同じ日に面接を2件入れて、両方に遅刻した——。長く仕事が決まらないまま応募を続けていた23歳の男性が、開始時刻をどちらも思い違いしていた。1件目で差し出した手は握ってもらえず、車に戻ったところで「本当の2件目はもう始まっている」と気づく。そこから先の1時間が、この日をさらに深いところまで連れていくことになる。
※注:この話の舞台はアメリカ。1件目の面接先には、料金メーター式の路上駐車しかなかった。停めるたびに機械へ25セント硬貨を入れて時間を買う方式で、小銭が手元にないとそもそも停められない。また向こうでは、面接の日時確認や変更の連絡がメールだけでなく、携帯のショートメッセージで届くことも多い。
何をやらかした?
📌 23歳の男性が同じ日に面接を2件入れ、開始時刻を両方とも取り違えた。3時開始の1件目に3時25分に着いて握手を断られ、そこで初めて、本当の2件目が3時半だったと気づく。電話では「大丈夫、いらしてください」と言われたのに、着いた先の店長からは人前で叱責され、謝ろうと差し出した手には背を向けられた。
事の発端
応募しすぎて、時間の記憶がぼやけていた
投稿者は23歳の男性。ここしばらく仕事が決まらず、無職の期間が続いていた。本人いわく、取り憑かれたように求人へ応募し続けていたという。数を打てば当たる、というより、打ち続けていないと不安で仕方がない状態だったのだろう。実際にその日は、面接が2件も入った。久しぶりに前へ進んでいる手応えのある一日だったはずだ。
ところが、その「打ち続けていた」ことが落とし穴になった。応募先が増えれば増えるほど、どの会社が何時だったかの記憶は薄まっていく。彼の頭の中では、1件目が3時半、2件目が4時半ということになっていた。1時間空けてあるなら十分だ——そう思って、その日を迎えた。
実際の予定は、頭の中と1時間ずれていた
本当の予定はこうだった。1件目が3時、2件目が3時半。しかも2つの会社は車で20分ほど離れている。つまり彼は、時間を間違えた以前に、物理的にどうやっても両立しない組み方をしていたことになる。ただし本人はそこに気づいていない。気づいていないまま、身支度を整えて車に乗り込んだ。言い訳はない、と彼自身が書いている。ただ応募に必死で、単純に時間を取り違えていた。それだけだった。
やらかしの一部始終
硬貨をかき集めて、5分前に着いたつもりで
1件目に着いてまず直面したのが、駐車場だった。料金メーター式の路上駐車しかない。慌ててカバンの中と車内をひっくり返し、25セント硬貨をかき集めてメーターに放り込む。それでも時計は3時25分。5分前に着いた、間に合った——と彼は思った。
受付にいた若い女性が、責任者を呼ぶまで座って待つよう案内してくれる。ほどなく男性の責任者がやって来た。投稿者は立ち上がり、握手のために手を差し出す。その手は、握られなかった。返ってきたのは短い一言だった。メッセージを確認してください、面接は3時からです、30分遅れています——。会社側は事前に連絡を入れていたが、彼はそれにも気づいていなかった。
投稿者は平謝りした。相手の時間を無駄にしたことを何度も詫びた。責任者の態度は、拍子抜けするほど落ち着いていたという。少なくともこの場は、まだ静かに終わった。
車に戻った瞬間、血の気が引いた
問題はその直後だ。車に戻り、シートに座った瞬間に胃が落ちるような感覚が来た。待てよ、もう1件のほうは、たしか3時半じゃなかったか。震える指でメールを開くと、そこに書いてあったのはまさにその時刻だった。時計はすでにそれを過ぎている。間違った時間に、間違った場所にいた。
彼はすぐに車を出し、走りながら2件目の会社に電話をかけた。事情をすべて説明し、かなり遅れることになるが、それでも伺う意味はあるでしょうかと尋ねた。電話に出た女性の声は、驚くほど優しかった。大丈夫ですよ、そのままいらしてください、店長には私から伝えておきますから——。よかった、と彼は胸をなでおろす。世の中まだ捨てたものじゃない、そう思いながらアクセルを踏んだ。
到着してから告げられた、四つのこと
2件目に着いたのが3時50分。またしても、店長が来るまで待つよう言われる。待っている間、彼は店内を眺めていた。ここが自分の職場になるかもしれない。それにしても、あんな失敗をしたのに感じよく受け入れてくれるなんて、なんて理解のある会社なんだろう——。
そうではなかった。現れた女性の店長は、その場で徹底的に彼を叱責した。あまりに急な温度差に頭が真っ白になり、話の大半は耳を素通りしたという。それでも要点だけは残った。あなたには社会人としての意識が足りない。こちらはシフト交代の最中で忙しい。お金を払ってくれるお客さんがいるのに、あなたと話す時間を割く価値はない。採用はまず無いと思うが、応募書類だけは事務所に置いておく、もう一人の責任者が二次面接をしたいと言うのならば——ただし、その可能性はほとんど無いと思うけれど。
投稿者は言葉を失った。それでも時間を無駄にさせたことを何度も詫び、最後にせめてと握手の手を差し出した。店長はその手を見ることもなく、背を向けて歩き去った。
その後
気まずさに耐えかねて店を出た彼は、車に戻ってドアを閉め、そこで泣いた。恥ずかしさよりも、自分に対する怒りと、どうにもならない無力感のほうが大きかったという。仕事が決まらない期間が続いているところに、自分の不注意で二つの機会を同じ日に、それも同じ理由で潰してしまった。誰のせいにもできない。
ただ、彼の話は「泣いて終わり」ではなかった。翌日にもう1件、別の面接が入っている。今度こそ時間通りに行く、なんとしても間に合わせる、うまくいくように祈っている——投稿はそう締めくくられている。掲示板に書き込んだ時点で、彼はもう明日のほうを見ていた。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
