逃げたはずの太っちょ茶トラを夜の裏口で見つけて連れ帰ったら、威嚇ばかりでエサの減りは倍に。「ストレス食いだね」と納得していたが…

逃げたはずの太っちょ茶トラを夜の裏口で見つけて連れ帰ったら、威嚇ばかりでエサの減りは倍に。「ストレス食いだね」と納得していたが… 家族

6歳で太っちょ、怠け者で、外の世界にまるで興味を示したことのない茶トラ猫が、玄関を開けたすきに姿を消した。夜の住宅街をおやつの袋を振りながら何時間も探し回り、夜11時、家の裏口の階段のそばでようやく発見。泣きそうになりながら抱いて連れ帰った。ところがその日から、猫の様子がどうもおかしい。抱っこすればシャーッと威嚇し、エサはいつもの倍の速さで減っていく。「怖い思いをして、ストレス食いしてるんだね」——そう納得して3日が過ぎた夜、家の奥からドスンと大きな音がした。

何をやらかした?

📌 投稿者の飼い猫は、6歳の太った茶トラのオス「ナゲット」。荷物を受け取ろうと玄関を開けた直後から姿が見えなくなり、外へ逃げたと思い込んだ投稿者は夜の近所を探し回った末、夜11時に家の裏口の階段のそばにいた茶トラを見つけて連れ帰った。その猫は威嚇ばかりで、エサの減りもいつもの倍。それでも投稿者は「外で怖い思いをしたせいのストレス食い」と信じて、3日間世話を続けた。ところが実際に連れ帰っていたのは、2軒隣の家の茶トラ「マンゴー」。本物のナゲットは外に出てなどおらず、来客用ベッドの土台(マットレスの下に置く布張りの箱型の台。ボックススプリングと呼ばれる)の底の布を破って中に住みつき、誰も見ていないすきにエサを食べに出てきていた。マンゴーは無事に飼い主のもとへ帰ったが、投稿者は近所で「猫泥棒」として知られることになった。

事の発端

外の世界に興味ゼロの茶トラ、ナゲット

投稿者の飼い猫は、茶トラのオス「ナゲット」。6歳で、太っていて、怠け者。これまで一度たりとも外の世界に興味を見せたことがない猫だった。

ちなみに投稿者によれば、この話は正確には「今日」やらかしたことではない。やらかし自体は3日前から続いていた。ただ、それに気づいたのが今日だったので、今日のやらかしに数えさせてほしい、とのことだ。

月曜日、玄関を開けたすきに

月曜日、投稿者は届いた荷物を取るために玄関のドアを開けた。荷物を持って家の中に戻ると、ナゲットの姿がどこにもない。どうやらよりによってこの日、ナゲットは「外には何があるんだろう」と見に行く気になったらしい——投稿者はそう考えた。

ベッドの下、クローゼットの中、洗濯機の裏。いつもの隠れ場所をひととおりのぞいたが、見つからない。

夜の住宅街で、おやつの袋を振り続けて

そこから数時間、投稿者は夜の近所を歩き回った。猫のおやつの袋をシャカシャカ振りながら。本人いわく、はたから見れば完全にヤバい人だった。

夜11時ごろ、最後にもう一度だけと家の裏口を見に行くと、階段のそばに茶トラがちょこんと座っていた。投稿者は泣きそうになりながら猫を抱き上げて家に入れ、また逃げ出されてはたまらないと、すぐさま家じゅうのドアに鍵をかけた。

やらかしの一部始終

どうも様子がおかしい

ここから、話がおかしな方向へ転がり始める。

連れ帰った猫は、明らかにいつもと違った。もう一度抱き上げようとするとシャーッと威嚇してくる。いつもは投稿者のベッドで一緒に寝るのに、寄りつきもしない。そして玄関のドアの前に座り込み、じっとドアを見つめ続けている。

投稿者の解釈はこうだった。外で怖い夜を過ごしたんだから、心に傷を負っていて当然。しばらくそっとしておいてあげよう。まったくもって普通のことだ、と。

「たぶんストレス食いしてるんだと思う」

次に気づいたのは、エサの減り方だった。皿に入れたフードが、いつものほぼ倍の速さで消えていく。投稿者は同居しているルームメイトの女性に、「たぶんストレス食いしてるんだと思う」と口に出して言った。彼女も「だよね」と同意した。

