25年近く前の、ある土曜日の朝。2歳の娘に手を引かれて、投稿者はお茶会ごっこに招かれた。テーブルを囲むのは、バレエのスカート(チュチュ)を着けた大きな犬と、娘のお気に入りの人形。やがて「お茶」が切れると、小さなもてなし役は、すぐにおかわりを汲みに走っていった。ところが聞こえてきたのは、蛇口の音ではなく、トイレを流す音。それでも投稿者は、この朝のことを「娘との一番好きな思い出のひとつ」と振り返っている。
※注:カップや皿を並べ、家族やぬいぐるみを客に招いてもてなす「お茶会ごっこ」は、英語圏の小さな子どもにおなじみのごっこ遊び。日本でいう、おままごとに近い。
何をやらかした?
📌 25年近く前の土曜日、投稿者は2歳の娘が開いたお茶会ごっこに招かれた。「お茶」は水、「ビスケット」は魚の形のクラッカー。「お茶」が切れると、娘はおかわりを汲みに走り、数秒で戻ってきた。ところが聞こえたのは、蛇口の音ではなくトイレを流す音。どこで汲んだのか尋ねると、答えは「おトイレ! 流したから新しいよ!」だった。投稿者はポットとカップを洗い、新しい「お茶」を用意してお茶会を続けた。誰も体調を崩すことはなく、いまでは娘との一番好きな思い出のひとつだという。
事の発端
ウサギの耳を付けた2歳の娘に手を引かれて
「お約束として断っておくと、これは今日の出来事ではない」。「今日やってしまったこと」を打ち明ける掲示板への投稿を、投稿者はそう書き出している。起きたのは、25年近く前の、ある土曜日のことだ。
当時2歳だった娘が、投稿者のところへやって来た。お気に入りのパジャマを着て、頭にはウサギの耳を付けている。娘は投稿者の手をつかむと、そのまま自分の部屋まで引っぱっていった。
祖父の手作りテーブルと、チュチュ姿の先客
部屋には、娘が自分で整えた席があった。投稿者の父、つまり娘の祖父が作ったテーブルを据えて、その上に皿とカップを並べてある。
席には先客もいた。まずは、ロットワイラー(大型の番犬として知られる犬種)の血を引く、大きな雑種犬。チュチュを着けて、きちんと座っている。投稿者は「うちの犬」と書いたすぐあとに、「実のところは娘の犬」と言い直している。その隣には、娘のお気に入りの人形。そして投稿者も、座って仲間に加わるように、と言い渡された。
やらかしの一部始終
「お茶」は水、「ビスケット」は魚の形のクラッカー
こうして投稿者は、上等な「お茶とビスケットの会」の席についた。「お茶」の中身は水。「ビスケット」は、魚の形をした小さなチーズ味のクラッカー(米国で定番のおやつ)だ。
娘は、この1週間にあったことを残らず話して聞かせてくれた。話の合間には、ときどき犬にクラッカーを手渡している。投稿者は、娘の冒険の数々と、人形が何をしていたのかを教わった。
聞こえたのは蛇口ではなく、トイレを流す音
やがて、「お茶」が切れた。
娘は、よくできたもてなし役らしくぱっと立ち上がり、おかわりを汲みに走っていった。戻ってきたのは、ほんの数秒後。投稿者のカップに、おかわりを注いでくれた。
ただ、蛇口から水を出す音は聞こえなかった。娘には踏み台があるので、蛇口に手が届かないわけではない。それなのに……代わりに聞こえてきたのは、トイレを流す音だった。
これまでで一番むずかしい質問
そこで投稿者は、「これまでで一番むずかしい質問」を口にした。
「ねえ、そのお水はどこで汲んできたの?」
「おトイレ! 流したから新しいよ!」
娘が口にした言葉は、原文では「ポッティー」。小さな子がトイレを指して言う言い方である。
その後
投稿者は席を立ってポットとカップを洗い、新しい「お茶」を用意して、お茶会を続けた。そのうえで、「それにしても、まいった」とひと言もらしている。
クラッカーについては、「クラッカーのことは話したくない」とだけ書かれている。残りは犬のものになり、投稿者は自分たちのために新しいおやつを用意した。
投稿の最後には、こんな要約が添えられていた。「うちの子にトイレの水を飲まされた。それでも、娘との一番好きな思い出のひとつだ。最高の朝だった。誰も体調を崩さなかった(犬も含めて)」。
続いて、採点がふたつ。「同席者:10点満点中100万点」「お茶とおやつ:10点満点中1点」。そして締めくくりは、「それでも、やる価値はあった」のひと言だった。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
お茶会(ティー・パーティー)ならぬ、「ティー・ポッティー」だね。なかなかいい会だったみたいじゃないか。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
2歳児なら「パーティー」を「ポッティー」と言い間違えるくらい、よくあることだよ。うん、ただの言い間違いだ。
3. やらかし名無しさん(>>1への返信)
誰か、このダジャレに向かって「出ていけ」とドアを指さしている画像を貼ってくれないかな。……まあ、いいねは押したんだけどね。
