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「あんた、いったい誰?」留守宅に上がり込んだ男、聞かれて律儀に本名フルネームを名乗る——被害はチキンサラダ9人前だけだった話

「あんた、いったい誰?」留守宅に上がり込んだ男、聞かれて律儀に本名フルネームを名乗る——被害はチキンサラダ9人前だけだった話 家族

留守中の自宅に、見知らぬ男が上がり込んでいた——ここだけ聞くと背筋が凍る話だが、蓋を開けてみれば盗まれた物はゼロ、荒らされた形跡もゼロ。唯一の被害は、冷蔵庫に作り置きしてあった自家製チキンサラダ約9人前が、スプーン1本できれいさっぱり完食されていたことだった。海外掲示板に投稿された、怖いんだか間抜けなんだか判断に困る「やらかし告白」を紹介する。

※注:チキンサラダは、ほぐした鶏肉をマヨネーズなどで和えたアメリカの定番作り置きおかず。パンに挟んでサンドイッチにして食べるのが一般的。

何をやらかした?

📌 投稿者とパートナーが、朝の慌ただしさで普段使わない側面ドアの鍵をかけ忘れて遠出。留守中に見知らぬ男が家に入り込み、犬の世話を頼まれた友人たちが発見して追い出した。ところが夜、同じ男がまさかの再訪。銃を手にしたパートナーの父親が備える騒ぎになったものの、盗まれた物は何ひとつなく、被害は冷蔵庫の自家製チキンサラダ約9人前を食べ尽くされたことだけだった。

事の発端

普段使わないドアの、かけ忘れた鍵

投稿者とパートナーはその日、車で2時間かかる町まで、投稿者の兄弟のスポーツの試合を応援しに行くことになっていた。朝早く、バタバタと家を出る——そのドタバタの中で、2人は「普段まったく使わない側面のドア」の鍵をかけ忘れてしまった。使わないドアだから、施錠を確認する習慣もそもそもない。住んでいるのは治安のいい住宅街で、近所は顔見知りばかり。夜の散歩も安心してできる土地柄で、これまで一度も問題が起きたことはなかった。

犬の世話を頼んだ友人たちが、窓越しに見たもの

試合の応援は思ったより長引き、夕方5時ごろ、2人は「まだしばらく帰れない」と気づく。そこで家から数分の距離に住む友人のクラークとベア(いずれも仮名)に、留守番中の犬たちをトイレに出してやってほしいと頼んだ。2人は快諾して車で向かった——そしてここから、話は誰も予想しなかった方向へ急カーブしていく。

家に着くと、駐車スペースにはすでに見知らぬ車が停まっていた。特に気にせず近づいた2人は、窓越しにキッチンを見て凍りつく。家の中に、知らない男が立っていたのだ。

やらかしの一部始終

「あんた、いったい誰?」に、フルネームで答える侵入者

クラークとベアは、それでもすぐには非常事態と決めつけず、スペアキーで中に入り、男に単刀直入に尋ねた。「あんた、いったい誰なんだ?」

男に威圧感はまるでなく、キッチンを我が物顔でうろついていた。20代後半、金髪、ぽっちゃり体型、身長165cmほど。驚いたことに、男は聞かれるがままに本名をフルネームで名乗り、「前の住人の知り合いなんだ」(仮に事実でも関係ない)「犬の世話をしに来た」(明らかに嘘。犬の世話を頼まれたのはクラークたちである)と説明を始めた。男がパートナーと少し似た顔立ちだったため、ベアは一瞬「親戚か何かだろうか」と思ったそうだが、男の口からその言い訳が出てこなかった時点で、ただの侵入者だと確定した。

体格差という名の説得力

「不法侵入だから出て行って」と告げても、男はのらりくらりと言い訳を並べ、なぜか居座ろうとする。ただ、幸か不幸か、クラークは決して小柄な男ではない。侵入者と並べば、もし争いになったらどちらが勝つかは一目瞭然だった。クラークが「今すぐ友人の家から出て行け」と語気を強めると、男もようやく察したのか、両手を上げたまま静かに外へ歩いていき、自分の車に乗り込んで走り去った。

スポーツ用品店で受けた、現実味のない電話

そのころ投稿者とパートナーは、夕方6時半、兄弟とその婚約者と一緒に大型スポーツ用品店をぶらついていた。靴売り場で突然かかってきた電話の内容は、「あなたの家に、知らない人がいた」。すぐ隣では、65歳くらいのご婦人がのんきに新しいランニングシューズを試着している。その横でこの会話をするのは、本人いわく「ものすごく現実感のない体験」だったという。

