海軍基地での2週間の体験訓練、その最終日の朝。掃除を終えたばかりの宿舎で、16歳の投稿者のお腹に限界が訪れました。こっそり駆け込んだのは、誰も使っていない階のトイレ。ところがそこには紙がなく、苦しまぎれの一手が基地の配管を止めてしまいます。数時間後、芝生の上でしごかれていたのは、何も知らない水兵たちでした。
※注:シーカデットは、海軍に関心のある10代が入るアメリカの青少年団体。A校(A-school)は、新兵訓練を終えた水兵が職種ごとの専門を学ぶ海軍の学校。MREは、米軍の携帯食(レトルトなどを詰めた1食分のパック)です。
何をやらかした?
📌 高校時代、海軍基地の宿舎で空き階のトイレを使い、紙がなかったので肌着で済ませて流したら詰まらせた。怖くて黙っていたら、1階にいた本物の水兵のクラス約25人が犯人扱いされ、教官に罰の腕立てなどでしごかれることに。投稿者はそれを見ながら、何も言わずにバスに乗った。
事の発端
高校生にはたまらない海軍の夏合宿
高校時代、私はシーカデットに入っていました。高校の軍事教練プログラムの海軍版のようなものです。いちばんの楽しみは、全米の基地で開かれる2週間の夏季訓練でした。軍のさまざまな仕事を間近で見られるし、海軍の艦艇が港に集まる行事「艦隊週間」では軍艦に乗せてもらえる。10代の私には、本当に最高の体験でした。
3階建ての宿舎と、誰もいない2階
あるときの訓練先は、バージニア州ノーフォークでした。宿舎は3階建てで、私たちは最上階、1階には本物の海軍軍人が学ぶA校のクラスが入っていました。あいだの2階は、両者を隔てるために空けてあり、立ち入り禁止です。
憧れの携帯食、最後の2日間
2週間の終わりの2日間、食事はMREになりました。本物の軍の携帯食です。私たちは「こんなにかっこいいものはない」と大喜びしました。大間違いでした。あれのせいで、私のお腹はコンクリートのように固まってしまったのです。ツケが回ってきたのは最終日の朝でした。修了式に備えて、宿舎はもう隅々までピカピカに掃除し終えたあとです。
やらかしの一部始終
2日分のMREが、今すぐ出せと騒ぎ出す
お腹の中では、およそ48時間分のMREが「今すぐ出せ」と騒いでいました。ところが私たちの階のトイレは掃除を済ませて封鎖され、次のグループを待つばかりです。そこで10代らしい浅はかな理屈で、誰もいない2階へそっと降りました。そこで起きたことは、聖書に出てきそうな大災害でした。すべて終わってから気づいたのです。使う人のいない階に、トイレットペーパーなど一切ないことに。
肌着で切り抜け、流した結果
慌てた私は、着ていた肌着を使いました。そして、軍のトイレの水流の力を致命的に見誤りました。途中で流した1回目はうまくいったのです。2回目は、流れませんでした。
軍の宿舎のトイレを肌着で詰まらせ、水浸しにしたのがバレる。16歳の頭では、それは死ぬより恐ろしいことでした。だから誰にも言いませんでした。身なりを整えて何食わぬ顔でトイレを出て、新しい肌着を着たのです。
その後
修了式のあと、荷物を取りに宿舎へ戻ると、1階のA校のクラス全員が、正面の芝生で教官にみっちりしごかれていました。罰の腕立て伏せなどをやらされていたのです。聞けば、立ち入り禁止の2階で誰かがトイレに肌着を流そうとして、配管をだめにしたのだとか。教官たちは「汚い」「不潔だ」と、ありとあらゆる言葉で彼らを罵っていました。
私は黙ってそれを見ていました。そして荷物を持って、バスに乗りました。
2005年の夏にノーフォークにいて、身に覚えのないことでしごかれた方へ。申し訳ありませんでした。あなたたちはもっとましな扱いを受けるべきでした。国への奉仕に感謝します。
※注:「国への奉仕に感謝します(Thank you for your service)」は、アメリカで軍人や退役軍人にかける定番のお礼の言葉です。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
気休めになるか分からないけど、どのA校にも「正体不明のトイレ荒らし」の伝説が必ず一つはあるんだ。その伝統に貢献してくれてありがとう。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
水兵なら誰でもトイレの話の一つは持ってる。似た話だと、潜水艦の航海に来た士官候補生が、汚した下着を流してポンプを壊した。修理係が分解したら、お母さんが縫い付けた名札が読める状態で出てきたそうだ。
3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
元潜水艦乗りだけど、うちのトイレは冷蔵庫でも流さない限り、たいていの物は平気で飲み込んだよ。実際に試した本人が言うんだから間違いない。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
弁を開ける順番を間違えて、汚水が海じゃなく天井に高圧で吹き付けられる事故があるって聞いたけど、そんな目に遭ったことはない?