4. やらかし名無しさん
「トイレを流したから水は新しい」は、正直どこにも穴のない理屈なんだよ。反論できないのが、なんだか悔しい。
5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
理屈にほんの少しだけ穴はあるけどね。でも少なくとも、自分の頭でちゃんと考えてはいるんだよ、この子。
6. やらかし名無しさん(>>4への返信)
踏み台に上って蛇口をひねるより、ずっと早いしね。お客さんを待たせないという、もてなし役としての判断だったんだと思う。実際、数秒で戻ってきてるわけだし。
7. やらかし名無しさん
犬は分かってたんだよ(笑)。チュチュを着けておとなしく座りながら、全部お見通しだったはず。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
うん、間違いなく分かってた。たぶんチュチュ姿のまま、こっそり笑いをこらえてたんじゃないかな。
9. やらかし名無しさん(>>7への返信)
分かってただけじゃないよ。自分のお気に入りの水飲み場を、気前よく分けてくれたんだ。
10. やらかし名無しさん
最高の話だね! 子どもが大人のまねをして、一生懸命もてなそうとしてくれるときって、本当にたまらない。
11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
分かる。うちも、おままごとで出された「スープ」を飲むふりするのに、毎回全力だった。あの真剣な顔で差し出されたら、断れないんだよね。
12. やらかし名無しさん
うちのきょうだいも、2歳のときに似たようなことをやった。小さなカップに次から次へと注いでくれるのを、お客さん役の家族はテレビを見ながら、上の空で飲み干していたんだ。3回目くらいにその子が水を汲みに出ていったところで、お客さん役が母に向かって「もうポットに水を足してやらないでくれ」と声を上げた。母は「いったい何の話?」。そこでソファから立ち上がり、廊下を行く2歳児のあとをついて行ったら、ちょうどトイレの水をポットに汲んでいるところだった。
13. やらかし名無しさん
気持ちのいい話ではないけど、トイレに流れてくる水そのものは、たいてい蛇口から出るのと同じ水道の水ではあるんだよね。あくまで、もとの水の話だけど。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
頭ではそう分かっていても、気持ちがついてこないやつだね。投稿者がポットもカップも洗い直したの、よく分かるよ。
15. やらかし名無しさん
かわいすぎる。うちは息子ばかりだったからなあ。あの子たちがやっていたのは、金づちでいろんな物を叩き壊すことだったよ。
16. やらかし名無しさん
2歳半の孫娘がいるおじいちゃんです。あの子にお茶会へ招いてもらえるのは、いつだって特別な時間。投稿者さんにとっても、さぞ特別なひとときだったでしょうね。
17. やらかし名無しさん
これは、結婚式で花嫁の親がするスピーチにぴったりの話だよ。25年近く前に2歳なら、娘さんはいま27歳くらいでしょ。
18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
スピーチの締めは「本日のお飲み物は、出どころを確認済みです」で決まりだね。会場は大ウケで、娘さんだけが真っ赤になるやつ。
19. やらかし名無しさん
一番気になるのは「クラッカーのことは話したくない」の一文。何があったのか書かれていないぶん、かえって想像がふくらんでしまう。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
娘さんが合間に犬へ手渡していた、というところまでしか書いていないのが、また絶妙なんだよ。真相を知っているのは、残りを全部もらった犬だけだね。
21. やらかし名無しさん
いまでも一番好きな思い出のひとつだなんて、よっぽどおいしい水だったんだろうね。
22. やらかし名無しさん
同席者は100万点、お茶とおやつは1点。それでも「やる価値はあった」と言い切れるのが、親なんだなあ。おじいちゃんの手作りテーブルに、ウサギの耳に、チュチュ姿の大きな犬。情景がまるごとかわいくて、読んでいるこっちまで幸せになった。
まとめ
2歳の娘が数秒で汲んできてくれたおかわりの「お茶」は、トイレの水だった。コメント欄は、「おトイレ! 流したから新しいよ!」という理屈に感心する声や、「犬は分かっていたはず」という声でにぎわった。同席者は10点満点中100万点、お茶とおやつは1点。それでも「やる価値はあった」と書く投稿者にとって、25年近くたったいまも、娘との一番好きな思い出のひとつだという。
元ソース: 小さな娘とお茶会ごっこをした話

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