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「これ、いくらで買ったの?」父からの電話で、6,500円の箱がお宝だと知ってしまった話

「これ、いくらで買ったの?」父からの電話で、6,500円の箱がお宝だと知ってしまった話 家族

「やらかした」というより「知らないうちにズルい買い物をしてしまって、夜も眠れない」。そんな告白が海外掲示板に投稿されました。投稿者は28歳の女性。レコード好きの父を手伝うつもりで買った中古レコードの箱が、まさかのお宝。しかも売っていたのは、亡くなった父親の遺品を整理していた若い男性だった――。良心が痛んで仕方ない、という相談です。

何をやらかした?

📌 中古レコードの箱を約6,500円で買って父に贈ったら、ビートルズやクイーンの名盤にレア盤まで詰まった「お宝」だった。しかも売主は身内を亡くしたばかりの若い男性。価値を知らずに二束三文で買い叩いてしまったのでは、と罪悪感で眠れなくなった話。

事の発端

離婚で多くを失った父が、レコード店を始めた

投稿者の父(64歳)は5年ほど前、つらい離婚を経験し、その過程で多くのものを失いました。けれど今はだいぶ立ち直り、生涯の趣味だった「レコード」を活かして、小さなオンライン中古レコード店を始めたそうです。投稿者は28歳の女性。手伝えるときは、古着店やフリーマーケットで中古レコードを買い集めて、父に送ってあげていました。

フェイスブックで見つけた「中古レコードの箱」

先週、投稿者はフェイスブックのフリマ機能(個人同士で物を売買する掲示板のような場所)で、中古レコードがひと箱まとめて売りに出ているのを見つけました。中身がレコードなのは分かっていましたが、いくらの価値があるのかは見当もつきません。父のような専門家ではないので、当然と言えば当然です。出品者の感じも良さそうだったので、安く買って、そのまま父の家に直送してもらいました。

やらかしの一部始終

箱を開けた父からの電話「これ、いくらで買ったの?」

箱が父のもとに届くと、父からすぐに電話がかかってきました。第一声は「なんてこった、これいくら払ったんだ?」。中身は、ビートルズのほぼ全アルバム、クイーン、マイケル・ジャクソン――それどころか、専門家の父ですらその場では値段をつけきれないほどのレア盤まで入っていたのです。投稿者が払ったのは35ポンド(約6,500円)。父の見立てでは、箱まるごとで200ポンド(約3万7,000円)はくだらないとのことでした。

売主は、亡き父の遺品を整理していた若者だった

ここで投稿者の胸が痛みます。出品していたのは、つい最近父親を亡くしたばかりの若い男性で、遺品を片付けている最中だったのです。彼自身、箱の中身にどれだけの価値があるか分かっていませんでした。それは投稿者も同じ。けれど専門家の父はひと目で分かってしまった。そして父が投稿者に最初に投げかけた言葉が、ずっと頭に居座って離れません。「中身の価値を知っていて、その人につけ込んだんじゃないだろうな?」――もちろん、そんなつもりは一切ありませんでした。

その後

投稿者は本気で、売主にもう一度連絡を取り、もう少しお金を上乗せして渡そうかと考えています。とはいえ、相場どおりの満額を払うわけにはいきません。父の店も利益を出さなければいけないし、そもそも投稿者にそんな余裕もない。それでも「亡くなった人を悲しんでいる男性から、お宝をかすめ取った」ような気分のままでいたくない。誰かの不幸につけ込んだ人間にだけはなりたくないのです。

なお、後の補足で投稿者はこう明かしています。実はこの箱は、父への「プレゼント」として買ったもの。父はお金を一切払っていません。ときどき余裕があるときにレコードを買って送っているだけで、今回の件も、箱が届いた父からの「これいくらで買ったの!?」という電話で初めて事の大きさを知ったのだとか。そして肝心の父も、連絡を取ることには全面的に賛成だそう。「レコードのコレクションが、人にとってどれだけ大切な思い出になりうるか」を誰よりも知っている父だからこそ、その気持ちに値札はつけられない、と言っているそうです。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
もし払える余裕があるなら、ぜひ動いてあげてほしい。人生で「徳(カルマ)」をお金で買えるチャンスなんて、そうそう巡ってこないんだから。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
このコメント、一生保存しておきます。まさに今、背中を押してほしかった一言でした。本当にありがとう。

3. やらかし名無しさん
別にあなたは何も悪いことをしていないし、追加でお金を払う義務もないよ。でも、父親を亡くして悲しんでいる人にとっては、それは途方もない優しさになる。そして間違いなく、一番誠実な行動だと思う。

4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
そうなんです。法律的には何も負ってない。でも道義的に、どうしてもしっくりこなくて。もう連絡を取るつもりで動き始めています。

5. やらかし名無しさん
お父さんに、一番価値の高いレコードを1〜2枚選んでもらって、それを売主に返してあげたらどう? お父さんの思い出の品として手元に残してもいいし、売ればそれなりのお金になって生活の足しになるかもしれない。お金そのものより気が利いてると思う。

6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
それ、すごく素敵な発想……正直まったく思いつきませんでした! 父はもう一枚一枚じっくり見直しているので、特に価値の高いものに印をつけてもらいます。そのうえで売主には「気づいてないかもしれませんが、本来の価値よりずっと安く払ってしまいました。きちんとしたいんです」と、シンプルに伝えるつもりです。押しつけにならないように、選択肢を渡すだけ。彼には知る権利があると思うので。

7. やらかし名無しさん(>>5への返信)
このアイデア、本当に最高だ。一番上に表示されてほしいコメント。

8. やらかし名無しさん
まず、あなたは100%潔白だよ。相手が自分で納得して決めた値段で買っただけ。もしそのレコードが二束三文だったら、あなたは「お金返して」って言い戻しに行く? 行かないでしょ。それでも良心が収まらないなら、お父さんと相談して、売れた額の何割かを売主に渡す形にすればいい。委託販売みたいなものだと思えば。

