看護師にも医師にも「ただの健康診断です」と言い張ったのに…最後に勧められた2つの検査で、無料のはずの健診に約6万5,000円の請求が来た話

看護師にも医師にも「ただの健康診断です」と言い張ったのに…最後に勧められた2つの検査で、無料のはずの健診に約6万5,000円の請求が来た話 体調・身体

アメリカの年1回の健康診断は、多くの保険で自己負担なしで受けられる。ただし診察室で体の不調をひとこと相談すると、その場で「ふつうの診察」に切り替わり、別料金になることがある。それを知っていた投稿者は、看護師にも医師にも「ただの健康診断です」と言い張り、細心の注意を払った……はずだった。数週間後に届いた請求書は、保険を使ったあとでも約6万5,000円。どこで落とし穴を踏んだのか。

※注:本文に出てくる「診断目的の受診」は、健診の最中に症状や悩みを相談したり、症状を調べるための検査を追加したりした場合の扱いのこと。予防のための健診とは別枠になり、保険を使っても自己負担が出ることがある。元のタイトルにある「ランプの精への願い事」は、願いを叶えてくれる魔人は言葉の抜け穴を突いて意地悪な形で願いを叶えてくるので、一言一句に気をつけなければならない、という英語圏でよく使われるたとえ。金額は1ドル150円で計算した目安。

何をやらかした?

📌 アメリカで、自己負担なしの年1回の健康診断を受けた投稿者。「症状を相談したら有料の診察になる」と知っていたので、看護師にも医師にも「ただの健康診断です」と言い張った。ところが、ランニングを始めてから続くめまいを気にして血液検査の項目を確認し、医師に勧められたマグネシウムと甲状腺の検査も、健診の対象かどうか確かめないまま受けてしまった。数週間後、保険を使ったあとで430ドル(約6万5,000円)の請求書が届いた。

事の発端

健康のために、ようやく予約した健診

「やらかしたのは数週間前。でも、気づいたのは今日」。投稿は、そんな一文から始まる。

投稿者は最近、自分の健康にもっと気を配ろうと心がけていた。その一歩として先月、ようやく年に1回の健康診断を予約した。

「不調をひとこと言ったら有料」というルール

予防のための健康診断なら、費用はかからない。ただし、何か不調を口にしたとたんに「診断目的の受診」に変わり、ふつうの診察として料金を請求される。投稿者はこの仕組みを知っていた。だから診察室では、言葉ひとつにまで気をつけるつもりで出かけた。

投稿者は、このルールを「ランプの精の落とし穴」と呼んでいる。言い方をひとつ間違えると、願い事を意地悪にねじ曲げられてしまう、というわけだ。

やらかしの一部始終

看護師にも医師にも「ただの健康診断です」

看護師に今日の用件を聞かれて、「ただの健康診断です」。医師に聞かれても、「ただの健康診断です」。

医師が「最近、何か気になることはありますか」と尋ねてきたときも、投稿者は落とし穴を踏まないよう、にこやかにこう返した。

「そういうのは全部、ふつうの診察のときに取っておきます。請求書が来たら困るので!」

血液検査だけは忘れずに

そのうえで、血液検査だけは必ずやってほしいと頼んだ。前回の健診では省かれてしまったうえ、自分はいつも貧血気味という結果が出るからだ。

ほかに特に調べたいことはあるかと聞かれ、投稿者は電解質(体の中のナトリウムやカリウムなどのバランス)も見ておきたいと伝えた。ランニングを始めてから、ずっとめまいがするのだ。電解質は標準の血液検査の項目に入っていますか、と念のため確認すると、医師は「入っています」と答えた。

医師が勧めた、もう2つの検査

ここで医師は、マグネシウムと甲状腺の値も調べてはどうかと勧めてきた。めまいの原因は、そちらにあるのかもしれない、と。投稿者いわく、「おっと、この時点で診断目的の受診になった」。

そして、ここが本当のやらかしだった。投稿者は、その2つの検査も健診で受けられる項目に入っているのかを確かめなかった。余計なものは要らないと、ここまででもうはっきり伝えてある。もし対象外なら、先生のほうから言ってくれるはずだ。そうでしょ? そうだよね??

その後

採血を済ませて、家に帰った。そして投稿した当日、請求書が届いた。

保険を使ったあとの自己負担は430ドル(約6万5,000円)。内訳は、診断目的の受診としての診察料が25ドル(約4,000円)、残りの405ドル(約6万円)が追加の血液検査の分だった。

投稿者は最後に、こう要約している。「健康診断の予約なのだから、健康診断の検査だけにしてほしいと念を押す。最後の関門で、それをしくじった。おかげで高い請求書が来た」。

あとから付け足した一文によると、この日に診てくれた医師は、いつものかかりつけ医ではなかったという。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
まともな医療制度のある国なら、必要だと思った血液検査をして、それでおしまい。あとから請求書が届くなんてことは無いんだけどね。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
うーん、うちの国も「まともな医療制度」だけど、請求は来るよ。国の保険でも窓口での自己負担はあるから。ただ、料金は国が決めていて、すごく良心的。今までで一番高かった血液検査でも、甲状腺の検査で7ドル(約1,000円)くらいだった。

3. やらかし名無しさん
イギリスに住んでいる身からすると、思っていた以上にえげつない。症状をひとこと言ったら料金が発生するって、患者が口をすべらせるのを待ち構えているみたいだ。

4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
医者はどっちにしたって請求するよ。支払いを渋っているのは保険会社のほう。しかも保険会社との取り決めの外になると、病院はかえって高い料金を付けられる仕組みなんだ。

