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「カビの生えた濡れ毛布くん、レモンでもしゃぶってなさい」ホワイトボードに書き残したら、部署長が筆跡鑑定を始めた話

「カビの生えた濡れ毛布くん、レモンでもしゃぶってなさい」ホワイトボードに書き残したら、部署長が筆跡鑑定を始めた話 職場

職場のホワイトボードに、週に一度こっそり絵を描いていた40歳の女性。ゴブリン、小人、はさみの大きなカニ……みんなのささやかな楽しみだったその落書きが、別シフトの上司のメール一通であっさり禁止に。頭にきた彼女は、ボードに「ひと言」を書き残してしまう。それが職場全体を巻き込む、小さな騒動の始まりだった。

※注:「濡れ毛布(wet blanket)」=場をしらけさせる人・水を差す人を指す英語の言い回し。頭に「カビの生えた(moldy)」を足すと、さらに陰気で不快な人物という、かなりきつい悪口になる。

何をやらかした?

📌 落書き禁止令を出した別シフトの上司に腹を立て、ホワイトボードに「カビの生えた濡れ毛布」呼ばわりのメッセージを書き残したら、部署長が激怒。「敵対的職場環境を作った」として処分されかけるが、筆跡と同僚たちの口裏合わせで、なぜか有耶無耶になっている——。

事の発端

週に一度の、ささやかな楽しみ

投稿者は40歳の女性。ここ4か月ほど、週に一度、部署のホワイトボードに小さな落書きを描くのが習慣になっていた。仕事が順調に回っているときは手が空く時間もそこそこあって、そのうちの10分ほど、たまにもう少し時間をかけて、ちょっとした絵を残していく。釣りをするゴブリン2匹、アヒル型の浮き輪でカクテル片手にくつろぐ小人、やたらとはさみの大きいカニ、麦わら帽子をかぶって犬を連れ、凧揚げをする女の子——見た人が思わず笑顔になる、そんな絵ばかりだ。

「今週は何かな」と楽しみにする人たち

続けるうちに、何人もの人がわざわざ声をかけてきた。「毎週ここを通るのが楽しみなんだ」「今度は何を描いたのか見に来ちゃう」。注目を集めたいわけでも、会社の時間をサボりたいわけでもない。ただ、自分の中の創作したい気持ちを、ほんの少し外に出したかっただけ。仕事へのこだわりは人一倍強く、いつ・何を・どのくらいの時間で描くかは、絶対に問題視されないよう慎重に選んでいた。週1回、手が空いたときだけ、当然ながら職場にふさわしい健全な絵だけ。それが彼女なりのルールだった。

やらかしの一部始終

人手が足りなかった、あの月曜日

ところが、この前の月曜日はあまり時間がなかった。というのも、シフトに欠員が出ていたのだ。しかもその休んだ人は、ある特定の作業をこなせる、シフト内で唯一の担当者だった。彼女はサッと5分ほどで、泥んこの水たまりで気持ちよさそうに転がる幸せそうな豚を描いた。そして担当者不在のあいだ、その人にしかできない仕事はどんどん溜まっていく。夜勤の第3シフトに交代する頃には、片付かなかったその仕事がまるごと彼らに回ることになった。

落書きが「犯人」にされた

降ってきた仕事量にカリカリしていた第3シフトの上司は、なぜか彼女の落書きに目を留め、これが元凶だと決めつけた。部署長へのメールで「絵を描く時間はあるのに『あれこれ』をやる時間はないのか」といった調子で当てこすったのだ。かくして上からお達しが下る——「今後、このホワイトボードへの落書きは一切禁止」。

堪忍袋の緒が切れた

彼女は激怒した。何より腹が立ったのは、その間の抜けた上司が、要するに「仕事の代わりに落書きをしていた」と自分を非難したことだ。仕事へのプライドは誰にも負けない自負がある。同じくらい入念に言葉を選んで、みんなのささやかな日だまりを踏みつぶした陰気な男へ、彼女はメッセージをこしらえた。ホワイトボードに残したのは、こんな一文だった。

