「キウイはまずい」と子どもの頃に決めつけて30年、皮ごとかじった本物のキウイの味に度肝を抜かれた話

「キウイはまずい」と子どもの頃に決めつけて30年、皮ごとかじった本物のキウイの味に度肝を抜かれた話 体調・身体

子どもの頃に一度「まずい」と思った食べ物を、大人になっても何となく避けている。そんな心当たりのある人は少なくないはずだ。今回の投稿者もその一人で、30年近くキウイを口にしないまま生きてきた。ところが嫌いになったきっかけはキウイそのものではなく、子どもの頃に飲んだ「いちごキウイ味」の飲み物だった。ようやく本物のキウイを、それも皮ごとかじってみた投稿者を待っていたのは——。

※注:キーウィはニュージーランドにだけすむ飛べない鳥で、国のシンボルとして親しまれている。英語では鳥も果物も同じつづりで、ニュージーランドではこの語が国民のあだ名にもなっている。現地では果物のほうを「キウイフルーツ」と呼び分けるのが普通だ。そんな事情から、元スレのタイトル(直訳すると「本物のキウイを一度も食べたことがなかった」)には、ニュージーランドの読者から「一瞬、鳥の話かと思った」という反応や、呼び方の訂正が大量に寄せられた。

何をやらかした?

📌 子どもの頃、いちごだけの味が置いていなくて代わりに飲んだ「いちごキウイ味」の飲み物が、甘ったるくて作り物っぽいひどい味だった。それを「キウイがまずいせいだ」と思い込み、30年近くキウイを食べずに大人になった投稿者。お腹の張りと痛みに悩んでいた最近、あるコメディアンの話をきっかけに1個だけ買って皮ごとかじってみたところ、本物のキウイは驚くほどおいしかった

事の発端

いちご味と名のつくものが大好きな子どもだった

子どもの頃の投稿者は、いちご味のものに目がなかった。あるとき飲み物を選ぼうとしたところ、いちごだけの味は置いていなかった。代わりにあったのが「いちごキウイ味」。いちごが入っているなら、とそれを試してみることにした。

結果は散々だった。とにかく甘すぎる。しかも、いかにも作り物という感じの人工的な味がする。子どもの舌にも、はっきり「ひどい味」だと分かるほどだった。

子どもの頭が下した「犯人はキウイ」という判決

ここで幼い投稿者の頭は、ひとつの結論を出す。いちご味が好きなのは分かりきっている。ということは、まずかった原因はもう片方のキウイに違いない。キウイはまずいのだ——。

一度そう決めてしまえば、わざわざ確かめ直す理由もない。投稿者は「キウイはあまり好きじゃないもの」という認識を疑うこともなく、そのまま大人になった。本物のキウイを一度も食べないまま、である。

やらかしの一部始終

コメディアンの母親が言い続けた「キウイを皮ごと食べなさい」

転機は、ある女性コメディアンが話しているのを見ていたときに訪れた。彼女は物心ついた頃からずっとお腹の不調に悩まされてきたそうで、母親からも同じだけ長いあいだ「キウイを皮ごと食べなさい」と言われ続けてきたという。家を出て海外へ発つときでさえ、母親はお腹のためにキウイを食べるよう念を押してきたらしい。

その後、彼女はTikTokで発信している医師が同じ理由でキウイをすすめているのを見かけ、とうとう観念して素直に食べてみることにした。本人の話では、実際にお腹の調子がよくなったのだという。

「ええい、ものは試しだ」と1個だけ買ってみた

この話は、投稿者にとって他人事ではなかった。ここ最近、お腹の張りと痛みにずいぶん悩まされていたからだ。そしてスーパーで買い物をしていたとき、「ええい、ものは試しだ」と思い立ってキウイを1個買った。少しでも楽になるかどうか、試すだけのつもりだった。