9. やらかし名無しさん
念のため言っておくと、ビートルズやクイーン、マイケル・ジャクソンのアルバムは、必ずしも高値がつくわけじゃないよ。レコードの価値は希少性と状態で決まる。当時は何百万枚も刷られたから、よほど美品じゃない限り、1枚500円くらいのこともある。

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
それは分かってます! ただ、中に本物のレア盤がいくつか混ざっていたみたいで、レコードの世界に詳しい父(私と違って本当に分かってる人)がかなり興奮してました。どれがレア盤かは私には説明できません、完全に父の領分なので(笑)。確かなのは、箱まるごと35ポンド(約6,500円)で買ったのを、父は200ポンド(約3万7,000円)以上の価値があると見てること。有名どころが並のコピーだとしても、何かがその差を埋めてるんです。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
正直、それなら差額はそんなに大きくないよ。何十万円も儲けが出た話かと思ってた。遺品整理の場で、コレクション全体に対して3万円ちょっとの利幅なんて、ごく普通の範囲だと思う。

12. やらかし名無しさん(>>10への返信)
箱まるごとで3〜4万円の価値なら、ちょっと考えすぎだよ。本当に、気に病まなくて大丈夫だって。

13. やらかし名無しさん
罪悪感があるなら、行動することをおすすめする! 誰かの一日を明るくするのって、最高に気持ちがいいから。売主はきっと悲しみのなかで、たくさんのことを一度に片付けようと急いでいたはず。落ち着いた頃に「あれ、よかったのかな」と思い直すかもしれない。連絡してお金を少し上乗せするか、思い出として何枚か返してあげれば、心から感謝されると思う。私も父が亡くなったとき、当時は何も考えられなくて遺品をたくさん手放したけど、何年も経ってから後悔した。もっと残しておけばよかったって。

14. やらかし名無しさん
これは正直、いい話だなと思った。あなたは何も悪くないよ。箱の中身を知らなかったし、聞く限り売主も知らなかった。悲しんでいる人を狙って、わざと安値を吹っかけたわけじゃない。それでも連絡しようと考えてる時点で、あなたの人柄がよく出てる。余裕があるなら、ちょっと上乗せして事情を伝えれば、きっと喜んでもらえるよ。たいていの人は黙って勝ち逃げするんだから。

15. やらかし名無しさん
ちょっと逆の意見を言うね。私は「連絡しないほうがいい」と思う。相手をだまそうって話じゃなくて、かえって傷を広げかねないから。今の売主にとっては「親のガラクタの箱を売った」だけ。そこに後から「実はいいものが入ってたよ」と伝えると、「親が大事にしてたのに手放すなんて、自分はダメな子だ」とか、いろんな感情が噴き出すかもしれない。取引はもう終わったこと。この幸運は、別の形で誰かに回してあげればいいと思う。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
その視点、正直ハッとさせられた。良かれと思った連絡が、相手の心の傷をえぐることもあるんだな……。難しい。結局これって「自分が楽になりたいだけなのか」「相手のためになるのか」を、ちゃんと分けて考えないといけない問題なのかも。

17. やらかし名無しさん
私だったら、ある程度売り終えたあとで、利益の25〜30%くらいを小切手にして、丁寧な手紙を添えて送るかな。あなたは何も失敗してない。やりたければ後から正すこともできる。あなたとお父さんが、わざわざこの件で話し合うくらい気にかけたこと、それ自体がもう立派な第一歩だよ。

18. やらかし名無しさん
自分の持っていなかった情報で、人につけ込むことはできないよ。あなたは価値を知らなかったし、値段を決めたのは売主本人。取引の時点ではフェアだった。父親の目利きが、後からその価値を明らかにしただけ。すっきりしたいなら、父がレア盤を売ったあとに売主へ取り分を送ればいい。今すぐ現金がない問題も解決するし、モヤモヤも消える。眠れないほど気に病んでる時点で、あなたは自分が恐れてるような人間じゃない、その証拠だよ。

19. やらかし名無しさん
そもそも165ポンド(約3万円)の差を気にしてるんでしょ? もう振り払っちゃいなよ! 大した話じゃない。売主は場所を空けて、つらくて面倒な作業を片付けてるところ。あなたは彼をだましてないし、せっかく終わらせた「やることリスト」の一項目を、わざわざ返品されて蒸し返されたいとも思ってないはずだよ。

20. やらかし名無しさん
お互い納得して成立した取引だよね。今さら戻って「もっと払う」と言えば、逆にあなたが渡そうとするわずかな額に、相手は満足できなくなるかもしれない。良かれと思ってかき回すと、かえってこじれることもあるよ。

21. やらかし名無しさん(>>1への返信)
そして何よりいいのは、上乗せして渡すことで「心の平穏」も一緒に買えるってこと。今の投稿者にとっては、レコードそのものより、よっぽど価値があるものだと思うよ。

まとめ

知らないまま安く買った中古レコードが、まさかのお宝。しかも売主は身内を亡くしたばかり――そんな偶然が重なって、投稿者は「つけ込んでしまったのでは」と眠れなくなりました。海外の反応は「義務はないが、連絡すれば最高の優しさになる」という後押し派が大多数。一方で「かえって相手の傷を開きかねない」という慎重派や、「差額は3万円ほど、考えすぎ」という現実派も。差額の大きさより、誠実に悩めること自体が答えなのかもしれません。あなたなら、連絡しますか?

元ソース: 悲しみに暮れる男性から、ほぼタダ同然でレコードのお宝を買ってしまった話