RSSヘッドライン

「逃がしてやるから飛びかかるなよ」と念を押した結果、お隣の部屋に突撃された話

「逃がしてやるから飛びかかるなよ」と念を押した結果、お隣の部屋に突撃された話 家族

ゴキブリを1匹見つけたら、たいていの人は迷わず仕留める。でも投稿者は「殺すのもかわいそうだし、靴の裏を掃除するのも面倒」という理由でコップに捕まえ、生きたまま外へ逃がそうとした。ところがその情けが、まさかの形でお隣さんに飛び火する。フィリピンのホテルで起きた、ちょっと笑える告白です。

何をやらかした?

📌 巨大なゴキブリを殺さずに外へ逃がそうとしたら、そいつがUターンしてお隣・512号室のドアの下に潜り込んでいった。投稿者は2秒固まったあと、犯行現場から逃走。被害をかぶったのは、よりによって普段こっそりWi-Fiを拝借していたお隣さんだった。

事の発端

1か月ほど前、投稿者は結婚式に出るためパートナーとフィリピンを訪れていた。泊まったホテルはきれいなのだが、ちょっとだけ造りがややこしい。部屋番号は「511号室」なのに、なぜか位置は2階。しかも自分の部屋のWi-Fiより、隣の「512号室」のWi-Fiにつないだほうが回線が速いという謎仕様だった。「512号室の名も知らぬ住人にハートを送るよ」と、投稿者は罪悪感ゼロでお隣の電波をありがたく使っていた。

フィリピンは美しく、暑く、そして湿気がすごい。この組み合わせは虫を逞しく育てる。部屋自体は清潔で文句なしだったが、いとこは「シャワー中にゴキブリを2匹退治した」とこぼしていた。それでも投稿者たちは1匹も見ておらず、「2階だから守られてるのかも」「ただ運がいいんだよ」とのんきに構えていた。

やらかしの一部始終

平和は、チェックアウト当日の朝に終わった。投稿者の前に、ついに「あいつ」が現れたのだ。デカブツ。ラスボス級。THE ゴキブリ。心の中ではもう「これ、絶対オレが処理する流れだろ……」とため息をついていた。だが投稿者は仕留めなかった。理由は2つ。ひとつは「ナイチンゲール精神で慈悲を見せたい」という妙な博愛心。もうひとつは、率直に言って「靴の裏でつぶしたら掃除が面倒くさい」という現実的な打算だった。

※注:ナイチンゲール=近代看護の祖。「博愛・献身」の象徴として引き合いに出される人物。

そこで投稿者は唯一まともと思える手段を選ぶ。コップをかぶせて捕獲し、プラスチックの板を下に滑り込ませてフタをして、外に逃がすことにした。コップ越しにそいつの小さな目をじっと見つめながら、心の中で交渉する。「逃がしてやるから、振り返って飛びかかってくるなよ。絶対だぞ」。同時に「カナダ育ちの自分が冬に痩せ細った虫しか知らないのに比べて、こいつは肉付きがいい」と、不本意ながらリスペクトすら覚えていた。

このホテルは、部屋のドアを一歩出るともう屋外。右に進めば階段とエレベーター、左に進めば行き止まりで、建物の角の柱とお隣・512号室があるだけ。投稿者は面倒くさがりらしく、その角を「完璧な放流ポイント」に選んだ。柱の隅でコップを開け、「攻撃禁止の協定」を守れと念を押しながら解放する。あとは好きに生きてくれ──そう願った次の瞬間、その紳士は即座にUターン。よりによって512号室のドアの下へと、スルスルと滑り込んでいった。

その後

投稿者は2秒ほど凍りついてその光景を見つめたあと、犯行現場から脱兎のごとく逃走した。「ごめん、512号室」。心の中でそうつぶやくのが精一杯だったという。普段こっそりWi-Fiを借りていたお隣さんに、巨大なゴキブリという最悪のお返しを置いていったわけだ。母国カナダに帰ってきて、ようやく罪を告白する気持ちになったらしい。「面倒くさがってトドメを刺さなかった結果がこれ。512号室に、心からの祈りを」と投稿者は締めくくっている。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
で、その問題のゴキブリの写真がこちらです(投稿者が貼ってくれた)。いや、想像してたより全然デカいんだが……。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
ルイジアナだとこれ「平均サイズ」だよ。むしろ小ぶりまである。

3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
ヒューストンのゴキブリ屋敷に半年住んでた地獄を思い出した。あんたのその子、うちの基準だと完全に赤ちゃんサイズだわ。