「私のかわいい落書きを、自分の問題のせいにするカビの生えた濡れ毛布くんへ。レモンでもしゃぶってなさい。あんたのその喜びのない干からびた心みたいに、一生ずっと酸っぱくありますように!」

本人いわく「思いつく限りいちばん上品な『くたばれ』の言い方」だそうだ。

その後

直属の上司はそれを見て、笑って通り過ぎていった。ところが翌日の午後、今度は部署長がメッセージを目にして——直属の上司に向かって——大激怒。もしこれが作り話なら「さすがにバカバカしすぎる」と没にするような展開が、ここから始まる。部署長は直属の上司に「これを書いたのは誰だ」と問い詰めたのだ。上司は彼女をかばってくれたが、あとでこう教えてくれた。部署長は「筆跡が女性のものには見えないから、彼女が書いたのかどうか確信が持てない」と言っていた、と。「私の字が汚くて助かった、ってことかしらね(笑)」。部署長は「敵対的職場環境(ハラスメントで働きにくくなった状態を指す、米国の人事・法律用語)を作った」として彼女を書面注意したいらしい。だが実際に彼女が書く現場を見た者は誰もいない。おかげでシフトの同僚たちは口をそろえて「私じゃない、誰が書いたか知らない」と繰り返している。「私は敵意を生み出したんじゃない。ただ跳ね返しただけ」と本人。ハチの巣をつついてしまったのは確かだが、向こうはむしろ混乱しているだけのようなので、今はこのまま寝かせておくつもりだという。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
これで次に絵を描いてるところを見つかったら、その瞬間に「犯人」確定だな。自分で自分に「当分お絵かき禁止」の刑を言い渡したようなものだぞ。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
そこが一番マヌケなところで、ボードの絵描きが投稿者だってのは全員知ってるし、書いた文章にもしっかり「私のかわいい落書き」って自分で書いてるんだよね。なんでまだ処分されてないのか逆に不思議。

3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
上が本気で処分する気なら、筆跡がどうこう言う前にとっくにやってる。過去の落書きと見比べれば一発でわかるのに、それすらしてない時点でお察し。みんなが絵を気に入ってた、というのが地味に効いてるんだと思う。

4. やらかし名無しさん(>>2への返信)
誰ひとり密告しない同僚がいるって最高じゃないか。全員で「知らぬ存ぜぬ」を貫いてるの、ちょっと感動すらするわ。こういうときに本性が出るよね。

5. やらかし名無しさん
言いたくはないけど、周りから見れば「印象がすべて」なんだよ。仕事中に絵を描いてると、事情を知らない人には「仕事してない人」に見えてしまう。そこを突かれたら反論しづらい。

6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
うちの昔の職場は壁が黒板になっててさ。暇な日に自分の机で会社のマスコット動物を落書きしてたら、背後から「うまいな、もっと描かない?」って声がして飛び上がった。振り返ったら上司がホバーボードに乗ってチョークのバケツを抱えて、空いてる黒板の壁を指さしてた。電話番と担当をサボらなければ暇なとき壁に描いていい、っていう謎の許可制。あそこまで「え、描けるの?じゃあ描いて」なノリの職場は後にも先にも無い。多くの人は絵=サボりに見えるけど、うちの上司は退屈しのぎ兼、職場の空気を明るくする手段だと思ってくれてた。

7. やらかし名無しさん
クビになる前に、職場ではもう少し大人の対応をしたほうがいいと思う。自分では「ノリのいい面白い人」のつもりでも、周りは必ずしもそう見てくれないから。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
投稿者のために言うと、これは職場によるとしか。うちの職場ならこの意見に賛成。専用の展示スペースがあって推奨されてるならいいけど、「描くな」と言われて即キレて反撃、はさすがに印象が良くない。個人のメモに書くならまだしも、みんなが見る会社の掲示板に堂々と、っていうのがね。

