたね。やめ時を逃す人の心理そのもの。
13. やらかし名無しさん
まあ、こうして自分で書き込めてるんだから、やらかしとしては軽い部類でしょ。首も体も無事なまま家に帰れたなら、それだけで勝ちだよ。
14. やらかし名無しさん
本人の知らないうちにネットで有名になってて、ある日いとこから「ねえ、これあんたじゃない?」って動画が送られてくるパターンだな。
15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
撮ってたのが中学生ってところがまたリアル。あの年ごろの拡散力をなめちゃいけない。学校中に回るまで半日もかからないぞ。
16. やらかし名無しさん
故障中の乗り物が「お、直ったかな?」って雰囲気を出してきても、信じちゃだめ。4回も5回も止まったやつは、次もだいたい止まる。
17. やらかし名無しさん
首を90度に曲げたまま逆さまに一回転する自分を想像した瞬間の絶望よ。走馬灯を見たって表現、まったく大げさじゃないと思う。
18. やらかし名無しさん
子どものころ、観覧車が止まって30分くらい閉じ込められたことがある。「そのまま座ってお待ちください」のアナウンス、ちゃんと意味があったんだなと今さら思った。
19. やらかし名無しさん
でも正直、バーが途中で止まってからどれくらい待たされたのかは気になる。故障で何度も止まった後だし、10分を超えたら自分もそわそわすると思う。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
そわそわするのは分かる。でも、だからってバーの下をくぐるのは発想がほぼ脱獄なんよ。せいぜい係員に「まだですか?」って聞くくらいにしとこう。
21. やらかし名無しさん
「忌まわしい鉄の怪物の檻」とか「遊園地の神様からの罰」とか、言い回しがいちいち面白い。怪我がなかったからこそ、ここまで思いきり自虐できるんだろうな。
まとめ
故障続きの絶叫マシンに最後まで残ったうえ、安全バーが上がりきるのを待てずに下からくぐり抜けようとして、首を挟まれた投稿者。無傷だったから笑い話で済んだが、コメント欄には「故障したら降りる」「係員が『どうぞ』と言うまで動かない」というまっとうな声と、動画を本人に届けた女子中学生たちへの称賛が並んだ。あと数分待てば済んだ話を一生残る動画にしたのは、疲れと焦りのせいだろう。

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