足の指をなめ続ける愛犬のために、毎月かゆみ止めの薬を買い続けて3年。薬を嫌がる犬にちゃんと飲ませようと、毎回スプーンのピーナッツバターに混ぜて与えていました。ある日ピーナッツバターを切らして別のものに替えたところ、かゆみがぴたりと止まり……。海外の掲示板で6万近い支持を集めた、3年がかりの遠回り告白です。
何をやらかした?
📌 アレルギーでかゆがる愛犬に、かゆみ止めの薬を3年間ピーナッツバターに混ぜて飲ませていた。ピーナッツバターを切らしてゼリーで代用したら、かゆみがほぼ消えた。改めてアレルギー検査を受けると、結果は「ピーナッツバターにアレルギー」。薬代は3年で約2,000ドル(当時のレートで約21万円)にのぼっていた。
事の発端
生後3か月から一緒の、元気なジャック・ラッセル
投稿者が飼っているのは5歳のジャック・ラッセル・テリア。生後3か月のときから育ててきた犬で、とにかく遊ぶのが大好きな、目に入れても痛くないほどかわいい相棒だといいます。
数年前、その犬の足の指の皮膚が赤くなり、ひどくかゆがるようになりました。かわいそうに、四六時中指をなめ続け、とうとう指の毛がほとんど抜けかけるほどだったそうです。
動物病院の診断は「アレルギー」
動物病院に連れていくと、診断はアレルギー。かゆみを抑える薬が処方されました。お値段は月60ドル(当時のレートで約6,300円)。ペットの薬代は飼い主がまるごと負担するので、毎月の出費としてはなかなかの額です。それでも投稿者はこの薬を買い続け、切らしたときは数週間だけ間をあけて、人間用の市販のアレルギー薬(ベナドリル)を少量だけ使ってしのいでいたといいます。
薬はそれなりに効きました。四六時中なめることはなくなったものの、なめる癖は残っていて、完全に治ったとは言えない状態。投稿者の感覚では「8割くらい治った」程度でした。後から明かされた薬の名前はアポキル(犬のかゆみを抑える処方薬)です。
やらかしの一部始終
錠剤をそのまま渡すと、ぺっと吐き出す
問題は、どうやって薬を飲ませるかでした。錠剤をそのまま口に入れても、犬はいったん口に含んでから吐き出してしまいます。そこで思いついたのが、少量のピーナッツバターに錠剤を埋めて、スプーンからなめさせる方法。犬は喜んでスプーンをなめ、ピーナッツバターと一緒に錠剤もちゃんと飲み込んでくれました。こうして、毎回の薬はピーナッツバターと一緒に、という習慣ができあがったのです。
ピーナッツバターを切らした数日間
投稿の数週間前、家のピーナッツバターがなくなりました。代わりに使ったのがゼリー。犬はこれもぺろりと平らげ、薬もしっかり飲み込みました。次の日も、その次の日もゼリーで薬を飲ませたところ、ここ数年ずっと続いていた足の指なめが、まったく見られなくなったのです。
そこでようやく、投稿者の頭の中で電球がぱっと点きました。すぐに犬を動物病院へ連れていき、アレルギー検査を受けさせます。本人いわく「最初からやっておくべきだった」検査でした。
検査結果
結果は「ピーナッツバターにアレルギー」。投稿者は、アレルギーの薬を、まさにアレルギーの原因そのものに付けて、3年間せっせと飲ませていたことになります。
その後
犬は今、足の指をかゆがることもなく、すっかり元気に過ごしているそうです。投稿者が要約で振り返った数字は、かゆみ止めの薬に3年でおよそ2,000ドル。薬を飲ませるためにピーナッツバターに浸し、その犬はピーナッツバターにアレルギーがあった——という、本人にとってはため息しか出ない3行でした。
なお、投稿にはピーナッツバターを薬に使い始める前から犬におやつとして与えていたのかどうかは書かれておらず、コメント欄でも「かゆみはピーナッツバターより前に始まっていたのでは?」と首をかしげる声が出ていました。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
花粉症の薬を砕いて、松の花粉と混ぜて鼻から吸い込んでるようなもんだな。何はともあれ、原因が分かってよかった。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
子どものころ、ほぼ同じ目にあったよ。ときどき出る湿疹で薬をもらったら、どんどん悪化して、そのたびに薬が増えて強くなっていった。最終的に分かったのは、自分はそのアレルギーの薬そのものに反応する体質だったってこと。注射を打たれた日が一番ひどかった。
3. やらかし名無しさん
分かる、俺もやった。職場で手に湿疹が出るから、原因を落とそうと手をしょっちゅう洗うようにしたんだ。……石けんにかぶれてた。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
青い着色料にアレルギーがある同僚がいてさ。オレンジ色の石けんにも、色味を整えるために青い色素が少し入ってることが多いらしい。山奥のサマーキャンプで働いてて、石けんは業者からまとめて届く契約だったから、トイレに彼女専用の石けんを別に置いてたよ。
5. やらかし名無しさん
タイトルを読んで、3年分の薬を一気に飲ませたのかと思って青くなった。最後まで読んだら平和な話で、心底ほっとしたわ。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