9. やらかし名無しさん
悪いけど、これはかなりバカな行動だったと思うよ。気持ちはわかるけど、やり方が完全に悪手。

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
いや、本当にバカだったのはこれをネットに投稿したことでは。豚だのカニだの、絵の特徴まで書いちゃってるし。世の中の「カビの生えた濡れ毛布」たちだって、こういう掲示板を読んでるかもしれないんだぞ。

11. やらかし名無しさん
相手にどれだけ非があっても、職場で報復しちゃダメなんだよ。ひとつは常にプロとしての振る舞いを求められるから。もうひとつは、二人が言い争ってると周りは「どっちもどっちのバカ」としか見ないけど、片方が冷静なままだと「怒ってるほうが悪い人」に見えて、冷静なほうに味方がつくから。次からは、描いて気が済んだら写真だけ撮って消しなよ。悪口は勤務時間外で。

12. やらかし名無しさん
落書き自体はかわいいし、それにケチをつけた人が心の狭い人だったのは同情する。でも「カビの生えた濡れ毛布」は完全に火遊びだよ。面と向かって言えないことは、紙にも電子にも書き残さないのが職場の鉄則。こういうのはどこからか漏れるから。まあ、今のところ無事で何より。

13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
ほんとそれ。カッとなった気持ちはわかるけど、あの一文はさすがに攻撃力が高すぎるって。上品な「くたばれ」のつもりが、しっかり相手の魂まで呪ってるじゃないか。

14. やらかし名無しさん(>>12への返信)
そもそもの話、担当者が休みで例の仕事ができない、って交代の第3シフトに一言伝えておかなかったのかな。引き継ぎで「今日は○○さんが不在なので、あの作業は回せません」と共有してれば、上司も落書きに八つ当たりせずに済んだ気がする。

15. やらかし名無しさん
次は「ボケた老いぼれサーカス猿」とでも呼んでやれ。まあ結局また書面注意の材料が増えるだけなんだけど、気持ちだけは応援してる。

16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
おいおい、それはサーカス猿に失礼だろ。あの猿は少なくとも芸を仕込めば客を笑わせるぞ。件の上司にできるのは、人の楽しみを踏みつぶすことだけだ。

17. やらかし名無しさん
正直、この手のやり返しはダサいと思う。それより、その一人しかできない仕事、暇な時間を使ってみんなで覚えておいたほうがいい。担当者が一人休むだけで現場が回らなくなる状態のほうが、よっぽど問題だよ。

18. やらかし名無しさん
敵対的職場環境とやらを作った上に、しらばっくれて「私じゃない」で押し通す、と。いやはや、ご立派なこと。バレなきゃセーフっていう発想がもう職場向きじゃない。

19. やらかし名無しさん(>>18への返信)
嘘というか、同僚たちの「見てない、知らない」は事実そのものでは。実際に書く瞬間を目撃した人はいないんだから。まあ限りなくグレーではあるけどね。

20. やらかし名無しさん
裏部署のバンクシー爆誕、って感じで嫌いじゃない。ちなみに禁止されたのはホワイトボードだけ?だったら紙に描いて、ボードの「すぐ隣」に貼るのはセーフかもよ。この手の合法的な抜け道の知恵、探せばいくらでも出てきそうだ。

まとめ

週1回の落書きという職場の小さな潤いが、事情も調べずに元凶扱いされ、腹いせに残した「カビの生えた濡れ毛布」の一文で今度は自分が処分されかける——という、なんとも身につまされる職場やらかし。海外の反応は「気持ちはわかるが報復は悪手」「面と向かって言えないことは書き残すな」という冷静な戒めが多数派。一方で「密告しない同僚が最高」「裏部署のバンクシー」と投稿者に肩入れする声も根強く、賛否はきれいに割れた。カッとなった瞬間の反撃は、たいてい自分の首を絞める。それでも、ささやかな楽しみを守りたかった気持ちにだけは、多くの人がそっと共感していた。

元ソース: 上司を「カビの生えた濡れ毛布」呼ばわりしてやらかした話