こうして2人そろって、「うちの猫は外に6時間いただけで不安を抱えるようになり、ついでに代謝まで変わって帰ってきた」という説をすんなり受け入れてしまったのである。

近所のグループに「探しています」の投稿

そして今日。投稿者が昼休みに、近所の住民が情報交換をしているFacebookのグループを眺めていると、2軒隣に住む女性の投稿が目に入った。

「探しています:マンゴー、茶トラ、とても人懐っこい子です。月曜の夕方から見当たりません」

投稿者は笑って、こう思ったのを覚えている。「気の毒に。このあたりの猫なんて半分は茶トラなのに。見つかるといいね」

来客用の寝室から「ドスン」

その日の夜。投稿者がソファに座っていると、3日間「ナゲット」と呼んできた猫が台所でエサを食べていた。そのとき、来客用の寝室からドスンと大きな音がした。

部屋から歩いて出てきたのは、ナゲットだった。本物のナゲット。全身ほこりまみれで、「迷惑をかけられたのはこっちなんだけど」と言いたげな顔をしている。

結局のところ、ナゲットは来客用ベッドの土台の底に張られた布に穴を開けて中へ潜り込み、この3日間ずっとベッドの中で暮らしていたのだった。そして誰も見ていないすきに、こっそり出てきてはエサを食べていた。

エサがいつもの倍の速さで減っていたのも当然だ。食べていた猫が2匹いたのだから。

投稿者は2匹の猫を交互に見比べたまま、その場に立ち尽くした。自分がこの3日間、よその家のペットをかくまっていたという事実を、頭がなかなか処理してくれなかった。

その後

投稿者はマンゴーをペット用のキャリーに入れ、2軒隣の家まで歩いて届けに行った。ドアを開けた女性はマンゴーを見るなり、「うそでしょ! どこで見つけたの!?」と叫んだ。

投稿者の答えは、「……うちの台所で」。

事情をひととおり説明すると、幸い女性は大笑いしてくれた。マンゴーはすぐさま喉をゴロゴロ鳴らし、飼い主に頭をぐいぐいこすりつけ始めた。この3日間、投稿者には一度たりともしてくれなかったことだ。投稿者いわく、「正直、ちょっと傷ついた」。

女性はその後もFacebookの投稿に経過を書き足し続けていて、今では近所の半分が、投稿者のことを「猫泥棒」として知っているという。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
猫を飼ったことがあって、ちゃんと可愛がってきた人なら、これで怒る人なんていないよ。「猫がいない!」って家じゅうひっくり返して探したら、どこからともなく本人が現れて「え、探してた? 何をそんなに騒いでるの?」って顔をされたこと、もう数えきれない。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
うちの猫たち、ソファの背もたれの裏に穴を開けてトンネルを作ってたのが最近発覚した。しょっちゅう姿を見失うのはこれだったのかと、いろいろ合点がいったよ。あいつら、そこに潜んでたんだ。

3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
うちのはコンロの上の換気扇の、さらに上の戸棚の中に隠れてる。その戸棚の天井側に、なぜか開口部があるんだよ。誰だよ、あんな所に猫用の入り口みたいな穴を残したのは。

4. やらかし名無しさん(>>1への返信)
分かる。うちも姿を消すのは、だいたい茶トラのほう。いちばんひどかったのは引っ越しの荷造り中。荷物の半分はもうレンタルのトラックで運び出して、残りもほとんど箱詰め済みで、家はほぼ空っぽ。なのにうちの猫がどこにもいない。何時間も探したけど、ドアが開いてるすきに逃げたのか、トラックに紛れ込んで新居に先に着いてるのか、まだ家のどこかにいるのかも分からない。結局「物が減っていけばそのうち見つかるはず」と荷造りを続けた。で、ベッドの土台をトラックに運ぼうと持ち上げたら、妙に重い。しかも片側だけ。案の定、あのおデブちゃんが投稿者の猫とまったく同じように中に潜り込んでて、何日も出てきてなかった。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
去年、猫を連れて何日もかかる長距離の引っ越しをした。移動2日目の朝5時、ホテルの部屋で猫たちがいないことに気づいた。まだ誰も起き出してもいないから、部屋のどこかにいるのは確実。兄弟と2人で隠れられそうな所を探し回ったら、兄弟が寝てたベッドの土台に穴を発見。土台ごと縦に立てて、若いほうの猫を穴から引っぱり出す羽目になった。本人は出たくなかったらしい。戻すときは、次に泊まる猫が穴を見つけないよう向きを逆にしておいたよ。

6. やらかし名無しさん
本物のナゲットが3日ぶりにベッドから出てきたら、家じゅうに知らない猫のにおいがプンプンしてたわけでしょ。ナゲットからしたら、完全に浮気の現場だよね。

7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
しかも浮気相手に、自分のエサまで半分食べられてたんだからね。ほこりまみれで出てきたときの「迷惑してるのはこっちなんだけど」って顔、そりゃそうなるわ。

8. やらかし名無しさん
正直びっくりしてる。飼い主ですら見分けがつかないほど、茶トラ同士って似てるもの? 他人から見たら同じに見えるのは分かるけど、柄とか顔つきとか、何かしら違いはあるでしょ。

9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
だよね!? うちには真っ黒な猫が2匹いて、人から見たら本当にそっくりなんだけど、自分は一瞬で見分けられるよ。