3時と3時半、しかも移動に20分。時間を間違える以前に、この組み方をした時点で遅刻はもう確定してる。1件目が10分で終わって車に戻れると本気で思ってたのかな。こういうのは先に計算しておかないといけない。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
たぶん2件目を4時半だと思い込んでいたから、その手前に3時半のつもりで1件目を入れたんだと思う。最初のボタンの掛け違いが全部そこから来てる。
3. やらかし名無しさん
スマホのカレンダーを使うといい。メールに書いてある日時と場所は、そのまま予定として登録できるし、移動時間も計算してくれる。頭の中だけで覚えようとするのが一番危ない。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
それと前日の夜にもう一度メールを開き直すこと。これだけで大半は防げる。当日の朝に確認しても、もう体が動き出しているから修正が効かない。
5. やらかし名無しさん
自分は管理職で採用面接もやる側だけど、遅刻した応募者を面と向かって責め立てるのは、正直こちら側としてかなり恥ずかしい行為だと思う。時間通りに来た人より不利になるのは当たり前だとして、日を改めましょうくらいは言う。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
でも今回は「どうしようもない事情があって」じゃないからな。ただ確認しなかっただけ。不測の事態は誰にでも起きる、という話とは種類が違うと思う。
7. やらかし名無しさん(>>6への返信)
確認しなかったことも含めて、人はミスをする。それを一日に二回やってしまったというだけの話で、この人が根本的にダメだと決めつけるのは早すぎる。
8. やらかし名無しさん
面接の5分前着は「時間通り」じゃない。すでに働いている職場のシフトなら5分前で十分だけど、初対面の面接は最低15分、できれば30分前に着いて近くで待つ。今日みたいに何が起きるか分からないから、その分を先に確保しておく。
9. やらかし名無しさん
段取りが雑だったのは間違いない。ただ先方の態度も相当ひどいと思う。しかも電話で「大丈夫です」と言われた上でのあれだ。お客さんの前でやる話でもない。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
甘やかしても本人のためにならない。ここで一度痛い目を見ておくほうが、もっと大事な場面で同じことをやってしまうよりずっとましだと思う。
11. やらかし名無しさん
電話に出た人と店長の温度差が一番きつい。「大丈夫ですよ」と言われて安心して向かった先で全部ひっくり返されるの、心の準備がまったくできていない状態で殴られるようなものだ。
12. やらかし名無しさん
やらかしても大丈夫だよ。今あなたを責めてる人だって、人生のどこかで同じくらいのことは絶対にやってる。ただ黙ってるだけだ。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
これ本当に大事。学ぶべきところは学んで、そのうえで自分にも少しだけ甘くしていい。他人のやらかしになると、人はどうしてあんなに急に厳しくなるんだろうな。
14. やらかし名無しさん
そこまで言われたなら、企業の口コミサイト(応募者や元従業員が待遇や面接の様子を書き込む海外のサイト)に面接の感想を残していいと思う。応募者を怒鳴る職場だと事前に知りたい人は他にもいる。
15. やらかし名無しさん
硬貨をかき集めるところから始まってるのが妙にリアルで刺さった。路上に停めるとき、手持ちの小銭で足りるかどうかであんなに焦るの、やったことのある人にしか分からない感覚だと思う。
16. やらかし名無しさん
無意識に緊張していて、考えないようにしていた可能性はある。予定を組んだら、その日を頭の中で通しで再生してみるといい。車に乗って、着いて、停めて、待って、話して、また車に乗って、次へ。一度想像しておくと抜けに気づける。
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
これは効く。想像した時点で「あれ、この時間で移動できなくない?」と自分で気づけるから。面倒なら紙に時系列で書き出すだけでもいい。
18. やらかし名無しさん
仕事が決まらない時期が長いなら、面接の日は思い切って一日一件でいい。二件詰め込んで両方落とすより、一件に全部を注いだほうが確率は上がる。今日はそれを学んだ日だったと思えばいい。
19. やらかし名無しさん
仮に本当に3時半と4時半だったとしても、2件目には間に合っていなかったと思う。時間を間違えたことより、日程の組み方そのものを見直したほうがいい。次の面接、うまくいくといいね。
20. やらかし名無しさん
明日また面接があるんだよね。今日のことは今日で置いていっていい。車の中で泣ける人は、それだけ本気だった人だ。明日は30分前に着いて、そこで一回深呼吸する。それだけでいい。
まとめ
同じ日に2件の面接を入れ、両方の時刻を思い違いして両方に遅刻した——という話。反応は三方向に割れた。「そもそも移動20分で3時と3時半は組めない」という段取りへの指摘、「遅刻者を客の前で叱りつける会社のほうが問題だ」という採用側からの声、そして「誰でもやる、明日がある」という励まし。最後は「前日の夜にもう一度メールを開く」「面接の日は一日一件」という、地味だけど確実な結論に落ち着いた。時計を見間違えた日は、誰にでも来る。
元ソース: 同じ日に面接2件へ遅刻してやらかした


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