ゲームと勉強とネットでの就職活動で、1日16時間デスクから動かない生活。いつの間にか、椅子の上で左脚を尻の下に敷いて座るのが癖になっていた。そこへマットレスの買い替えが重なり、硬い床の上で左を下にして寝ること数日。ある日、膝から下の感覚がごっそり消えた。痛みだけは残っているのに、足首もつま先もほとんど動かない。卒業間近の大学生が、座り方と寝方だけで片脚を1か月近く使いものにならなくした話。
何をやらかした?
📌 気分が沈んで家にこもり、1日16時間デスクに座りっぱなしだった大学生。左脚を尻の下に敷く座り方が癖になっていたうえ、マットレスの買い替えで数日間、フローリングに薄いマットを敷いて左向きで寝た。膝の外側を通る神経が長いあいだ押しつぶされ、膝から下の感覚が2週間近くほぼゼロに。足首もつま先もろくに動かせず、動かない足で歩こうとして足首を捻挫、アキレス腱まで痛めた。1か月たった今も、まだ普通には歩けない。
事の発端
1日16時間、椅子から立たない暮らし
投稿者は、卒業を間近に控えた大学生。これは1か月ほど前に起きたことで、本人は今もまだ回復の途中にいる。
少し前から気分が落ち込み、何をする気も起きない時期に入っていた。やっていることといえば、デスクでゲームをするか、勉強するか、ネットで就職活動をするか。料理も、ジム通いも、散歩やサイクリングもやめてしまい、健康的な生活とはすっかり縁が切れていた。
そんな暮らしが1か月近く続いた。文字どおり1日16時間、椅子に尻を据えたまま。椅子を離れるのは、ときどき横になって彼女とビデオ通話をするときくらいだった。
いつの間にか、左脚が尻の下に
座り方もだんだん崩れていった。気がつけば、椅子の上で左脚を折りたたみ、尻の下に敷いて座るのが定着していた。椅子の上であぐらをかこうとして、片脚だけ尻の下に潜り込ませたような格好だ。なぜこんな座り方を始めたのかは、本人にも分からないという。
この姿勢だと、体重の大半が左の足首とすねにのしかかる。それを来る日も来る日も続けていた。
やらかしの一部始終
マットレスのない数日間
ちょうど同じころ、たまたまマットレスを買い替えることになった。そのせいで数日間、フローリングの床に薄いマットを敷いて寝るはめになる。
コメント欄での本人の説明によると、お金に余裕がないので7,500円ほどの安いウレタンマットレスを使っていて、2年ほどで形が崩れてくるたびに買い替えている。今回は古いほうを先に捨てたところで、新しいマットレスの配送が遅れた。捨てる日と届く日がずれた、ただそれだけのことだった。
ところが投稿者は、左を下にして寝る派だ。つまり毎晩、左脚が硬い床と自分の体重のあいだに挟まれることになる。本人いわく、「これが致命的なミスだった」。
前触れなし、たった2日で
本人がのちにコメント欄で振り返ったところでは、体からの警告らしい警告はなかった。デスクで脚がしびれた覚えは一度もないという。それなのに、なんともなかった状態からわずか2日で、足に触っただけでビクッと身をすくめるほどに悪化した。デスクでの姿勢がじわじわ負担をかけていたのは確かだとしても、とどめを刺したのは床で寝ていた間だろう、と本人は見ている。
感覚はないのに、痛みだけはある
膝から下の感覚が、ほとんどなくなった。それが2週間近く続き、足首もつま先もほとんど動かせない。ところが、痛みだけはしっかり感じる。事態の深刻さに気づく前に、感覚のない足で無理に歩こうとして、足首を捻挫していたからだ。
悪いことは重なる。ふくらはぎの筋肉を動かす神経までやられたらしく、ふくらはぎにまったく力が入らなかった。その状態で何度か歩こうとしたせいで、体重をまるごとアキレス腱で受け止める形になり、アキレス腱まで炎症を起こした。こうして膝から下が丸ごとボロボロの状態が、2週間以上続いた。
医師の診断は「神経の圧迫」
病院で下された診断は、腓骨(ひこつ)神経の障害。日本でいう腓骨神経麻痺だ。医師の説明によると、神経は強い圧迫を長時間受け続けると傷ついて、働きをほぼ止めてしまう。膝の下を通る神経が押しつぶされすぎて機能しなくなり、その先の脚が事実上まひしていた、ということだった。