2人はすぐに警察と、家の近くに住むパートナーの両親へ連絡し、そのまま2時間の帰路についた。警察は通報から10分で現場に到着してクラークとベアから事情を聞き、両親が来るまで待機。「盗まれた物がないかの確認は、家主が帰ってから一緒にやりましょう」ということになった。友人や家族も、本人たち抜きで他人の持ち物を漁るのは気が引けたのだ。

夜9時半、まさかの再訪問

ところが、投稿者たちが帰宅すると、玄関先にはすでに警官の姿があった。聞けば、2人が到着するわずか10分前、あの男がまた戻ってきたのだという。

時刻は夜9時半、外はすっかり暗い。ノックの音にクラークがドアを開けると、ガラスの外扉の向こうに立っていたのは、昼間追い出したまさにあの男だった。てっきり警察が続報を持ってきたと思い込んでいたクラークは、あまりの衝撃に思わず「嘘だろ……」と声を漏らしたらしい。男は「カウンターに忘れ物をした」と見え透いた言い訳をして(後で確認したが、忘れ物などただのひとつもなかった)、もう一度家に入れてほしいと頼んできた。

銃を手に取った、パートナーの父親

クラークが状況を伝えようと家の中を振り返ると、パートナーの父親が銃を手に玄関へ向かってくるところだった。自宅に侵入者が現れたとき、家族を守るために銃で備える——アメリカでは珍しくない対応である。クラークは男に向き直り、こう告げた。「信じてくれ、俺はあんたを助けようとしてるんだ。今すぐ帰ってくれ」

それでも言い訳を続けていた男だが、銃を持った父親が角を曲がって近づいてくるのが見えたのだろう、ようやく「帰った方がよさそうだ」と悟ったらしく、自分の車まで全力疾走。男が車の窓を開けて室内灯をつけたため、父親が念のため銃を構える一幕もあったが、発砲には至らず、男はそのまま夜の闇へと走り去った。通報から2〜3分で警察が駆けつけたものの、今回もあと一歩のところで取り逃がしてしまった。

その後

警官立ち会いのもと、投稿者たちは家中の持ち物をひとつずつ確認した。結果は——何も盗まれていない。何も動かされていない。誰も傷ついていない。まるで何事もなかったかのようだった。

ただひとつ、冷蔵庫に入れてあったはずの調理用の大きなボウルを除いて。中には、向こう数日のお昼ごはん用に作り置きした、約1週間分の自家製チキンサラダが入っていた。そのボウルはスプーンが突っ込まれた状態でカウンターに出されており、チキンサラダはひとかけらも残っていなかった。約9人前、完食である。男はこの家で、投稿者が楽しみにしていたチキンサラダを平らげる以外、本当に何ひとつ手を付けなかったのだ。

救いだったのは、周囲の人々だ。クラークとベアは投稿者たちが帰宅するまでずっと家に残り、パートナーの母親が来る途中で買ってきた防犯カメラの設置まで手伝ってくれた。父親はその夜、投稿者たちを1人にしないよう、ソファで寝泊まりしてくれることになった。そして警察は、男の身元をあっさり特定した。理由は単純で、「あんた誰?」と聞かれた男が、本名をフルネームで名乗っていたからである。

投稿者は最後にこう締めくくっている。「もっとずっと悪い結果になっていてもおかしくなかった。今日失った物が自家製チキンサラダだけで済んだのなら、それは受け入れられる」

海外の反応

1. やらかし名無しさん
押し入ってまで食べたくなるチキンサラダって、いったいどんな味なんだ。頼むからレシピを教えてくれ。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
まさに現実版ゴルディロックスじゃないか(童話「3びきのくま」で、留守中の家に勝手に上がり込んでおかゆを平らげていく金髪の女の子)。しかも今回の犯人、本当に金髪っていう。

3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
で、数時間後に「もしかしたら、おかわりを作ってくれてるかもしれない」と思って戻ってきたわけか。そう考えると全部つじつまが合ってしまうのが怖い。

4. やらかし名無しさん
側面ドアの鍵はすぐに交換した方がいい。「前の住人の知り合い」という話が本当なら、あの男が合鍵を持っている可能性だってあるぞ。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
投稿者です。外側の鍵は1年前に全部交換済みだから、前の住人の合鍵では開かないはず。警察によると、ドアや窓に壊された痕跡は一切なかった。つまり、かなりうまく隠してあるスペアキーを見つけ出したか、本当に側面ドアからそのまま入ってきたかのどちらかということになる。

6. やらかし名無しさん(>>4への返信)
正直、チキンサラダの件より「夜になってまた戻ってきた」ことの方がずっと不気味だよ。自分なら家中の鍵を全部替える。

7. やらかし名無しさん
男が家の中にいたのに、犬たちは騒がなかったのか?普段は知らない人にどう反応するんだ?文章を読む限り、あの男は他人の家にしてはくつろぎすぎている気がする。本当に初めて来たと言い切れるか?

