「仕事以外では何をして楽しんでるの?」——付き合って8か月ほどの彼女の両親と、初めて囲む食卓。そう聞かれた投稿者は、無難な答えがいくらでもあったはずなのに、正直に答えてしまった。相手は引退した外科医の父親と、高校教師の母親。ここから20分間、彼は自分の趣味が怪しいものではないと説明し続けることになる。
※注:ペプチドは、アミノ酸がいくつかつながってできた物質の総称で、体の中でもさまざまな働きをしている。ネットなどで「研究用」として売られているものは、人に使う医薬品として承認されたものではない。皮下注射は、皮膚のすぐ下に打つ注射のこと。この記事は体験談の紹介であって、同じことをすすめるものではない。
何をやらかした?
📌 彼女の両親との初めての食事で趣味を聞かれ、「ネットで買った研究用のペプチドを自分で注射している」と、会って10分もたたないうちに話してしまった。しかも彼女の父親は引退した外科医。そこから20分にわたって釈明を続けることになった
事の発端
相手は元外科医と高校教師
2か月前の話。投稿者は彼女と付き合って8か月ほどになり、いよいよ彼女の両親に会うことになった。父親は引退した外科医で、母親は高校の教師。「どちらも頭のいい人たちだから、いいところを見せたかった」と投稿者は振り返る。
趣味は「長生きの研究」を追いかけること
投稿者は、自称「長寿研究オタク」だ。健康に長生きするための研究を追いかけるのが好きで、論文を読み、あれこれ数値を記録し、ときどき自分でも試してみる。
やらかしの一部始終
「仕事以外では何を?」に正直に答えてしまう
食事の席で、両親から「仕事以外では何をして楽しんでるの?」と聞かれた。ここで投稿者は、本人いわく「致命的な判断」をする。正直に答えたのだ。
得意げな口調で、「最近、ペプチドの研究にハマってまして」。本人も「あれは言うべきじゃなかった」と書いている。
「へえ、どれを?」で仲間だと思い込む
すると父親が「へえ、どれを?」と聞き返してきた。投稿者は心の中で「やった、同じ趣味の人だ。これはいける」と喜んだという。
具体的な物質の名前を2つ挙げ、傷の治りに関する最近の論文の話まで始めた。父親はうなずき、母親は礼儀正しくほほ笑んでいる。そして母親が尋ねた。「それ、どこで手に入れるの?」
入手先まで全部話し、父親のひと言で我に返る
投稿者は、最初は海外の業者に注文していて、そのあと別のところに替えて、さらに別のところに……と、入手先の移り変わりまで順番に話した。「会話にのめり込んで、興奮して何もかも話してしまった」と本人は書いている。
そこで父親が口を開いた。「で、君は……それを自分で注射してるのか?」
その瞬間、投稿者は気づいた。「ネットで買ったペプチドを自分で注射している」という話は、引退した外科医の耳には、自分の頭の中で響いているのとはまるで違って聞こえるのだ、と。
そこから20分の釈明
それからの20分間、投稿者は説明を続けた。これは正規の研究用の物質です。どれも医学論文のデータベースに載っている研究です。皮下注射というのはですね……。違法なことは何もしていません。はい、規制上の扱いも理解しています——。
その後
父親は最後に、「まあ、よく調べてはいるようだね」と言った。母親はそれ以来、投稿者の趣味について一度も尋ねてこない。
彼女はこの一件を大笑いしていて、二人は今も付き合っている。父親とは今でもときどきこの話になり、むしろ興味を持っている様子だという。ただ母親のほうは、今もまだ少し疑わしそうな目で投稿者を見てくるそうだ。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
読んでいて頭が追いつかなくなった箇所がある。彼女のお父さんは引退した外科医なんだよね? その人に向かって「皮下注射というのは……」と説明を始めたの?