4. やらかし名無しさん(>>2への返信)
今度ルイジアナに行ったときは、他人の部屋にゴキブリを放流しないよう最大限努力します。約束はできないけど。

5. やらかし名無しさん
フィリピンで13年暮らしてた身として言うと、これは標準サイズ、ちょい大きめくらい。一晩で5匹見るのも普通だったよ。今カナダに住んでて、毎晩これと戦わなくていい幸せを噛みしめてる。

6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
わかる。確かに潰したら掃除は大変だけど、自分なら逃がして再登場のリスクを抱えるより、その場で片付けてサッと拭くほうを選ぶな。

7. やらかし名無しさん
フロリダ住みだけど、こっちのは異常に速くてカリッとしてる。家に迷い込んできた時点で向こうも道に迷ってるわけで、正直殺すのは忍びない。でも妻と子が悲鳴を上げるから、結局また1匹「討伐」することになる。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
あの「カリッ」って音、もう脳内で再生されてる。秋の落ち葉を踏む感じ。でも、もっと、ずっと、ぐちゃっとしてる。

9. やらかし名無しさん
フィリピンで一番怖かったのはゴキブリじゃなくて、あの真っ赤な巨大ムカデだよ。百本足のホットドッグみたいな見た目で、本当に無理だった。ヤモリはかわいくて好きだったけどね。

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
ヤモリ、最高だよな!あいつらは家にいてくれていい派。

11. やらかし名無しさん
こういう大型のやつは「お客さん」で、基本的に家の中には住みつかないから安心していい。南テキサスでもこのサイズが出るけど、妻の頭めがけて飛んできて、うちのハンター気質の猫が大張り切りで参戦するのが恒例行事だった。

12. やらかし名無しさん
西テネシー住みだけど、これは平均的な「屋外の木材ゴキブリ」だね。1匹だけ見つけても外から迷い込んだだけだから慌てなくていい。本当にヤバいのは小さいやつ。小型を1匹見たら、確実に仲間が大勢いる。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
(投稿者)一応こいつを外に戻そうとはしたんだよ。ただ本人(虫)が外にいたくなかったみたいで……。

14. やらかし名無しさん
(512号室の方からくぐもった悲鳴が聞こえてくる音)

15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
(投稿者)あっ、報いが……。ただし、私には来ない報いがね。

16. やらかし名無しさん
みんな強がってられるのは、ゴキブリが「飛ぶ」までだよな。飛んだ瞬間からは悲鳴を上げる権利が正式に発生する。

17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
ニューオーリンズの巨大ゴキブリが飛べると知った日の絶望よ。ゴミ箱からバサッとこっちに向かって飛んできて、危うく叫ぶところだった。

18. やらかし名無しさん
ちなみに、つぶすのはやめたほうがいいらしいよ。潰すと仲間を呼び寄せるフェロモンを出すんだとさ。逃がした判断、結果オーライかもね(512号室を除く)。

19. やらかし名無しさん
バナナを横に置いて撮ってくれないと大きさが分からない。だからもう1マイルくらいの巨大ゴキブリだと仮定するしかない。

20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
(投稿者)その認識で完全に正しい。まあカナダ人なのでマイルが何かよく分からないんだけど、たぶん1マイルくらいデカかったと思っておいてくれ。

21. やらかし名無しさん
これ普通に声出して笑ったわ。逃がす気だったのに、お隣のドアに自分から突撃していく流れが完璧すぎる。

22. やらかし名無しさん
そもそもナイチンゲールはゴキブリを絶対に生かしておかない人だぞ。不衛生な病院を片っ端から掃除して回った人で、虫と汚れを心底嫌っていた。博愛心の引用相手、間違えてるって。

まとめ

「殺すのがかわいそう」「掃除が面倒」という二段構えの理由でゴキブリを生かして逃がした投稿者。その情けは、あろうことか普段Wi-Fiを拝借していたお隣・512号室への置き土産になってしまった。海外の反応は「これは平均サイズ」「うちのは赤ちゃん」という温暖地域マウントから、「飛んだら悲鳴OK」「潰すと仲間を呼ぶ」という実用情報、そして「お隣に突撃する流れが完璧」という爆笑勢まで実にカラフル。誰かを傷つけたわけでもない、ほんの少しの面倒くさがりが招いた小さな顛末に、世界中の「ゴキブリ被害者の会」が温かく集まった一件でした。情けは虫のためならず、と覚えておきましょう。

元ソース: ゴキブリを殺さなかったせいでやらかした話