「あの、たぶんヘッドホンが送られてきてるんですけど」フリマの買い手からの連絡で気づいた、同じ日に出した2箱の中身…

「あの、たぶんヘッドホンが送られてきてるんですけど」フリマの買い手からの連絡で気づいた、同じ日に出した2箱の中身… SNS・デジタル

返品するための箱と、フリマで売れた品を送るための箱。同じ日に用意して、同じ宅配の窓口に、続けて預けた。それだけである。それだけなのに、買い手の家には返品するはずのヘッドホンが届き、通販会社の倉庫には売り物のパソコン部品が届いていた。しかも一番きついのは、この状況を電話で説明すればするほど、返金目当ての作り話に聞こえてしまうところだった。

※注:フェイスブックマーケットプレイスは、フェイスブック上で個人どうしが不要品を売り買いする場のこと。日本でいえばメルカリやジモティーに近い。UPS(ユー・ピー・エス)はアメリカの大手宅配業者で、街なかにある取扱店のカウンターに荷物を持ち込んで預けられる。Ryzen 7 5800X(ライゼン7 5800X)は、パソコンの頭脳にあたる部品「CPU」の一種。少し前の世代のものだが、中古でもそれなりの値がつく。

何をやらかした?

📌 通販で買ったヘッドホンの返品と、フリマで売れた中古のパソコン部品(CPU)の発送。投稿者はこの2箱を同じ日に用意し、伝票を貼り違えたまま宅配の窓口に預けてしまった。買い手のもとには返品するはずのヘッドホンが届き、通販会社の倉庫には売れたはずのCPUが「返品されたヘッドホン」として届いた。買い手は快く送り返すと言ってくれたが、倉庫に消えたCPUについては「戻るとは言えない」との返答だった。

事の発端

買ってはみたが、どうにも気に入らなかったヘッドホン

投稿者は通販でヘッドホンを1つ買っていた。届いて使ってみたものの、どうにも自分には合わない。よくある話である。そこで返品の手続きを始めた。返送用の伝票を印刷して、届いたときの箱に戻し、あとは宅配の窓口に持っていくだけ——そこまでは、誰でも月に一度はやっているような作業だった。

部屋の隅でホコリをかぶっていたパソコン部品

ちょうど同じころ、投稿者は古いパソコンの部品をフリマに出していた。使う予定もないまま置きっぱなしで、ただホコリをかぶっているだけだったからである。そのうちの1つ、中古のCPUに買い手がついた。相手は送料も払ってくれた。あとはきちんと梱包して送るだけ。こちらもまた、慣れた人には何も難しいことのない作業だった。

問題は、この2つが同じ日に重なったことだった。返品する箱と、売った品を送る箱。大きさも似たようなもので、どちらも小さめの段ボールである。投稿者は両方をテーブルの上で梱包し、それぞれに伝票を貼った。ここから先の展開は、たぶんもうお察しのとおりである。

やらかしの一部始終

2箱まとめて、何も考えずに窓口へ預けた

投稿者は2つの箱を抱えて宅配の取扱店へ行き、カウンターに並べて預けた。本人いわく「二度と考え直すことなく」置いてきたという。中身をもう一度確かめることもなければ、伝票と箱の組み合わせを見比べることもなかった。この時点では、その日の用事が2つとも片付いた、いい日だったはずである。

「たぶんですけど、ヘッドホンが届いてます」

しばらくして、フリマの買い手からメッセージが来た。「あの、たぶんヘッドホンが送られてきてるんですけど」。投稿者は本文でその瞬間を「胃が一気に落ちた」と書いている。あわてて通販サイトの返品状況を開くと、そこには「ヘッドホンの返品を倉庫で処理中です」と、いたって淡々とした表示が出ていた。

倉庫に届いたその箱に入っていたのは、ヘッドホンではない。売れたはずのCPU、Ryzen 7 5800Xである。つまり、どこかの見知らぬ人の家には投稿者のヘッドホンがあり、通販会社の倉庫には、そこで売った覚えのないCPUが1個ある。伝票を2枚、入れ替えて貼っただけで、この状況が完成した。

その後

投稿者はサポートへ連絡し、事情の説明を始めた。ところがこれが想像以上にしんどい。「返品の箱に、まったく別の売り物が入っていました。あれは返品ではありません」。事実をそのまま言っているだけなのに、口に出した瞬間から、世界一まぬけな返金詐欺を仕掛けている人の言い分にしか聞こえないのである。本人も「詐欺っぽく聞こえないように説明するのが一番つらかった」と書いている。

救いだったのは、フリマの買い手が理解のある人だったことだ。中身が違うと分かった時点で黙って終わりにすることもできたのに、わざわざ連絡をくれた上、こちらが送料を負担するなら送り返すと言ってくれた。ヘッドホンは戻ってくる見込みが立った。

一方、倉庫に届いてしまったCPUについては、返ってきた答えが「必ずお戻しできるとは言えない」だった。返品として受け付けられた箱は、そのまま返品処理の流れに乗ってしまう。投稿者は本文の最後をこう締めている。要約すれば、伝票を2枚貼り違えただけ。ついでにCPUを1個、どこかへ寄付してしまったのかもしれない、と。

