「自分の結婚式の写真だって12枚もないのに」息子のくしゃみ1回に12枚撮った29歳の父親

「自分の結婚式の写真だって12枚もないのに」息子のくしゃみ1回に12枚撮った29歳の父親 家族

生後3日の息子を撮った写真が、すでに500枚。しかもそのうち12枚は、くしゃみ1回ぶんである。海外の掲示板に「息子が生まれて72時間で、自分が完全におかしくなった」という告白が投稿された。おかしくなったのは赤ん坊ではなく、29歳の父親のほうだ。

※注:この話の「ベビーベッド」は、親のベッドのすぐ横に置いて使う新生児用の小さな寝床のこと。手を伸ばせば届く距離にある、柵の低いタイプです。

何をやらかした?

📌 生後3日の息子に完全に骨抜きにされた29歳の父親。72時間で写真500枚、うちくしゃみ1回だけで12枚。ベビーベッドに覆いかぶさりすぎて腰は限界、30秒おきに呼吸を確認し、あげくに息子のくしゃみで自分が泣いた。本人いわく「幸せで、寝てなくて、完全に廃人」。

事の発端

「完璧」という言葉の、ちょっと危ない使い方

投稿者は29歳の男性。3日前に息子が生まれたばかりだ。健康で、かわいくて、完璧。そう書いたあとで、本人がすぐに注釈を入れている。「この『完璧』は、親バカが言うときのやつじゃない。もっとこう、正気を失いかけている側の意味で言っている」と。

実際、この告白は赤ん坊についての話ではない。生後72時間しか経っていない小さい人間に、大人が一人まるごと持っていかれた話である。

生まれて72時間、写真は500枚

まず写真だ。72時間で500枚。本人も正直に認めているとおり、息子はまだ面白いことを何ひとつしていない。寝て、飲んで、たまに手がぴくりと動く。基本はそれだけである。それで500枚。

新生児は一日の大半を寝て過ごすので、写真の中身はほぼ全部「寝ている息子」だ。角度も表情もほとんど変わらない。それでも撮る手が止まらなかった、というのがこの話の出発点である。

やらかしの一部始終

くしゃみ1回に、12枚

500枚のうち12枚は、たった1回のくしゃみに費やされた。くしゃみである。連写である。12枚。

投稿者はそこでいったん我に返ったらしく、こう書き添えている。「自分の結婚式の写真だって、12枚も持っていないのに」。この一文で笑ったというコメントが、後に何件も並ぶことになる。

腰が終わった夜

次にやられたのは腰だった。生まれた日の夜、彼はベビーベッドの縁に覆いかぶさったまま、ほとんど姿勢を変えずに一晩を過ごしている。壺の中身を数えている守銭奴みたいな格好だった、というのが本人の表現だ。

翌朝、29歳の背中は見事に曲がっていた。本人いわく、畑仕事を50年やってきた人みたいな姿勢になってしまったらしい。こうなるとはだれも教えてくれなかった、とも書いている。

30秒に1回、息をしているか確かめる

そして呼吸の確認である。30秒に1回。息子はもちろん、ずっと息をしている。呼吸に関してだけはミス一つない完璧な仕事ぶりだ。

それでも頭のどこかが「いや、本当に? 本当に息してる?」と言ってくるので、気づくと顔を15センチの距離まで近づけて確かめている。これを一晩じゅう、何十回も繰り返した。

寝ている赤ん坊の口元にそっと手をかざす——日本でも、新米の親がだいたい一度は通る道である。ただ、30秒おきを72時間ぶっ通しでやった人はそうそういない。

その後

極めつけは涙だった。泣いたのは赤ん坊ではない。父親のほうである。息子がくしゃみをした。それだけで涙が出た。午前3時、昨日と同じ服のまま、本人いわく「幸せで、寝不足で、完全に廃人」という状態で。

それでも投稿の締めくくりは潔い。満足度は文句なしの満点。「明日もう一回やってもいい」。そして最後に一言、だれか助けてくれ、ついでに整体の予約も取っておいてくれ、と。

やらかし告白としては、被害者が本人しかいない珍しい一本である。しかも失ったのは、腰と睡眠時間とスマホの空き容量だけだ。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
これが新米の親によって書かれた文章だということは、内容を読む前からわかる。文の並びそのものがぐちゃぐちゃで、書いてる本人が寝ていないことがそのまま出てる。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
句読点の打ち方に「3時間しか寝てない人間の呼吸」が出てるんだよな。読んでるこっちまで眠くなってきた。

