読み終えた瞬間から、胃がずっとムカムカして止まらない——。あまりに救いのない小説を一気読みし、その衝撃で頭が真っ白なまま、投稿者はなぜか職場の同僚に「これ面白かったよ」と本を貸してしまった。しかも相手は男性で、内容はかなり…人を選ぶ一冊。冷静になった今、月曜に彼がどんな顔で出社してくるのかが怖くて仕方ないという。
※注:本文に登場する『アイリーン』は、オテッサ・モシュフェグによる実在の文学小説。英国の文学賞(ブッカー賞)の最終候補にもなった高評価作だが、人間の暗部を執拗に描く作風で知られ、万人向けとは言い難い一冊。
何をやらかした?
📌 あまりに救いのない暗い小説を読んで放心状態のまま、深く考えずに職場の男性同僚に貸してしまった投稿者。冷静になった今、「あんな本を貸すなんて変な人だと思われる」と青ざめている。しかも三連休のせいで、回収のタイミングまで逃してしまった。
事の発端
その小説、覚悟していた10倍「重かった」
投稿者はある日、オテッサ・モシュフェグの小説『アイリーン』を一気に読み終えた。女性同士の執着を描いた、少し退廃的な文学——くらいの気持ちで手に取ったらしい。ところが中身は、主人公の女性の自堕落さや生理的な部分までをこれでもかと執拗に描く、読んでいるだけで胃がむかむかしてくるタイプの一冊だった。文章そのものは巧みで、作家としての評価も高い。だからこそ逃げ場がなく、読み終えた投稿者は完全に放心状態に陥ってしまった。
なぜか「これ、面白かったよ」と差し出してしまった
問題はここからだ。頭がまだ本の衝撃でぼんやりしていた投稿者は、職場でその流れのまま、同僚の男性に「これ読んでみて」と本を貸してしまった。なぜ貸したのか、自分でもよく分からない。あれほど強烈な内容だと、貸す瞬間にはまだ実感として腹に落ちていなかったのだ。ちなみにその同僚は当時、ちょうどダーク・アカデミア系の名作『シークレット・ヒストリー』を読んでいる最中だったという。
やらかしの一部始終
よりによって「職場の男性」に渡してしまった
冷静になってから投稿者は青ざめた。内容が内容だけに、職場の、それも男性の同僚に手渡すには、あまりに文脈が重すぎたのだ。「あんな本を平気で貸してくる人」だと思われたらどうしよう——しかも、それを喜んで読んでいたのは他でもない自分。「一応、かなりダークな内容だよとは警告した。でも、どれだけ生々しくて容赦のない話なのかまでは、とても言葉にできなかった」と投稿者は書いている。
しかも三連休で回収不能
追い打ちをかけたのがタイミングだった。折しもアメリカは独立記念日の三連休。次に同僚と顔を合わせるのは早くて月曜、下手をすれば火曜だ。その間に彼が本を家へ持ち帰れば、そのまま読み進めてしまうかもしれない。投稿者は「『友達に貸す約束をしてたから返して』って嘘をついて、今すぐ回収した方がいいだろうか」と、本気で悩み始めた。
その後
結局この時点では、本はまだ同僚の手元にあるまま。追い詰められた投稿者は掲示板に駆け込み、助けを求めた。集まったのは「相手はいい大人、嫌なら読むのをやめられる」「有名作家の高評価作を貸したくらいで変人扱いする人はいない」という励ましと、「その”ぼかした説明”のせいで、逆に読みたくなった」という予想外の反応の数々だった。やらかしの教訓はシンプルだ——読書の衝撃が冷めやらぬうちに、勢いで本を人に貸してはいけない。特に、職場の人には。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
正直に、短く事実を言うのが一番だと思う。「貸したときはまだ本の衝撃で放心してて、後から冷静になったら本当にとんでもない内容だと気づいた」って。相手も大人なんだし、そこまで身構えなくて大丈夫だよ。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
これがベスト。下手に嘘をつくより、「勢いで貸しちゃったけど、あれ結構キツいから無理しないでね」って一言添えるだけで、むしろ気遣いのできる人に見えるまである。
3. やらかし名無しさん
慰めになるか分からないけど、その”ぼかした説明”だけで俄然興味が湧いてきた。明日さっそく図書館で探してみるわ。思わぬ布教、ありがとう(笑)
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
わかる、地雷だって分かってるのに逆に覗いてみたくなるやつ。人間の”見ちゃダメなものほど見たい”心理そのものだよね。
5. やらかし名無しさん
