スペルチェックをかけたかっただけだった。書き上げたばかりの二次創作を、大学が用意した校正ツールに放り込む——ただそれだけのつもりが、気づけば学生部長が自分の書いた二次創作を一字一句読み込むことになっていた。今どきの大学生を襲った、実にデジタルな災難の記録である。
※注:RPF(Real Person Fiction)とは、実在の芸能人やアイドルなどをキャラクターにした二次創作のこと。今回の投稿者もこのタイプの創作を書いていた。誰をモデルにしたかは伏せておく。
何をやらかした?
📌 大学の校正ツールで自作の二次創作をスペルチェックしようとしたら、そのツールが実はAIと統合されていて「著作権違反」「規則の抜け穴を突こうとした」と警告。大学から「学内ネット利用規約違反」で通報され、あげく学生部長がその二次創作を直々に読んで審査する羽目になった。
事の発端
二次創作を書く、ふつうの大学生
投稿者は大学に通いながら、趣味で二次創作を書いている。今回書いていたのは、実在の人物をモデルにした創作——いわゆるRPFと呼ばれるジャンルだ。日本でいえば、好きな芸能人を主人公にして物語を書くようなもの、と思ってもらえればいい。ここまでは、世界中どこにでもいる「推しへの愛が高じた人」の日常である。
大学の「校正+コーディング」統合ツール
問題は、大学が学生向けに用意していたツールだった。これは文章の校正機能と、プログラミングの支援機能が一体になった代物で、校正の部分は英文校正で有名なグラマリー(海外で定番の英文チェックサービス)、コードの部分はAIのクロードが動かしている——と、少なくとも投稿者はそう理解していた。だから彼は、あくまで「スペルミスや文法をチェックしたいだけ」で、プログラミングの機能を使うつもりなど、これっぽっちも無かったのである。
やらかしの一部始終
スペルチェックのつもりが、いきなり「著作権違反」
その晩、投稿者は書き上げた二次創作をツールに投入した。ファイル名もそのまま、原稿を丸ごとアップロードする。ところが——このツール、いつの間にかグラマリーではなく、完全にAIのクロードへと統合されていた。投稿者はその変更をまったく知らなかった。アップロードした瞬間、画面には無情なエラーが表示される。「著作権違反のため処理できません」。実在の人物を扱った創作(RPF)だから引っかかった、というわけだ。もう一度試してください、と。
名前を変えたら、今度は「規則の抜け穴」認定
そこで投稿者は一計を案じる。登場人物の名前を、当たり障りのない言葉に変えて再挑戦することにしたのだ。選んだ新しい名前が、これがまた振るっている——「ペロ」「コネヒート」「オソ」。スペイン語で、それぞれ「犬」「うさぎ」「くま」を意味する。ところがツールはこれを見逃さなかった。今度は「意図的に管理上の規則を回避しようとしている」という長々とした警告が表示され、そのままアプリケーションが強制終了してしまったのである。彼はただ、スペルチェックがしたかっただけなのに。
その後
そして翌朝。投稿者のもとに、大学から一本の電話がかかってくる。用件は「学生のネット利用規約に違反した疑いでフラグが立った」というもの。理由は、彼がAIのクロードを”起動させてしまった”から。繰り返すが、投稿者はクロードがツールに完全統合されていたことすら知らなかった。それでも彼は納得がいかず、異議申し立てをした。その結果——申し立てを審査するために、問題の二次創作を、学生部長が直々に一字一句読み込むことになったのである。スペルミスを直したかっただけの原稿が、めぐりめぐって大学のいちばん偉い人の目に触れる。デジタル時代ならではの、なんとも締まらないオチであった。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
個人的なものを学校や仕事のツールに混ぜるのは絶対にやめておいたほうがいい。給料をもらう将来の上司の前じゃなく、大学のうちにこの教訓を学べたのは、むしろ幸運だったと思うよ。
2. やらかし名無しさん
登場人物の名前を「ペロ・コネヒート・オソ」に変えたっていうのが、学生部長の脳裏に一生こびりつくやつ。スペイン語でそれぞれ犬・うさぎ・くまね。字面の破壊力がすごい。
3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
スペイン語がわかる人ならね。とはいえ元がアイドルものの創作らしいから、動物に置き換えても物語の流れとしてはちゃんと筋が通ってる気がする。センスは嫌いじゃない。
4. やらかし名無しさん(>>2への返信)
ペロとコネヒートが「行政の規則を破る」二次創作を、大真面目な顔で読まされている学生部長のことを想像してみてほしい。字面が完全にシュールで、笑いをこらえるのが大変だと思う。
