いつもの友達が先に帰ってしまい、時間だけが余った大学のキャンパス。投稿者は、少し離れたところに座っていた同じクラスの女子グループのところへ歩いていき、自分から輪に入って雑談した。手応えは悪くなかった。友達づきあいの幅を少し広げられたな、と思いながら家に帰った。ところが翌朝5時48分、目覚ましより先にスマホが震えた。
※注:DM(ダイレクトメッセージ)は、SNS上で特定の相手と1対1でやりとりする非公開のメッセージ機能のこと。なお米国の大学では、食堂や中庭で知り合い程度の相手の席に混ざって雑談すること自体はそれほど珍しくない。ただし座る前に「隣、いいですか」と一言断るのが普通の作法とされていて、今回の話ではそこが争点のひとつになった。
何をやらかした?
📌 いつもの友人グループが先に帰ってしまい、キャンパスで時間の余った投稿者が、同じクラスの女子グループの輪に自分から入って雑談した。試験の出来を尋ねるなどして、本人としては和やかに過ごしたつもりだった。ところが翌朝5時48分、そのうちの一人から長文のメッセージが届く。「あなたが来たことで、みんな気まずかった」「成績を聞いてきたのが不自然だった」「近づく気があるなら、こちらに興味はない」「今後は学校のことだけにしてほしい」。投稿者は反論せずに謝り、朝6時、誰もいない部屋で固まっていた。
事の発端
友達が先に帰ってしまった午後
できごとは前日の午後。投稿者がいつもつるんでいる友人グループは、その日はもう解散して帰ってしまっていた。ところが投稿者のほうにはまだ時間が残っている。次の予定までキャンパスで潰すしかない、という中途半端な時間帯だった。
そこで目に入ったのが、同じクラスの女子が数人でまとまって座っている光景だった。まったくの他人ではない。同じ授業を受けている面々である。
「いつもの輪の外の人とも喋ってみよう」
投稿者はここで、自分でも後から強調しているとおり、下心なしで動いている。誰かを口説こうとか、連絡先を手に入れようとか、そういう話ではまったくなかった。ただ単純に人と喋りたかったし、いつもの友達以外にも知り合いを増やしたかった。それだけだ。
そう思った投稿者は、立ち上がってそのグループのところまで歩いていき、腰を下ろして、進行中の会話に加わった。ここで「混ざってもいい?」と断りを入れたかどうかについて、本人は何も書いていない。この一行の空白が、あとで海外の掲示板を二分することになる。
やらかしの一部始終
会話をつなぐつもりで、試験の出来を聞いた
投稿者の感覚では、そこからの時間はまったく問題なく流れていた。世間話をして、当たり障りのない質問をいくつか投げた。そのうちのひとつが、最近終わったばかりの試験や成績はどうだったか、という話題だった。会話が途切れないようにするための、いわば場つなぎの質問である。
本人の記憶では、全員それなりに和やかで、感じのいい時間だった。だからこそ投稿者は「いつもの仲間の外にいる人たちとも、ちゃんと関われた」という手応えを持ってその場を離れている。少し誇らしい気持ちさえあったはずだ。
目覚ましより先に鳴った、5時48分
翌朝5時48分。目覚ましはまだ鳴っていない。投稿者はスマホの通知で目を覚ました。前日その場にいた女子のうちの一人から届いた、長文のメッセージだった。
内容を要約すると、こうなる。あなたが輪に加わろうとしたことで、自分も友人たちもとても居心地が悪かった。成績のことを聞いてきたのは不自然だったし、すぐそばに座られたのは踏み込まれた感じがした。もし自分や自分の友人と親しくなるつもりがあるのなら、こちらにその気はまったくない。今後は学校に関することだけにしてほしい——。
投稿者はここで完全に固まった。本人の言葉を借りれば「感情面で吹き飛ばされた」。しかもそれは控えめな表現だ、と付け足している。自分としては一点の下心もなく、まっすぐな善意だけで動いていた。その行動が「踏み込まれた」「気味が悪い」と受け取られていたと知らされたのは、相当こたえたらしい。投稿者は書いている。昨日あの場で、居心地の悪さのかけらでも見えていたなら、その場ですぐ謝って立ち去っていた、と。
その後
投稿者は言い返さなかった。返信では自分の非を認め、悪気はなかったこと、不快にさせてしまったことへの謝罪、そして今後は学業に関することだけにする、という約束を書いて送った。
そのうえで、やりとりをアーカイブに移して受信箱から片付けた。そこで気づいたのが、相手がすでにSNSのフォローを外していたことだった。投稿者も相手のフォローを外した。本人いわく「向こうと同じ温度に合わせて」。
そして朝6時、まだ日も高くない部屋で、ただ座り込んでいた。自分はどう考えても場の空気を読み違えたし、なんでもない火曜日を気まずい悪夢に変えてしまった——というのが本人の総括である。投稿の最後の一行は、大文字でこう叫んでいた。
「自分は本当に、どうしようもなく馬鹿だ」
ちなみに投稿者は、届いたメッセージを晒したわけでも、相手を悪く書いたわけでもない。全編にわたって自分の落ち度として書いている。それがかえって、海外の読者の側に火をつけることになった。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
これ、グループのうちの一人が送ってきた文面だよね。残りの子たちも同じことを思ってたかどうかは、実は誰にも分かってない。他の子には今までどおり普通に接して、様子を見ればいいと思う。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
とはいえ、その場で嫌だと言えない空気だったから翌朝になった、という可能性もあるよ。面と向かって「来ないで」と言えるなら誰も苦労してない。全員が黙って合わせてただけ、という線も残ってる。
3. やらかし名無しさん
そもそも「ここ、座ってもいい?」の一言はあったのかな。何も言わずに輪の中に腰を下ろしたなら、それはけっこう踏み込んだ行動だと思う。相手の反応を左右する、かなり大事な部分な気がする。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
