「これは一時預かりの猫なんだ」——三十七歳の投稿者は、迎えたばかりの愛猫を前に、母へとっさにそう嘘をついてしまった。長年の援助を盾に何にでも口を出してくる母が怖くて出た、反射的なひと言。ところが、その小さな嘘が思わぬ形でふくらみ、やがて猫の身に降りかかってくる。
※注:ここでいう「一時預かり(フォスター)」とは、保護猫などを正式な里親が決まるまで自宅で一時的にあずかる海外の制度のこと。あくまで「あずかっているだけ」で、自分の飼い猫ではない、という建前になる。
何をやらかした?
📌 母の援助と過干渉から自立しようとしていた投稿者(37歳)。念願の猫をようやく迎えたのに、母の小言が怖くてとっさに「これは一時預かりだから」と嘘をついた。すると母が、その猫を自分のパートナーに引き取らせようと裏で動き出してしまった。
事の発端
十年間、母に頭が上がらなかった
投稿者はこの十年間、生活保護を受けながら暮らしてきた。その間ずっと支えてくれたのが母だった。ただ、さんざん助けてもらった負い目もあってか、母は投稿者の買い物という買い物にいちいち口を出してくるようになっていた。「そんな物ばかり買って、アパートが火事になったらどうするの」——もはや理屈になっていない小言まで飛んでくる始末で、いい大人になっても母の前ではどうにも頭が上がらなかった。
この一年でようやく立ち直った
転機は去年の三月。投稿者は最低賃金より少し上、時給十七ドル(約二千五百円)の仕事に就いた。そこから一年かけて生活を立て直し、以前より良いアパートに引っ越し、そして長年の願いだった一匹の猫を迎え入れた。経済的にはすっかり自立して、クレジットの信用も取り戻している。それでも母は、いまだにアパートの賃貸契約の連帯保証人に名前を連ねていた。その立場が、母に「口出しする権利」を感じさせていたのかもしれない。
やらかしの一部始終
怖くて、とっさに出た嘘
今年の二月、投稿者はついに猫を正式に迎え入れた。ところが母に伝える段になって、また小言を食らうのが怖くなり、思わず「この子は一時あずかっているだけなんだ」と口走ってしまう。あとから振り返れば、自分でも呆れるほど反射的な嘘だった。こうして衝動的に嘘をついてしまう癖は本人も自覚していて、いまカウンセラーと一緒に向き合っている最中なのだという。
嘘が猫の運命を動かし始めた
問題はここからだ。つい先日、投稿者はとんでもない事実を知ってしまう。母が「その預かり猫」を、自分のパートナー(交際相手)に引き取らせようと裏で動いていたのだ。もちろん相手にそんな気はまったくないのだが、それでも投稿者にとっては気が気でない。軽い気持ちでついた嘘が、大切な家族である猫の居場所そのものを脅かし始めていた。
その後
投稿者はいま、「本当は自分の猫なんだ」と打ち明けるべきか、嘘を通したまま母を説得するかの板挟みになっている。「三十七にもなって母親の顔色をうかがうなんて馬鹿げてるのは分かってる。全部、自分がまいた種だ」——そう自省しながらも、胸のうちを誰かに吐き出さずにはいられなかったようだ。ちなみに、迎えたときは皮膚病を患っていたこの猫も、投稿者がきちんと病院に通わせ、今ではすっかり元気になっている。獣医代もすべて自分で負担してきた。猫はもう、投稿者のもとで幸せに暮らしている。残る問題はただひとつ、母にどう本当のことを切り出すか、それだけだ。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
一時あずかりって言っちゃったのがそもそもの入り口だよね。もう「情が移って、この子と離れられなくなった」で押し切るしかない。実際メンタルの支えになってるんでしょ?だったら堂々と本当のことを言っちゃいな。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
それ、海外でいう「預かり失敗(foster fail)」ってやつだね。あずかるだけのつもりが可愛すぎて自分が飼っちゃう、いちばん幸せな失敗。胸を張っていいと思う。
3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
同意。この方向がいちばん角が立たないよ。嘘に嘘を重ねなくて済むし、母親も「そこまで言うなら」って引き下がりやすい。
4. やらかし名無しさん
「買い物すると家が燃えるかも」って理屈がもうすごいな…。それを言い出したら何も買えないし、外にも出られなくなるじゃん。心配のベクトルが完全におかしな方向を向いてる。
