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「これ、歩いて帰るわ」と妻に言い残した41歳ランナー、200メートル先で全部わかった話

「これ、歩いて帰るわ」と妻に言い残した41歳ランナー、200メートル先で全部わかった話 家族

「今日はまだ運動してないし、ちょうどランニングの格好だし——この重り、歩いて持って帰ってみるか」。店の前でそう思いついたのは、フルマラソンを4時間ちょっとで走る41歳の男性でした。家までは約3.4キロ。手に提げているのは合計36キロの鉄の塊。妻の車にスマホを放り込んで歩き出した彼が、そのアイデアの答え合わせを終えるまでに、きっかり3時間かかります。

※注:ケトルベルは、砲丸に取っ手をつけたような形の鉄の重り。振ったり持ち上げたりして全身を鍛える器具で、家庭用は8〜24キロあたりが定番です。この話に登場するのは16キロと20キロの2個。

何をやらかした?

📌 41歳のランナーが、買ったばかりの16キロと20キロのケトルベルを両手に提げ、店から自宅までの約3.4キロを歩いて帰ることにした。スマホも財布も妻の車に置いたまま、途中で助けを呼ぶ手段はゼロ。玄関にたどり着くまで3時間、最後は自宅の庭を渡るのに10分かかった。

事の発端

走ることに関しては、そこそこ自信があった

投稿者は41歳の男性。「プロでもなんでもないから自慢するつもりはない」と前置きしたうえで、フルマラソンは4時間ちょっとで走ると書いています。去年1年間の走行距離は約1600キロ、今年は約2250キロが目標。一流のアスリートには遠く及ばないけれど、同年代の平均よりはかなり体力がある方だと思う——本人の自己評価はそんなところで、数字を見るかぎり実際その通りでしょう。

「ケトルベルは肺活量に効く」という記事を読んでしまった

そんな彼が最近、ケトルベルのトレーニングは心肺機能を短期間で伸ばせるらしい、という研究の紹介を目にします。走力の底上げになるなら試さない手はない。地元の店に16キロと20キロの2個を注文し、ちょうど妻も用事で出かけるところだったので、妻の車に同乗して受け取りに向かいました。ここまでは、ごく平和な週末の買い物です。

やらかしの一部始終

車のドアを開けて言った、「これ、歩いて帰るわ」

店で商品を受け取り、両腕に1個ずつ抱えて出てくる。妻は次の目的地へ回る都合で、まだ店の前に停まったままでした。そこで彼の頭に、例のアイデアが降ってきます。家まではたった3.4キロ。今日はまだ走っていない。着ているのはランニング用のベストとショーツ、足元はランニングシューズ。条件は完璧に揃っている。

妻は「それ、本当にいい考えだと思ってる?」という顔をこちらに向けました。けれど本人は見ていません。頭の中ではもう、やると決まっていたからです。ポケットからスマホを取り出して車の中に放り込み、「じゃあ家でね」と告げる。走るときはスマホを持たない主義なのだそうです。短い時間でもネットから切り離されるのが好きで、GPS付きの腕時計をしているから妻からは居場所が見えている。だから今日も、いつも通りにした。

200メートルで、全部わかった

車が走り去る。腕時計の計測を開始し、新品のケトルベルを持ち上げて歩き出す。……そして200メートル。そこで彼は重りを地面に下ろし、ようやく理解しました。やってしまった、と。

すでに握力が保たない。肩が痛み、前腕はズキズキと脈打ち、尻の筋肉が引きつっている。時計を確認すると、いまここまで来た距離の15倍以上が、まだ目の前に残っていました。スマホはない。財布もない。誰も迎えには来ない。あるのは自分と鉄の塊だけ。左右を持ち替えて、また歩き出します。

そこから100メートル進んだところで、重い方を取り落としました。軽い方も下ろし、もう一度時計に目をやる。残りの数字を見た彼が心の中で叫んだ言葉は、ここには書けません。

その後

3時間後。彼はようやく自宅の庭の門にたどり着きました。手も腕も背中も脚も、これまで経験したことのない痛み方をしていたそうです。門の内側に重りを置き、よろよろと玄関まで歩いて、妻に頼み込みます。「頼む、ケトルベルだけ運んでくれ。もう本当に無理だ」。

妻の答えは、ニヤリと笑いながらの一言でした。「ここまで来たのに、私が代わったら失礼でしょ」

……ぐうの音も出ない。彼は門まで引き返し、両手で重い方を抱えて家に運び、それからもう1個を運びました。決して広くない自宅の庭を渡るだけで、かかった時間はおよそ10分。冗談ではなく、本当に10分です。

マラソン、ウルトラマラソン、山を登るマラソン、トライアスロン。これまでいくつものレースを走ってきた彼ですが、告白はこう締めくくられています。「あの3.4キロの徒歩に比べられるものは、後にも先にも何ひとつない」。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
その理屈がどうしても分からない。長い距離を走れることが、なぜ「重い物を長い距離運べる」につながったんだ。いや、やり切ったのは本当に立派だと思うよ。思うけど、なあ?

