リサイクルショップで見つけた、約900円の衣類スチーマー。店でコンセントにつないだら電源が入ったので「これは運命だ」と連れて帰り、そのまま1年クローゼットで眠らせていました。そして深夜0時40分、編み物の毛糸に蒸気を当てようと床の上で使ってみたら——出てきたのは蒸気ではなく熱湯。3回立て続けに、脚めがけて噴き出しました。しかも後日、この機種には思いもよらない「前科」があったことが分かります。
※注:投稿者が買った店はグッドウィル(Goodwill)。寄付された中古品を安く売る、アメリカのチャリティ系リサイクルショップ。また、アメリカには水道水が硬水(カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が多い水)の地域が多く、やかんや家電の中に白く固い水あかがたまりやすい。日本の水道水は軟水の地域が多いので、あまりピンとこないかもしれない。
何をやらかした?
📌 リサイクルショップで約900円で買い、1年放置していた中古の衣類スチーマー。深夜、毛糸に蒸気を当てようと床の上で試しに使ったら、熱湯が3回噴き出して脚をやけど。あとから、その機種は「熱湯が噴き出すおそれがある」としてリコールされていた製品だったと分かった。
事の発端
リサイクルショップでの「運命の出会い」
1年ほど前のこと。投稿者はいつものように地元のグッドウィルをぶらぶら見て回っていて、家電コーナーで衣類スチーマーを見つけました。試しに店のコンセントにつないでみると、ちゃんと電源が入る。投稿者にはスチーマーがあると助かる趣味がいくつもあったので、「これは運命だ」と感じたそうです。
底には、塩のような謎の白い塊がこびりついていました。それでも、ちょっと手入れしてやれば落ちるだろうと楽観して、6ドル(約900円)ほどで購入しました。
洗剤に一晩つけても落ちない「謎の塊」
家に帰ると、水と台所用洗剤を入れて一晩置き、謎の塊を落とそうとしました。結果は、まったくの無変化。スチーマーはそのままクローゼットにしまわれました。
完全に忘れていたわけではありません。ときどき目に入っては「あ、そういえばこれあったな」と思い出し、そしてまた何事もなかったかのように日常に戻る。そんな存在のまま、1年が過ぎていきました。
やらかしの一部始終
深夜0時40分、ついに出番が来る
そして投稿当日の夜。投稿者は、先端を付け替えて物を削ったり磨いたりする小型の電動工具(ミニルーター)の替えパーツを探していて、しまい込まれていたスチーマーを発掘します。
そこでひらめいたのが、「そうだ、アクリル毛糸があるから、あれに蒸気を当ててみよう」。投稿者いわく、かぎ針編みや棒針編みをする人向けのちょっとしたコツとして、アクリル毛糸で編んだものに蒸気を当てると、驚くほど柔らかく、肌触りがよくなるのだそうです。
水を入れ、コンセントにつなぎ、スチーマーを床に置きます。床に置いたのは、投稿者自身もそこに座っていたから。なにしろ時刻は深夜0時40分、投稿者は夜になるほど手芸がはかどる「夜行性の手芸人間」なのです。「今思えば、机の上に置かなかったのは本当によかった」と投稿者は振り返っています。
蒸気ではなく、熱湯が脚に
スチーマーはあっという間に沸騰しました。投稿者が身を乗り出して毛糸の準備をしていた、そのとき。スチーマーの上部から沸騰した湯が3回立て続けに噴き出し、脚に降りかかったのです。
慌てて手足を引っ込めた投稿者の目の前で、湯はなおもボコボコとあふれ出し、カーペットの上へ。蒸気を出すための水がほとんど残らなくなるまで、噴き出しは止まりませんでした。
その後
投稿者の自己評価は「10点満点中3点の体験」。やけどは表面だけで済んだものの、ヒリヒリと痛むそうです。一方で、蒸気を当てた毛糸は驚くほどなめらかに仕上がったので、「また使う。ただし、ずっと慎重に」とのこと。そして「みんなは私みたいにならないで。熱湯を扱う道具はケチっちゃダメ」と締めくくっていました。
追記で判明した「白い塊」の正体
深夜の投稿にもかかわらず、この話は予想以上に注目を集め、投稿者はコメント欄の指摘をもとに追記を書いています。
