亡くなった母の写真を探していただけだった。古いパスポートを開いて、ふと目に入ったのは血液型の記載。「AB型のマイナス」。投稿者は中学の生物の授業をちゃんと聞いていたばっかりに、その一行から「これ、自分とつながらないぞ」と気づいてしまう。なんとなく確かめたい気持ちで動いた結果、家族がずっと黙っていた大きな秘密にたどり着いてしまった、という告白です。
※注:血液型には「ABO式(A・B・O・AB)」と、それとは別の「Rh式(プラス/マイナス)」という2つの分類があり、それぞれ親から子へ受け継がれ方が決まっています。だから親子の血液型の組み合わせには「ありえない型」が存在します。投稿者はその知識から違和感に気づきました。
何をやらかした?
📌 亡き母のパスポートで血液型を見てしまい、生物の知識から「自分と血がつながっていないかも」と気づく。父と双子のきょうだいを問い詰めた結果、自分は海外の不妊治療クリニックで卵子提供を受けて生まれた子だった、という家族の秘密を掘り当ててしまった話。
事の発端
母の遺品から写真を探していた
投稿者は最近、母を亡くしたばかりでした。気持ちの整理のために母の写真を集めようと、古いパスポートを引っ張り出します。海外のパスポートには、緊急時のためにアレルギー情報や血液型を書き込む欄があることがあります。投稿者はそこで、母の血液型が「AB型のRhマイナス」だと知りました。
生物の授業を覚えていたせいで気づいてしまった
普通なら「ふーん」で終わる一行です。でも投稿者は学校の生物の授業をちゃんと聞いていた人でした。自分の血液型は「O型のRhプラス」。母がAB型だとすると、ABO式の組み合わせ上、O型の子どもは生まれません。つまり「自分の血液型が間違っているか、母と血がつながっていないかのどちらかだ」と、その場で計算が成り立ってしまったのです。
やらかしの一部始終
父に電話したら、なぜか歯切れが悪い
確かめたいのに、もう母には聞けません。書類も一部はぐちゃぐちゃで読めない。そこで投稿者は父に電話をかけました。「自分の血液型ってO型だよね?」——本人いわく、父が「そうだよ」とはっきり言ってくれれば一発で解決するはずの確認でした。ところが父の返事は妙に煮え切らない。あきらかに何かを隠している空気でした。
双子のきょうだいが真相を掘り当てた
納得できない投稿者は、双子のきょうだいにも相談します。きょうだいがもう少し踏み込んで調べた結果、ついに真相が判明しました。両親は当時、海外の不妊治療クリニックに通っていたのです。母は子宮内膜症という持病のため自然妊娠が難しく、別の女性から卵子の提供を受けて投稿者ときょうだいを授かっていました。言われてみれば、自分は母より父に似ている。けれど、あのパスポートを見なければ一生たどり着かなかった結論でした。
その後
父によれば、卵子の提供者は「家族に似ているかどうか」も考えて選ばれていたそうです。だから投稿者は、これからも周囲には今までどおりに振る舞えるだろうと話しています。そして父からは「この件は家族の他の人たちには秘密にしておいてほしい」と頼まれました。いとこと顔がまったく似ていない理由がようやく腑に落ちた一方で、自分が掘り起こしてしまった秘密をどう抱えていくか、まだ気持ちは追いついていない様子です。それでも最後は「DNAは受け継がなかったけど、あのカッコいい母みたいに私を育ててくれていますように」と、母への愛情で締めくくっていました。やらかしの教訓はシンプル。生物の知識が中途半端にあって、しかも好奇心が勝つ人は、古い書類をうかつに掘り返すと家族の秘密まで掘り当ててしまう、ということです。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
卵子や精子を「提供」するだけなら、極端な話だれにでもできる。でも「親になる」っていうのはまったく別物なんだよ。そこまでして君を授かったってことは、ご両親は本当に君が欲しかったってことだ。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
ほんとそれ。遺伝子は誰でも渡せる。でも「お母さん」と「お父さん」は、それに加えてたっぷりの愛情まで渡してくれる存在なんだよね。
3. やらかし名無しさん
それでもお母さんは君を立派に育ててくれたじゃないか。お腹で君と双子のきょうだいを育てて産んでくれたんだ。昔の不妊治療はいまよりずっと体に負担が大きくて、内膜症の痛みと闘いながらだったはず。今はこういう話もずいぶんオープンになったけど、十年以上前は口に出せない時代だった。焦らず、自分の心を大事にしながら受け止めてね。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
よく言った。今でも不妊治療は本当に大変だよ。九十年代がどうだったかは分からないけど、僕の知り合いの女性も何人かやっていて、見ていて苦しそうだった。あそこまでやる覚悟がある人は、間違いなくその子を心から望んでるってことだと思う。
5. やらかし名無しさん
君はずっとお母さんの子どもだし、彼女はずっと君のお母さんだよ。大事なのはそこだけ。残りはただの生物学と、ちょっとした巡り合わせの話でしかない。
6. やらかし名無しさん
