うちの賢い子猫はある日、「持ってこい遊び」を自分で覚えた。投げたおもちゃをくわえて手のひらに落とすあの遊びだ。冬のあいだはずっとそれで楽しくやっていた——のだが、夏が来て、彼は新しい「おもちゃ」を見つけてしまった。茶色くて羽の生えた、ガレージから連れてきたあれである。ベッドの上でうっかりそれを弾き飛ばした投稿者は、その瞬間に人生最大級の後悔を味わうことになる。
何をやらかした?
📌 子猫にゴキブリを「投げて」しまった結果、深夜2時までに5匹を顔の横に運ばれる「持ってこい地獄」が開幕。寝室のドアは絶賛工事中で締め出せず、投稿者は徹夜で先回り駆除に奔走する羽目に。
事の発端
冬じゅう続いた、賢い子猫の「持ってこい遊び」
投稿者が子猫を迎えてすぐ、その子は誰に教わるでもなく「持ってこい遊び」を覚えてしまった。プラスチックのバネやふわふわボールをくわえて、ご丁寧に投稿者の手のひらに落としにくる。投げてやれば追いかけて、また持ってくる。冬じゅう、ふたりはずっとこの遊びで盛り上がっていた。本人いわく「マジで可愛いし賢い」。猫飼いなら誰もが羨むレベルの芸である。
夏が来て、ガレージから「新しいおもちゃ」が届く
ところが夏が来た。北米南部の家にとって、それは「ゴキブリの季節」が来たということでもある。ある晩、ヒマを持て余した子猫はガレージで「茶色くて羽の生えたカッコいい新しいおもちゃ」を発見し、ご機嫌で寝室まで運んできた。投稿者はベッドの上で『アバター』のアニメをぼんやり眺めていたところで、子猫が誇らしげに駆け寄ってくる気配は背中で感じている。いつもの調子で「あ、おもちゃね」とテレビから視線も離さず、片手をだらりと床方向に伸ばしてバネかボールを探した。
やらかしの一部始終
視線を落とした瞬間、すべてが手遅れだった
手探りでおもちゃが見つからない。さすがにおかしいと思って視線を落とすと、足元には立派なゴキブリの死骸と、その横に座って「どう?ボクすごいでしょ?」みたいな目で見上げてくる子猫。思考が追いつく前に、投稿者の口からは反射的に「ウェッ!」という叫び声が漏れ、右手は条件反射でゴキブリを遠くへピンッと弾き飛ばしていた。やってしまった——と気づいたのは、まさにゴキブリがまだ空中にいるその瞬間だった。
子猫の瞳孔が開いた、その0.5秒後の地獄
視界の隅で、子猫の瞳孔がカッと開くのが見えた。後ろ足がバネのように縮み、お尻が嬉しそうにフリフリ揺れる。投稿者の脳内に、はっきりとした日本語ならぬ英語で一語だけ鳴り響いたという。「SHIT.(うわっ、やった……)」。ゴキブリを「投げた」ということは、子猫にとってそれは「持ってこい遊びの新作」が始まった合図に他ならない。完璧に訓練された賢い相棒は、嬉々として死骸の方向へダッシュしていった。そして数秒後、彼はそれをくわえて戻ってきた。誇らしげに、得意げに、いつもの場所——投稿者の手のひらに。
その後
気がつけば深夜2時。子猫が今夜運んできて投稿者の手のひら(ちなみに寝るときは顔の下にある手だ)にそっと落としたゴキブリは、合計5匹。うち3匹は生きていた。賢い子猫は、ゴキブリが布団のヒダを縫って逃げ回るのを一緒に追いかけ回す遊びの楽しさを早々に発見してしまったのだ。「幼児を職場に連れていく日」のクソバージョンが我が家で開催中、と投稿者は嘆く。さらに最悪なのが、いま寝室を改装中でドアがない。子猫を締め出すことすらできず、できるのはただ「子猫より先にゴキブリを発見して始末する」というむなしい競争だけ。布団に小さな足音が走るたび、「お前、本当にいい加減にしろよ」と怒鳴りたい衝動と全力で戦っている、というところで投稿は締めくくられている。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
冷静に言うけど、これホルモン剤系のゴキブリ駆除ジェルを買った方がいい。「猫が遊び始めた」じゃなくて、家の周りに普通に害虫問題が発生してるレベルだから。原因の方を断たないと一晩5匹は止まらないよ。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
ブックマークしました、ありがとう。投稿者の代わりにメモっておく。「ジェル買う」「ゴキブリの方を絶滅させる」「猫より先に動く」。
3. やらかし名無しさん
この投稿読んで自分もTIFU(やらかし)した。「ゴキブリが布団のヒダを縫って逃げ回る」のくだりで自分の中の限界を超えた。読み続けるのを諦めた瞬間に、無事わたしも被害者になりました。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
わかる。文字で読んだだけなのに、自分の布団の中にも何かいる気がしてきた。今夜寝るとき絶対チェックする羽目になる。
5. やらかし名無しさん
