毎年12月になると、まるで世界最悪のインフルエンザ流行に備えるかのように、頭痛薬と風邪薬を箱買いする——。アメリカのある投稿者が3年間も続けてきた謎の年末行事の裏には、ちょっと切ない勘違いが隠れていました。「あの口座、薬局でしか使えないと思ってたんだ」。読み終わるころにはきっと、あなたの財布の中の”使い忘れ”も気になり始めるはずです。
※注:FSA(医療費フレキシブル支出口座)は、給料から税金が引かれる前のお金を積み立てて、医療関連の支払いに使えるアメリカの制度。税金がかからずお得な代わりに、「その年に使い切らないと残金が消える」使い切り型で、日本にはない仕組みです。
何をやらかした?
📌 FSA(税引き前に積み立てる医療費口座)を3年間「薬局専用カード」だと思い込み、毎年末に不要な風邪薬や歯科クリーニングへ駆け込みで散財。あとから日焼け止め・空気清浄機・血圧計まで対象だったと知り、約23万円を活かしきれなかったと気づいた話。
事の発端
「これは薬局のカードだ」という思い込み
投稿者がFSAを使い始めて3年。給料天引きでコツコツ積み立てたお金を、医療費にあてられる——そこまでは分かっていました。ただ、頭の中ではこのFSAのカードは「実質、薬局専用カード」。ドラッグストアのレジ以外で使えるなんて、考えたこともなかったのです。
「医療費」の範囲を、誰も教えてくれなかった
問題は、この『医療費』という言葉が、思っていたよりずっと広かったこと。でも当時の投稿者は、その広さを知らないまま過ごしていました。だからこそ毎年、年末が近づくと決まって同じ行動を繰り返すことになります。
やらかしの一部始終
年末恒例、風邪薬の爆買い
毎年12月、残高を使い切らなきゃと焦った投稿者は、頭痛薬(タイレノール)と風邪薬(ナイキル)をまとめ買い。まるで世界最悪の流行シーズンに備える備蓄係のように、薬箱をパンパンに満たしていきました。本人いわく「世界一かなしいインフルエンザ対策」だったそうです。
12月28日、口座にはまだ約23万円
そして昨年。12月28日の時点で、口座にはまだ約1500ドル(約23万円)も残っていました。さすがに薬だけでは到底使い切れず、パニックに陥った投稿者は、特に必要でもない歯科クリーニングを約160ドル(約2.4万円)で予約。さらに、すでに家にたっぷりある薬を「念のため」と買い足してしまったのです。
その後
ところが年が明けて1月。買い物中にFSA対象品をその場でチェックできるアプリを使ってみたところ、衝撃の事実が次々と判明します。日焼け止め、HEPAフィルター付きの空気清浄機、温熱パッド、血圧計、コンタクトの洗浄液——さらにAmazonの実に多くの商品まで、FSAの対象だったのです。
投稿者は、一年を通してアレルギーに悩まされていました。つまり、3月の時点で空気清浄機を買っておけば、季節中ずっと快適に過ごせたうえ、残高もきれいに使い切れていたはず。それを知らずに払った、約2.4万円の”パニック歯科クリーニング”——。「あれだけは、本当にいらなかった」と、投稿者は肩を落とすのでした。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
そもそも略語くらい説明してほしいよね。FSAって急に言われても、頭文字だけじゃ何かの組織かと身構えちゃうよ。せめて一言、註釈をつけてくれ…!