海外の反応

1. やらかし名無しさん
落ち込むのはまだ早いかもしれない。自分も昔まったく同じことをやって、2か月くらい経ったころに何事もなかったような顔で荷物が戻ってきた。自分の場合は9万円くらいのスマホで、別の会社への返品と混ざってしまったやつ。戻ってきたときは思わず声が出た。

2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
うちのも2か月後にひょっこり出てきた。大きい会社ほど「これはどこから来て、本当はどこへ行くはずの物なのか」を突き止めるのに時間がかかるだけで、宙ぶらりんのまま消えたとは限らないらしい。

3. やらかし名無しさん
この手の事故で一番きついのって、物が減ったことより「説明すればするほど返金詐欺っぽく聞こえる」ところだと思う。本当のことしか言っていないのに、自分の口から出た瞬間に嘘くさくなるんだよな。

4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
サポートの人に「返品の箱に、フリマで売った部品が入ってました」と説明している図を想像しただけで胃が痛くなる。聞かされる側だって、そんな事故は初めて聞くだろうし。

5. やらかし名無しさん
自分はもう30年近くネットで中古品を売っているけれど、初日からずっと怖いのがまさにこれ。今のところ一度もやっていない。腕がいいのではなく、単に運がいいだけだと思っている。

6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
自分も同じくらい長く売っているが、数年前にやった。同じ日に何件も発送があって、ハードディスクを4台まとめて買った人のところに1台しか届いていなかった。正直そのまま連絡が途絶えることまで覚悟したけれど、1台だけ受け取った側の人がとてもいい人で、こちらが送料を持つ形で本来の買い手へ転送してくれた。結果的にどうにかなったが、まねはおすすめしない。

7. やらかし名無しさん
自分は伝票を貼ってから、もう一度だけ箱を開けて中身を目で見て、それから閉じるようにしている。二度確認してもまだ不安が残るのが、この作業のこわいところだと思う。

8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
その儀式をやっている人は、だいたい過去に一度やらかしている。自分もそうだった。何事もなく過ごしてきた人は、閉じた箱をわざわざ開け直したりしない。

9. やらかし名無しさん
昔、大手の通販の返品センターで働いていたことがあるけれど、正直、届いた箱の中身を一つずつ確かめていられる現場ではなかった。伝票に「ヘッドホン」と書いてあれば、そのまま「ヘッドホン」として棚へ流れていく。だからその部品が、ヘッドホンの顔をして誰かの家に届く可能性もゼロではないと思う。

10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
それ、買う側から見ると心当たりがある。「ほぼ新品」の表示で買ったのに、明らかに誰かが使い込んだ物が入っていたことが何度かあった。ああいうのはこうやって生まれるのか。

11. やらかし名無しさん(>>9への返信)
投稿者はその商品ページのリンクを貼っておいてほしい。ここの誰かが運よく「中古のヘッドホン」を引き当てられるかもしれないので。

12. やらかし名無しさん
聞いた話では、箱が開けられる前にサポートまで話が届いていれば戻ってくることもあるらしい。到着済みの表示になってしまったあとは、気長に待つ以外にできることがない、という体験談のほうが多い印象だった。

13. やらかし名無しさん
買い手が「ヘッドホンが届いたんですけど」と連絡をくれた時点で、この投稿者はかなり運がいい。中身が違うと気づいても、黙って受け取って終わりにする人だっているわけで。

14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
本当にそう思う。送り返す手間まで引き受けてくれる人はそんなに多くない。送料をどちらが持つかという話より前に、まず連絡が来ること自体がありがたい。

15. やらかし名無しさん
自分の住んでいる街に、婚約指輪を返品用の箱に入れて送ってしまった人がいる。それと並べれば、今回はまだ立て直せる範囲の事故だと思いたい。

16. やらかし名無しさん
返品する箱と、売った品を送る箱を同じ日に作らない。長くやってきて自分がたどり着いた対策はこれだけ。人間の注意力を当てにすると、疲れている日に必ず負けるので。

17. やらかし名無しさん
通販で新品の3Dプリンターを注文したら、外箱は正しいのに、中身は誰かが使い倒した別の機種だった。シールだらけで、樹脂までべったり付いていた。次に送られてきたのはちゃんと新品だったけれど。

18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
今回の記事は、その事故をちょうど送る側から見た話なんだよな。誰も悪気がなくても中身は入れ替わる。買う側からはその区別がつかないところが厄介だと思う。

19. やらかし名無しさん
パソコンの部品の値段はここ数年おかしなことになっているから、金額でいえば決して軽い事故ではない。中古でもそれなりの値がつく物だし、戻ってこないなら普通に痛いはず。

20. やらかし名無しさん
教訓は一つだけだと思う。箱を抱えて玄関を出る前に、もう一度だけ開ける。それだけで防げる事故が、世の中には思っているよりずっと多い。

まとめ

返品する箱と、売れた品を送る箱。中身は違うのに、大きさは似ていて、同じ日に、同じ窓口へ持っていった。それだけで伝票は入れ替わる。海外の反応は投稿者を責める声よりも、「自分もやった」「自分もやりかけた」という告白と、しばらく経ってから荷物が戻ってきたという体験談が中心だった。連絡をくれた買い手の親切さと、倉庫の奥へ流れていった小さな部品。読み終わったあと、次に荷物を出すときだけは箱を開け直してしまう、そういう話である。

元ソース: 返品するはずの物ではなく、まったく別の物を通販会社に送ってしまった

コメント