消したはずのひと言が、数時間ずっと公開されたままだった——。大学の仲良し3人組の一人である20歳の男性が、親友を傷つけた男の誕生日を祝う投稿に、たった二文字を打ち込んでしまった。冗談のつもりで、すぐ消したつもりで。それが残っていたことを教えてくれたのは、その投稿を上げた友達本人だった。
※注:この話に出てくる「ストーリー」はインスタグラムに24時間だけ表示される短い投稿のこと。今回はそこに付いたコメントが、書いた本人と投稿主だけでなく、その投稿を見た人全員から読める状態だった。また、この話には「付き合ってはいないが体の関係だけがある状態」の男女が出てくる。海外では恋人でも友達でもない中間の関係として語られることが多い。
何をやらかした?
📌 親友を傷つけた男の誕生日、共通の女友達が上げた祝福の投稿に、投稿者は冗談のつもりで「うわ」とだけ書き込んだ。数秒で消したつもりが、実際には数時間そのまま公開されており、それを消したのは投稿した友達本人だった。
事の発端
大学の仲良し3人組と、外から来た一人
今回の投稿者は20歳の男子大学生。彼には大学で気の合う女友達が二人いて、三人でいつも固まっているような関係だった。一人は親友のジュールズ。もう一人はネス。この三人組の話に、途中からジョーイという男が入ってくる。登場人物はこの四人だけなので、ここだけ押さえておけば最後まで迷わない。
今年の初め、ジュールズがそのジョーイと会うようになった。付き合ってはいないが体の関係だけはある、という状態が2月から続いていたという。ジョーイは去年からジュールズのことを、値踏みするような不躾な目つきで見ていた——投稿者はそう書いている。それでも最初は「本人が楽しいならいい」と応援していた。
雲行きが怪しくなったのは、ジュールズから聞く話が積み重なってからだ。投稿者の目には、ジョーイがジュールズを一人の人間として見ていないように映った。飽きたら捨てる相手として扱っているのではないか。たまに本当の友達らしい時間があっても、それすら「手元に置いておくための演技」に見えてしまう。
もう一人の友達は、その男を知っていた
ここで話が少しややこしくなる。ネスはジュールズの親友であると同時に、ジョーイとも去年からの知り合いだった。そもそも二人を引き合わせる橋渡し役だったのがネスなのだ。だから投稿者がジョーイの気になる点を口にするたび、ネスはジョーイの側をかばった。悪い人じゃない、そういうつもりじゃない、と。
その擁護が続いたある日、ジョーイはジュールズにこう言い放った。別れた相手はみんな綺麗な思い出になっている。誰とも将来を考えたことはない、と。自分がジュールズをどう思っているかは一言も言わないまま、そしてジュールズが本気になりかけているのを知りながらの発言だった。
二人の関係が終わったとき、ジョーイは「友達としての関係は変わらないから」と約束した。しかし実際には急に冷たくなり、ジュールズを無視した。そして数週間後、何事もなかったような顔で、また言い寄り始めた。ネスがかばい続けた相手の振る舞いを、投稿者は横で見ているしかなかった。
やらかしの一部始終
誕生日の朝に流れてきた祝福の投稿
そして問題の日が来る。ジョーイの誕生日だ。その朝、ネスが誕生日おめでとうの投稿をストーリーに上げた。ネスはジュールズの親友でもあるが、ジョーイの友達でもある。彼女の立場からすれば、ごく普通の行動だっただろう。
だが投稿者の心境は違った。大学もそこにいる友達も恋しい。ただ一つ、あの男がまた親友に手を伸ばそうとするのを見せられる日々だけは、まったく恋しくなかった。その苛立ちが指先に出た。ネスをちょっとからかうつもりで、投稿者はコメント欄に衝動的に「うわ」とだけ書き込んだ。英語で言えば、思わず口から漏れる「うげっ」に近い、二文字だけの言葉だ。
書いた直後、我に返る。これ、ジョーイ本人にも見えるのでは。投稿者はすぐに削除して、その日はもう気にしないことにした——そのつもりだった。
午後に届いた「無神経だよ」
その日の午後、ネスからダイレクトメッセージが届いた。あんなことをするなんて無神経だ、あれは嫌だった、と。投稿者は少し大げさだと感じ、敏感すぎるんじゃないか、数秒で消したじゃないか、と返してしまった。
返ってきた言葉が、投稿者の一番の懸念をそのまま言い当てていた。あのコメントは消えていなかった。数時間ずっと、誰の目にも触れる状態で残っていた。午後になってそれを見つけ、削除したのはネス本人だったのだ。「敏感になるべきなのはそっちの方」と言われて、投稿者は謝った。あんなに長く残るつもりはなかった、と。
その後
投稿者自身、これが幼稚な行動だったことは分かっている。ただ茶化したかっただけで、同時に、親友をわざと深く傷つけた男を評価し続けるネスへのもやもやを、遠回しに出したかった。それが本音だと本人も書いている。
そのうえで彼が知りたかったのは、この先のことだった。もしジョーイがあのコメントを見ていて、直接話しかけてきたらどうすればいいのか。素直に謝って終わりにするべきか、それとも正直に思っていることを伝えるべきか。掲示板に投げられた問いはそこだった。
ちなみに書き込みが伸びるにつれ、「本当はジュールズのことが好きなんだろう」という反応がいくつも付いた。投稿者はのちに追記でこう返している。プラトニックな友情って聞いたことない? 彼女は自分にとって家族みたいな存在だよ。あと、みんなが気づいていない大事な情報があるんだけど、自分はゲイなんだ、と。この一文で、恋愛感情説を唱えていた側がまとめて静かになったのは言うまでもない。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