10. やらかし名無しさん(>>8への返信)
でも状況を考えてあげてよ。夜11時の暗がりで、何時間も探し回ってへとへとのところに、同じ色の猫が自分ちの裏口に座ってたら、そりゃ「いた!」ってなる。そのあとの違和感も、全部「怖い思いをしたせい」で説明がついちゃったんだと思う。

11. やらかし名無しさん
うちの茶トラを探してたとき、ゴミ箱のそばに茶トラがいたから駆け寄って抱き上げたの。そしたら野太くて低い声で、戸惑ったように「ンナォ?」。「うちの子じゃない!」って叫んだ瞬間、男の人が走ってきて「なんで僕の猫を抱えてるんですか!?」。高い声でかわいく鳴く、うちの女の子の茶トラは、あとでちゃんと見つかった。向こうの飼い主さんも事情を分かってくれたよ。

12. やらかし名無しさん
いちばん刺さったのは、マンゴーが飼い主の顔を見た瞬間、ゴロゴロ言いながら頭をこすりつけたくだり。3日間ごはんを出して世話してきたのに、自分に返ってきたのはシャーッだけ。「とても人懐っこい子です」って投稿を読んだ後だと、余計に切ない。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
マンゴーからしたら、いきなり知らない人に抱えられて、知らない家に閉じ込められた3日間だからね。玄関の前に座ってずっとドアを見つめてたのも、「帰り道はこっちなのに」って思ってたんだろうな。そう考えると、サインはちゃんと出てた。

14. やらかし名無しさん
自分の猫だったら、いなくなってる間に誰かが面倒を見ててくれたなんて、むしろ大喜びだよ。誰も困ってないし、笑える話がひとつ増えただけ。3日分のエサ代まで出してくれた人を「猫泥棒」呼ばわりは、ちょっと気の毒だけどね。

15. やらかし名無しさん
地元の迷子ペット探しのグループに入ってるけど、そこでは「室内飼いの猫が数日いなくなったら、だいたい家の中に隠れてるだけ」っていうのが定説。外を探す前に、まず家具の中を疑ったほうがいい。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
ほんとそれ。うちは家具もほとんどない狭いワンルームなのに、それでも猫を見失う。ちなみに2日前、うちのマンゴー(そう、うちにもいるの! こっちは女の子)が、目を離した1秒のすきにキッチンの戸棚に忍び込んで、そのまま扉を閉められちゃった。おとなしい子だから鳴きもせず、しばらくして開けるまで中でじっとしてたよ。

17. やらかし名無しさん
まさかの真相を思いついた。実はこれ、猫2匹が示し合わせて入れ替わって、飼い主2人をからかってたんじゃない? なにはともあれ、2匹とも無事でよかった。お騒がせ料として、ナゲットの写真を貼ってくれ。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
夜中にエサ皿の前でばったり鉢合わせした2匹が、「……お前、誰?」って顔で見つめ合ってる図が浮かんで仕方ない。で、本物のほうは毎朝、投稿者が起きてくる直前にスッとベッドの中に消える、と。

19. やらかし名無しさん
これがあるから、うちの完全室内飼いの猫たちには、マイクロチップに加えて名前と電話番号入りの首輪もつけてる。ただ、うちは2匹とも太った真っ黒の猫だから、ぱっと見で区別できるのは首輪の色だけなんだけどね。

20. やらかし名無しさん
ちょうど逆の話がある。2軒隣に住む40代の男性が白猫を飼ってて、これが近所の有名猫だった。屋根から屋根へ渡り歩いて、知らない人にもなでてもらいに行く、人懐っこくてマイペースなオス猫。夕飯には必ず家に帰る。そこへ、うちとその人の家の間のアパートに、ちょっと思い込みの激しい20代の女性が越してきた。彼女は引っ越しの数週間前に白猫を失くしてたんだ。で、その白猫が彼女の部屋の裏窓にあいさつに来たもんだから、「私の猫が新しい家まで追いかけてきてくれた! 奇跡よ!」と大喜び。飼い主が「いや、それうちの猫です」と言っても、近所じゅうが「うん、その人の猫だよ」と言っても、「違うの、これは私の猫なの!」の一点張り。しまいには「困難を乗り越えて私を見つけた猫」の手作り冊子まで作ってた。当の猫はちやほやされてまんざらでもなく、気が向いた家でくつろいでたし、飼い主も「まあいいか」って感じで、結局それ以来2人で猫をシェアしてた。彼女の思い込みもそのまま。めちゃくちゃ笑えたし、最後はちょっといい話だったよ。

まとめ

愛猫が外へ逃げたと思い込み、そっくりな2軒隣の茶トラを3日間かくまってしまった投稿者。威嚇もエサの減りも「ストレス」で片づけていたが、本物はずっとベッドの中にいた。コメント欄には「うちの猫もとんでもない所に潜んでいた」という体験談が次々に集まる一方、「飼い主なら見分けられるのでは」との声も。猫の行方不明は、まず家の中から疑うのが正解らしい。

元ソース: 近所の猫をうっかり3日間“誘拐”してしまった

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