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
車を修理に出して、整備士さんにエンジンオイルの種類を講義するようなものだよね。お父さん、よく最後まで黙って聞いてくれたと思う。
3. やらかし名無しさん
ご両親はたぶん「自転車です」「テニスを少し」「冬はスキーに行きます」みたいな答えを待ってたんだよ。そこに飛んできたのが「趣味はペプチドです」。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
そこで「へえ、どれを?」と聞き返せるお父さんがすごい。うちの親なら「ペプ……何?」で会話が止まってる。
5. やらかし名無しさん
「よく調べてはいるようだね」は、引退した外科医による、史上もっとも丁寧な「その話はもういいよ」だと思う。
6. やらかし名無しさん
調べたり学んだりするのは分かる。でも医者にすすめられたわけでもないものを自分に注射するとなると、趣味としては別の段階に入ってると思うよ。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
しかも「正規の研究用です」と説明したそうだけど、「研究用」という表示は「人に使うことは認められていません」という意味なんだよね。釈明のつもりが、不安の上乗せになってる。
8. やらかし名無しさん
ちょうど最近、この手の物質を長年研究してきた大学の先生の記事を読んだところ。可能性は感じているそうだけど、「何が起きるかよく分からないまま自分に注射? 私なら自分にはやらない」と話してた。研究している本人がそう言うんだよ。
9. やらかし名無しさん
医師です。ペプチドはいま医療の現場でもやたらと話題で、職場でも勤務時間の半分くらいその話をしている人たちがいる。可能性のある物質が混じっていることまでは否定しない。ただ、出回っている「研究」には宣伝まじりのものが多くて見極めが難しく、私には危険に見合う見返りがあるとは思えない。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
彼女の両親が若かった頃と違って、いまはネットで驚くほどの知識が手に入る。ただ、でたらめな情報のほうは、それ以上の量で手に入るんだよね。
11. やらかし名無しさん
最初は「怪しいものを自分に注射していると、お父さんに誤解された」という失敗談だと思って読んでた。途中で気づいたよ。誤解じゃなくて、本当に注射してるのか……。
12. やらかし名無しさん(>>11への返信)
いちばん怖いのは、ネットで注文して届いたものの中身が本当に注文どおりなのか、本人には確かめる手段がないところだと思う。
13. やらかし名無しさん
個人的にいちばん笑ったのは、お父さんが今でもときどきその話を聞きたがるところ。懐の深い父親なのか、研究者の血が騒いでいるのか、どっちなんだろう。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
お父さんの心の声「娘が、自分から志願してくれる実験台を連れてきた……」
15. やらかし名無しさん
きっと会う前に、彼女はお父さんにこう言ってたはずなんだよ。「すごく頭のいい人なの。医学の話が大好きだから、絶対に気が合うよ!」って。嘘はひとつも言ってない。
16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
その彼女が、この件を大笑いで済ませてくれているのが救いだよね。ここで引かれていたら、本当に笑えない話になってた。
17. やらかし名無しさん
初対面の席で好きな分野の話を振られると、止まらなくなる気持ちは分かる。自分も彼女の父親に鉄道の話を20分して、帰りの車で「お父さん、途中から時計を見てたよ」と言われた。
18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
相手がうなずいてくれると「この人は分かってくれる」と思っちゃうんだよね。あれはたいてい、ただの礼儀。
19. やらかし名無しさん
高校の先生であるお母さんの「それ、どこで手に入れるの?」は、世間話というより、生徒から事情を聞くときの質問の仕方だったんじゃないかな。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
そしてそれ以来、趣味の話は一度も振ってこないという。聞くべきことは、あの日に全部聞き終えたんだろうね。
21. やらかし名無しさん
これからは、初対面の人に聞かれたとき用の無難な趣味をひとつ用意しておくといいよ。「散歩です」なら誰も困らないから。
22. やらかし名無しさん
見栄を張ったわけでも嘘をついたわけでもなく、聞かれたことに正直に答えただけなんだよね。その正直さは伝わったから、お父さんも最後まで話を聞いてくれたんだと思う。注射のほうは、自分なら真似しないけど。
まとめ
趣味を聞かれて正直に答えた結果、元外科医の父親を前に20分の釈明をすることになった今回の一件。海外の反応は、「初対面の食卓で話す内容ではなかった」という笑いと、「自己判断で注射すること自体が心配だ」という真面目な指摘が中心だった。それでも熱意と正直さは伝わったようで、父親とは今も話が続いているというのが救い。注射のほうは、もちろん真似をおすすめできない。

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