RSSヘッドライン

「悪くないじゃん」と食べたあとで調べてみたら、それは牛のごはんだった話

「悪くないじゃん」と食べたあとで調べてみたら、それは牛のごはんだった話 家族

店にまともなトウモロコシが売っておらず、冷凍か缶詰しかない夜。義理の母の家の隣に広がる畑には、収穫前のトウモロコシがずらりと並んでいた。「ちょっとくらい、いいだろう」——若さと出来心でもいでいったその一本が、まさか牛のごはんだったとは。食べた本人ですらしばらく気づかなかった、ゆるくて少し切ない畑泥棒の告白です。

※注:トウモロコシには、人が食べる甘い品種(スイートコーン)と、家畜のエサや工業用に育てる「飼料用(デントコーン、フィールドコーン)」があります。後者は熟すと硬くパサパサで、見た目はそっくりでも別物。道沿いの畑のほとんどはこの飼料用です。

何をやらかした?

📌 投稿者が道沿いの畑から失敬して食べたトウモロコシは、実は人間用ではなく家畜のエサ・加工用の飼料種だった。食べたときは「悪くない」と思ったが、後で正体を知って青ざめた。さらに、もいだ一本に虫がわいていたせいで、農家は残りのトウモロコシも全部ダメにして腐らせる羽目になった。

事の発端

店にトウモロコシがなかった夜

数年前、まだ投稿者が若かった頃の話。その日はどうしてもトウモロコシが食べたかったのに、近所の店をのぞいても置いてあるのは冷凍ものか缶詰ばかり。あの、もぎたてをかぶりつくみずみずしい一本が、どこにも売っていなかった。

義母の家の隣は、一面のトウモロコシ畑

ふと思い出したのが、義理の母の家のすぐ隣に広がっていた畑のこと。道沿いには、それこそ見渡すかぎりトウモロコシが植わっている。粒もちゃんと黄色く色づいていて、まだ若いけれど、いかにもおいしそうに見えた。「店にないなら、あそこから少しもらえばいいじゃないか」——理屈になっていない理屈が、夜の頭にはやけに通りよく響いたのだという。

やらかしの一部始終

「えい、もう知るか」で一本もいだ

投稿者は半ばヤケになって、畑から何本かトウモロコシを失敬した。まだ完全には熟していないものの、粒は黄色く、見た目はちゃんとトウモロコシ。家に持ち帰って茹でて食べてみると、これが「悪くない」。少なくとも、その場では満足げにかぶりついていた。

食後にスマホで調べて青ざめる

ところが食べ終えてから、なんとなく気になって調べはじめたのが運の尽き。まず、自分の住む州ではそもそも人間用のトウモロコシをあまり育てていないと判明する。さらに、盗んだトウモロコシは粒がきれいに列をなして並んでいた——これは加工・飼料用の品種の特徴で、スイートコーンのように粒が密集してふくらむタイプとは違う。点と点がつながって、投稿者はようやく悟った。「これ、牛が食うやつだ」。まだ熟しきっていなかったから柔らかくて食べられたが、本来この飼料用トウモロコシは、熟すほど硬くなっていく代物だったのだ。

その後

幸い、お腹を壊すような事態にはならなかった。投稿者いわく「最悪ではないけれど、間違いなくやらかした瞬間だった」。だが、本当に気の毒だったのは盗まれた側の農家のほう。投稿者がもいでいった数本のうち一本に虫がわいていて、その虫が他のトウモロコシにも広がってしまった。結局、農家はその畑のトウモロコシを収穫せずに腐るにまかせる結果に。軽い気持ちでもいだ一本が、思わぬ形で他人の仕事を一つ台無しにしてしまったのである。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
それは運が悪かったんじゃなくて、ほぼ確定演出だよ。車で通り過ぎる畑のトウモロコシって、たいてい飼料用なんだ。道沿いから失敬した時点で、統計的にはほぼ牛のごはんを引き当ててる。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
だよね。甘いスイートコーンが道のすぐ脇に無防備に植わってるわけがないって、よく考えたら分かる話なんだよなあ。

3. やらかし名無しさん
正直、聞いた中じゃ全然ましな失敗談だよ。怒った農家に追いかけられて、岩塩の散弾を尻に撃ち込まれたって落ちを覚悟して読んでたわ。

4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
あの岩塩、めちゃくちゃ痛いらしいね。都会育ちの俺でも、線路脇の森で遊んでる子どもが撃たれるって話は聞いたことあるよ。