犬の側からしたら、毎日ピーナッツバターがもらえる夢の生活だったんだろうな。かゆいのは気になるけど、言ったら取り上げられそうだから黙ってた説。
7. やらかし名無しさん
犬の心の声:「どうして苦しみって、こんなにおいしいんだろう……」。かゆいのに、スプーンが来ると尻尾を振らずにはいられない。
8. やらかし名無しさん
うちは犬の薬をハムで巻いてる。よく効くんだけど、薬のシートを押し出す音=ハムだと覚えてしまった。自分が薬を飲もうとすると、台所の入り口でお行儀よくお座りして、お手をしながら待ってるんだよ。
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
うちのポメラニアンは、深夜3時でもハムの袋を開ける音を聞き逃さなかった。熟睡してたはずなのに飛び起きて台所に駆け込んできて、「ハム?今ハムって言った?」って顔をする。
10. やらかし名無しさん
ピーナッツバターがダメな犬って、それはつらい。今まで4匹飼ったけど、全員ピーナッツバターが大好物だった。犬の好物の代表みたいなものだと思ってたよ。
11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
友達の犬は牛肉みたいな赤身の肉も鶏肉もダメなんだ。本人は毎日ご機嫌に暮らしてるけど、見てるこっちがなんだか切なくなる。
12. やらかし名無しさん
うわ、うちもラット・テリアで同じことやってた。チーズにアレルギーがあるのに、何年も毎日アレルギーの薬をチーズで包んで飲ませてたんだ。気づいたときの申し訳なさといったら……。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
うちはちょうど今日、検査結果が返ってきた。アレルギーが20種類もあって、その中に卵とピーナッツ。皮膚にいいと思って毎朝卵を1個あげてたし、薬はピーナッツバターで飲ませてた。頭を抱えてる。
14. やらかし名無しさん
ちょっと混乱してる。足がかゆくなったから薬をもらって、飲ませるためにピーナッツバターを使い始めたんだよね? だったら、ピーナッツバターを使う前のかゆみは何が原因だったの?
15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
薬を混ぜる前から、おやつとしてピーナッツバターをあげてたんじゃないかな。投稿には書いてないから想像だけど、それくらいしか思いつかない。
16. やらかし名無しさん
獣医をしている者です。コメント欄を見て一言。犬の食物アレルギーは血液検査ではあまり正確に分からず、確かめるには療法食などで食べ物を絞り込む「除去食試験」をするのが基本です。あと、アレルギー持ちの犬の投薬には小さなマシュマロを勧める皮膚科の先生もいますよ。かゆみが減ってよかったですね。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
うちの犬も同じ症状で、アポキルみたいな強めの薬を始める前に、かかりつけの先生から「まず1か月、人間の食べ物を一切やめて様子を見て」と念を押された。引っ越して気候が変わったら落ち着いて、薬もやめられたよ。
18. やらかし名無しさん
ついでに確認だけど、ピーナッツバターはどこのを使ってた? 砂糖の代わりに使われる甘味料の中には、動物にすごく危ないものがあるから気をつけて。
19. やらかし名無しさん
薬を包むならクリームチーズもおすすめ。安いブロックタイプで十分で、錠剤のまわりに小さく丸めれば丸のみしてくれる。ホイップタイプならふわふわでかさが増えるぶん、量も少なめで済む。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
クリームチーズはいい代わりになるよね。ただし乳製品のアレルギーがなければ、の話。この記事を読んだあとだと、そこだけは念押ししたくなる。
21. やらかし名無しさん
うちの犬はノミのアレルギーだと言われて、ずっとノミ取りシャンプーで洗ってた。真冬なのに夏と同じくらい荒れるのが変だなと思って、赤ちゃん用のシャンプーに替えたら治った。犯人はシャンプーのほうだったわけ。
22. やらかし名無しさん
笑ったけど、正直ひとごとじゃない。毎日あげてる「いつものあれ」が原因かもなんて、なかなか疑わないもんな。夜中1時にベッドで声を殺して笑ってたけど、ワンコが元気になってよかった。
まとめ
薬を飲ませるための「ごほうび」が、かゆみの原因だったかもしれないという、飼い主なら背筋が少し寒くなる話でした。コメント欄には「うちはチーズで同じことを」「石けんにかぶれていた」といった似た体験談が次々に集まる一方、「かゆみはピーナッツバターより前からでは?」という冷静な疑問や、獣医を名乗る人の「食物アレルギーは血液検査だけでは分かりにくい」という指摘もありました。毎日あげている当たり前のものほど疑いにくい——その盲点に、多くの人がうなずいていました。

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