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
FSAは医療費用の積立口座のことだよ。税金が引かれる前の給料から貯められてお得なんだけど、その年に使い切らないと消えてしまうのが最大の落とし穴なんだよね。
3. やらかし名無しさん
次の加入手続きのときは、積立額をもう少し減らしておくのがいいと思う。使い切れない金額を入れても、結局あなたみたいに年末で泣くことになるだけだからさ。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
ほんとそれ。使う予定の医療費がある年だけ多めにするのが正解だよ。私は眼鏡代に充てるから、年3万円くらいしか入れてない。毎年満額にする必要なんてないんだよ。
5. やらかし名無しさん
女性なら、生理用品も対象になるの知ってた?ナプキンもタンポンも普通に買えるから、毎月地味に助かってる。意外と日用品まで幅広くカバーされてるんだよね。
6. やらかし名無しさん
Amazonに『FSA対象品』だけを集めた専門ストアがあるの、意外と知られてないよね。一度のぞいてみると、対象の広さに本当にびっくりすると思う。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
それを教えると、今度はAmazonで『FSA対象』のタグが目に入って仕方なくなるんだよなあ。まあ、知ってしまったからには、もう後戻りはできないよ(笑)。
8. やらかし名無しさん
SPF(日焼け止め成分)が入っていれば、ちょっといい顔用クリームまで対象になるよ。スキンケアに使えると気づいた日のうれしさといったらなかったね。
9. やらかし名無しさん
医者の診断書を一枚もらえば、マットレスだって買えるんだよ。私は約29万円のマットレスを実質タダで手に入れた。書いてもらうのも、案外かんたんだったよ。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
それは羨ましすぎる…!診断書ってそんなに気軽にもらえるものなの?腰痛持ちだから、ちょっと本気で調べたくなってきたよ。情報ありがたい。
11. やらかし名無しさん
そもそも年末に約23万円も残るほど積み立ててた時点で、なかなかのツワモノだと思う。よくそれを毎年、薬だけで溶かそうとしてたな(笑)。胃腸薬まで揃いそうだ。
12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
毎年12月に駆け込みで風邪薬を爆買いしてた人だぞ、そっとしておいてやれよ。きっと家の薬箱は、もう小さな薬局みたいになってると思う。
13. やらかし名無しさん
見ず知らずのアメリカ文化の奥深さを教えてくれて、ありがとう(半分本気で言ってる)。こういう制度の話って、よその国から見ると本当に新鮮なんだよ。
14. やらかし名無しさん
カウンセリングも対象だよ。給料からあらかじめ天引きされてて、手元のお金が減る感覚がないから、もう”実質タダ”みたいな気分で通えちゃうんだよね。
15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
その『実質無料』理論、家計には地味に危険なやつだけど、言いたいことは痛いほど分かる…。一度も見ないで消えていくお金は、使った実感がわかないんだよね。
16. やらかし名無しさん
ところで、FSAの残高がどうして年末で消える仕組みなのか、誰もあまり疑問に思わないの不思議だよね。よく考えると、地味にシビアな制度だと思う。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
従業員が年の初めからいきなり満額を使えるようにしてくれてる、その見返りらしいよ。そう聞くと納得…いや、やっぱり消えるのは惜しいわ。複雑な気持ち。
18. やらかし名無しさん
日焼け止めが対象って、一番見落としがちなやつだね。一年中アレルギーに悩んでたなら、なおさら3月に空気清浄機を買っておくべきだったよ。今年こそぜひ。
19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
わかる。何がもったいないって、あの約2.4万円の謎の歯科クリーニングだよね。歯はきれいになったかもしれないけど…なんだか切なくなってくる話だ。
20. やらかし名無しさん
まあ、来年からは無駄なく使えるってことで前向きにいこう。損に気づけたなら、それはもう立派な一歩前進だよ。みんなも年末の残高、今のうちに確認しておこうね。
まとめ
「薬局専用カード」という思い込みひとつで、毎年末に風邪薬を爆買いし、不要な歯科クリーニングにまで走ってしまった投稿者。コメント欄には「積立額を見直そう」という堅実なアドバイスから、「マットレスも買える」「カウンセリングも対象」といった対象品の広さへの驚き、そして”実質タダ”の魔力に共感する声まで集まりました。制度をちゃんと読むだけで防げた、ちょっと可笑しくて切ない約23万円。あなたの財布の中にも、似たような”使い忘れ”が眠っていませんか。