3. やらかし名無しさん
おめでとう。でも本気で言うけど、寝られるときに寝たほうがいい。今は気力だけで持ってるだけで、疲れは必ず後からまとめて来る。奥さんだって、ちゃんと休んで正気を保ってるあなたを必要としてる。

4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
これは本当にそう。うちは1か月目に夫婦そろって限界が来て、交代で3時間ずつ寝る当番制にしてようやく立て直した。最初から分担を決めておくといい。

5. やらかし名無しさん
「明日もう一回やってもいい」って書いてあるけど、それを言っていい立場かどうかは、一度奥さんと向き合って話し合ったほうがいいと思う。

6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
産んだ側にとって「もう一回」の重みは全然違うからな…。まあ本人も勢いで書いてるだけだと信じたい。

7. やらかし名無しさん
くしゃみとおならを同時にやる日が来るから、それは楽しみにしておいていい。初めてそれをやったときの、心から裏切られたみたいな顔が最高におもしろかった。うちの子じゃなくてよその家の子だったけど、いまだに忘れられない。

8. やらかし名無しさん
娘が生まれた夜、2時間ぶっ通しで寝顔を見てた。スマホをいじりながらちらちら見てたとかじゃなくて、本当に何もせずに2時間だ。妻は寝てたから会話すらしてない。気持ちはすごくわかる。

9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
あとから思い返すと「あの2時間、自分は何をしてたんだ」ってなるけど、その2時間が一生効いてくるんだよな。

10. やらかし名無しさん
写真は今のうちにいいやつだけ残して、残りは消しておいたほうがいい。容量はあっという間に埋まるし、初めて寝返りを打つ瞬間の動画が途中で切れると、地味に一生こたえる。

11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
これ本当。うちは「初めて立った日」の動画が残り容量ゼロで15秒で終わった。あの15秒を見返すたびに今でも悔しい。

12. やらかし名無しさん
そのうち、疲れすぎて「授乳の時間が5分ずれた、この子は大丈夫なのか」と本気で焦る日が来る。当の本人はすやすや寝てるのに、親だけが真っ青になってる。

13. やらかし名無しさん
正直に聞きたいんだけど、これって失敗談なのか? どう読んでもおめでたい報告にしか見えない。まあ本人が幸せそうだから何も言わないでおくけど。

14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
やらかしたのは9か月前では。かわいい話ではあるけど、失敗として告白する内容ではないと思う。

15. やらかし名無しさん
子ども2人、孫2人いる立場から言うと、2人目は1人目よりだいぶ頑丈だ。1人目のときは家じゅうを安全対策したのに、2人目は庭で砂と虫を食べてた。どっちも無事に大人になった。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
わかりすぎる。1人目は落としたおしゃぶりを毎回煮沸してたのに、2人目のころには自分の口で吸ってそのまま返してた。

17. やらかし名無しさん
診断結果が出ました。産後うつではなく「産後ハイ」です。治療法はありません。奥さんともども、おめでとうございます。

18. やらかし名無しさん
呼吸の確認、うちの母親は小さい手鏡を鼻の下にかざしてたらしい。顔を近づけるより体が楽だと思う。あと気持ちが振り切れてるのはホルモンのせいで、それは父親も同じだから、泣くのは全然おかしくない。

19. やらかし名無しさん
うちの子は7歳と9歳で、2人ともいびきがうるさい。あれを「全部大丈夫」の合図と呼んでる。初めて声を聞けたときは本当に嬉しかったけど、今はたまには静かにしてほしい。

20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
さっき学校から、下の子がハサミで自分のシャツを細かく切り刻んだって連絡が来た。理由は「なんとなく」らしい。「子どもはいいぞ」って言ったやつ、ちょっと出てきてくれ。

21. やらかし名無しさん
退院するときの「え、これ本当に連れて帰っていいんですか、こっちは何もわかってないんですけど」っていう感覚、今でも覚えてる。あれを越えたらもう親なんだよ。

22. やらかし名無しさん
写真は500枚撮っていい。ただし人に見せるのは1枚か2枚にしておいたほうがいい。そこだけ覚えておけば、あなたはこれから先もだいたい大丈夫。

まとめ

72時間で写真500枚、くしゃみ1回に12枚、腰は限界、そして息子のくしゃみで自分が泣く。失敗談として投稿されたはずが、コメント欄は「わかる」「それが一番いい時期だ」という共感でほぼ埋まった。その横に「とにかく寝ろ」「写真は今のうちに整理しろ」という実用的な忠告と、「で、結局何をやらかしたの?」という冷静なツッコミが並ぶ。赤ん坊にやられるのは母親だけではない、という話である。

元ソース: 息子が生まれて72時間、たった3日しか知らない小さい人間に完全に正気を奪われた

コメント