「うわ、これまずい。シロップが足りないよ。私は飲まない」——母がそう言って手をつけなかったチョコミルクを、投稿者はありがたく引き受けた。チョコミルクなんて何年ぶりだろう。一口飲んで、おいしい。ちょっと濃い気はしたけれど、それはシロップのせい。そう思ってコップ一杯をきれいに飲み干した。異変に気づいたのは、その数十分後。夜食を取りに立って、冷蔵庫の牛乳に口をつけたときだった。
※注:ハーシーのチョコレートシロップは、アメリカの家庭ではおなじみのチョコ味の液体シロップ。牛乳に回し入れて混ぜるだけでチョコミルクになる定番品で、日本でも輸入食品の棚で見かける。また海外の牛乳は、日本の1リットル紙パックではなく、4リットル近く入る大きなプラスチックのボトルで売られていることが多い。
何をやらかした?
📌 母が一口飲んで「まずい」と残したチョコミルクを、投稿者がもったいないからと一杯まるごと飲み干した。濃さの正体はシロップではなく、牛乳が傷んでいたこと。しかも投稿者はその日すでに風邪で体調を崩していて、鼻が利いていなかった。
事の発端
映画を見に来た母と、大きなコップ一杯のチョコミルク
その夜、投稿者の家には母が遊びに来ていた。二人で映画を見る約束をしていて、投稿者は夕飯を作って迎えた。食卓についた母が「チョコミルクが飲みたい」と言い出す。母の作り方は昔から決まっていて、普通の牛乳にチョコレートシロップを回し入れて混ぜるだけ。投稿者に言わせれば、母はこのチョコミルクに目がない。だからコップも大きめ、注ぐ量もたっぷりだった。
「シロップが足りない」と、母は一口で手を引いた
ところが、その母が一口飲んで顔をしかめた。「うわ、これまずい。シロップが足りないよ。私、これ飲まない」。そう言って、なみなみと入ったコップをそのまま置いてしまった。投稿者からすれば、願ってもない展開である。チョコミルクなんて、もう何年も飲んでいない。「え、いいの? もらう」——このとき投稿者は、母の「まずい」を「甘さが足りない」の意味だと受け取った。振り返れば、母の舌のほうが正しかったのだ。
やらかしの一部始終
一口目は、ちゃんとおいしかった
受け取ったコップに口をつけると、味は問題なかった。むしろおいしい。ただ、少しだけとろみが強い気はした。飲み慣れた市販のチョコ牛乳より、舌に絡む感じがある。それでも投稿者は深く考えなかった。シロップをたっぷり入れたのだから、そのぶん濃くなっているのだろう——本人が後に「これが最大の間違いだった」と書いている、まさにその判断である。おまけにこの日、投稿者はもともと風邪気味で寝込む一歩手前だった。鼻が詰まっていれば、牛乳の匂いなど分かるはずもない。かくして、母が捨てるはずだった一杯は最後の一滴まできれいに空になった。母の愛用する大きなコップに、たっぷり注がれた一杯である。
数十分後、冷蔵庫の前ですべてがつながった
それから少し経って、投稿者は夜食を取りに立った。ついでに冷蔵庫から牛乳のボトルを出し、そのまま口をつけてひと口——そこで手が止まった。とろっとしている。明らかに、飲み物の質感ではない。慌てて中身を確かめると、見た目も匂いも完全に手遅れだった。つまり、さっきのチョコミルクの「濃さ」はシロップのせいではなかったということだ。母の「まずい」も、甘さの話ではなかった。投稿者はボトルの中身を流しに捨てたが、そのときダマと白い塊がごろごろと落ちてきたという。飲んだのは、コップ一杯どころではない量だった。
その後
残されたのは、ひたすら待つ時間だった。ただでさえ体調を崩している身に、傷んだ牛乳を大量に流し込んでしまった。今からできることは何もない。投稿者は「あとはもう、お腹が判決を下すのを静かに待つしかない」と書き残して、その夜の投稿を締めている。怖くて眠れる気がしない、とも。
そして本人は、最後にこう要約している。「間違って、たっぷりの腐った(けどおいしい)チョコミルクを飲みました」。この「けどおいしい」の一言に、この話のすべてが詰まっている。味は本当に問題なかったのだ。チョコレートシロップという強い味方が、異変をきれいに覆い隠してしまっただけで。
コメント欄には心配と同情、そして「自分もやった」という告白が続々と集まった。中でも多かったのが、「酸っぱくなっただけの牛乳」と「本当に腐った牛乳」は別物だという指摘である。前者は味と舌触りが最悪なだけで、体への害はほとんどない。後者なら一口目で確実に気づくはずだから、そこまでひどい状態ではなかったのでは——というわけだ。投稿者本人は「流しに捨てたとき塊が出てきたから、後者だと思う」と答えているが、それに対しても「塊が出るのは乳酸菌が働いただけ。とろっと糸を引くようになったら、そのときが本物」という声が返ってきていた。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
それは酸っぱくなっただけ? それとも本格的に腐ってた? 酸っぱい程度なら危険はほとんどなくて、味と舌触りが最悪なだけ。本当に腐ってたら話は別だけど、それなら一口目で気づいてるはずだと思う。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
違いがよく分かってない…でもたぶん後者。流しに捨てたとき、ダマと塊がごろごろ落ちてきたので。
3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
酸っぱいのは「なんか変な味」で止まるやつ。本当に腐った牛乳は、外に置きっぱなしのゴミ箱の内側を舐めたような味がする。それを一杯飲み干せるわけがないので、たぶんセーフだと思うよ。