皮ごとかじった瞬間、30年分の思い込みが崩れた

家に帰った投稿者は、例のコメディアンの母親の言いつけと同じように、キウイを皮ごとかじった。そして、度肝を抜かれた。

味が濃い。甘酸っぱい。とにかくおいしい。気がつけば、ほんの数分でまるごと1個を食べ終えていた。もっとも本人は「小さい果物だから、それ自体は難しいことじゃないけど」と律儀に付け加えている。味も食感もすっかり気に入ってしまい、今はもうキウイを15個くらい買い込みに行きたい気分なのだとか。

30年近く、たった一度飲み物で嫌な思いをしただけでキウイを避け続けてきた投稿者。ふたを開けてみれば、本当はキウイが大好きだったのである。

その後

ちなみに、きっかけになったお腹の不調のほうはどうなったのか。投稿者によれば、食べてほどなく痛みがかなり和らぎ、今はずっと楽になったそうだ。少なくとも投稿者のお腹には合っていたらしい。

投稿者は「地味な話なのは分かっている」と前置きしつつも、この一件で自分の世界がぐっと広がったと書いている。そして最後に、こう呼びかけた。「嫌いだと思っているものでも、試してみてほしい。好みはいつ変わるか分からないし、実は大好きだったと気づく日が来るかもしれないから」。

ただ、この投稿には思わぬ方向の反響もあった。英語のタイトルに「本物のキウイ」と書いたせいで、ニュージーランドの読者から「キーウィは鳥、果物はキウイフルーツ」という指摘がひっきりなしに届いたのである。たまりかねた投稿者は、太字でこんな追記を足している。

「鳥と果物の区別の話は、もう勘弁してほしい。今どき、両者が別物だと知らない人なんていないと思う。ニュージーランドを誇りに思う気持ちは分かるけど、40件目ともなると、こっちが『グーズベリーという果物は、ガチョウ(英語でグース)のことじゃありませんよ』といちいち訂正して回るのと変わらない。呼び方が現地流じゃない時点でニュージーランドの人間じゃないのは察しがつくはずだし、現地の人間じゃないなら、自分の知る限りニュージーランドにしかいない鳥の話をしているわけがない。自分がバカなのかもしれないけど、鳥の話じゃないことだけは約束する。正式にはキウイフルーツと呼ぶのかどうかも、どうでもいい」

30年越しに本物のキウイと出会えた喜びの投稿は、なぜか最後は、鳥をめぐるツッコミへの反論で締めくくられた。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
いちごもキウイも好きな立場から断言する。「いちごキウイ味」と書かれた商品は、だいたいまずい。どっちも単体ならおいしいのに、混ぜて味付けされた途端にああなるのは謎すぎる。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
ということは、子どもの頃の投稿者の舌は何も間違ってなかったんだな。まずかったのは事実で、ズレてたのは犯人をキウイだと決めつけたところだけ。30年越しの冤罪が晴れてよかった。

3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
バナナ味のお菓子も同じだと思う。本物とは似ても似つかない味なのに、子どもの頃はあれこそがバナナの味だと信じてて、しかもその味が苦手だった。おかげで本物のバナナまで長いこと避けてたよ。香料の罪は重い。

4. やらかし名無しさん
「数分でまるごと1個食べた」って、そんなに時間かかる?キウイなんて2口で終わるでしょ。……いや、30年分の思い込みが崩れていく味だったなら、噛みしめたくもなるか。

5. やらかし名無しさん
緑のキウイでそこまで感動したなら、黄色い果肉のキウイを食べたらどうなってしまうのか。あれは人生が変わるレベルだから、次はぜひそっちも試してほしい。

6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
自分は黄色いほうを先に食べて、あとから緑を食べたクチ。正直、勝負にならなかった。黄色いほうは表面の毛もほとんどないから、皮ごと食べるならなおさらおすすめ。

7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
そこは好みの問題だと思う。投稿者が感動したのは甘酸っぱさなんだから、あのキュッとくる酸味を楽しみたいなら緑のほうが合ってる。甘さでいくなら黄色、それだけの話。

8. やらかし名無しさん
え、キウイって皮ごと食べられるの?サルのお尻みたいに毛がもじゃもじゃしてるから、てっきり食べちゃいけない部分だと思ってた。この話でいちばん驚いたのはそこだよ。