ガレージのドアの隙間をちゃんと塞いだ方がいい。南部のデカいゴキブリの繁殖力をなめちゃダメ。ラスベガスの真夏なんか夜にちょっと外出ようとしただけで足元じゅう這い回ってるレベル。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
出どころは間違いなくガレージなんだよね……ただ猫トイレもガレージに置いてるから、子猫が出入り自由になってる。誰かが言ってた境界スプレーかホルモンジェルで、ガレージごと駆除剤漬けにするしかないかも。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
ラベンダーのエッセンシャルオイルもおすすめ。ゴキブリは匂いを嫌う。ただし子猫が舐めて体調崩すと困るから、必ず乾いてから猫を入れてね。
8. やらかし名無しさん
こういう投稿読むと「うちの家も汚いけど、まだここまでじゃないし、文句言わずに掃除しようかな」って素直に思える。今夜の自分を救ってくれてありがとう、投稿者よ。
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
南部だと大きい木ゴキブリは普通に出るから、家の汚さは関係ない場合もあるよ。義母の家はめちゃくちゃ綺麗に保ってるけど、雨上がりにはやっぱり侵入してくる。
10. やらかし名無しさん
子猫って、ほんと最高だよね。たとえゴキブリを顔の横に置いてきても、あの「どう?褒めて!」っていう得意げな顔されたら怒れない。これがネコハラの真骨頂。
11. やらかし名無しさん
ガレージに殺虫剤撒いて、猫はガレージ立入禁止にする。これで一発で解決すると思うんだけど、どうだろう。問題が複雑に見えてるだけで、答えは案外シンプル。
12. やらかし名無しさん
うちの猫もネルフの弾を投げる「持ってこい遊び」やる。フロリダ住みでパルメットバグ(巨大な飛ぶゴキブリ)が出るけど、一晩で5匹は出すぎ。猫の能力以前に、家の周りに本気の害虫問題が発生してると思う。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
本文の「ゴキブリの季節が来た」って一文ですべて伝わるよね。普段ゴキブリが出ない地域に住んでる人には「ゴキブリの季節」って概念自体ピンとこないと思う。
14. やらかし名無しさん
わたしゴキブリが本当に無理。人生の他の困難は割と平気に対処できる方なんだけど、ゴキブリだけは別。この話、読んだだけで精神病棟に入れられそうなレベル。投稿者の精神力に敬礼。
15. やらかし名無しさん
バグバリア(隙間侵入を防ぐ忌避剤)を買って家の外周にぐるっと撒くといいよ。子猫より先回りするより、そもそも入ってこさせない作戦の方が体力的に持つから。
16. やらかし名無しさん
死んだゴキブリは捨てずに瓶に貯めておけ。子猫が「ベッドに向かってダッシュ!」をやり始めたら、その瓶を見せれば「あ、もう持ってある」って学習するかも。猫の学習能力、味方につけよう。
17. やらかし名無しさん
南部の州や水辺だと、大きいゴキブリは外から普通に入ってくる。完全に防ぐのは無理。あと猫の覚えた芸を「やめさせる」のはもっと無理。投稿者気の毒すぎる。
18. やらかし名無しさん
ごめん、笑うのよくないとは思うんだけど、つい笑っちゃう。バカ可愛い子猫だね。ただ駆除剤使うときはお医者さんに猫にも安全なやつを聞いてから使ってね。誤食でお腹壊したら大変。
19. やらかし名無しさん
うちの猫はネズミと鳥を持ってくるよ。生きてるのも結構な確率で混ざってる。たまに「死んでるやつを鼻で探す」ゲームになるし、生きてる鳥を「飛べるよね?飛べてくれよ?」と祈りながらドアの外に放り投げる、寝起きの白雪姫みたいなことを定期的にやってる。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
スケールが違いすぎる。ネズミと鳥に比べたらゴキブリの方がまだマシ……いや、やっぱりどっちも嫌だな。生き物を持ってくる子は愛情表現だっていうし、責められないのが余計に辛い。
21. やらかし名無しさん
投稿者の最後の一文「布団に足音が走るたびに、お前いい加減にしろって怒鳴りたい衝動と戦ってる」が一番リアルで好き。怒れない、でも限界、っていうあの感じ。深夜2時の判断力ゼロの状態でよく耐えてる。
まとめ
子猫の賢さが裏目に出た、夏の風物詩のような一夜の記録。コメ欄は「まずガレージを駆除剤漬けにせよ」という実用アドバイス勢と、「文字で読んだだけで限界、笑えない」という共感被害者勢で半々。「猫の覚えた芸はやめさせられない」「持ってきてくれる愛情ゆえに怒れない」という諦めの声も多く、共通するのは投稿者へのリスペクトと「自分にも明日起きるかも」という静かな恐怖だった。