5. やらかし名無しさん(>>3への返信)
子どもの頃に岩塩を撃たれずに済んだの、今思えばかなり運がよかったんだなって。

6. やらかし名無しさん
うちの方じゃ、農家がわざと道沿いの何列かを飼料用にしてることがあるよ。まさにこういう、つまみ食いする人対策でね。ちなみに、ちゃんとした食べ頃のやつなら、その日もいだ一本でだいたい150円くらいが相場かな。

7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
それと、飼料用は実だけを牛にやるわけじゃないんだよね。茎ごと全部を細かく刻んで、サイロで発酵させてエサにする。トウモロコシって一株まるごと使うんだなって、調べて初めて知った。

8. やらかし名無しさん
うちは田舎なんだけど観光地でもあって、日曜の夕方は畑沿いの二車線がぎっしり渋滞するんだ。観光客が車を降りてまでトウモロコシを盗んでいくから、農家はわざと道沿いに飼料用を植えてる。

9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
それで思い出した。観光客が大嫌いな農家が一人いてさ、日曜になると道沿いの畑に、炎天下で温まってクサくなった豚のフンをまいてたよ。盗む気も失せる完璧な防衛策だ。

10. やらかし名無しさん
飼料用のトウモロコシも、生野菜じゃなくて穀物として扱えば案外いけるよ。石灰を使ってアク抜きして、トルティーヤ用の生地にしちゃえばおいしく食べられる。

11. やらかし名無しさん
生産者だけど、飼料用も時期さえ見極めればしょっちゅう食べてるよ。熟しすぎると一気に硬くなるから、若いうちにかぎる。とはいえ、基本的には人間が食べる前提では作ってないし、農薬を散布した直後は本来畑に入っちゃダメなんだよね。通りすがりの人にはそれが分からないのが怖いところ。

12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
散布直後がダメっていうの、言われてみれば当たり前だけど盗む側は絶対知らないやつだ……投稿者、お腹こわさなくて本当によかったね。

13. やらかし名無しさん
70年代に、うっかり飼料用トウモロコシを失敬しちゃったことがある。さすがに食べなかったけどね。おまけにその畑で財布を落として帰ってきたよ。

14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
そもそも「うっかりトウモロコシを盗む」ってどういう状況なの。俺はうっかりペンとかライターを何十本も持ち帰ったことはあるけど、さすがにトウモロコシはないわ。

15. やらかし名無しさん
田舎育ちの俺も子どもの頃まったく同じことやった。笑えるのが、うちの親はスイートコーンを大量に育ててたのに、よりによって他人の飼料用の畑で一本かじってみたっていうね。

16. やらかし名無しさん
5年くらい前、道端の屋台でトウモロコシを買ったんだ。妻が手間ひまかけて焼きトウモロコシ料理を作ってくれたんだけど、それがまさかの飼料用で、ほぼ食べられた代物じゃなかった。あの時の妻の顔は忘れられない。

17. やらかし名無しさん
うちの母は農場育ちで、子どもの頃は飼料用トウモロコシを普通に食べてたって言ってた。エサ用に収穫するより早い段階でもいで食べれば、それはそれで普通の食べ物だったらしい。

18. やらかし名無しさん
うちの州だと、てっぺんの穂の色で見分けがつくよ。白っぽいのがスイートコーンで、黄色いのが飼料用。投稿者の盗んだやつ、たぶん穂が黄色かったんじゃないかな。

19. やらかし名無しさん
飼料用とはいえ、それでもちゃんとしたトウモロコシではあるんだよね。ただ、味より気にしてほしいのは、汗水たらして食べ物を育ててる人から、こんなに簡単に盗めちゃったって事実のほうじゃないかな。

20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
そこは本当にそう。オチがゆるくて笑っちゃうけど、結局は畑泥棒なわけで、農家からすればたまったもんじゃないよね。投稿者がちゃんと反省してるのが救いだわ。

21. やらかし名無しさん
この手の話、まったく知らなかったから勉強になった。道沿いのトウモロコシ=食べられる、だと思い込んでたよ。今度から畑を見る目が変わりそう。

まとめ

出来心でもいだ一本が、まさかの牛のごはん——というゆるい落ちのはずが、虫の混入で畑一面がダメになるという、本人も予想しなかった余波つきの畑泥棒談でした。海外の反応は「道沿いはほぼ飼料用」という豆知識の応酬と、「岩塩の散弾を覚悟してた」「うっかり盗んで財布まで落とした」といった笑いに包まれつつも、「汗水たらして育てた人から簡単に盗めた事実のほうを気にして」という真っ当な一言も。笑い話にしてもいいけれど、畑のものは勝手に取らない——その一点だけは忘れずにいたいですね。

元ソース: 道端の畑からトウモロコシを失敬したら、実は牛のエサだった件