「どうして先に聞いてくれなかったんだ」怒りもしない父のひと言…使っていない家の電話を解約したら、25年使ってきた仕事の番号だった

「どうして先に聞いてくれなかったんだ」怒りもしない父のひと言…使っていない家の電話を解約したら、25年使ってきた仕事の番号だった 家族

両親がネットの契約先を乗り換えることになり、面倒な解約の手続きを引き受けた投稿者。古い契約には、もう何年も電話機をつないでいない家の固定電話が付いていた。「この番号は残しますか?」と聞かれて、迷わず「いりません」。ところがその番号は、父が90年代の終わりから家具工房の仕事に使ってきた電話番号だった。

※注:ネット回線と固定電話をひとつの契約にまとめたプランは、海外でもよくある(日本でいえば、光回線に付いてくる電話サービスのようなもの)。解約や乗り換えの手続きでは、今の番号を残すかどうかを聞かれることがあり、残さないと答えると、その番号は手放すことになる。また、固定電話に「転送」の設定をしておくと、かかってきた電話が自動で携帯電話に回されるので、家の電話機が一度も鳴らなくても、電話はちゃんと受けられる。

何をやらかした?

📌 両親のネット回線の乗り換えで、古い契約の解約を引き受けた投稿者。セットになっていた家の固定電話は「もう誰も使っていない」と思い込み、番号を残さずに手放した。ところがそれは、父が90年代の終わりから小さな家具工房の仕事に使い、携帯電話に転送して受けていた25年来の番号だった。仕事の車にも名刺にも請求書にも刷ってある。電話会社に戻してほしいと頼んだが、戻せるかどうかの約束はもらえていない。

事の発端

面倒な手続きは、自分が引き受けた

投稿者の両親は最近、ネットの契約先を別の会社に乗り換えた。父はこういう手続きが大の苦手だ。そこで投稿者は、古い会社の解約は自分が片づけておくと申し出た。父の手間を代わりに引き受けた、ごく自然な申し出だった。

もう何年も鳴っていない「家の電話」

古い会社の契約には、ネット回線と一緒に固定電話が付いていた。とはいえ、家ではもう何年も、電話機そのものをつないでいない。だから手続きの途中で担当者に「この番号は残しますか?」と聞かれたとき、投稿者は迷わず「いりません」と答えた。使っていない電話の番号を手放すだけ。そのときは、それ以上考えることもなかった。

やらかしの一部始終

常連客のひと言で、すべてが分かった

投稿者が何をしてしまったのか、家族が知ったのは、父の常連客の一人が工房に立ち寄ったときだった。その客が、電話番号がつながらなくなっていると口にしたのだ。

その番号は、父の仕事の電話だった

実はその番号は、使われていない番号などではなかった。父は90年代の終わりごろから、戸棚や作り付けの家具をつくる小さな工房を営んでいて、ずっとこの番号を仕事の電話として使っていたのだ。かかってきた電話は、すべて自動で父の携帯電話に転送される設定になっていた。投稿者が家の電話の鳴る音を一度も聞いたことがなかったのは、そのためだった。

車にも名刺にも、何百枚もの書類にも

しかもその番号は、父の仕事の車の車体にも、名刺にも、昔の請求書にも刷り込まれている。投稿者の見立てでは、ほかにもおそらく何百枚という書類に載っているはずだという。25年かけて、あちこちに広まった番号だった。

その後

投稿者は電話会社に電話をかけ直した。ところが、解約を取り消せば元どおり、というほど単純な話ではないらしい。番号を戻してほしいという申請は受け付けてもらえたものの、戻せるかどうかは約束できないと言われた。

父は怒りもしなかった。それがなぜか、かえってこたえたと投稿者は書いている。父が口にしたのは、「どうして先に聞いてくれなかったんだ」というひと言だけだった。

投稿者はその日のほとんどを使って、父と一緒にお客さんへ連絡を入れ、ネットに載っている工房の連絡先を書き換えて回った。番号が戻ってくるかどうかの返事は、書き込みの時点ではまだ来ていない。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
あああああ……読みながら声が出た。何年も鳴っていない「使ってない家の電話」が、実は家でいちばん働いてる番号だったっていう、最悪の種明かし。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
お父さんが怒るんじゃなくて、自分の小さな商売のことで静かに肩を落としてるのが、余計に胸にくる。

3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
怒る気にもなれないくらい、がっかりしてるんだと思う。何年も車や名刺に刷ってあった番号なのに、自分の子どもがそれを見ても気づかなかったんだから。

4. やらかし名無しさん(>>2への返信)
投稿者がかわいそうになってきた。この罪悪感、この先30年は夜中にふっと思い出して目が覚めるやつだよ。30年後も寝室の天井を見つめながら、ひとりで頭を抱えてると思う。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
そのかわり、この電話番号だけは死ぬまで忘れないだろうね。名刺に刷ってあったときは、一度も目に入らなかったのに。

6. やらかし名無しさん
キツい話だけど、怒鳴りもせずに「どうして先に聞いてくれなかったんだ」のひと言で済ませるお父さん、かっこいいな。自分だったら絶対に声を荒らげてる。

7. やらかし名無しさん
電話関係の会社で働いてる者です。その番号が売りに出ていないか、ネットで検索してみた? 誰でも取れる空き番号に戻っていれば、買い戻せることもあるよ。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
古い固定電話の番号は、今どきの空き番号の枠には戻ってこないことが多いよ。一度止めた古い固定電話をもう一度使えるようにするのは、かなり時間のかかる手続きになる。

9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
え、なんで? ただの数字の並びなんだから、電話会社が好きなように割り当て直せばいいだけじゃないの?