5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
うちの母も似たタイプで、変な心配ばかりするんだけど、あれ結局は不安の裏返しなんだよね。本人もどう手放していいか分からなくて、空回りしてる感じ。
6. やらかし名無しさん
カウンセリングに通ってるなら、母親への切り出し方をカウンセラーと一緒に練習させてもらうといいよ。言いにくい会話ほど、事前にリハーサルしておくと本番で固まらずに済む。
7. やらかし名無しさん
ちょっと現実的な話でごめんね。猫が病気になったとき、病院代は大丈夫そう?責めてるわけじゃなくて、勢いで飼って医療費で詰む人を何人も見てきたから、そこだけ心配なんだ。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
それなら大丈夫みたいだよ。元は皮膚病持ちだった子を引き取って、ちゃんと治してあげたって書いてた。獣医代も全部自分で払ってるって。もう立派な飼い主じゃん。
9. やらかし名無しさん
三年前、母と口をきかなくなった時期に犬を飼い始めたんだけど、バレて怒られるのが怖くて仕方なかった。その恐怖を乗り越えるのに三年かかったよ。今はもう四十歳。年齢なんて関係ないんだ、これは。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
三十七でも四十でも、親の目が怖い気持ちは変わらないんだよね…。年齢の問題じゃないんだ、本当に。分かりすぎてつらくなる。
11. やらかし名無しさん
猫って本当に手のかからない最高の相棒だよ。堂々と「この子は今後十年以上、俺のルームメイトで友達なんだ」って言えばいい。それでも母親が食い下がるなら、問題は猫じゃなくて「まだ必要とされていたい」っていう母親自身の気持ちのほうだと思う。
12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
「まだ必要とされていたい」ってとこ、刺さるなあ。要は子離れができてないんだよね。援助を盾に、いつまでも主導権を握っていたいというか。
13. やらかし名無しさん
よく考えたら、その嘘って一周まわって真実になってるよね。「これは自分の猫で、誰にも渡さない」っていう。嘘から出たまこと、みたいな話。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
結果的に本当のことになってて笑った。もう堂々と「そう、俺の猫。以上!」でいいと思う。説明なんていらないよ。
15. やらかし名無しさん
シンプルに「やっぱり情が移ったから、正式にうちの子にした」でいいんじゃないかな。それ以上の説明はいらない。猫を飼うのに、誰かの許可なんてそもそも必要ないんだから。
16. やらかし名無しさん
嘘をついたこと自体は、そんなに気に病まなくていいと思う。誰だって角を立てたくなくて、小さな嘘くらいはつく。本当の問題は、いい大人の生活に母親が口を出し続けてる構図のほうだよ。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
それな。嘘の善し悪しより、「猫の行き先を母親に決めさせるな」がこの話の本題。そこだけは絶対に譲っちゃダメだと思う。
18. やらかし名無しさん
私の友達もまったく同じで、「一時あずかってるだけってことにしてる」を犬でやってたよ。もちろん最初から返す気はゼロ。世の中、案外みんなやってる手口だから安心していい(笑)。
19. やらかし名無しさん
とにかく猫を守ってあげて。皮膚病まで治してもらったその子にとって、もう投稿者さんの家が世界でいちばん安全な場所なんだから。母親のパートナーに渡すなんて、ありえないよ。
20. やらかし名無しさん
三十七歳で仕事に就いて、いいアパートに引っ越して、猫まで迎えたんでしょ。それって普通にすごいことだよ。母親の小言より、その子の幸せを最優先で考えてあげてほしい。
まとめ
やらかしの正体は、「怖くてとっさについた小さな嘘が、雪だるま式にふくらんで大切な猫の居場所まで脅かしてしまった」というもの。海外の反応は投稿者を責めるどころか、「情が移った、で押し通せ」「その嘘、一周まわって真実だよ」と背中を押す温かい声が大半だった。いい大人になっても親の目が怖い——その気持ちに深く共感しつつ、みんなが口をそろえたのは「猫の行き先だけは、絶対に自分で決めろ」ということ。嘘から始まった同居も、堂々と胸を張ってしまえば、それはいちばん幸せな「あずかり失敗」になる。


コメント