まず、底にこびりついていた塩のような塊は、硬水の水あかでした。洗剤に一晩つけても落ちなかったのはそのせいです。「今思えば当たり前すぎて、自分で自分の頭をはたきたい気分。言い訳させてもらうと、うちの高校には家庭科の授業がなかったので」(アメリカの高校では家庭科は必修ではなく、授業そのものがない学校もある)。コメント欄ではお酢につける方法を勧められ、「そのうち試してみる」と書いています。
湯があふれた原因についても補足がありました。まだ動くかどうか半信半疑だったので、水は最大の目盛りより数センチ下までしか入れていなかった。それでもあふれたそうです。コメント欄では、ゴムパッキンの劣化、ヒーターの故障、水あかのせいなど諸説が出ましたが、投稿者いわく「ある人のコメントが、ズバリ核心を突いていた」。
そして「犯人」はリコール品だった
投稿者が買ったのとまったく同じ機種が、2年前にリコールされていたのです。製品の安全を監督するアメリカの政府機関「消費者製品安全委員会」の発表によれば、「このスチーマーは使用中に熱湯を噴き出したり、飛び散らせたり、漏らしたりするおそれがあり、利用者がやけどをする危険がある」。投稿者は「ビンゴ。私のスチーマーに起きたことそのまま」。ただ、今から返金を受けるのは、たぶんもう手遅れだろうとも書いています。
「やけどしたのに、なんでまだ使う気なの?」という声には、こう答えています。自分は家賃分すらまともに稼げていない金欠の大学生。最初は「最終的には蒸気が出たんだから、自分の中では動いた扱い」で、捨てるつもりはなかった。でもリコールのことを知って考え直し、「スチーマーを集めているけど使わない、というコレクター向けに、ネットの個人売買サイトで売るかも(そういう人を知っていたら連絡ください)」と冗談めかしたうえで、その売り上げで「使ってもやけどしないスチーマー」を買おうかな、と結んでいます。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
お酢で洗ってみて。性能がかなり戻るはず。そのスチーマーの説明書をネットで探せば、手入れの方法が載ってると思う。台所用洗剤とか漂白剤は、水あか(石灰分)にはまったく効かないよ。
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
正直、単に壊れてるだけな気がする。水あかがたまったくらいで、蒸気の代わりに熱湯を噴き出すようにはならないでしょ。動かないから誰かが寄付した品だったんじゃないかな。
3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
いや、古いだけだって! つなぎ目のゴムパッキンがへたってるんだと思う。そこさえ交換すれば、わりと簡単に直るんじゃないかな。
4. やらかし名無しさん(>>2への返信)
水を入れすぎたんじゃない? ああいうスチーマーって、見た目のわりにタンクが驚くほど小さいんだよ。
5. やらかし名無しさん(>>4への返信)
タンクが小さいのは確かだけど、入れすぎが原因なら、あふれるのは最初のちょっとだけじゃない? タンクがほぼ空になるまで蒸気の穴から熱湯が出続けるのは、入れすぎじゃ説明がつかない気がする。
6. やらかし名無しさん(>>4への返信)
投稿者です。入れすぎてはいないんです。まだ動くかどうかも怪しかったので、最大の目盛りより数センチ下までしか入れていませんでした。それでもあふれました。
7. やらかし名無しさん
投稿者です。本文には画像を貼れないので、気になる人のためにこっちに載せておきます。日焼けと無縁の真っ白な脚にできたやけどです。テカってるのは、やけど用の軟膏を塗ったから。
※写真(やけどとスチーマー本体)は元スレッドのコメント欄に投稿されたもの。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
うわ、私もまったく同じことやった。リサイクルショップで買ったスチームアイロンで、掘り出し物だと思ったら手に熱湯をぶちまけられたの。もう中古の蒸気系の家電は二度と信用しない。あの塩みたいな白いのは、たぶん水あかが蒸気の出口を詰まらせてたんだと思う。それで小さな水鉄砲みたいになっちゃったんだね。やけどが軽くて本当によかった。