5. やらかし名無しさん(>>3への返信)
甘い甘い。こっちでは何にでも請求が来る。かなりいい保険に入っているのに、どうしても受けなきゃいけない超音波検査で、350ドル(約5万円)を払ったばかりだよ。

6. やらかし名無しさん
それは医者を替えたほうがいい。自分もアメリカに住んでいるけど、こんな目に遭ったことは一度も無いよ。健診の予約で行けば、誰も「今日はどうしました」なんて聞かない。やることをやって、帰りに来年の健診を予約して、1か月前に確認の電話が来る。それだけ。

7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
同感。病院に電話して、事情を分かる人と話してみるべきだと思う。余計なものは要らないとはっきり伝えていたのに、頼んでいない検査をされたんだから。そこを説明すれば、減額してもらえるかもしれない。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
投稿者が追記していたけど、この日の医者はいつものかかりつけ医じゃなかったらしい。初めて診る患者のために、保険の細かい区分までいちいち気を回してくれるかというと……正直あやしいよね。

9. やらかし名無しさん
病院で請求の手続きをしている立場から言うと、これは請求の付け方がおかしい気がする。健診の分と、相談した症状の分は、本来は別々の項目で請求できるんだ。症状の分に「貧血」や「めまい」の診断名を付ければ、追加の検査もそっちの扱いになる。保険によって違うけど、病院からの請求なら、カルテを見直して付け直してもらうよう電話してみて。検査会社からの請求なら、病院から検査会社に診断名を伝えてもらうといいよ。

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
投稿者が少しでも安く済みそうなのはよかった。でもさ……何これ? ふつうの人がこれを全部知っていないと、ぼったくられる仕組みってこと?

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
しかも、どこまでが対象になるかは保険ごとにバラバラ。医者だって、患者一人ひとりの保険で何が通るかなんて把握しきれない。患者も医者も、中身の見えない箱を相手にしているようなものだよ。

12. やらかし名無しさん
医者です。実は血液検査って、健診の決まった中身じゃないんだよ。医者でさえ入っていると思い込んでいる人が多いけど。予防として扱えるのは、糖尿病やコレステロールを調べるような、予防の役割がはっきりした検査だけ。それ以外は、症状や病名をひも付けないと請求できない。予防の名目で無理に出すと、保険会社が支払いを断って、検査代がまるごと患者に回ることもある。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
この先生の話のとおりなら、「血液検査は必ず」と頼んだ時点で、ランプの精はもうニヤッとしていたわけか。最初の願い事から、言い方が危なかったとは。

14. やらかし名無しさん
「対象外なら、先生のほうから言ってくれるはずだ。そうでしょ? そうだよね??」のところで声が出た。自分も絶対にそう思う。診察室で値段を聞くのって、なんだか気が引けるんだよね。

15. やらかし名無しさん
大丈夫、仲間がいるよ。自分も新しいかかりつけ医で年1回の健診を受けたら、窓口で自己負担を求められた。「健診なのに?」と聞いたら、今日のは健診じゃなくて「かかりつけとして登録するための初診」なんだって。問診票の答えを先生がパソコンに打ち込むのを眺めるだけで、35ドル(約5,000円)払ったよ。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
うちの先生はそのへん親切で、使える枠があれば「年1回の健診」として付けて、残りは「経過を見る受診」に回してくれる。血液検査も別扱いで、針を刺す前に費用の見積もりを出してくれるよ。先に見積もりを頼んでおけば、あとで請求書を見て腰を抜かさずに済む。本当におすすめ。

17. やらかし名無しさん
ヨーロッパに住んでいる身としては、本当に不思議な話。調子の悪いところを言ったらお金がかかって、黙っていればタダ? 医者に行って、お金の心配をせずに具合の悪いところを話せるのが、いちばん大事なことじゃないの?

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
そこなんだよ。「無料の健診」が、かえって不調を隠す人を増やしていそうで怖い。お金がかかるのが嫌で、大事な症状を言わずに帰っている人がどれだけいることか。

19. やらかし名無しさん
逆の例もあるよ。自分は1年ほど前、目の見え方がおかしくて救急に行ったら、頼んでもいない検査を山ほどされた。そのおかげで重い病気が早めに見つかって、今は治療が順調に進んでいる。だから自分は、何でも好きなだけ調べてくれ派。

20. やらかし名無しさん
たぶんその先生は、費用のことなんて考えてもいなかったんだと思う。めまいの原因を探すなら、これも見ておこうという、医者としてはまっとうな提案だよ。それがそのまま値段に跳ね返ってくるのが、この仕組みのおかしなところ。

21. やらかし名無しさん
自分も似たような請求が来たとき、保険会社に電話して「健診の一部として受けたつもりだった」と事情を話したら、見直してもらえたことがある。保険によっては不服を申し立てる窓口もあるから、払う前に一度聞いてみる価値はあると思う。必ず通るとは限らないけどね。

22. やらかし名無しさん
「健康診断を受けたい」「よかろう、その望みを叶えてやろう。ついでにマグネシウムと甲状腺も調べておいてやろう」。ランプの精、サービス精神が旺盛すぎる。

まとめ

「不調を言わなければ無料」という健診のルールを知ったうえで、「ただの健康診断です」と言い張った投稿者。それでも、医師に勧められた追加の検査を対象か確かめずに受け、約6万5,000円の請求が来ました。コメント欄には「信じられない仕組み」という声と並んで、請求の付け方を見直してもらうよう勧める助言も。会社の健診は会社が費用を持つのが原則の日本から見ると、診察室の一言に身構えながら受ける健診は、想像しにくいかもしれません。

元ソース: 年1回の健康診断を「ランプの精への願い事」ほど慎重に扱わなかった話

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