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
投稿者です。うちの犬は小型犬で、良くも悪くも人懐っこすぎるんだ(笑)。1回目の侵入のとき、犬たちはまだ毛布をかけたケージの中にいたから、外が見えなくて「飼い主が帰ってきた」と思っただけかもしれない。何も盗まれていないことを考えると、あの男の最優先事項は食べ物とくつろぐことで、滞在時間は1時間もなかったと踏んでいる。

9. やらかし名無しさん
重要な質問がある。うちの家では、チキンサラダはサンドイッチにして食べるものと決まっている。パンが荒らされた形跡はなかったのか?そこはちゃんと確認したのか?

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
この状況で一番大事な質問をしてくれる人がいて、心底ほっとしたよ。

11. やらかし名無しさん(>>9への返信)
投稿者です。それが、ちょうどパンを切らしてたんだ!自分たちがサンドイッチにするために、今日買い足す予定だった。ちなみに完全に同意見で、うちもサンドイッチ一択だ。

12. やらかし名無しさん
調書にはこう書かれるんだろうな。「容疑者は小柄で金髪。食べ物を食べた以外は特に何もせず、くつろいで過ごし、極めて高い図太さを発揮した」

13. やらかし名無しさん
続編が楽しみだ。あの男が法廷で、裁判官相手に「なぜ他人の家に入ったのか」「なぜ、よりによってもう一度戻ったのか」を説明するところをぜひ見届けたい。

14. やらかし名無しさん
チキンサラダの件で、20年前のことを思い出した。うちの事務所に空き巣が入ったんだが、金目の物がなくて苛立ったのか、引き出しを全部ひっくり返した挙げ句、冷蔵庫にあったもらい物の高級チーズにひと口だけ歯型を残して帰っていった。駆けつけた警察は「歯型で犯人を特定できるかもしれない」と、真顔でチーズを押収していったよ。

15. やらかし名無しさん
防犯カメラを付けたのはいい判断だ。司法の動き次第では、軽いお咎めだけで釈放されてまた来ることも十分ありえる。正直、普通の人の行動ではないから、何か事情を抱えているのかもしれない。ただ、話を読む限り「悪意の塊」という感じでもないんだよな。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
会ったこともない人を勝手に診断するのは良くないと思いつつ、怒鳴られて追い出された家に平然と戻ってくるあたり、人との距離感に何か事情がある人なのかもしれないね。いずれにせよ普通ではない行動だから、必要なのは罰よりも支援のような気もする。……もしくは、単純にチキンサラダのおかわりが欲しかっただけか。

17. やらかし名無しさん
男は車で来てたんだろ?誰かナンバープレートは控えなかったのか?そこが一番肝心な情報だと思うんだが。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
投稿者です。1回目はベアが「控えなきゃ」と気づいたときには車が発進していて、スマホを出すのが間に合わなかった。2人ともかなり動転していて、とにかく追い出すことで頭がいっぱいだったんだ。2回目は真っ暗で誰も読み取れなかった。ただ警察によると、過去の逮捕記録に同じ特徴の車が残っているらしい。

19. やらかし名無しさん
そもそも「普段まったく使わないドア」の鍵が、なんで開いてたんだって話だよな。本人たちは「かけ忘れた」と思い込んでいるだけで、実はちゃんと施錠されていた可能性だってある。「どうやって入られたのか」を自分の中で納得させたいだけかもしれないぞ。

20. やらかし名無しさん
「あんた誰?」と聞かれて、律儀に本名をフルネームで名乗る侵入者って何なんだ。おかげで警察は即座に身元を特定できたわけで、律儀なんだか間抜けなんだか分からん。

21. やらかし名無しさん(>>20への返信)
聞かれたことに正直に答えてしまうあたり、根は真面目な男なんだろうな。人の家に勝手に上がってチキンサラダを完食する以外は。

22. やらかし名無しさん
さんざん冗談を書き込んでおいてなんだけど、冷静に考えるとかなり怖い状況だよ。誰も怪我をしなくて本当に良かったし、いざという時にすぐ駆けつけてくれる友人と家族が近くにいる環境こそ、何よりの財産だと思う。

まとめ

鍵のかけ忘れから始まった侵入騒ぎは、銃が登場する一幕までありながら、最終的な被害は「自家製チキンサラダ約9人前」という前代未聞の決着になった。コメント欄は、レシピを求める声と防犯を心配する声で真っ二つ。「あんた誰?」に本名で答えた男の間抜けさに笑いつつ、戸締まりの大切さと、駆けつけてくれる人のありがたさが染みる一件だった。今夜は普段使わないドアの鍵も、確認してから寝よう。

元ソース: うっかり側面ドアの鍵をかけ忘れて、侵入者にチキンサラダを食べ尽くされた話

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