「うわ何すんの」と引っ込めた5秒後、猫は自分からもう片方の前足を口の奥に押し込んできた

「うわ何すんの」と引っ込めた5秒後、猫は自分からもう片方の前足を口の奥に押し込んできた 恋愛

恋人が飼っている猫が、ある日を境に「愛情表現とは人間の口の中に足を入れることである」と本気で信じるようになった。きっかけを作ったのは、ほかでもない投稿者自身。魔が差した一瞬の行動を、猫はまったく別の意味で受け取り、しかも大真面目に覚えてしまった。以来この家では、横になることも、あくびをすることも、うかつにできなくなったという告白である。

何をやらかした?

📌 投稿者は、恋人が飼っている気まぐれな猫「マグー」がこちらへ伸ばしてきた前足を、魔が差してふざけて口に含んでしまった。猫は一度は嫌そうに引っ込めたものの、わずか5秒後、今度は自分からもう片方の前足を差し出し、そのまま口の奥へ押し込んできた。以来マグーは「これが二人の愛情表現だ」と学習してしまい、投稿者があくびをするたびに肉球を構えて待つようになった。何も知らない恋人は、まだ順番が回ってきていない。

事の発端

「あなたは私のもの」と言わんばかりの前足

投稿者の恋人は、マグーという名前の猫と暮らしている。小さいながら家じゅうの騒ぎの発生源で、可愛げはあるのに完全に自分の都合だけで動く。呼んでも来ないくせに、こちらが何かに集中していると必ず横から手を出してくる、あのタイプである。

その日も、マグーはくつろいでいた投稿者のほうへ、前足をゆっくり伸ばしてきた。撫でてほしいわけでもなく、遊んでほしいわけでもない。猫が時々やる、あの「あなたは私の所有物ですからね」と念を押すような、気だるい仕草である。ピンク色の肉球がこちらを向いて、宙で止まった。

魔が差した、としか言いようのない一瞬

ここで普通なら、その前足を軽く握り返すか、鼻先を撫でて終わりだ。ところが投稿者の頭には、何の脈絡もなく別の考えが浮かんだ。この足、口に入れたらどうなるんだろう。

後から本人も書いているとおり、これは考えた末の判断ではない。ふと湧いた変な衝動が、理性より一瞬だけ早く手を動かしただけである。投稿者はふざけてマグーの前足を口に含んだ。噛んでもいないし、舐めてもいない。ただ軽く口の中に入れて、すぐ離すつもりだった。

もちろん、汚いことは分かっている。この猫が毎日トイレの砂を踏んでいる事実も、投稿者はきちんと自覚している。それでもやってしまった。投稿者いわく「あのときの自分の頭の中は、本当に空っぽだった」。

やらかしの一部始終

5秒後、猫はもう片方の前足を差し出した

マグーはすぐさま前足を引っ込めた。「うわ、何すんの、人間」とでも言いたげな、はっきりと嫌そうな顔だった。当然の反応である。投稿者も「まあそうなるよね」と笑って、この妙なやりとりはこれで終わりだと思った。

ところが、終わらなかった。5秒も経たないうちに、マグーは今度はもう片方の前足を伸ばしてきたのである。しかも先ほどの気だるい仕草とは明らかに様子が違う。目線がこちらの口元に固定されていて、意図がはっきり見て取れた。

ここで引き下がっていれば話は終わっていた。だが投稿者は笑ってしまい、何も学んでいない人間らしく、もう一度口を開けた。

喉の奥まで来た肉球と、得意げな顔

次の瞬間、マグーは自分から前足を口の中へ押し込んできた。それも遠慮がちにではなく、扁桃腺の具合でも確かめるつもりかと思うほど、奥まで一気にである。投稿者はえずいた。涙目で顔を離し、咳き込みながら猫を見る。

マグーは、実に得意げな顔をしていた。何かをやり遂げた猫の顔である。そして投稿者は、そこでようやく理解した。取り返しのつかないことをしてしまった、と。

おそらくマグーは、なぜ人間が自分の前足を口に入れたのか、その理由までは分かっていない。ただ「なるほど、これが私たちの愛情表現なのね。これが二人の挨拶ということね」と、勝手に結論だけを出したのだ。人間の側に一切の説明責任を果たさせないまま、新しい儀式がひとつ生まれてしまった。

その後

以来マグーは、事あるごとにその儀式を執り行おうとしてくる。投稿者が横になったとき、あくびをしたとき、うっかり大きく口を開けたとき——気づけば必ずそばにいる。準備は万端、視線はこちらの口元、前足はいつでも伸ばせるように構えられている。もはや無防備にくつろぐことができない。

そして、この話にはまだ続きがある。投稿者が正直に告白しているのは、この儀式が恋人に対して発動する日を、内心ちょっと楽しみにしているということだ。当の恋人は、自分の猫がそんな習慣を身につけたことをまったく知らない。

投稿者の頭の中では、その場面がもうはっきり再生されているという。何の警戒もなく大きくあくびをした恋人の口に、ふかふかの肉球が滑り込む。マグーの目にはすでにその機会をうかがう光が宿っており、あとはただ、頃合いを待っているだけである。恥ずかしさと期待が半分ずつ。そんな告白だった。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
騒ぎの発生源なのは本当に猫のほうなんだろうか。前足を差し出しただけの猫を口に入れる人間が住んでいる家で、どっちが混乱を持ち込んでいるかは少し考える余地があると思う。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
つまり恋人は同じタイプを二人ぶん飼っているということになるな。片方には毎日ごはんを出さなくて済むぶん、まだ楽なのかもしれない。

