オープンオフィスで向かいに座る同僚グレッグが、PDFを400%ズームで開いたまま離席した。投稿者は別に覗き見したわけではない。ただ視線が画面に入る位置に座ってるだけだ。そこで見えたのは、グレッグが入社時にもらったオファーレターだった――しかも48ptフォントレベルの大きさで、給料額が見えてしまった。同じ職位の自分より年収310万円多かった。それから2週間、投稿者は給与差をスプレッドシート「Greg Data」に毎日記録し続けている。
何をやらかした?
📌 同僚が400%ズームで開いたままのPDFが、たまたま給料情報だった。同じ役職、自分の方が先輩で、相手をトレーニングした側。なのに年収差は約310万円。投稿者は怒りや交渉に向かわず、「Greg Data」という秘密のスプレッドシートで給与格差を毎日積算する不健全な趣味を始めてしまった。
事の発端
オープンオフィスの座席配置。投稿者の正面、机を挟んで同僚グレッグが座っている。モニターは互いに向き合う配置だが、これまで投稿者が彼の画面を意図的に見たことは一度もない。
グレッグの離席。2週間前、グレッグがトイレに立った。画面はロックされていなかった。ここまでは普通。誰でもやる。投稿者も気にしていなかった。問題は彼が400%ズームでPDFを開いたままにしていたことだ。なぜそんな倍率にする必要があったのかは謎だが、おかげで1メートル以上離れた席からでも、努力ゼロで読めてしまった。
やらかしの一部始終
見えてしまった内容。そのPDFはグレッグの入社時オファーレターだった。給与額がほぼ48ポイントのフォントサイズで表示されている。投稿者が読みたくなくても読めてしまう。
年収差は約310万円。同じ職位、同じチーム、同じプロジェクト。グレッグは投稿者より8ヶ月後に入社した後輩だ。投稿者がグレッグをトレーニングした。プロジェクト管理ツールの使い方、クライアントオンボーディングのフロー、自分すら完全には理解していないファイリングシステムを「メンターとして」2時間にわたって教えた。なのにそのグレッグの方が、$31,000(約465万円)多く稼いでいる――いや、為替レートではざっくり年収に換算するとその差は約310〜465万円。
計算が止まらない。気づいてから、投稿者は会議のたびに頭の中で計算を始めた。「この1時間ミーティングで、グレッグはX円稼ぐ。私はY円。差額は1時間で約2,200円。グレッグの隣に座って同じQ3予測の話を聞くたびに、私は2,200円相対的に損している」。Excelに計算列を作った。投稿者本人も「これは病んでる」と自覚している。
グレッグは良いやつ問題。最悪なのは、グレッグが嫌な奴じゃないことだ。コネ入社の使えない男なら呪える。でもグレッグは有能で、人当たりも良くて、毎週金曜にオフィス用のストロープワッフルを買ってきてくれる。投稿者に対して悪いことを一度もしていない。グレッグは投稿者の友達だ。先月の誕生日ディナーにも招待されて、安い給料からプレゼントを買って渡した。グレッグはストロープワッフルをくれた。美味しかった。
その後
給与レンジは公開されていた。後で投稿者はグレッグの入社時の求人票を確認した。給与レンジは「投稿者の給料〜グレッグの給料」だった。同じレンジ、同じ役職、ただし投稿者は最低、グレッグは最高。同じバスに乗ってるけど、グレッグはファーストクラス、投稿者はタイヤの上、みたいな配置。
「Greg Data」スプレッドシート。投稿者は上司に交渉すべきだと分かっている。普通の大人なら自分の価値を主張するべきだ。だが代わりに、Googleスプレッドシートで給与差を毎日積算する作業を始めた。シート名は「Greg Data」。誰も覗かないのにパスワード保護までしている。
14営業日経過、累計差額は$6,100(約92万円)。投稿者の宣言:「昇給するか、私が正気を失うか、どちらかが先に来たら追跡をやめる。今のところ五分五分」。
そして昨日。グレッグがストロープワッフルを差し出してきた。投稿者は受け取って食べた。美味しかった。それがまた状況を悪化させた。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
兄貴、グレッグは知ってて、お前にそれを伝えようとしてるんだよ。「ロックしないPDF、400%ズーム」――これ完璧な「事故偽装」じゃん。聖人グレッグ。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