要約が本編より長いやらかし話、初めて見たかもしれない。これ要約じゃなくて第二部だろ。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
要約って文脈を説明する場所じゃなくて、ひと言でまとめる場所なんだよ。文脈を書くのが本文の役目。完全に順番が逆になってる。
3. やらかし名無しさん
正直、その要約の要約が欲しい。誰か三行で頼む。読み終わる頃には誕生日が終わってる。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
三行要約。友達の友達が、最低な男の誕生日を祝う投稿を上げた。投稿者がそこに「うわ」と書いた。消し忘れた。もっと短くすると「こじれた友達付き合いとSNSは相性が悪い」。
5. やらかし名無しさん
この手のもつれた友達関係の話についていけなくなった瞬間に、自分がもう若くないことを思い知らされる。読んでるだけで疲れた。
6. やらかし名無しさん
「うわ」の二文字で済んだの、むしろ幸運では。自分なら深夜に長文を送りつけて、翌朝に全部消して、それでもスクリーンショットが回ってるやつだ。
7. やらかし名無しさん
気持ちは分かる。でもやり方が最悪だ。腹が立ってる相手はジョーイなのに、実際にダメージを受けたのは祝福を上げたネスの方。矛先が完全にずれてる。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
これ。ネスの投稿に書いた時点で「お前の祝い方が気持ち悪い」と言ったのと同じになる。ジョーイに言いたいことがあるなら、ジョーイに直接言うしかない。
9. やらかし名無しさん
正直ちょっとスカッとした。周りが全員黙って祝ってる中で、二文字だけでも本音が漏れたのは悪くない。誰も言わないと、ああいう人はずっと同じことを繰り返す。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
スカッとすることと、それがジュールズのためになることは別の話だよ。あの二文字で一番気まずい思いをするの、たぶん本人だから。
11. やらかし名無しさん
大学生にもなって友達の恋愛にここまで首を突っ込むのはどうなんだ。心配するのは自由だけど、相手の誕生日の投稿にまで出張っていくのは行きすぎだと思う。
12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
友達が傷つけられてるのを見て何も思わない方が怖いよ。それに三十歳になった瞬間に別人になれるわけじゃない。高校を出た翌日から完璧な大人でいろっていうのは無理な注文だ。
13. やらかし名無しさん
これ、投稿者自身がジュールズに気があるだけの話では。他人の恋愛をここまで細かく追いかけてる時点で、もう友達の距離感を超えてる気がする。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
親友が傷つけられてるのを心配することが「執着」になるなら、世の中の友情はずいぶん冷たいものになるな。しかも本人が追記で、そういう感情ではないとはっきり書いてる。
15. やらかし名無しさん
ネスの立ち回りも大概だと思う。ジュールズの親友を名乗りながら、傷つけた側の誕生日は普通に祝う。投稿者だけを無神経だと責めるのは、少し都合がよくないか。
16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
とはいえネスにはネスの交友関係がある。ジュールズのために知り合い全員と縁を切れというのも、それはそれで重い要求だと思うよ。
17. やらかし名無しさん
これ、直接のやり取りで謝って終わりでいい話だと思う。ネスは無神経だったと言っただけで、絶交するとは一言も書いてない。こじらせてるのは今のところ投稿者の頭の中だけ。
18. やらかし名無しさん
もし本人に聞かれたら選択肢は二つ。子どもっぽい書き込みを謝ったうえで、あなたをどう思っているかも大人として正直に伝えるか。しっぽを巻いて機嫌を取るか。ネットに書くなら、現実で言い切れることだけ書いたほうがいい。
19. やらかし名無しさん
昔まったく同じことをやった。元カレの投稿に酔った勢いで一言だけ書いて、すぐ消したつもりだった。翌朝、共通の友人からスクリーンショット付きで「あれ何?」と送られてきた。消しても誰かは見てる。
20. やらかし名無しさん
インスタの「消したつもり」は本当にアテにならない。電波が弱いと削除の操作だけ手元で完了して、実際には残ったままということがある。今回もたぶんそれだと思う。
21. やらかし名無しさん
落としどころとしては、まずネスにきちんと謝る。そのうえで言いたいことは、ジョーイ本人ではなくジュールズに向けて静かに伝える。それが一番、誰も余計に傷つかないやり方だと思う。
まとめ
親友を傷つけた男の誕生日、その祝福の投稿に打ち込んだ二文字が、消したつもりのまま数時間さらされていた——という話。反応は真っ二つで、「気持ちは分かるが矛先が違う」「よく言った」「そもそも他人の恋愛に口を出すな」が並び、最後は「まず謝って、言いたいことは親友本人に伝えろ」に落ち着いた。腹が立った相手ではなく、その隣にいる人を撃ってしまう。よくある失敗の縮図だった。

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