9. やらかし名無しさん
うわ、痛そう。その問題児のスチーマー、姿を見せてもらえない? みんなでそういう家電から距離を置けるように。……いや、逆にそいつを崇める教団を作るのもアリか。まだ決めかねてる。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
投稿者です。ちょうど犯人の写真を撮ってありました。容疑者の顔写真みたいな1枚になっちゃいましたが、こいつです。
11. やらかし名無しさん(>>10への返信)
『スタートレック』か『フィフス・エレメント』あたりのSF作品で、エキストラ出演を狙ってそうな見た目だな……。これは崇める価値ありだわ(笑)。写真ありがとう。あと、脚お大事にね。
12. やらかし名無しさん(>>10への返信)
温度を調節する部品(サーモスタット)が壊れて、ヒーターが最大出力のまま止まらなくなってるんじゃないかな。たぶんそれで寄付されたんだと思う。まともな製品なら、あんなふうにいきなり噴き出したりしないよ。
13. やらかし名無しさん
底の白いのは、どう見ても水あかだね。お酢か、水あか落とし専用の洗剤なら溶けるはず。ただ今回は中が完全に詰まってる感じだから、手間をかけて直すほどの価値はないと思う。
14. やらかし名無しさん
一応言っておくと、あのタイプのスチーマーではよく知られた不具合で、それが原因でリコールされた機種もいくつかあるんだよ。
15. やらかし名無しさん(>>14への返信)
このコメントが大当たりだったみたい。投稿者が追記で報告してたけど、買った機種そのものが2年前にリコールされてて、発表には「使用中に熱湯を噴き出したり漏らしたりするおそれがあり、やけどの危険がある」って書いてあったらしい。症状そのまんま。
16. やらかし名無しさん
本文の「また使う、ただしもっと慎重に」のところで二度見した。どう見ても壊れてて危ないのに、なんでまた使おうと思えるの?
17. やらかし名無しさん(>>16への返信)
投稿者です。だって、お金がないんだもん┐(´ー`)┌ 最後にはちゃんと蒸気も出たし、自分の中では「動いた」判定だったんです。……リコールの件を知ってからは、さすがに考え直してますけど。
18. やらかし名無しさん(>>17への返信)
追記の「使わないコレクターに売る」は冗談だと思いたいけど、買った人が使わない保証はどこにもないからね……。それにリコール品の転売って、アメリカだと法律で禁止されてなかったっけ? 売るのはやめといたほうがいいと思う。
19. やらかし名無しさん
投稿に「午後0時40分」って書いてあったけど、それってただのお昼すぎでは? 真っ昼間の床で何が始まるのかと思ったよ。
20. やらかし名無しさん(>>19への返信)
投稿者です。深夜0時40分の打ち間違いでした(本文は直しました)。午前と午後を間違えてる時点で、どれだけ眠かったか察してください。
21. やらかし名無しさん
深夜に床に座り込んで毛糸の仕上げ、って時点で親近感しかない。机の上に置かなかったのは本当に正解だったと思う。あの勢いで噴いてたら、机の上の物も自分の上半身も巻き添えだったかもしれない。
22. やらかし名無しさん
お金をかけずに、もう少し安全に毛糸へ蒸気を当てたいなら、沸かしたての鍋のお湯と棒1本あれば十分。毛糸を棒に引っかけて、湯気の上にかざすだけでいい。
まとめ
「店で電源が入ったから大丈夫」と約900円で買った中古スチーマーが、1年越しの出番で熱湯を噴き、しかもリコール品だったというオチまで付いたやらかし。海外の反応は、水あか説、パッキン説、故障説と原因の推理で盛り上がる一方、「まだ使う気?」と心配する声や、中古のスチームアイロンで同じ目に遭った体験談も集まりました。やけどが軽く済んだことと、毛糸がなめらかに仕上がったことが、せめてもの救いです。

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