5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
知り合いの潜水艦乗りは全員、その手の恐怖体験を持ってるよ。話を振ると、みんな遠い目をして語り出すんだ。
6. やらかし名無しさん
今後この事件は「クラスを一つ沈めたノーフォークの魚雷」として語り継がれることになるだろう。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
笑ったけど、その魚雷に当たった約25人は、何も知らないまま芝生で腕立てしてたんだよな。さすがに気の毒すぎる。
8. やらかし名無しさん
水兵たちは、トイレの件がなくてもどうせしごかれてたと思うよ。訓練中なんてそんなものだ。
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
教官は怒鳴る口実を探してただけだろうな。そこへ配管の故障が転がり込んできたわけだ。
10. やらかし名無しさん
これ、やらかしじゃないだろ。自分につながる証拠を何も残さず、他人に罪をかぶせることに成功した話じゃないか。
11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
16歳でこの立ち回りができるなら、将来の海軍幹部として見込みがある。これ以上の適性はないよ。
12. やらかし名無しさん
ドイツのUボートも、こんな感じのトイレの事故で沈まなかったっけ? たとえ話じゃなくて、本当に海の底へ。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
沈んだよ。大戦末期のU-1206だ。汚物を海へ押し出す複雑なトイレが原因で浸水して、海水が電池にかかって有毒ガスが発生、浮上するしかなくなった。そこをイギリス軍に攻撃されて艦を捨て、乗組員の大半は捕虜になった。
※注:1945年4月、スコットランド沖で失われたU-1206の話。トイレが操作ミスだったのか故障だったのかははっきりせず、沈没地点の調査から、沈船との衝突が浸水の原因だとする見方もあります。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
相手の見張りの身にもなってほしい。海に汚物が浮いてきたと思ったら、続いてUボートが顔を出すんだぞ。「冗談だろ」って言うよな。
15. やらかし名無しさん
友人から聞いた話。戦時中に海軍にいた友人の父親が、ホテルで流しちゃいけない物を流した。25年後に同じホテルに泊まろうとしたら、支配人に見つかって「二度と来るなと言っただろう、出ていけ」と本気で追い返されたそうだ。
16. やらかし名無しさん
だからMREは「出ていくのを拒む食事」なんて呼ばれるんだよ。本来は「すぐ食べられる食事」の略なんだけどね。トイレのほうが受け止めきれなかったのは残念だ。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
MREに入ってるガムの話は、誰も教えてくれなかったのかな。お通じに効くって、昔からよく言われてるやつ。
18. やらかし名無しさん
海軍に13年いた者として言うと、教官は学生の誰かの仕業だと本気で信じてたはずだよ。艦の上でみんながやらかすバカ騒ぎは、想像を超えてるからね。
19. やらかし名無しさん
誰かが「上の階の子たちじゃないか」と言い出して、かえって罰が増えた可能性もあるな。教官にしたら犯人が誰かは関係ないし、本当のことを言っても許す気はなかっただろう。
20. やらかし名無しさん
最後を「国への奉仕に感謝します」で締めるのは、さすがにひどすぎて笑った。この一言だけで記事の価値がある。
21. やらかし名無しさん
今すぐこの投稿を消したほうがいい。あのクラスの一人くらいは海軍特殊部隊に進んでるだろうし、人脈を使って必ず探し出しに来るぞ。
22. やらかし名無しさん(>>21への返信)
投稿者が悪役で出てくる特殊部隊の回顧録なら読んでみたい。あの手の本もそろそろネタが尽きてきた頃だろうし。
まとめ
携帯食に苦しんだ16歳が、肌着1枚で基地の配管を止め、水兵約25人に濡れ衣を着せてしまった話でした。コメント欄は「魚雷」の命名と潜水艦のトイレ談義で盛り上がる一方、水兵たちを気の毒がる声も。トイレの失敗は、いつの時代の船乗りにもついて回るようです。あの夏の水兵たちが今この告白を読んだら、笑って許してくれるでしょうか。
元ソース: 教官に水兵約25人をしごかせてしまった話


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