おばあちゃんの体のためを思ってやったことが、まさか救急車を呼ぶ事態になるなんて――。79歳の祖母と暮らす投稿者が、良かれと思ってこっそり続けていた「ある工夫」が、じわじわと祖母の体を追い詰めていた。脈拍45、緊急搬送、そして病院での検査で判明した予想外の数値。幸い祖母は無事だったが、そこには誰の家庭にも潜んでいそうな落とし穴があった。
※注:塩代替品(ソルトサブスティテュート)とは、塩分(ナトリウム)を減らすために、ふつうの食塩の代わりに塩化カリウムなどを使った減塩調味料のこと。塩気は本物の塩に近いが、腎臓の働きや一部の薬(特に血圧を下げる薬)との組み合わせによっては、体の中のカリウムが過剰になってしまうことがある。
何をやらかした?
📌 祖母の塩分の摂りすぎを心配した投稿者が、減塩のために「塩の代わり」に切り替えたら、その中身は塩化カリウム。数週間後、祖母の脈拍が45まで落ちて緊急搬送され、血液中のカリウム値が異常な高さに。ただし後の検査で膀胱炎や服用中の血圧の薬も一因とわかり、抗生物質の治療で翌朝には退院できる見込み。祖母は無事――「良かれ」が裏目に出た、学びの多いやらかしだった。
事の発端
何にでも塩をかける祖母
投稿者は79歳の祖母とふたり暮らし。祖母は2型糖尿病を抱えていて、しかも大の塩好きだった。出てきた料理にはとにかく何にでも塩を振る。投稿者が「もう少し塩を減らそうよ」と何度お願いしても、まったく聞いてくれない。医者からは「糖尿病だから塩分は一日1500mgくらいまで」と言われていたので、なんとかその目安に近づけたかった。
「これなら気づかれない」と思った減塩の工夫
そこで投稿者が目をつけたのが、塩気はそのままで塩分を減らせるという「塩代替品」だった。いくつかの商品を試したが、祖母の口に合ったのは有名メーカーのものひとつだけ。ありがたいことに祖母は味の違いにまったく気づかなかったので、投稿者は「これなら塩分の摂りすぎも自然と抑えられる」と考えた。切り替えたのは今年の3月半ば。以来、なくなるたびに同じ塩代替品を買い足し、祖母の料理にはずっとそれを使い続けていた。
やらかしの一部始終
「最近なんだか様子がおかしい」
ところがこの数週間、祖母の様子がどうにもおかしかった。元気がなく、どこか本調子でない。それでも本人は「大丈夫、なんともないよ」と言い張るので、投稿者もそこまで深刻には受け止めていなかった。
脈拍「45」で一気に血の気が引いた
そんなある日、祖母が指先にはさんで脈拍を測る機械(パルスオキシメーター)を使ってみたところ、表示された数字はなんと「45」。あわてて投稿者は「これはまずい、救急車を呼ぼう」と訴えた。渋る祖母をなんとか説得して119番。駆けつけた救急隊は祖母を診ると、点滴の薬で下がりすぎた脈拍を戻したうえで、「検査のため病院へ」と搬送していった。
検査で浮かび上がった「カリウム」
病院での検査結果は衝撃だった。血液中のカリウム値が極端に高かったのだ。ほかの項目はすべて正常で、腎臓も心臓も問題なし。異常なのはカリウムだけ。投稿者はこのとき初めて、あの塩代替品にカリウムが使われていることを知った。塩気を減らすために何が使われているかなんて、考えたこともなかった。栄養表示だって一度も見ていなかった。「祖母の体のためにと思って続けていたことで、知らないうちにじわじわ祖母を苦しめていた」――たったひとりの家族を、と投稿者は打ちのめされた。
その後
だが、話には救いのある続きがあった。詳しく調べたところ、祖母はカリウム値の高さに加えて膀胱炎も起こしていて、さらに服用していた血圧の薬(リシノプリル)に体のカリウムを上げる作用があったことが判明したのだ。つまり原因は塩代替品「だけ」ではなかった。「私のせいばかりじゃなかったとはいえ、状況を悪くしたのは確かだけど」と投稿者。祖母はいま抗生物質で治療を受けていて、翌朝には退院できる見込みだという。何より、祖母は無事だった。投稿者はこの経験から、これからは栄養表示をきちんと確認すること、そして持病や飲んでいる薬と食べ物の相性にも気を配ることを心に誓った。そして――「もう好きなだけ塩をかけてもらうことにするよ」とも。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
これは正真正銘のやらかしだけど、責める気にはなれないな。ちなみに定期的に病院には付き添ってる?できれば心臓の先生に「一日どれくらいの塩分ならいいか」を直接聞いておくといいよ。うちの父も無類の塩好きで散々もめたけど、結局は本人の好きにさせて、87歳まで元気に生きたからさ。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
付き添いはしてるんだけど、そもそも病院に行かせるのが毎回一苦労で…。今日だって救急車を呼ぶのすら渋られたよ。前に心臓を診てもらったときは「糖尿だから一日1500mgまで」と言われて、それを目安にしてた。でも正直、今となっては塩分が多めなほうがまだマシに思えてきた。
3. やらかし名無しさん
とにかく無事でよかった。知らなかっただけだし、おばあちゃんのためを思ってやったことでしょう。どうか自分を責めすぎないでね。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
そう言ってもらえると救われるよ、ありがとう。今は世界一の間抜けになった気分だけど、その言葉で少し気持ちが軽くなった。
5. やらかし名無しさん
