「You. Sit.」と席を譲ってくれるおじいさんを2度断ったら、返ってきたのは両手で作る大きなお腹の手まねだった…北京の地下鉄の話

地下鉄の車内で笑い合う高齢の男性とひげの男性 体調・身体

数年前、北京の地下鉄でのこと。座席はすべて埋まっていたが、ひげ面の大人の男である投稿者は、どうせ自分に席を譲る人などいないと思って立っていた。ところが、こちらを見た年配の男性がすっと立ち上がり、片言の英語でこう言う。「You. Sit.(あなた、座る)」。外国人への気づかいだろうと思って、丁寧に断ったのが始まりだった。

何をやらかした?

📌 数年前、北京の地下鉄で、年配の男性が投稿者に席を譲ろうとした。外国人への親切だと受け取った投稿者は「いえいえ、大丈夫です」と2度断る。すると男性はがっかりしたように首を振り、両手でお腹の前に大きな丸を作ってみせてから、窓に貼られた優先席のステッカー(妊婦さんの絵が描いてあるもの)を指さした。「You. That. You sit.(あなた、あれ。あなた、座る)」。投稿者は、ひげを生やした男性である。

事の発端

混んではいるが、すし詰めではない車内

数年前、投稿者は北京に滞在していて、地下鉄に乗った。車内は混んでいたものの、身動きが取れないほどぎゅうぎゅうというわけではない。座席はすべて埋まっていたが、投稿者は立ったままでもまったく平気だった。

「大の男に席を譲る人なんていない」

そもそも投稿者は、いい年をした大人の男だ。そんな自分に席を譲ろうとする人なんて、どうせ一人もいないだろう。投稿者はそう思っていた。少なくとも、このときまでは。

やらかしの一部始終

「You. Sit.」

一人の年配の中国人男性が、投稿者のほうを見た。そして自分の席から立ち上がると、こう言った。

「You. Sit.(あなた、座る)」

投稿者は、外国人に礼儀正しく接してくれているだけだろうと受け取った。だから、ありがたく思いつつも丁寧に断った。

「いえいえ、ありがとうございます。大丈夫ですよ。ご親切に」

「No. You sit.(いや。あなた、座る)」

「いえ、本当に大丈夫ですから」

両手で作った大きな丸と、窓のステッカー

男性は首を横に振った。この人はまだ分かっていない、と言わんばかりに、はっきりとがっかりした様子だった。

そこで男性は、両手でお腹の前に大きな丸を作ってみせた。続けて指さしたのは、窓に貼られた優先席のステッカーだ。妊婦さんの絵が描いてある、いわゆる妊婦マークである。

「You. That. You sit.(あなた、あれ。あなた、座る)」

その後

投稿者は思わず大声で笑ってしまい、車両じゅうの乗客がいっせいにこちらを振り向いた。投稿者の感想を一言でまとめると、こうなる。「言ってくれるじゃないか、じいさん。ありがとう」

念のため書いておくと、投稿者は妊娠していなかった。当時も今も、ひげを生やした男である。あのおじいさんにいじられたのか、それとも単に、ものすごく面白い出来事だったというだけなのか。投稿者には今でも分からないという。

投稿の末尾に付けられた要約は、「北京の地下鉄で、おじいさんがどうしても席を譲ろうとしてきた。断ったら、妊婦のお腹の手まねをされた。自分は男です」。

コメント欄で「あれは妊婦かどうかの話じゃなくて、太ってるって話だよ」と言われると、投稿者は「うん、それは分かってる(笑)」と返している。また、中国語で「たぶん根っからのお人好しなんだよ」と書き込んだ人には、「変な体験だったけど、親切だと思ったし、面白かった」と答えた。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
言葉がほとんど通じない相手に、手まねとステッカーだけでオチまで持っていくの、すごくない? 国境を越えたおやじギャグなんて、なかなか見られるもんじゃない

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
いや、あれは完全にいじられてるって(笑)。2回も断られたから、おじいさんも引っ込みがつかなくなって、最後の切り札を出したんだと思う

3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
どっちにしても、おじいさんは楽しんでたはず。がっかりした顔で首を振ってから、お腹の手まねに切り替えるまでの間が完璧すぎる。あれは狙ってやってるよ