※注:腓骨神経は、膝の外側、骨の出っぱりのすぐ下の浅いところを通る神経。ここが長く圧迫されると、足首やつま先を上に持ち上げにくくなる「下垂足(かすいそく)」や、すねの外側から足の甲にかけてのしびれが出ることがあり、脚を組む、正座やしゃがみ込みを長く続ける、硬い場所で横向きに寝るといった姿勢がきっかけになりうるとされる。多くは数週間から数か月で回復に向かうといわれるが、しびれや足首の上がりにくさが続くときは早めに受診を。
その後
神経の回復を助ける薬を飲むうちに、症状は少しずつ和らいでいった。今は普通の捻挫をしているような感覚で、まだ普通には歩けない。本人いわく、「それはそれで、まだつらい」。
もっとも、最初に診てもらった医師の指示は「様子を見ましょう」だけだった。コメント欄で脚の血管に血の塊ができていないかと心配する声が出たこともあり、念のため別の医師にも診てもらう予定だという。医師からは「たまに見かける症状」と言われたものの、本人は人生で一度も聞いたことがなかったそうだ。重い場合は治るまでに数か月から数年かかることもあると知り、回復が進んでいるだけでもありがたい、と話している。
投稿の最後に、本人は教訓を2つ挙げている。「脚を尻の下に敷いて座るな。マットレスはケチるな」。何の意味もなく1か月を棒に振った本当にバカなミスだったけれど、身をもって学んだよ、と笑い交じりに締めくくった。
海外の反応
1. やらかし名無しさん
長時間座りっぱなしで脚を圧迫してたなら、脚の血管に血の塊(血栓)ができてた可能性だってあるよ。いわゆるエコノミークラス症候群ってやつ。病院でエコー検査くらいはしてもらったんだよね?
2. やらかし名無しさん(>>1への返信)
投稿者です。いえ、それが何も……。医者には「様子を見ましょう」と言われただけでした。念のため、来週ほかの病院でも診てもらうつもりです。
3. やらかし名無しさん(>>2への返信)
それなら血栓のことは絶対に聞いたほうがいい。脚をそういう目に遭わせたとき、いちばん起きやすいのがそれだから。自分もポーカーで14〜15時間ぶっ通しで座りっぱなしを続けて、似たような目に遭ったことがある。
4. やらかし名無しさん(>>3への返信)
ありがとうございます、必ず聞きます。医者いわく、たまに見かける症状で、それほど珍しくはないそうです。生まれてこのかた、こんな話をしてる人を一度も見たことがなかったので、そっちのほうが驚きでした。
5. やらかし名無しさん
気の毒だけど、読みながらちょっと笑っちゃった、ごめん。変な姿勢で脚がしびれるのは、「体勢を変えて血を通わせろ」っていう体からの合図なんだよ。それを無視し続けたらこうなる。まあ、一生まひが残らなくてよかったし、放っておかずにちゃんと病院に行ったのは偉い。
6. やらかし名無しさん(>>5への返信)
自分の不幸で誰かが笑えたなら本望です。ただ正直、前触れはゼロだったんですよ。デスクで脚がしびれたことは一度もなくて、なんともない状態から2日で一気にこうなりました。とどめを刺したのは、たぶん床で寝ていた間です。デスクでの姿勢が悪かったのも否定はしませんけど。
7. やらかし名無しさん
「マットレスの買い替えで数日床に寝た」ってところで引っかかった。空気で膨らませるエアマットなら、安いのは2,000円ちょっと、ポンプ内蔵のしっかりしたのでも7,500円くらいで買える。来客用にもなるし、床にじかに寝る前に1個買っとけばよかったのに。
8. やらかし名無しさん(>>7への返信)
投稿者です。お金がないので、7,500円くらいの安いウレタンのマットレスを使ってるんです。質はいまいちでも、これまで体に問題はありませんでした。ただ2年くらいで形が崩れるので、捨てて新しいのを注文したら配送が遅れて。古いのはもう捨てたあとで、結局1週間近くマットレスなしでした。念のため、エアマットは1個買っておこうと思います。
9. やらかし名無しさん(>>8への返信)
「貧乏は高くつく」ってやつの典型だよな。長持ちするいいマットレスは買えないから、すぐへたる安いのを何度も買い替える。トータルでは多く払ってるのに、ほかに選びようがないんだよ。