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
人間はだいたいこれをやる。スタミナと筋力を同じ引き出しに入れて考えちゃうんだよ。全然別物なのに。

3. やらかし名無しさん
奥さんの人柄が最高すぎる。この人は「痛い目を見ないと聞かない相手」だと完全に理解したうえで、あえて口を出さずに見送ってる。

4. やらかし名無しさん
両手に重りをぶら下げて歩くトレーニングはあるけど、あれは普通せいぜい数十メートルの世界。それを3.4キロは正気の沙汰じゃない。とはいえ、やり遂げたのはすごい。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
要するにプレートを付けてないバーベル2本を両手に持って、3.4キロ歩いたのと同じことをやってる。字にすると余計ヤバい。

6. やらかし名無しさん
この人が「先月の話」って書いてるの、前腕が回復してキーボードを打てるようになるまでに1か月かかったからだと思うんだよな。

7. やらかし名無しさん
ベンチプレスの記録がいいからってマラソンのスタートラインに並ぶようなもんだよこれは。ちょっとした自信過剰の代償としては、まあ妥当な痛みでは。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
まったく同じことを書こうとしてた。自分も同い年で体重100キロ、合計36キロのケトルベルなら3キロくらい余裕で歩ける。つまり明日から4時間でマラソンを走れるわけだな、よし。

9. やらかし名無しさん
で、肝心なところを聞きたいんだけど。肺活量は伸びたのか? 研究の言うとおりの効果はあったのか? そこだけ気になって夜も眠れない。

10. やらかし名無しさん
ランナーなら体重は70〜80キロくらい、多くても90キロはないはず。つまり両手に持ってたのは自分の体重の半分近い重さってことになる。そりゃ壊れる。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
20キロ1個だけでもかなりの苦行だよ。自分もダンベル一式で同じ過ちをやったことがある。途中で置いていくわけにもいかず、泣きながら家まで運んだ。重さって、持ってる時間が延びるほど別の生き物に変わっていくんだ。

12. やらかし名無しさん
「ここまで来たのに、私が代わったら失礼でしょ」で完全に声出して笑った。この奥さん、殿堂入りだろ。ありがとう。

13. やらかし名無しさん
こっちも同じ41歳なんだが、1階から2階に上がる階段で息を切らしながらこれを読んでる。うん、君は同年代の平均より確実に体力あるよ。安心してくれ。

14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
その階段、ケトルベルを両手に持ってないだけまだ恵まれてるからな。持って上がってみると景色が変わるぞ。

15. やらかし名無しさん
自分だったら100パーセント、その辺の目立たない場所に置いて走って帰って、15分後に車で回収しに来てる。それが人類の知恵というものでは。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
そして戻ったら消えてるパターンな。道端に新品のケトルベルが36キロ分置いてあったら、悪いけど自分は持って帰る側の人間だ。

17. やらかし名無しさん
走るときに負荷が欲しいなら、そもそもケトルベルじゃなくて重りを仕込んだベストを買うところだと思うんだ。手がふさがらないだけで全然違う。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
この人はケトルベルを持って走るつもりじゃないでしょ。そもそも持って走るのはほぼ不可能だし。振り上げたり担いだりする種目をやるために買ったはず。

19. やらかし名無しさん
重い物を運んで競う力自慢の競技に出てる側の人間だけど、片手110キロで運ぶ訓練を積んでる自分でも、この2個で250メートル以上運ぼうとは絶対に思わない。痛みの想像だけで胃が痛い。

20. やらかし名無しさん
日常的にそのくらいの重さを抱えて歩いてる者として言わせてほしい(うちの17か月の息子、約16キロ)。長い時間の抱え歩きは完全に全身運動で、存在も知らなかった筋肉が痛む。子どもができる前は自分もそこそこ鍛えてるつもりだったよ。回復を祈ってる。

21. やらかし名無しさん
猫のトイレ砂を店から駐車場の車まで運ぶだけでも、けっこうな運動になるんだよな。あれを何キロも続けたと考えると、もう完全に競技の世界だ。

22. やらかし名無しさん
ランナーには必ず一度、心肺の自信と握力の現実がぶつかる日が来る。そして奥さんの「ここまで来たのに」が、これ以上ないオチになってる。笑いすぎて申し訳ない。

まとめ

フルマラソンを4時間で走る41歳が、合計36キロの重りを手に提げて3.4キロを歩き、3時間かけて帰宅した話。海外の反応は「持久力と筋力は別物」というツッコミが大半でしたが、笑いながらも「よくやり切った」と称える声が多く、決して馬鹿にする空気ではありません。そして誰もが口を揃えて褒めていたのが、あえて助けず見送った奥さんの判断でした。体力に自信があるときほど、荷物は車に積んだ方がいいようです。

元ソース: ケトルベルを買ったのが運の尽きだった

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