3. やらかし名無しさん
うちの猫は口には入れてこないけど、前足で顔や唇をそっと撫でてくる。あれは「私を撫でなさい」の合図なんだよね。可愛いんだけど、深夜三時に何度も起こされるとさすがに笑えなくなってくる。

4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
うちも同じで、自分がどれだけ熟睡していたかが猫の攻撃力で分かる。反応が鈍いと途中から爪を出してくるので、目が覚めるころには頬に細い線が引かれている。

5. やらかし名無しさん
これは恋人が食らった日の続報を絶対に出してほしい。何も知らずに大あくびをした瞬間に儀式が発動するところ、たぶん全人類が見たがっている。

6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
その日のために、今日からカメラだけは手の届くところに置いておくべきだと思う。一生に一度の瞬間を撮り逃すのは、あまりにもったいない。

7. やらかし名無しさん
自分は逆のことをやってしまった。猫があくびをするたびに指を入れて遊んでいたら、そのうち私の前では絶対にあくびをしなくなった。口を閉じたまま我慢しているあの顔を見るたび、少し反省している。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
あくびの途中で指を入れたときの、あの心底うんざりした顔が面白いんだよね。ただうちの子は一度閉じると決めたら指があろうと構わず閉じるので、そこそこ痛い思いをしている。

9. やらかし名無しさん
うちの夫がうっかり同じことをやった。まず「キス」を教えて、次に犬みたいな「お手」を教えて、そのうえであくびに指を入れる遊びまで仕込んだ。おかげで頭の中の配線が混ざったらしく、今は「キス」と言うと半分の確率で夫の口を前足でポンと叩く。

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
三つも覚えて場面ごとに選んでいる時点で、その猫はかなり賢いと思う。混ざっているのはどう考えても教えた側の説明が悪い。

11. やらかし名無しさん
昔、元カレの家の猫に「玄関で人にキスをする」ことを教えてしまったことがある。私がいつも噛んでいたガムの匂いが好きだったので、玄関の仕切り壁の上で待っている猫に顔を近づけて嗅がせてやっていたら、そのうち来客全員の息を嗅ぎに行くようになった。こっちは可愛いほうの事故。

12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
一瞬「の家の猫」の部分が目に入らなくて、玄関で来客全員にキスをして回る元カレを想像してしまった。謝るのでもう一回書き直してほしい。

13. やらかし名無しさん
猫にとって足、とくに後ろ足は武器なんだよね。だから顔みたいな弱い部分を相手の足のそばに置くのは、お腹を見せるのと同じで信頼の証になる。マグーからすれば「あなたは私のもの」宣言の延長として、ちゃんと筋が通っているんだと思う。

14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
理屈はよく分かった。分かったうえで言うけど、その信頼の証が喉の奥まで到達してくるのはさすがに想定外だと思う。

15. やらかし名無しさん
うちの猫は落ち着いた性格なんだけど、尻尾で顔を撫でてきたときに噛むふりをしたら本気で怒って、引っかかれたうえに威嚇までされた。それが今では黙って噛ませてくれる。あいだに何があったのか本当に分からない。

16. やらかし名無しさん
衛生面が気になる人は当然いると思うけど、トイレの砂を踏んだ足だと自分で分かったうえで書いているところがいい。猫のふんからうつる寄生虫(トキソプラズマ)の話もあるので、笑ったあとで口はゆすいでおいたほうがいい。

17. やらかし名無しさん
うちは子猫のころ、顔をこすりつけてくるたびにこちらも軽く頭をぶつけ返して愛情表現ということにしていた。ところがお互い不器用で、たまに本気で鉢合わせて痛い思いをしていた。十四年たった今、あの子は「人間は全力の頭突きで愛を伝える生き物」だと固く信じている。

18. やらかし名無しさん
友達の家に行くたびに猫を肩に乗せてやっていたら、玄関を開けた瞬間に駆け上がってくるようになった。冬は厚着だから平気だったんだけど、春に薄着で行った日は爪が素肌に食い込んで肩から血が出た。それでも今も乗せている。

19. やらかし名無しさん
廊下に座っている猫の横を通るとき、いつも蹴るふりをして足の甲で頭や背中をそっと撫でていた。そうしたら今では向こうから足を伸ばして合わせてくるようになった。足でやるハイタッチみたいなもので、地味に嬉しい。

20. やらかし名無しさん
犬でも同じことが起きる。子犬があくびをするたびに手を入れてふざけていたら、「あくびをしたら人間の腕を口に入れる」ものだと覚えてしまって、それ以降ずっと、あくびのあとに私の腕をくわえて一分ほど静止する犬になった。

21. やらかし名無しさん
うちの子は口には入れてこないけど、一度だけ大きく伸びをした流れで、前足でそっと私のつま先を叩いてきたことがある。歩き去ったあとにつま先を見たら、ウェットフードの肉のかけらが一粒だけ乗っていた。あれは何かのお裾分けだったと今でも思っている。

まとめ

猫の前足を一度ふざけて口に含んだだけで、「これが私たちの挨拶だ」と本気で信じる同居人ができあがってしまった話。コメント欄には、あくびに指を入れて警戒されるようになった人、全力の頭突きを愛情表現だと教え込んでしまった人、玄関で来客の息を嗅ぐ猫を作った人が次々に現れ、飼い主の何気ない一回が猫の中では立派な儀式に育つという事実が積み上がっていった。投稿者は今、何も知らない恋人が大きくあくびをするその瞬間を、少しだけ楽しみに待っているという。

元ソース: 恋人の猫に「愛情表現とは人の口に足を入れることだ」と教えてしまった

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