「ポケットでスマホが熱くなって、勝手に緊急通報にかけました」深夜の倉庫に警察が来た理由

「ポケットでスマホが熱くなって、勝手に緊急通報にかけました」深夜の倉庫に警察が来た理由 職場

職場に警察が来る理由なんて、そう何通りもない。事故か、事件か、通報か。だからその日、倉庫の通路の向こうから夜勤の責任者が警官を連れて歩いてくるのが見えたとき、投稿者の頭は真っ白になった。誰も倒れていないし、何も盗まれていない。原因は、ズボンのポケットの中で汗だくになっていた自分のスマホだった。

※注:この話に出てくる「緊急通報」は、日本でいう110番・119番にあたる回線のこと。北米では両方まとめて一つの番号につながり、内容に応じて救急や警察が動く。また、多くのスマートフォンには電源ボタンを続けて押すだけで緊急通報につながる「緊急SOS」機能が入っていて、これは日本で売られている端末もほぼ同じ。応答がないまま切れた通報には、安否確認のため人が向かうことがある。

何をやらかした?

📌 暑い倉庫で夜勤をしていた男性。ポケットに入れたスマホが熱と汗で誤作動を起こし、画面ロックも確認スワイプも勝手に突破して緊急通報を発信してしまう。応答がないため職場に警察が派遣され、夜勤責任者に案内されて本人のもとへ。平謝りする投稿者に、警官は笑いをこらえながら「よくあることです」。その夜は一晩中、同僚にいじられ続けた。

事の発端

とにかく暑い倉庫と、ポケットの中のスマホ

投稿者が働いているのは倉庫である。天井が高く、建物が大きいぶん冷えにくい。夏場ともなれば、中の空気は昼のうちに温まりきって、夜勤に入る時間になってもなかなか下がらない。動き回れば当然、汗をかく。
そんな環境で、スマホはズボンのポケットに入れっぱなしだった。ここまでは、世界中の倉庫や工場や現場で働く人のほとんどがやっていることだ。腰に下げるでもなく、ロッカーにしまうでもなく、いつもの場所に入れていただけである。

「熱くなると変なことをする」という、うっすらした心当たり

投稿者は自分のスマホについて、熱を持つと妙な挙動をすることがある、という印象をもともと持っていた。ネットで似た話を見かけたことがあった、という程度の、はっきりした確信ではない感覚である。
それでも、まさか画面ロックを勝手に突破するとまでは思っていなかった。ロックがかかっているのだから、ポケットの中で何が起きたところで、せいぜい画面が点いたり消えたりするくらいだろう——普通はそう考える。実際にはその日、投稿者のスマホはロック解除を突破し、その先の確認スワイプまで自力で通り抜けて、緊急通報の番号を発信していた。本人の言い方を借りれば、「意思を持ったガラクタ」が勝手に電話をかけたのだ。

やらかしの一部始終

通話履歴を見た瞬間のパニック

異変に気づいたのは、警察が到着する前だった。何かの拍子にスマホを取り出した投稿者は、緊急通報への発信が自分の履歴に残っているのを見つけてしまう。かけた覚えはまったくない。しかも通報したまま応答していない以上、向こうは当然「何かあった」と判断して動く。
血の気が引いた。とはいえ、こちらからかけ直すという選択肢も、すんなりとは取れない。緊急の回線に自分から電話をかけて「すみません、何でもないです」と名乗り出るのは、それはそれで勇気がいる行為だ。どうすればいいのか決めかねているうちに、事態のほうが先に進んでいった。

夜勤責任者が、警官を連れて歩いてくる

倉庫の通路を、夜勤の責任者が誰かを案内しながら近づいてくる。連れられているのは警察官だった。しかも、まっすぐこちらへ向かってくる。
この瞬間の居心地の悪さは、経験した人にしか分からないだろう。投稿者は待つのをやめ、自分から警官のほうへ歩み寄った。そして開口一番、これ以上ないほど平身低頭で説明した。ポケットの中でスマホが熱くなって、勝手に緊急通報にかけてしまったのだ、と。
言っている自分でも、かなり間の抜けた話に聞こえたはずである。深夜の倉庫まで人を呼びつけておいて、理由が「スマホが暑かったから」なのだ。

その後

幸いなことに、警官の反応は投稿者が覚悟していたものとはまるで違った。怒られもしなければ、説教もされない。相手は笑いをこらえるような顔をしながら話を受け流し、こう付け加えたという。こういうこと、しょっちゅうありますよ、と。
つまり、汗と熱で誤発信されたスマホの尻ぬぐいに現場へ向かうのは、彼らにとって珍しくもない日常業務の一部だったわけである。投稿者にとっては人生で指折りの気まずい夜でも、警官にとっては今週何件目かの空振りにすぎない。この温度差が、たぶんこの話でいちばん救いのあるところだ。
ただし、その場が丸く収まったからといって話は終わらない。深夜の倉庫に警察が来て、その原因が同僚のポケットの中身だったという事実は、あっという間に職場じゅうへ広がった。その晩ずっと、投稿者のところには入れ替わり立ち替わり人がやってきては、ひとしきりいじって去っていったそうである。
残ったのは、ポケットの中のスマホは思ったより自由に振る舞う、という教訓だけだった。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
スマホのタッチパネルが誤作動を起こすくらい常に暑くて汗だくの職場なんだったら、むしろ救急を呼んでおいて正解だったのでは。呼ばれる理由としては十分すぎる。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
これ半分冗談で半分本気だと思う。夏の大きい倉庫って本当に気温が下がらないし、動いてる人間のほうが先に音を上げる。機械の誤作動は環境の警告みたいなものだよ。