4. やらかし名無しさん
「You. That. You sit.」の「That.」がたまらない。たった4語で、言いたいことが全部伝わってる。下手な説明よりよっぽど分かりやすい

5. やらかし名無しさん
最後の「念のため書いておくと、妊娠はしていなかった」で吹いた。そこ、わざわざ念を押す必要ある? しかも「当時も今も」ひげ面って

6. やらかし名無しさん
これ、誰か何かやらかしてる? 強いて言うなら、親切を2回も断った投稿者くらいでしょ。とにかく、本当にあった話だと信じたい

7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
2回断ったせいで、おじいさんにわざわざ身ぶりで「理由」を説明させたんだから、十分やらかしてるよ。1回目で素直に座ってれば、車両じゅうから見られることもなかった

8. やらかし名無しさん
おじいさんが見てたのは、ひげじゃなくてお腹のほうだろうな。ビール腹の男なら、一度はこういう目にあうんじゃないか。他人事とは思えない

9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
妊婦マークを指さしたのは、言葉が通じない相手に「あなたが座っていい理由」を見せるためだった気もする。からかい半分、親切半分ってところじゃないかな

10. やらかし名無しさん
ははは、たぶんあのおじいさんは根っからのお人好しなんだよ。人に親切にするのが、意識しなくても体に染みついてるんだと思う

11. やらかし名無しさん
国によっては、体型のことをかなり遠慮なく口にするよね。心配して言ってる場合もあれば、ただの意地悪の場合もある。言われる側には、どっちなのか分からないのがつらい

12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
欧米だって昔は同じだったよ。古い映画を見ると、太ってるってだけで笑いを取る場面がいくらでもある。工夫も何もなく、太ってること自体がネタだった

13. やらかし名無しさん(>>11への返信)
メキシコ系の家で育つと、家族から「ゴルディート(おデブちゃん)」って呼ばれるけど、それと同じ感覚かな。呼ぶほうも呼ばれるほうも、悪口だとは思ってない

14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
アルゼンチンも、体の特徴であだ名をつける。はげてたら「はげ」。でも「エル・ゴルド(デブ)」は、仲間内でいちばん大きいやつのこともあれば、いちばん細いやつのこともある。そこはグループのノリ次第(笑)

15. やらかし名無しさん
少し痩せたあとで、同僚に「前ほどすごく太ってはいないね」って言われたことがある。つまり、まだ太ってはいるってことだよね……

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
それでも、一応は褒め言葉……ってことにしておこうよ(笑)

17. やらかし名無しさん
中国に行くと謙虚な気持ちになるよ。アメリカではLサイズのシャツを着てたのに、2軒の店では合う服が一枚もなくて、やっと見つけた3軒目では4XLだった

18. やらかし名無しさん
大阪で、知らないおじさんにやたらと飴を勧められたことがある。しばらくして、そのおじさんと連れが、俺の体の大きさをネタに笑ってるんだと気づいた(笑)。相手は2人ともいい年のおじさんだったし、俺は別に気にしてない。指を振って「こらこら」と軽くたしなめておいた

19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
大阪の人って、体型に関係なく誰にでも飴を配るって聞いたことあるけどね。からかわれたのか、ただの飴配りだったのか。そっちも真相は分からないな

20. やらかし名無しさん(>>18への返信)
大阪の人は冗談が好きなんだよ。人をけなすんじゃなくて、ちょっとふざけてるだけ。指でピストルの形を作って「バーン」と撃つまねをすると、撃たれたふりをしてくれるって話もある

21. やらかし名無しさん(>>20への返信)
去年大阪に行ったとき、知り合った地元の人3人にやってみたら、3人とも撃たれてくれた。本当にあるよ、あれ

まとめ

おじいさんの親切を2度断ったら、両手で作ったお腹と妊婦マークで「理由」を説明されてしまった投稿者。コメント欄では「国境を越えたおやじギャグ」「完全にいじられてる」と見方が分かれ、話は大阪の飴や各国の体型いじりにまで広がった。からかいか親切か、真相はおじいさんにしか分からない。ただ、本人が「親切だと思ったし、面白かった」と受け取っているのだから、それで十分なのだろう。

元ソース: 北京で、どうやら妊婦に見えたらしい

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