次に会ったとき「読み始めた?念のため言っておくけど、あれ本当に暗いからね。無理そうなら途中でやめて全然いいよ」ってもう一度釘を刺しておけば十分だって。
6. やらかし名無しさん
有名な作家の、評価も高い作品なんでしょ?いい大人が「暗い小説を貸された」ってだけで、貸した相手を変人扱いするなんて、まずないよ。完全に考えすぎ。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
ほんとそれ。結局いちばん気にしてるのは”貸した本人”だけっていう、よくあるあの構図なんだよね。相手はもう忘れてる説すらある。
8. やらかし名無しさん
状況としては、おとなしそうな人にドロドロのスプラッター映画を勧めて「まあ後味は悪いけどね」しか説明しなかった感じでしょ。そりゃ渡した後で冷や汗も出るわ(笑)
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
その例えがあまりに的確で笑った。伝え方が”控えめすぎて逆に事故”になっちゃうパターンね。悪気がないぶんタチが悪い。
10. やらかし名無しさん
映画版もあるんだよね?「もし気に入ったら映画も観る?」ってさりげなく聞いてみたら、相手の反応で温度感が分かるし、自然な流れで本の話を切り出せると思うよ。
11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
映画版、主演がアン・ハサウェイって知って「じゃあ、そこまで地獄の内容じゃないのでは」って、一縷の望みを託してる自分がいる。
12. やらかし名無しさん
昔、同僚に『ハウス・オブ・リーヴス』を「ちょっと不気味だけど面白いよ」って軽い気持ちで貸したら、月曜に三日徹夜したみたいな顔で出社してきて、真顔で「お前、大丈夫か?」って聞かれた。気持ちはすごく分かる。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
『ハウス・オブ・リーヴス』は怖いというより、そもそも読み進めること自体がしんどいタイプだと思う(笑)本の構成からして、読者を試してくる。
14. やらかし名無しさん
ちょっと調べてみたけど、そこまで言うほど?未成年の同僚に『ロリータ』を勧める怪しいおじさん、とかならドン引きだけど、それとは全然話が違うでしょ。落ち着いて。
15. やらかし名無しさん
考えすぎだって。文学小説を一冊貸しただけで、人生が終わるみたいに落ち込まなくて大丈夫。相手はきっと、そこまで深く受け止めてないよ。
16. やらかし名無しさん
このコメント欄を読んでたら、うちの高校の課題図書もだいぶ攻めてたんだなって今さら気づいた。戦争ものも社会派の名作も、冷静に思い返すと普通に重い話だった。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
“名作文学”って落ち着いて中身を思い返すと、だいたいどこかしら情緒不安定なんだよね。だからこそ、人の心に深く刺さるんだけど。
18. やらかし名無しさん
昔、同僚から「これ読むならチョコレートも一緒に持っときな」って板チョコ付きで一冊借りたことある。確かに読後感はえげつなかったけど、貸してくれた同僚を嫌いにはならなかったよ。チョコは、うん、必要だった。
19. やらかし名無しさん
正直、動物がひどい目に遭う描写さえなければ私は結構いける方なんだけど、そこだけ先に教えてほしい…!それ次第で読むか決めるから。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
その手の残酷な描写は大丈夫。ペットは出てくるけど、むごい扱いはされないから安心して。ただ、別方向に生理的にキツい場面はあるから、覚悟だけしておいて(笑)
21. やらかし名無しさん
もう相手の手元にある”貸した本”なんだから、気楽に「読んだ?」って聞いて、あの本にどれだけ精神を削られたかを一緒に笑い話にしちゃえばいいんだよ。それが一番平和な着地点。
まとめ
読書の衝撃が冷めやらぬまま、勢いで職場の同僚に”重すぎる”文学小説を貸してしまった投稿者。海外の反応は「大人なんだから気にしすぎ」「正直に一言添えれば十分」という励ましが大半で、むしろ投稿者の”ぼかした説明”に釣られて「その本、逆に読んでみたくなった」という声が続出したのが面白い。本を貸すという行為は、思っている以上に自分の内面をさらけ出す——ちょっとだけ勇気のいる贈り物なのかもしれない。