本文には「歩いていって、座って、会話に加わった」としか書かれてないんだよな。断ったなら普通そこも書く。ここが分かれ目だと思う。
5. やらかし名無しさん
私は女だけど、あの文面がグループ全員の総意だとはどうも読めない。それに「今後は学校のことだけにして」と言いながら、成績の話題を「不自然だった」と切り捨てるのは、正直つじつまが合ってないと思う。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
グループに一人、自分から見張り役を買って出るタイプがいることはある。近づいてくる人を、他の子がどう思ってるかに関係なく片っ端から追い払う。今回がそれだとは断言できないけど、可能性としては十分ある。
7. やらかし名無しさん
みんな「悪いのは相手だ」と言ってるけど、あえて投稿者側に非があった前提で助言しておく。人づきあいでの失敗は、この先いくらでもやる。謝って、距離を置いて、次の集団に行けばいい。落ち込んだまま人と喋るのをやめるのがいちばん損だから。
8. やらかし名無しさん
逆の立場になったことがある。悪気がないのは分かるんだけど、ほぼ初対面に近い人が急に輪に入ってきて成績のことを聞いてくると、答えたくない子は本当に答えたくない。点が悪かった直後なら、なおさら固まる。
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
それは分かる。ただ、その場で「ごめん、成績の話は勘弁して」と言えば済んだ話でもあるんだよね。翌朝まで持ち越されると、こっちは何を直せばいいのか分からないまま終わる。
10. やらかし名無しさん
善意で近づいてこられて困った経験は自分にもある。でもその場合、普通は適当に相づちを打って、相手が帰ったらそれで終わりにする。会話をしただけの相手に翌朝5時48分の長文を送るのは、取れる選択肢の中でもかなり強い方だと思う。
11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
その5時48分というのがずっと引っかかってる。夜通し考え込んでいたか、目が覚めた瞬間に打ったかのどちらかだよね。どっちにしても、その子にとってもかなり大きな出来事だったんだろうなと思う。
12. やらかし名無しさん
成績の話がなぜそこまで地雷なのか、そこがいちばん分からない。試験が終わった直後の雑談としては、どこの国でも定番の話題だと思ってた。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
成績って結局「自分の出来」を人に明かす話だから、うまくいかなかった人にはきついんだよ。誰が誰に聞くかで意味がまるで変わる質問というだけで、絶対に触れちゃいけない話題でもない。
14. やらかし名無しさん
カナダの大学にいたころを思い出した。文字になってない社交のルールが山ほどあって、いつも足元を確かめながら歩いてるような感じだった。日本から来ていたルームメイトが「トロントで友達を作るのは東京よりずっと難しい」と言っていて、正直そのとおりだと思った。
15. やらかし名無しさん
「彼女はグループを代表してない」という意見が多いけど、もし本当に代表していたら、他の子に普通に話しかけにいくのは「距離を取ってほしい」という要望を無視することになる。だったら一度だけ全員に「不快にさせるつもりはなかった」と伝えて、そこで反応を見るのがいちばん誠実じゃないかな。
16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
筋は通ってると思う。ただ、あれだけ言われた直後にもう一度自分から近づくのは、単純に怖いという気持ちも分かる。そこを責められる人はいないと思う。
17. やらかし名無しさん
こういうのは「そう感じさせてしまったならごめん、そんなつもりはなかった。それじゃ」で終わりにするのが正解。投稿者はもうその通りにできてるんだから、あとは引きずらないだけ。掘り返して他の子に確認しに行くのは、たぶんいちばんやってはいけない手だと思う。
18. やらかし名無しさん
細かいけど一つだけ。英語で女性のことを「female」という名詞で呼ぶのは避けたほうがいい。もともとは動物のメスも指す単語で、ネットの一部で女性を人扱いしない言い方として定着してしまっている。若い男性はここでつまずきやすいので、悪意がなくても損をする。
19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
元の文章は「female classmates(女子のクラスメイト)」で、名詞じゃなくて形容詞として使ってるから、これは普通の英語だと思う。ただ、そこに反応する人が実際にいるというのも本当ではある。
20. やらかし名無しさん
大学生にもなって、異性のクラスメイトと試験の話をしただけで、日が昇る前に長文を送らずにいられないほど落ち着かなくなるなら、それは相手側が抱えているものの話だと思う。もちろん、過去に本当に嫌な思いをしてきた子なのかもしれないけど。
21. やらかし名無しさん
自分の心の中は自分がいちばん分かってる。下心なく声をかけて、指摘されたら言い訳せずに謝った。それ以上どうしろというのか。あの文面は、投稿者よりも書いた本人のことを語ってると思う。もしかしたら彼女には、そこまで壁を厚くしないと自分を守れない事情があったのかもしれない。そういう事情を知らずに済む側にいられるなら、それはそれで幸運なことだと思う。
まとめ
友達の輪を広げようとしただけの午後が、翌朝5時48分の長文で「踏み込みすぎ」に書き換えられてしまった話。海外の反応は、「一人の意見をグループ全体の総意と受け取る必要はない」という擁護と、「断りもなく輪に座った時点で距離感の詰め方が急すぎた」という指摘で、きれいに割れた。ただ、どちらの側もほぼ一致していたのは、その場で一言「ちょっと苦手」と言えていれば、朝5時48分の長文まで行かずに済んだだろう、という点だった。

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