10. やらかし名無しさん(>>9への返信)
それ、イギリスの作家テリー・プラチェットの小説に出てくる「ブーツ理論」そのままだ。安いブーツはすぐ底が抜けるから何度も買い替えることになって、いいブーツを1足買って10年履く人より結局たくさんお金を払ったうえに、足はずっと濡れてるっていう。
11. やらかし名無しさん(>>8への返信)
これからは、新しいのが届くまで古いのは捨てないほうがいいよ。自分も引っ越し直後にマットレスがなかったとき、ベッドの土台に紙を何枚も重ねて、その上に服とタオルを積んで、全体をシーツでくるんで寝た。意外と悪くなかった。今やたらとタオルを持ってるのは、あのときの無意識の備えかもしれない。今思えば寝袋を買えばよかった。
12. やらかし名無しさん
分かるよ。自分も何もする気が起きなかった時期に、左を下にして何時間もぼーっと寝転がってたら、床ずれができた。寝たきりのお年寄りにできると聞くあれを、まさか自分で作るとは思わなかった。あなたほどひどくはなかったけど、動かなさすぎて体を痛めた仲間はここにもいるよ。
13. やらかし名無しさん(>>12への返信)
床ずれだって笑い事じゃないですよ……。すっかり治っているといいんですが。温かい言葉、ありがとうございます。
14. やらかし名無しさん(>>13への返信)
おかげさまで、持病もないし体は丈夫なほうだから、きれいに治ったよ。軽いうちで済んだし、暮らしを見直すいいきっかけにもなった。そっちも脚、しっかり治してね。
15. やらかし名無しさん
自分も軽いバージョンをやったことがある。庭に張る日よけ用の木枠を作るのに、家の前のコンクリートに長いこと膝をついて作業してたら、足首が上がりにくくなって、つま先もしびれた。ストレッチをいろいろ試したけど、結局いちばん効いたのは時間だったよ。
16. やらかし名無しさん(>>15への返信)
たぶん同じ症状ですね。足首が上がらない、つま先がしびれる。医者に言われた言葉まで、そっくりそのままです。
17. やらかし名無しさん
うちの彼女がまさにその座り方で、しょっちゅう脚が痛いだのしびれるだのと言ってる。今のところ一時的なもので済んでるけど、いい姿勢じゃないのは確か。何度言っても、昔からテーブルではその座り方らしくて、体が勝手にそうなるんだって。この投稿、そっと見せておく。
18. やらかし名無しさん
日本の旅館で正座して晩ごはんを食べたら、30分で脚の感覚がなくなって、立ち上がった瞬間に畳の上へ崩れ落ちたことがある。あのしびれが2週間抜けないってことだろ? 想像しただけで、自分の脚までむずむずしてきた。
19. やらかし名無しさん
感覚のない足で歩こうとして捻挫して、ふくらはぎが動かないせいでアキレス腱が全体重を背負わされて炎症。神経が1本止まっただけで、膝から下の故障が芋づる式に増えていくのがリアルに怖い。脚って、全員そろって初めて動くチームなんだな。
20. やらかし名無しさん
片側に体重をかけて座る癖は、脚だけじゃなく腰にもくるよ。自分は太ももの裏を痛めたのに気づかないまま、かばって斜めに座る生活を何か月も続けてたら、骨盤まわりの関節まで痛めた。リハビリにひと夏通って、1年たった今もまだ痛む。先に知ってたら絶対やらなかった。
21. やらかし名無しさん
教訓が「脚を尻に敷いて座るな」と「マットレスはケチるな」の2本立てなの、地味すぎて逆に忘れられない。これを読んでる人の中にも、今まさに椅子の上で片脚を尻に敷いてるやつ、結構いると思う。自分がそうだった。今、座り直した。
まとめ
1日16時間の座りっぱなしと左脚を尻に敷く癖、そこへ硬い床での横向き寝が重なり、膝の外側の神経を押しつぶしてしまった投稿者。海外の反応には血栓を心配する声や似た症状の体験談が集まり、話題はマットレスをめぐる貧乏あるあるにまで広がった。脚がしびれたら体勢を変え、しびれが続くなら受診する。地味だが、今日から守れる教訓だ。

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