3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
うちの現場も夏は上のほうが四十度近くまで行く。休憩時間に自販機の前で座り込んでる人がいるのが普通の光景で、正直スマホより人間の耐久性が心配になってくる。

4. やらかし名無しさん
何年も同じメーカーの端末を使ってきたけど、こんな話は一度も聞いたことがない。自分は造園の仕事で一日じゅう外にいるから、スマホなんて触れないくらい熱くなる日もあるのに。

5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
自分も発売当初からずっと同じシリーズを買い替えてきて、誤発信は一度もない。機種の問題というより、暑さと汗と入れ方の組み合わせが最悪だったときにだけ出る現象なんだと思う。

6. やらかし名無しさん(>>4への返信)
きつい作業のあとにポケットから出すと、緊急通報の画面に数字が半端に並んでることがよくある。実際に発信までいったことはないけど、湿気で勝手に入力されてるのは間違いない。

7. やらかし名無しさん
誤発信を三回やらかしてから原因を突き止めた。汗の水分でタッチパネルが反応して、ロック解除の失敗が延々と続く。回数を超えると端末が「大丈夫ですか」と確認する状態に入って、そこからさらに反応が続くと緊急通報まで行く。ポケットの中で全部完結する。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
対策は単純で、画面を脚側に向けないこと。自分は後ろポケットに画面を外向きにして入れるようにしてから一度も起きていない。前ポケットに画面を内向きで入れるのが、たぶんいちばん危ない持ち方。

9. やらかし名無しさん(>>7への返信)
日本の端末も基本は同じで、電源ボタンを続けて何回か押すと緊急通報につながる。知らずに使ってる人がかなり多いから、自分のスマホがどういう設定になってるか一度見ておいたほうがいい。

10. やらかし名無しさん
同僚に常習犯がいる。あまりに頻繁に誤発信するせいで、去年なんて一週間に三、四回。折り返しの電話にはちゃんと出られるから人が来たことはないけど、向こうに名前を覚えられていた。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
そこまでいくと、もう顔なじみの域だな。ちなみに彼は数か月ほど職場を離れていて、こないだ復帰したばかりなんだけど、戻ってきた初日の夜に何が起きたかは想像がつくと思う。

12. やらかし名無しさん
自分も雨の日にポケットからスマホを落として、そのまま緊急通報にかかったことがある。運よく折り返しの電話に出られて、緊急ではないと伝えられたから誰も来なかった。あれは本当に助かった。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
結局そこが分かれ目なんだよね。倉庫は機械の音がうるさいし、作業中はポケットの中の着信になんて気づけない。折り返しに出られるかどうかは、ほぼ運で決まる。

14. やらかし名無しさん
警官の「よくあることです」という一言が全部持っていってる。怒鳴られる覚悟で頭を下げた相手が笑いをこらえてたときの、力が抜ける感じは想像できる。

15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
現場の人は本当に慣れてると思う。知り合いにこの仕事の人がいるけど、誤発信の確認で走る回数は思ってるより多いらしくて、本人が普通に出てきて謝ってくれるのがいちばんありがたいって言ってた。

16. やらかし名無しさん
通路の向こうから夜勤の責任者が警官を連れてこっちに歩いてくる、という場面が地味に一番きつい。何も悪いことをしていなくても、あの数十秒で心当たりを全部思い出す自信がある。

17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
まわりの同僚も一斉に手を止めて「誰か倒れたのか」って顔をしてたはず。そこで名乗り出るのが自分だと分かったときの空気は、ちょっと想像したくない。

18. やらかし名無しさん
自分はこの誤発信を二回やった時点で、緊急SOSの機能を切った。ボタンの連打で勝手にかかる設定は、仕事でポケットに入れっぱなしにする人間には合わないと判断した。

19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
気持ちは分かるけど、自分は絶対に切らない。本当に必要な場面って、たいてい自分の手が使えない状況なんだよ。恥ずかしい思いを何回かするのと、いざというときに何も呼べないのを比べたら、前者のほうがずっとましだと思ってる。

20. やらかし名無しさん
限られた人手を無駄に動かしてしまった、という申し訳なさは分かる。ただ、そういう空振りも含めて回るように作られてる仕組みだから、そこまで背負い込まなくていいとも思う。

21. やらかし名無しさん
似た経験なら腕時計でやった。転倒を検知する機能が入っていて、荷物を持ち上げようとして変な体勢になった瞬間に反応して、確認の画面が出た。あのカウントダウンを見つめる十数秒はなかなかのものだった。

22. やらかし名無しさん
本人にとって一番のダメージは警察じゃなくて、そのあと一晩続いた同僚のいじりのほうだと思う。深夜の倉庫でこんなネタが手に入ったら、まあ全員が寄ってくる。

まとめ

暑い倉庫でポケットに入れていただけのスマホが、汗と熱で勝手にロックを突破し、緊急通報を発信してしまった一件。海外の反応は「同じことをやった」という体験談が中心で、湿気による誤入力という仕組みの解説から、緊急SOS機能を切る派と絶対に切らない派の言い合いまで幅広く出た。笑いをこらえた警官の「よくあることです」が示すとおり、これは特別に間抜けな事故ではなく、暑い季節に誰の身にも起きうる誤作動である。今日ポケットに入っているそのスマホも、条件がそろえば同じことをする。

元ソース: ポケットのスマホが勝手に緊急通報して、職場に警察を呼んでしまった話

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