9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
食べられるよ。自分は水で洗いながら、指で表面の毛をこすり落としてからかじってる。ひと手間だけど、それだけで口当たりがだいぶ変わる。

10. やらかし名無しさん(>>8への返信)
皮の食感だけはどうしても苦手で、自分はずっとむいて食べてる派。皮ごと派に何度すすめられても、あのザラッとした毛を口に入れる勇気が出ない。むいたってキウイはおいしいから、それで満足してる。

11. やらかし名無しさん
ニュージーランドから読んでいて、一瞬「本物のキーウィを食べたことがない」のを悔やむ話なのかと思って青ざめた。こっちでは、その呼び方をしたらまず鳥のことなんだよ。

12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
同じく。最初はぎょっとして、読み進めてから「あ、果物のほうか」と胸をなで下ろした。ただ、同じ指摘が40件も届いたら投稿者が太字で追記したくなる気持ちも分かる。こっちも悪気はないんだけど、ついツッコミたくなる単語なんだよ。

13. やらかし名無しさん
キーウィといえば、まず鳥。次にニュージーランド人のあだ名。食べる果物はあくまでキウイフルーツ。地元の人間として、これだけは整理させてほしい。ちなみに鳥のほうは保護されているから誰も食べないし、そもそも野性味が強くてクセのある味だよ。

14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
ちょっと待ってほしい。誰も食べないはずの保護された鳥の味を、どうしてあなたが知っているんですか。

15. やらかし名無しさん
投稿者が追記で「グーズベリーはガチョウじゃない、って訂正するようなもの」と怒ってたけど、キウイフルーツって今の名前で売り出される前は「チャイニーズ・グーズベリー」と呼ばれてたんだよな。偶然にしてはできすぎてる。

16. やらかし名無しさん
せっかく大人になったんだから、スーパーで食べたことのないもの、一度しか食べたことのないものをまとめて買ってきて、片っ端から試してみるといい。今なら好きになれるものが、きっと他にもある。

17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
いいアドバイスだと思う。好みは年とともにちゃんと変わるんだよ。子どもの頃に大嫌いだったものが今は大好物だし、逆に昔大好きだったお菓子を今食べると、思い出の味ほどおいしくなかったりする。

18. やらかし名無しさん
7歳のとき、サラダバーでブルーチーズのドレッシングをサラダがびしゃびしゃになるほどかけて、そのきつい味にやられて以来、ブルーチーズは一度も食べてない。子どもの頃の食べ物トラウマ、分かりすぎる。

19. やらかし名無しさん
自分はキウイを食べると、30分もしないうちに吐いてしまう。理由はよく分からないけど、たぶんアレルギーか何かなんだと思う。皮ごと丸かじりして感動できる人がちょっとうらやましい。

20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
それはアレルギーの可能性があるから、もう試しに食べたりしないで、一度お医者さんに相談したほうがいい。キウイに限らず、食べ物の合う合わないは人によって全然違うから。

21. やらかし名無しさん
キウイを15個買うのはいいけど、一度に全部食べるのだけはやめておいたほうがいい。お腹の悩みが別の種類に変わるだけだから。子どもの頃に調子に乗って一気食いして、トイレにこもったのは自分です。

22. やらかし名無しさん(>>21への返信)
でも15個買うこと自体には大賛成。30年も遠回りしたんだから、それくらいのご褒美はあっていい。毎日少しずつ、甘酸っぱい人生を存分に楽しんでほしい。

まとめ

「いちごキウイ味」の飲み物がまずかったせいで、30年近く本物のキウイを避けてきた投稿者。皮ごとかじった1個で、長年の思い込みはあっさり崩れた。海外の反応は、子どもの頃の舌をかばう声に黄色いキウイ推し、皮ごと派とむく派の対立、ニュージーランド勢の鳥ネタまで加わって大にぎわい。嫌いな食べ物の中にも、実は濡れ衣を着せられたものが混ざっているのかもしれない。

元ソース: 本物のキウイを一度も食べたことがなかった話

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