5. やらかし名無しさん
いっそのこと、校正や文法チェックを生身の人間がやってくれる仕組みでもあればいいのにね。まあ、そういう便利な時代も、そのうちいつか来るのかもしれないけど…。
6. やらかし名無しさん
正直に言うと、これって結局、自分の目では一文字も校正してなくない?校正っていう作業は、本来なら自分の目で読み返すところまで含むと思うんだけど、そこはどうなの。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
きつい言い方に聞こえたらごめん。タイトルと中身がちょっとズレてたから、職業柄つい細かいところに反応しちゃっただけなんだ。うちの仕事だと機密の都合でソフトによる校正は禁止でね。とにかく、うまく収まるといいね。
8. やらかし名無しさん
頼むから、その二次創作が…その、いわゆる過激な方のジャンルじゃないことを、心の底から祈ってる。学生部長のためにも、そして何より、あなた自身のためにも。
9. やらかし名無しさん
それって、普通の意味での「二次創作」?それとも…その…もうひとつの意味の方の「二次創作」…?そこ、この話ではけっこう大事なところだと思うんだけど。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
投稿先が「アーカイブ・オブ・アワー・オウン」(海外最大級の二次創作投稿サイト)だっていう時点で、まあ…あとはご想像にお任せしますって感じだよね。
11. やらかし名無しさん
お願いだから、次からは校正ツールじゃなくてベータリーダー(本にする前に下読みしてくれる人)に頼んでほしい。最後は生身の人間に読んでもらうのが、結局いちばん安全だって。
12. やらかし名無しさん
「クロードを怒らせた」っていう言い回し、そのうち普通に日常語として定着しそう。新しい時代の慣用句が生まれる瞬間に、リアルタイムで立ち会ってしまった気分だよ。
13. やらかし名無しさん
というか、グラマリー(海外で定番の英文校正サービス)って、もう何年も前から堂々と「AIライティング支援ツール」を名乗ってるんだけど、そこはこれまで気づいてなかった感じ?
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
そうそう、そもそもグラマリー自体が中身はしっかりAIだしね。「校正ツール=安全で無害」っていう思い込みが、もうとっくに昔の話になってるってことなんだよね。
15. やらかし名無しさん
で、結局のところ「犬」「うさぎ」「くま」の、いったい何がそんなにいけなかったの?どこからどう見ても、ごく普通の可愛らしい単語の並びにしか見えないんだけど。
16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
まあ、その犬とうさぎとくまが、物語の中で具体的に何をやらかしているかによると思うよ。そこ次第で、単語の可愛らしさなんて一瞬で吹き飛ぶからね。
17. やらかし名無しさん(>>6への返信)
さっきの書き込み、あなた個人を責めたかったわけじゃないんだ。ただ、AIがなだれ込んできて生まれる無駄な騒ぎに、正直うんざりしてるだけで。昔なら人間の編集者が「実在の名前を使っても普通は問題ないよ」って、二言くらいで片づけてくれたのにね。
18. やらかし名無しさん
学校が用意した校正アプリに、よりによって過激系の二次創作を突っ込む度胸が、とにかくすごいと思う。まあ学校なんだし、公私はきっちり分けようっていう、いい勉強になったってことで。
19. やらかし名無しさん
で、結局そのカップリングって何て呼ぶの?登場人物の名前を動物に変えたせいで、逆にそっちのほうが猛烈に気になってきちゃったんだけど、誰か教えてくれない?
20. やらかし名無しさん
私はプロの物書きで、編集の仕事もしている身だから言わせてもらうけど、こういう文章は最後に必ず人の目を通すのが一番。機械にすべて任せると、まさにこういう事故が起きるんだよ。
まとめ
スペルチェックのつもりが、AIの厳しい安全機能に引っかかり、自作の二次創作を学生部長に読まれる——という、いかにも今どきのやらかし。海外の反応は、動物への改名センスへのツッコミ、「クロードを怒らせた」という新語誕生への笑い、そして「個人的なものと学校のツールは混ぜるな」という真っ当な教訓に大きく分かれた。誰にでも起こりうる、できれば笑って済ませたい類のデジタル災難である。

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