4. やらかし名無しさん(>>2への返信)
塊が出た=危ない、ではないよ。乳酸菌が仕事をしただけで、要はヨーグルトの一歩手前。とろっと糸を引き始めたら本当にまずいけど、塊がごろっとしているだけなら普通のこと。
5. やらかし名無しさん
判断の決め手は匂いだと思う。鼻を近づけてツンとくる嫌な感じがあれば、それはもう飲むものじゃない。逆に言えば、匂いで気づけなかったならそこまでひどい状態ではなかったはず。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
投稿者、そもそもその日は風邪をひいてたって書いてるよ。鼻が詰まってたら匂いなんて分かるわけがない。しかも上からチョコレートシロップまでかかっている。これは事故だよ。
7. やらかし名無しさん
とろみが強いのを「シロップのせいだろう」で片付けたの、めちゃくちゃ分かる。味の濃いものに混ぜると、多少の異変は全部そっちのせいにできてしまうんだよね。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
コーヒーに入れた牛乳がダマになっても「分離しただけかな」で飲んでしまうやつ。人間、飲みたい気持ちが勝っているときは、都合よく解釈する才能を発揮する。
9. やらかし名無しさん
自分は一度、シリアルを一杯まるごと食べ終わってから牛乳が悪くなっていたことに気づいた。食べている間ずっと「なんか味が変だな」と思っていたのに、最後まで正体にたどり着けなかった。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
これ、二口目のほうが味に慣れてしまうのが厄介なんだよね。一口目でいちばん違和感があって、あとはどんどん鈍くなる。気づいたころには器が空になっている。
11. やらかし名無しさん
まず牛乳のボトルから直接ラッパ飲みするのをやめたほうがいい。口の中の菌が入って、そこから傷むのが早くなる。しかも今、体調を崩している最中でしょ。
12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
正論すぎる。しかも今回、直飲みしたおかげで異変に気づけたわけだけど、その直飲みの習慣が傷んだ原因だった可能性もあるという。因果が一周している。
13. やらかし名無しさん
下から来るのを心配しているみたいだけど、たぶんそれより先に上から返ってくるほうが早いと思う。体は思っているより素直なので。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
それ、まったく慰めになってないから…。その一行を読んだだけで、こっちの喉元まで来た。
15. やらかし名無しさん
大学で畜産を勉強していたころ、授業で牛乳の味見をさせられていたのを思い出した。状態のいいものばかり回ってくるわけではないので、教室全体が静まり返る日があるんだよね。
16. やらかし名無しさん
自分は期限切れの酸っぱい牛乳をコップ一杯やったことがあるけど、その夜は腹に刺さるような痛みで一睡もできなかった。人によるとは思うので、水を多めに飲んで寝る準備だけはしておいたほうがいい。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
怖くて眠れる気がしない。人生で赤ちゃんのころ以来の失敗をやらかしたのは、体調を崩して寝込んでいた夜の一回だけなんだけど、いまその記憶がずっと再生されている。
18. やらかし名無しさん
塊が出るくらいの牛乳、捨てる前にパンケーキかスコーンに使うと化けるよ。酸っぱくなった牛乳で焼くとふんわり膨らんで、びっくりするほどおいしくできる。飲むのは無理でも、焼くならまだ勝ち目がある。
19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
先に言ってあげてほしかった…。とはいえ投稿者はもうボトルの中身を全部流しに捨てた後らしいので、その道はきれいに閉ざされている。
20. やらかし名無しさん
お母さんが「シロップが足りない」と思ったなら、シロップを足せばよかったのでは? 捨てるか誰かが飲むかの二択ではなかったはずで、そこだけ少し引っかかっている。
21. やらかし名無しさん(>>20への返信)
鋭い指摘だけど、一口飲んで「なんか違う」と感じた飲み物って、足し算では取り返せない感じがあるのも分かる。結果としてお母さんの舌のほうが正確だったわけだし。
22. やらかし名無しさん
冷蔵庫から出したものを、いちいち匂いを嗅いでから口に入れる人生って地味に面倒なんだよな…と思っている自分がいるので、投稿者をまったく笑えない。次は自分の番だと思っておく。
まとめ
母が「まずい」と言って残したコップを、もったいないからと飲み干した——それだけの話なのに、読んでいて妙に他人事に思えないやらかしでした。海外の反応も、「酸っぱいだけなら平気」という慰めから、シリアルを完食してから気づいた告白、ボトルの直飲みへの注意まで幅広く集まっています。冷蔵庫のものを口に入れる前に、一度だけ匂いを嗅ぐ。その一手間ができない日ほど、確認が必要なのかもしれません。
元ソース: 腐った牛乳をコップ一杯まるごと飲んでしまった話


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