グレッグはお前に貸しを作ってる。「お前は安くたたかれてる」と直接言わずに伝える、最高のメンター行動。これに気づかないのは投稿者の方が鈍い。
3. やらかし名無しさん
若者諸君、これが「同僚と給料の話をすべき理由」だ。給料を秘密にすることで得をするのは雇用主だけ。さあ立ち上がれ、昇給を要求しろ。
4. やらかし名無しさん
昇給交渉してこい。「求人票のレンジは知ってる、自分は新人をトレーニングしてるしもう何年もこの職位にいる、だからレンジの底辺じゃなくて中〜上にいるべきだ」と上司に言え。具体的な数字と根拠を持って。
5. やらかし名無しさん
「Greg Data」というシート名、不気味すぎて笑った。さらにパスワードまでかけてるとか、執念。誰も興味ないんだから普通に管理しろ。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
これがTIFUってよりは、もう半分エンタメ。「Greg Data」の名前のセンスが秀逸すぎる。投稿者、コメディ作家になれる才能。
7. やらかし名無しさん
ストロープワッフル受け取って食べた行為、グレッグからしたら「貸し追加+1」って感覚。彼はお前を救おうとしてる。次の昇給交渉のとき、グレッグを応援団として使え。
8. やらかし名無しさん
同じ会社で同じ役職なのに31kも差があるって、給与査定が完全に「交渉力=給料」の世界。投稿者が悲しい現実を見てる。
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
これがアメリカの労働市場の現実。スキルじゃなくて「採用時にいくら吹っかけたか」で給料が決まる。最初の交渉で30kの差がつくと、5年後には100kの差になってる。
10. やらかし名無しさん
1時間に2,200円ロスしてる、って計算がリアルすぎて泣ける。会議のたびに精神削られる気持ち、痛いほどわかる。早く昇給交渉してその苦しみから解放されてくれ。
11. やらかし名無しさん
グレッグも給料が公平じゃないって自覚してて、罪悪感からストロープワッフルを買ってきてる説。優しさじゃなくて贖罪説。
12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
ストロープワッフル一個で1時間2,200円の差は埋まらないけど、気持ちはありがたい。グレッグは良いやつ。
13. やらかし名無しさん
「Greg Data」をネタにブログ書いたら、この記事が会社のSlackに回ってバズって投稿者の昇給に繋がる、という展開希望。
14. やらかし名無しさん
求人票のレンジに自分が当てはまってる時点で、交渉余地が十分ある。「同じレンジ内なのに私は最低、彼は最高」って事実を、上司に直球で投げろ。
15. やらかし名無しさん
私も同じ経験ある。新人を3年トレーニングしてた立場で、新人の方が給料高いって分かった日に転職活動始めた。3ヶ月後に20%アップで別会社へ。投稿者、市場価値を確かめる時期かも。
16. やらかし名無しさん
正直、これはグレッグの「うっかり」じゃなくて「うっかり風の意図的リーク」だと思う。同僚として、お前を助けようとしてくれてる人に感謝するべき。
17. やらかし名無しさん
パスワードかけたスプレッドシートに「Greg Data」って命名する投稿者、ちょっと面白すぎる。素材としても話としても完成度高い。
18. やらかし名無しさん
昇給交渉のときに「Greg Data」を見せたら一発で通りそうだけど、グレッグの個人情報出すのはアウトなので使うな。あくまで自分の市場価値で交渉しろ。
19. やらかし名無しさん
タイヤの上に座ってるのに、ファーストクラスの友達がワッフルくれる、っていう比喩が秀逸すぎて何度読んでも笑える。
20. やらかし名無しさん
update求む。1ヶ月後に「昇給した」「転職した」「Greg Dataがついに$10,000突破」のどれを報告してくれるのか、続報を待ってる。
まとめ
偶然見えてしまった同僚の給与情報がトリガーで、健全な交渉ではなく不健全なスプレッドシート追跡に走ってしまった「不器用な大人」のTIFU。同職位で年収約310〜465万円差、しかもメンターしたのは投稿者側、というオチが切ない。海外コメ欄では「グレッグの400%ズーム+ロックなしは意図的なリーク説」が大優勢で、「給料は同僚と話せ」「すぐ交渉しろ」「転職しろ」という具体的アドバイスと、「Greg Data」というネーミングセンスへの称賛が並走。投稿者の自覚的な不健全さが、逆に共感を呼んだスレッドだった。