ちょっと引っかかったんだけど、糖尿病って本当は塩分そのものとはあまり関係ないよ。お医者さんから何か言われてるわけじゃないなら、塩の量までそこまで神経質にならなくてもいい気がするけど。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
糖尿病は高血圧を招きやすくて、人によってはその高血圧が塩分の摂りすぎで悪化するんだ。ただ、家で作った料理に食塩をちょっと振るくらいは普通問題なくて、本当に厄介なのは加工食品やお惣菜みたいな、最初から塩分まみれの食べ物のほうなんだよね。
7. やらかし名無しさん
看護師だけど、これは残念ながらよくある勘違いなの。塩代替品はたいてい塩化カリウムでできていて、それ自体は決して悪いものじゃない。ただ、血圧の薬を飲んでる人や、電解質のバランスが崩れやすいお年寄りは、こういうことが起きるリスクが高いんだ。すぐ救急車を呼んだのは大正解。これからは心臓の先生ともよく相談してね。
8. やらかし名無しさん
食品の表示だけじゃなくて、飲んでる薬の中身も一度チェックしたほうがいい。持病によっては、体にカリウムをためこみやすくする薬を飲んでることがあって、そこへ塩代わりのカリウムを足すと、別の問題を悪化させてしまいかねないんだ。かかりつけ医と、できれば薬剤師さんにも相談を。
9. やらかし名無しさん
正直、自分が表示を見て「カリウム」と書いてあっても、それが危ないなんて思いもしないと思う。むしろ「お、足がつるのに効きそう」くらいに軽く考えそう。わざとじゃないし、気づいてすぐ動いたんだから、じゅうぶん立派だよ。
10. やらかし名無しさん
これはあなたのせいじゃないよ。塩代替品はまさにそういう使い方をするための商品なんだから。よっぽど非常識な量を使ってたんじゃない限り、たまたま体が過敏に反応してしまっただけだと思う。
11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
塩代替品にはナトリウムとカリウムが半々のタイプもあるんだよね。話を聞くかぎり、たぶん100%塩化カリウムのやつを使ってたんじゃないかな。それだとカリウムの量もそれなりに多くなる。
12. やらかし名無しさん
そもそも塩代替品にカリウムが入ってるなんて、誰かに教わらない限りほとんどの人は知らないよ。私だって今知ったくらいだし。おばあちゃんが今は落ち着いてきてるみたいで、本当によかった。
13. やらかし名無しさん
無事で何より。でもさ、もう79歳なんだし、本人が塩をかけたいなら好きにかけさせてあげようよ!人生の楽しみくらい、そこは大目に見てあげてほしいな。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
だよね、もう好きなだけ塩をかけてもらうことにしたよ。あんな怖い思いをさせてしまったんだから、それくらいの権利はある。今回のは一緒に暮らしてきて一番ヒヤッとした出来事だった。無事でいてくれて本当によかった。
15. やらかし名無しさん
歳をとると味覚が鈍っていくものらしいよ。若い頃は何にでも塩を振る父を見て「どうかしてる」と思ってたけど、自分も歳を重ねたら、気づけば同じように塩へ手が伸びてる。人のことは言えないなと反省してる。
16. やらかし名無しさん
いっそ「うま味調味料」を使ってみるのはどう?同じ「うま味」でも、含まれる塩分(ナトリウム)はふつうの塩よりずっと少なくて済むよ。少量でしっかり味が決まるのもいいところ。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
実はうま味調味料も試してみたんだけど、それはどうも口に合わなかったみたいで…。祖母の好みが本当に難しくて、結局あの塩代替品に落ち着いてしまったんだよね。
18. やらかし名無しさん(>>16への返信)
全部を置き換えなくても、ふつうの塩にほんの少しだけうま味調味料を足すやり方でもけっこう満足感が出るよ。あと食事の内容については、本当は栄養士さんに相談するのが一番。お医者さんとはまた違う専門知識を持ってるからね。
19. やらかし名無しさん
うちの祖母も2型糖尿病だけど、担当のお医者さんから塩分の話をされたことは一度もないな。まあ私はもともと血圧が低めだから当てはまらないのかも。おばあちゃんも、塩代替品をこのまま使い続けるのか、普通の塩に戻していいのか、一度ちゃんと先生に確認するといいかもね。
20. やらかし名無しさん
うちも家で塩化カリウムを使ってるけど、それで問題が出るとしたら、よっぽど大量に使ってた場合くらいだと思う。まさかスプーンですくってそのまま食べてたわけじゃないよね…?とにかく、大事にならなくて何よりだったよ。
まとめ
良かれと思って続けた減塩の工夫が、思わぬ形で祖母を危険にさらしてしまった今回の一件。だが海外の反応を見ると、投稿者を責める声はほとんどなく、「表示を見てもカリウムが危ないなんて気づかない」「塩代替品は本来そういう使い方をする商品」と、むしろ気の毒がり、励ます声が大半だった。看護師や同じ持病を持つ人からの実体験も次々と寄せられ、”塩を減らす=無条件に体にいい”とは限らない、という学びの多いスレッドに。持病や飲んでいる薬によっては、減塩調味料がかえって裏目に出ることもある――そして何より、祖母が無事だったことが、このやらかしの一番の救いだ。

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