こんな形で、しかも亡くなった後に知ってしまったのは本当につらかったね。でも彼女は百パーセント君のお母さんだ。DNAの話に気持ちを引っ張られないで。親戚一同にわざわざ話す必要もない。あと、もし将来結婚するなら、配偶者にだけは伝えておいたほうがいい。自分でも気づいていない体質や持病が、提供者から受け継がれているかもしれないからね。なにより、お母さんを亡くしたこと、心からお悔やみを言わせてほしい。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
投稿者です。持病に関しては正直、運がよかったのかもと思ってる。提供者の体質は分からないけど、母方の家系は曾祖父母の代から三世代にわたって心臓や血管の病気が続いてたんだ。提供者にそういう病歴がないことを祈るしかないんだけど、調べる手段がないのがもどかしい。
8. やらかし名無しさん
血液型とか目の色で、いったいどれだけの家族の秘密がバレてきたんだろうね……。学校の授業がきっかけで知っちゃう人、けっこういそう。
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
血液型のほうはかなり単純なんだけど、目の色は厄介だよ。色を決める遺伝子がいくつもあるから。うちはこんな感じ。僕がはしばみ色(薄茶)、妻が青い目。子どもは三人いて、ひとりがはしばみ色、ひとりが青、ひとりが茶色。単純なメンデルの法則だと茶色は出ないはずなんだけど、現実はそんなに単純じゃない。ちなみに全員ちゃんと僕の子です(笑)。
10. やらかし名無しさん(>>8への返信)
投稿者です。まさか自分がこの「血液型でバレた」側になるとは思わなかったよ。あまりに衝撃的な状況だけど、現実的には家族のなかでそっと伏せられていく話になると思う。
11. やらかし名無しさん(>>8への返信)
血液型で家族の秘密がバレた例が多すぎて、最近は親と生徒の血液型を比べさせる授業をやめた学校がほとんどなんだって。教育現場も学習したわけだ。
12. やらかし名無しさん
うちの母なんて、片方の目が茶色でもう片方が青いんだよ。遺伝って本当に不思議だよね。七十代になった今でも「中学の生物の先生にクラス全員の前で『お前は突然変異だ』って言われたのをまだ根に持ってる」って笑ってる。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
まあ、どんな特徴も元をたどればどこかで起きた突然変異ではあるんだけどね。要は言い方の問題だよ。ちなみに僕は生物の教師だけど、生徒のことは全員まとめて「突然変異くんたち」って呼んでる(笑)。
14. やらかし名無しさん
これは個人的な意見だけど、DNAなんて本当にどうでもいいと思う。卵子の提供で君という奇跡が生まれた、それってものすごく素敵なことだよ。この豆知識みたいな事実はそっと心にしまって、家族にも誰にも言わなくていい。君はこの先もずっとお母さんの子どもだ。
15. やらかし名無しさん
僕はいとこと顔が全然似てないし、向こうから見ても僕は似てない。でもちゃんと血はつながってる。だから似てる似てないって、実はあてにならないんだよね。とはいえ、こんな形で知ってしまったのはきつかったと思う。
16. やらかし名無しさん
うちも妻が青い目、僕が茶色の目。なのに子どもは茶色・はしばみ・緑とバラバラだよ。目の色の遺伝は本当に予想がつかない。だから見た目だけで親子関係を疑うのは、思ってる以上にあてにならないってこと。
17. やらかし名無しさん
親戚から「腎臓を提供してほしい」みたいな話が来たとしても、君は何も言わなくていいんだよ。検査を受ければ、まず九割九分は適合しない結果が出る。それは血のつながった親戚でも同じこと。だから秘密をバラさずに済む。
18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
それに、万が一適合しても、提供する側は本人が心から「やりたい」と思っていないと話が進まない仕組みになってる。本人が断れば、周りには「適合しませんでした」とだけ伝わる。お医者さんがちゃんと隠してくれるから、君が家族の悪者になる必要はないんだ。
19. やらかし名無しさん
僕は十六歳のとき、両親から不妊治療で生まれたと聞かされた。うちは精子の提供だったけど、提供者には番号が振られていて、同じ提供者から生まれた「半分きょうだい」と専用サイトで連絡を取れる仕組みがあったよ。当時で六、七人いて、何人かとやりとりして、ひとりは昔のSNSで友達にもなった。提供者本人には会えない決まりだったけどね。君の場合も似た制度があるかもしれない。
20. やらかし名無しさん
僕も今度、妻の卵子を使って自分が妊娠・出産する予定なんだ。それでも生まれてくる子は文句なしに「自分の子」としか思えない。お母さんも、自分の卵子で産んだ人とまったく同じ愛情で君を愛してたはずだよ。お母さんのこと、本当に残念だったね。実はうちの母も数週間前に亡くなったから、いま気持ちが揺れやすいのもよく分かる。
21. やらかし名無しさん
お母さんはむしろ「あえて君を産むことを選んだ」人なんだよ。しかも一番大変な道を通ってね。授かるところも、産むところも、両方苦労して。そうやって望まれて生まれてきたって、すごく幸せなことだと思う。
まとめ
母の写真を探していたら、血液型の一行から家族の秘密まで掘り当ててしまった——というやらかし告白でした。海外のコメント欄は責める声がほぼゼロで、「遺伝子は誰でも渡せる、でも親はそこに愛情まで渡す」「あえて産むことを選んだお母さんだ」と、投稿者を静かに肯定する言葉ばかり。知りたくなかった真実でも、結局たどり着くのは「望まれて生まれた」という事実だった、と読者まで温かくなる一件です。