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
仮にそうだとしても(自分はその業界の人間じゃないから分からないけど)、もう別の人に割り当てられていたら取り返せないよ。その場合、新しい持ち主のところには戸棚の注文の電話がひっきりなしにかかってきて、相当混乱してるだろうけど。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
自分がその新しい持ち主だったら、喜んで番号を交換するわ。知らない家具屋あての電話が止まるなら安いもんだ(笑)

12. やらかし名無しさん(>>8への返信)
うちの地域では、ここ10年で人も電話の数も増えて、新しい市外局番が追加された。おもしろいことに、昔からある局番の番号は「老舗っぽく見える」という理由で、新しく開業する地元の店に高値で譲られてるんだ。だから空いた古い局番の番号なんて、すぐ誰かに取られると思う。作り話っぽく聞こえるかもしれないけど、本当だよ。

13. やらかし名無しさん
解約してから30日以内なら、番号がまだ残っていることも多いはず。それを過ぎると、その番号が元々その会社のものか、よそから移してきたものかで話が変わってくる。うまく戻るといいね。

14. やらかし名無しさん
素朴な疑問なんだけど、投稿者は仕事の車に書いてある番号に気づかなかったの? 家の電話が鳴らないことを知ってるくらい家にいるなら、車も目に入ってたはず。家の番号をどこかで覚えてたなら、仕事の番号と同じだって分かりそうなものだけど。

15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
たぶん、やりとりは一瞬だったんだよ。「この固定電話の番号、残しますか?」「あ、もう何年も電話機をつないでないんで、いいです」。番号を見比べる暇なんて無かったんじゃないかな。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
つまり、何も考えずに答えたってことだよね。その一瞬に「念のため親に確認してから折り返します」のひと言を挟めたかどうか、なんだよ。

17. やらかし名無しさん
気の毒だけど、「どうして先に聞いてくれなかったんだ」は少し引っかかる。番号が仕事に必要なら、お父さんのほうがどこかで一度は言っておくべきだったと思う。昔、職場でいつもどおりに機械をつないだら、一台だけ別の部品をはさむ必要があるタイプで、動かなくしてしまった。「分からないなら聞けばよかったのに」と言われたけど、こっちは分からないところがあるなんて思ってもいなかったんだよ。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
そこは反対。投稿者が引き受けたのは「ネットの会社の乗り換え」で、固定電話を手放すことじゃない。しかも頼まれたんじゃなくて、自分から申し出たんでしょ。手伝うと言われたら、こっちは「分からないことがあれば聞いてくれるはず」と思って任せる。「あの固定電話の番号、いらないよね?」って聞くだけなら2秒で済んだ。25年使ってきたものを、聞きもせずに要らないと決めたのは投稿者のほうだよ。

19. やらかし名無しさん
お父さんも、内心は半分自分のせいだと思ってるんじゃないかな。携帯に転送していることも、そもそもそういう設定をしていることも、家族に話してなかったんだから。怒らなかったのは、たぶんそれもあると思う。

20. やらかし名無しさん
分かるなあ。実家を出るときに母の書類の整理を手伝っていて、母が2003年から使ってるメールアドレスを、迷惑メール受け用のアドレスだと思い込んで消しかけたことがある。確定ボタンを押す直前に母が気づいてくれて助かった。転送って、外から見ると何も起きてないように見えるから本当にやっかい。家の電話が一度も鳴らないなら、電話がかかってきてるなんて分かるわけないよ。

21. やらかし名無しさん
古い番号を解約する前の鉄則を破ったね。まず一回その番号にかけてみて、どこで鳴るかを確かめるんだよ。今回なら、お父さんの携帯が鳴って一発で分かってたはず。

22. やらかし名無しさん
番号が戻っても戻らなくても、丸一日かけてお父さんと一緒にお客さんへ連絡して回ったのは偉いと思う。電話会社には粘って何度でも問い合わせたほうがいい。戻ったら、ぜひ続きを聞かせてほしい。

まとめ

使っていないと思い込んで手放した家の電話番号は、父が25年使ってきた家具工房の仕事の番号だった。コメント欄では、怒らずに「どうして先に聞いてくれなかったんだ」とだけ言った父に胸を痛める声が多く、確認しなかった投稿者と、転送を話していなかった父のどちらに非があるかで意見が割れた。解約の前に、その番号へ一度かけてみる。それだけで防げたやらかしだった。

元ソース: 父が25年使ってきた電話番号を、うっかり解約してしまった

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